森岡万貴 徒然記 (黒いブログ)
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今日は、父の命日です。あれからもう、33年も経ったのですね。 胸の痛みも、探さないと見つからないくらい穏やかに、かすかになりました。 あの日。お通夜は冷たい雨が降っていて、参列してくださった担任の先生とクラスメート達にお辞儀をしながら、とても寒くて震えていたのを憶えています。 中学1年生だった私は、少なからずトラウマを抱えて学生時代を送りました。 振り返ると、大学卒業の頃、父の死がテーマの「ORION」という曲を書いたことが、自身の大きな癒しになりました。 その「ORION」を、作曲して20年が経つ今も毎年、全国各地の中学、高校、大学、一般のマンドリンオーケストラ団体様が演奏してくださっていることを、とてもありがたく幸せに感じています。 気持ちを汲んで、想いを込めて、大切に弾いてくださっていることが、実際に演奏を聴かなくても、なぜか伝わってくるのです。不思議ですね。 音を紡いでくださるお一人お一人、すべての方へ。ありがとうございます。ご縁に感謝いたします。
いつか「ORION」のVocal & Vibraphoneヴァージョンをオーケストラ編成で、きちんと録音して残したいと思いながら、月日は流れて、。 夜空を見上げると、真冬のオリオン座が、よりいっそう煌々と冴えています。
録音に協力してもいいよ!というオーケストラ様は、ぜひご連絡をいただければ幸いです。
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