箱の日記
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2006年10月20日(金) 配線






くちびる
女の子たちの同じような爪
銀河を見上げてたら
生えてきたの?睫毛
その隙から
見えてるのはやっぱり
みえすいた伏線かな
いろんな線があるんだけど
その線は使い果たす前に廃れるんだ
配線はどうするの
あれと
これとこれをつなげて
それも忘れず
たいしたことないけど
そのほうがいいだろう?
君を変える歌を歌うために
食べておかないと
飲んでおかないと
この通りには
偉い誰かとたいして偉くもない誰かたちが
僕を
干してそのままなのを
つまみにしてくれるひとも女も
通らないんだから
僕が飲むしかない
たとえ反則だって
ルール違反だって
それが生きる
なのだから
最後の生きる
なのだから




  


2006年10月07日(土) 間違い





ちょっとした言い合いになったそのあとでは
少し自分のことを考えて
間違いの度合いを探る

間違いなんてなくてもいいんだ

僕が教えたことと教えなかったこと
知っていると君は言うけれど
知っていて言わないわけじゃないんだ
教えられないことを
まだ僕は
うまく描けないでいるだけさ




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