右斜め前向き
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厭な人間やなぁ。あたし。 ごめんなさいって何回謝っても 謝りきれないかもしれない。 自分が厭になります。
たとえ今失ったとしてもいいって云えるくらい 強いものがあればいいのに
感情が冷めるのは相変わらず。 こう簡単に冷めてしまうと 自分は冷たい人間なんだなって思えます。
奇麗事ばかり云ってみたところで 本当は目の前で大切なモノが壊されたとしても 何も感じないのかもしれない。 もしくは何かを感じてもすぐ冷めるか。
ある本を読んでいると あたしはもう「人間」ではないのかと感じます。 恋をしてるから人間。 恋だけでなく感情があるから人間。 なら、あたしは?
昔から何かと自己分析をする癖のようなものがありました。 苦しいと感じれば何が苦しいのか この感覚が何故「苦しい」になるのか そう考えれば苦しみがなくなったから。 「苦しい」を「苦しい」と感じなければ 「苦しい」なんてなくて。
いつ頃か自分に許可を取る恋愛をするようになりました。 ただ心が勝手に恋をするわけではなく 「恋をしよう」と決めて恋をするような そんな恋愛。 雰囲気に飲み込まれやすい性質だから それなりに楽しかった、と思うし 幸せも、悲しみもあった。 ただ、時間が終わってしまえば 泥のように黒く落ちてゆくだけで 良い思い出も何もあったもんじゃない。
恐怖を感じながら日々を過ごしてきました。 傷つくことが怖くて。 傷ついていると認めることができなくて。 素直に感情を表現するのが苦手でした。 気づけば思いこんでいた自分の役割に固執してきた。 自分のキャラを自分で作り上げた。
装うのは楽だった。 素を出すよりも傷つくリスクが少なかったから。 装いつづけるのは難しかった。 仮面にヒビが入ってどうすることもできなかった。 それでも必死に装いつづけた。 恐怖とか、色々な理由で。
昔の、願いは、きっと「今のあたし」なんだと思う。 感情が無くなればいいと思ってた。 なら今のあたしはきっと幸せなんだろう。
ただ、回線がきれたあたしは 感情を取り戻すためかのように 残酷なことばかり頭に浮かびます。 恐怖は、あたしにリアルをくれる。
ばらばらに散らばったものを 拾い集める また、元に戻るような そんな勘違い
もし、今あたしが君に本音を全て ぶちまけてしまえば 今度は何て云われるだろう 「大丈夫」は どう変化してくのかな
話したいけど 君はいない
まるで、あたしは貴方を模写してる。
なりたい姿がどんな風だったのか
夢見る人ならいる。 可愛い人。 強い人。 言葉選びのうまい人。 暖かい人。 前向きな人。
憧れ、と憎悪、の違いは何なのかな。
好意、が悪意に度々変わります。
繋いだ手を離すのは 想像以上に簡単なんだって 気づいた
例えば昔 気づけば手が繋がれてなかった時のように
独占しようとしていたわけじゃなく 理解、してるはずだった 同じように だけど同じじゃなく また世界があると
まるで全てを解ったかのような気でいた
本当は、 それこそ眼に写るものしか見えてなかったのに 視野の狭さには何度も気づいていたのに
まるで、あたしのことを読んでいるような そんな物語
諦めることが1番楽なんだって知ってた 何かを望んでしまえば、 求めてしまえば、 傷つくことが必須だったから
消すことが出来なかった いっぱい消したかった 隠すことが出来なかった 共有できるものが欲しかったから たとえそれが あたしだけの「特別」なものであっても
努力をしなかった 捨てられる予感があったから 縋りつくのは怖かった 捨てられた痛みが増えるだけだったから
まるで感情がなくなってた 一瞬の感情はすぐに消えてた いつも自分に疑問があった 何が大切で、何が好きなのか 解らなかった 夢、とか大きく語れるほど 自分の意志がはっきりしていないのに
人と同じでいたかった 「特別」でいるのが怖かったから 人と同じでいたかった 「普通」に戻れないあたしに気づいてたから
ごめんね あたしずるい 解ってるんだ あれはあれ、これはこれ 分けて考えられれれば楽だった 何も望まないのと、同じだったから
手放そうと決めた手をまだつないだままでいるのは ずるいけど もう大丈夫だよ
あたしは1人だって生きていける 強くなれるから
何が、大切なのか 何を、守りたいのか 守るべきなのか 解らなくなった
自分を偽ってる孤独と 本当の自分を見せる恐怖 どっちのが怖いのかな
解らないや
返答のしようがない 落ち込んでるし やってらんねー。
何だか置いてかれそうなそんな感覚があって 浮遊してる
何ひとつ確信できるものがない 何ひとつ自信を持てるものがない
隠しとおすことでしか 掴めなかった 掴めるものが ないと思ってた
「大丈夫だよ」って 云われたって 「知らないから云えるんだ」って そんな考えばっかだった
不安定な感情の上に 何も望めるものなんてなくて
手放すことと同時に やっと自分を見せれるって思ったんだ
生きてるのが怖いなんて 云えなくて
例えば皆が同じように抱えていて それが同じ量の、同じ形同じ大きさの物で 同じように感じる事が出来る そんな物であったとしても
まるで痛み分けのように 分かち合う事なんて出来なくて
孤独とかじゃなく 言葉にもならないような感情を ぐるぐると廻してる
怖くて怖くて でも 痛くて
笑う事ですら必死だった
カラカラ廻ってるの 気づいてたけど 目隠しして耳栓してた
怖かった怖かった でも 寂しかった
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