2002年03月21日(木) |
心の片隅に残る消えない想い |
何かの拍子にふと思い出すあの人のこと。 忘れかけた頃に夢に出てくる。
今からずっと遡ること20年前に出会い、 ずっと好きだった人。
女として見て貰えてなかったから、 思い切って打ち明ける事も無いまま。
友達として、細く長く付き合って来た。 年賀状は欠かしたことが無い。(笑)
社会人になって、私はあの人よりも先に結婚したし、 あの人も今では遠い町で家庭を築いてる。
奥さんは10年間お付き合いしてた恋人。 私が紹介を受けたのは19歳の時だった。 あの時はショックだったな。 「結婚しました」と写真はがきが届いた時も、ちょっと泣きそうになった。
私は、先に母になった。 子供との写真を年賀状にして毎年送っている。
・・・何が言いたい?
「私だって、こんなに幸せだぞ!」
これか?
・・・
きっとそのうち、「とうとうパパになりました」なんて書いて、 赤ちゃんの写真はがきが届くのであろう。
そしたらまた、泣きそうになるのかな?
バカだよ。私。
「愛してる?」と聞いてみた。
「…うん。まあね。」
「まあね」って何? …あなたって正直。
「もちろん愛してるサ。世界で一番にね。」
これが、模範解答でしょ。 100%そうでなくても。
そしたら、機嫌がよかったりする単純な私なのに。
正直。
じゃ、無罪。
自作のトンカツで胸焼けした。 (T_T) 家族は喜んで食べてくれたけど 病み上がりの私には、ちょっと脂っこかった。 しばらく、食べ物は見たくない。 ああ、頭が痛い。 (T_T) 家族のリクエストに応えるのも、大変ね。 … 気分悪いのに、後片付けしなきゃいけないなんて。 もう、油汚れ見たくないんだよー 誰かやってくれよー うぅ〜 (*_*) 明日はお茶漬けだ。
「これ泣くよ」と言われた洋画を、 わざわざレンタルして観たのに、泣けなかった。
お風呂に入って、 ビールを飲みながら、もう1度観た。 やっぱり泣けなかった。
何だかよくわからなくなって、寝る事にした。 部屋の電気を消して、ベッドに入った。
目を閉じると涙が溢れてきた。
どうしようもなく悲しくなって、声が出た。
「ああああああああぁぁっぁぁぁぁぁっぁぁ…」
布団に潜って、手を噛んで我慢した。
…泣きたかったんだ。私。
翌朝、腫れた目蓋と紫色の歯型が教えてくれた。
絵が好き
音楽が好き
本が好き
空が好き
海が好き
木が好き
夢を心の奥底に隠し持っている。 今はまだ、それをさらけ出す時期ではない。 わかってる。
だから、自分に問い掛ける為に ここへ来た。 いつ、大きな声で言えるのか。
さて、「こんな私」のはじまりはじまり…
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