夢中夜
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***この間は夢***ほかは現実です、たぶん。
*** 夜。私は高層の建物の中にいて、 窓をあけると間近に海が見えた。 夜空と海は溶け合っていた。 うっすらと水平線が斜めに見える。 重力がどうに働いているのか分からなかった。 星があるところが空だと思った。 ***
*** 大きな巻貝みたいな建築物があった。 そこに先生が泊まることになっていた。 先に部屋に入って、いたずらをしておく。 窓からこっそり出る。 ***
書物にも、芸術にも、永遠はなく 常にぎりぎりの瞬間を抱えて存在している。 永遠はそのなかにある。
2005年07月17日(日) |
わたしとあの子とすずと |
わたしが両足ひろげても 地面をはやくは走れぬが 飛べるわたしはあの子のように 真似してみたい気にならない
すずがどんなに思っているか わたしはまつたく知らないが あの鳴るすずはたくさんの 歌がなくても足りている
あの子とすずとそれからわたし わたしはわたし、それでいい
部屋にキノコやカビを培養していたひとが、 何種類ものハーブを育てていた。
「学生」から「奥様」へ、 完璧な変貌を遂げた。
神奈川は犬のかたちをしている。 犬の足先まで行って、船に乗る。 デッキで潮風にあたりながら、遠ざかる犬の腹を見つめる。 鳶が途中までついてきた。 陸路で行くとあんなに遠いのに、海を渡ればすぐそこ。 袖ヶ浦ナンバーの世界。
小1の夏、短冊に書きました。 「つめをかむくせがなおりますように」。 無意味な願い事。書くことがなかったから。
いま、短冊に書くなら、何を書くだろう。 やっぱり、何もない。 もう無理して願い事を書かなくてもいいんだし。
*** あるものは、あるものの2倍の大きさである。 *** という抽象的な夢を見た。
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きみの星はやみの夜に輝いている
(Carl Hilty)
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