夢袋。
DiaryINDEX|past|will
5、6人の女性たちと旅のようなものをして暮らす。
昼間は毎日、大きな競技場のスタンド席で過ごす。
スタンド席の場所は決まっており、
食器棚なども置いてある。
皆のマグカップやら、ふきんやら、充実した棚。
ベンチに敷くクッションも各々自作の、ベンチに結びつけられるタイプ。
夜になると日々宿を探し求めて皆で歩く。
この日は小さな民宿のようなところに決める。
おばあさんがひとりで切り盛りしており、
細い階段を上って、6畳ほどの和室に通してくれる。
お茶を入れてくれたり甲斐甲斐しいのだが
わたしたちを自分のまわりに円形に座らせると、
ひとりひとりの手に、ハンドクリームまでのせてくれた。
とある小さな(全校生徒300人らしい)小学校の教員をしている。
この小学校の人気低下の理由は
偏差値をミクロの単位まで計る機械が導入されていないからだという。
職員会議でその機械を購入するかどうか議論しているのだが
その機械が「ヘルシオ(電子レンジ)」だった。
こころの中で(便利じゃないの!)とつぶやく。
|