論外トーク

2005年05月29日(日) 当落

夏コミは落ちたっぽいです。
最近どうもコミケットとは相性悪いなあ…

もしバッテリーでスペースとれた方で、nonameを委託してくださる方がいらっしゃったら、と一応書いておいてみます。
ああ、でもとれたらなんか薄い本でも出すか?とか思ってたのである意味セーフ。



2005年05月27日(金) オンリーイベントシンデレラ

どうやら先日の人からまたコメントが。

>サークルと読み手が対等だからこそ、読み手の人が欲し
>かったのに売り切れで…と言う権利もあると思うのです
>。それに対してサークルは無理なら無理という権利があ
>ると思うし。本人の事情で色々難しいのなら、どこかで
>妥協するしかないし。ならその辺をこの様にしか出来な
>いと伝えるだけでも伝えるべきでは?

もちろん、権利なら、誰にだってどんなことでも言う権利はあると思いますよそりゃ。
「売り切れで悲しかった」と言う権利もあるし「欲しかったあの本、私のために再版して。いつ買うかわかんないけど」とか「私の好みの○○書いてくれないなんてひどい」とかも。
サークルはサークルで、「並びたくないならウチの本買わないでいいよ」「この話のここんとこがわからないあなたには私の話を読んで欲しくない」とか。(ゴーマンなサークルの台詞ってうまく思いつかない)

でもさ、権利の問題じゃないじゃん…
客はそれを言う権利もない、と言ってるんじゃなく、思いやりでしょ?
いろんな事情があるんだな、って、ちょっと考えてもの言って欲しいってことで、
それは同人誌だから、なおのことビジネスライクじゃなくて…。
権利はあるけど、あるんだから何を言ってもいい、と何も考えずそれを振り回すのが客の傲慢っていうか。

たとえ商売だって、納期が遅れるとか欲しいものが手に入らないとかあるけど、いつも買ってるお店の人が病気になってピンチ、だったら「入荷してないなんてひどい」と言わないで「また買い物しにきますね」と言ったりするでしょう。
別に「売り切れてた」って言うのはいいんですよ。ほとんどの人はサークルを悲しくさせるようなことは言わないですけど、最近では「私は金払ってる客なんだから、買えた人と同じように買えないのは変、行き届くように搬入/印刷しろ」というようなことを主張する人もいるらしいので、それはやめろと言っているのです。
商売でだって「私は欲しいのに、この商品がもう作ってないなんて変!不公平!広告には書いてあるのに、売り切れなんておかしい!どんなことしてでも取り寄せろ」なんて言ってくる人いたら、店側としても対応できません。
でも、同人でも同じこと言ってくる人がいるんだよ、という話です。

私は例え言う権利があったとしても「そんなこと言われても、サークルさんだって困るよな。誰だってできればもっと印刷してもっと搬入して売ることできたらいいけど、刷るにはお金がかかるし、同人にかけられるお金には限度があるし、『どこでどんだけ売れるか』なんて読むのは至難のワザだし。しょうがない」と考えますので、それを行使する気はないし、「その辺をこの様にしか出来ないと伝えるだけでも伝えるべき」だとも思わない。それこそ、人には色んな事情がある。どんなに苦しい事情があってサークル参加をドタキャンしなきゃならなくなっても、新刊が出なくても、理由を言いたくないことだってあるでしょう。
もちろん、サークル側が買い手側にわかりやすいよう、手に入りやすいように色々努力をしたり、意見を取り入れて印刷数や搬入数を調節したりするのはとってもいいことだと思う。私もなるべくそうしたいしね。だから、あなたはそうしたらいいじゃないですか。そうじゃない、そうできない(けどしょうがない)人の話をしているんです。


ということで、この話は私の中では終了。

あと先日の「オンから入ってオフのイベント活動自体をけなす人も多いらしい」といコメントの詳細をうかがったのですが…

>オンから入った人は「イベント会場でむやみに本を読まないこと
>(つまり座り込みなどで読まないということ)」に抵抗する人がいるらしいです。
>当人曰く「自分がお金を出して買ったものをどこで読んでもいいはず!」
>もっと開かれるべき」って言われても…。

えーとこれは、そういう人たちが「いっぱいいる」んでしょうか??これは単に「その人だけの意見」では??
オンから入ったひとがおしなべてそういう意見をもっているということじゃないですよね?だって、オフでも「別にいーじゃん」という人もいるだろうし、オンでも「これは許せない!」という人もいると思いますよ。この事例自体はオンかオフかにはあんまり関係ない気が…どっちかと言えば年齢層の違いのような気が…
でもそうじゃなくて、オンのみの人から見たら「オフラインやってる人って、なんか閉鎖的。ローカルルールもいっぱいあってさあ、もっと開かれるべきじゃないの?」なのかなあ、と解釈するんならわかるんですけど…
謎が深まった…

さて、今回も長くなってしまいましたが、いい加減に不測の事態の話をしましょう。

先日、私は友人主催の某オンリーイベントのスタッフとして働いてきました。
進行は滞りなく、昼十二時を回り、パンフも完売。私は主にパンフ販売と本部受付を担当しておりましたので、仕事がなくなり、やや暇になり、朝五時半起きだったこともあって、のんきにあくびなどかましたりしてました。
受付は出口の近くなのでいつもちょっと寒くて(*少し前に同じ会場でオンリーを開催した)、温度あげましょうかーなんつってゆってたら、主催が眉間にシワを寄せてやって来た。
「どうしたの?」
「…コスプレの更衣室の床が、なんか汚れてるみたい」

この時は彼女がすぐ去ってしまったこともあって、それほど大事とも思わなかったのですが、主催またやって来る。「ちょっと見てみて…」
コスプレの人にいったん更衣室から出てもらい、中を確認すると…
「うわ…」
「なに、これ…ひどい…」

こんな風になってました
たいしたことないじゃん、とお思いかもしれないが…近づいてみると
こんな…
さらにアップ
うわあああああああ

床にこびりついているのは、謎の物体。造型用の紙粘土のような…?パテのようなものです(未だ不明)
それが踏み荒らされて、床にへばりついています。指でこすっても、ご飯粒を踏みつぶした時のように黒くこすれて床にこびりつくだけ。
コスプレに使用する何か(造型物?)をここで落として壊したかなんかしたか、コスプレの接着物として使っていたのか…詳細は定かではありませんが、コスプレで使用したもので誰かがここを汚したことは間違いない。だけど、該当の人たちはどうやら帰ってしまったあとのよう。
「これ、どうやったら落ちる…?」
「水じゃ無理?」
「無理だよ…」
水をつけてこすってみる。広がるばかりで取れない。会場の流しからクレンザー(粉状のやつ)を借り、いらないダンボール箱を切って、水と泡をつけてゴシゴシしてみる。
「あ、なんとか、取れないこともない…」
かなり力が要ります。とりあえずスタッフ三人がかりで、ただひたすらゴシゴシと削り、取れたところをぞうきんで拭く。
ここの会場はもともとあまり同人誌即売会の会場としては使われていないところで、床もとてもきれいなのです。こんなものを残していったら、二度とこの会場は借りられないし、他の主催さんが借りることもできないでしょう。同人誌即売会は開けなくなること請け合い。スタッフも主催も必死です。
三十分くらいかけ、なんとかほとんどの汚れは取れた状態に。もう寒いねーとか言ってる場合じゃなくて汗かいて暑いよ!
しかし、事態はこれだけで終わらなかった…
その汚れたパテのようなものが、汚した人たちの靴についていたんだか、踏んでついたんだかわからないけれど、会場中の通路になっている床全体に、この汚れがこびりついている!
更衣室ほどひどくはないけれど、とにかく範囲が広い。今は参加者がいる状態なので、人をどかしてクレンザー撒いて掃除するわけにもいかない。会場出た、エレベーターの中にまでついている。

このオンリーイベントは、それほど頻繁に開かれることはない、ややマイナーなジャンルのイベントでした。主催としては、せっかくの機会にたくさんの人に楽しんでもらいたかったこともあり、前回のイベントでコスプレの人から要望があったこともあって、即売会終了後に机を片付けて、会場の三分の二を使ってコスプレ撮影会を出来る時間を設けてあったのです。
でも、これを掃除しなければいけないことを考えると、悠長に一時間もコスプレ撮影会に費やすわけにはいかない…既にこの時点で更衣室掃除のために更衣室を三十分近くも閉鎖してしまっていました。コスプレの人数は少なくなく、途中で登録をいったん中止にした時点で三十人以上はいたのです(最終的に、撮影会まででは五十人近くいた)。
また、ジャンルの性格上、コスプレは割とこう…重力に逆らった髪型とか、派手な衣装とか、普通の格好じゃないものが多かったのですね。皆さん凄く気合いが入っていて(ほんとに!)私はこのジャンルまったく知らないんですけど、もともと自分でもごくまれにコスプレしたりもしてたし、好きなので、うわ、すごいなあ!みんな気合い入ってる!と感嘆の眼差しで鑑賞させていただいておりました。
でも、そういうコスプレは準備に時間がかかるんですよ!更衣室がなかなか空かない。最終的に、更衣室は整理券方式になってしまい…待てずに登録料をお返ししてしまった方もいらっしゃった…すいません…

結局コスプレ撮影会は15分短縮、会場は半分だけ使ってもらい、残りの部分はスタッフ総出で床掃除…
主催が近くのスーパーでバケツ二個とぞうきん数枚とたわし六個とクレンザー(クリーム状の)を二本買ってきて、横では華やかなコスプレ撮影会が行われているというのに、スタッフ全員しゃがんで、たわし握って、ひたすら床掃除…
「わたしたち、シンデレラみたいだね!」とか言いつつ、泡まみれになって床の汚れを落としてました…
何度バケツの水をかえたことか…(汚れは、真っ黒な汚れでした。バケツの下に粉みたいのがたまって…流しも詰まってしまったので掃除した…)
みんな凄く頑張ったので(スタッフ働きものばかり)九人がかりでなんとか、一時間以上かかったけど…汚れは落とし切りました…。ベージュ色の床、汚れていたのは通路になった部分だけで、サークルの机が置いてある部分は汚れていないわけですから、そこは磨いてません…んだもんだから…なんかピカピカなところと、普通なところと…ぞうきんで泡を落としてみると、結構差が生まれてたりして…(汗)で、でも、全部磨くわけにもいかないし!!き、来た時よりも美しく!

とまあ…不測の事態、とはこんな出来事でした…

こういう出来事があるとね…、せっかく企画したコスプレ参加も、次回は見合わせなければならなくなってしまったりとか、するわけじゃないですか…
イベントでコスプレOKにするの、大変なんですよ…今は盗撮事件とかも結構あるし…禁止した方がよっぽど楽なんですよ…
でも、ほとんどのコスプレ参加者はきちんとしてるんだよ!?汚して放置して帰ってしまったのは、一人(まあグループ数人なわけだが)なのに!!その一人のために、コスプレの人って…て嫌な気持ちになるわけですよ!コスプレ禁止になるわけですよ!
前回も同じ会場で同じ更衣室で着替えてもらったけど、掃除する時更衣室入ったらすごくきれいで、荒ゴミもほとんど落ちてなくて、ピンが1〜2本くらいだった。みんなマナーいいねえ!なんて言ってたのに…
一部の人たちのせいで、イベント後半はひどくあわただしくなり、予定通りに進めることができなくなってしまい、何もしてない参加者たちに迷惑をかけてしまう結果となってしまったわけです…

終わってから主催のゆった、恐ろしい言葉
「でもね、床がタイルでよかったよ。じゅうたんだったら十万単位で弁償だよ」

ゾーーーーーーッ



2005年05月26日(木) 買い手も売り手も

昨日は色々忙しくて日記書けませんでした。

またもコメントありがとうございますー

>私はサークル側ですが、売り切れて…とか言ってもらえ
>ると、数を読む上でも再版や再録を検討する上でも参考
>になると思ってます。在庫抱えたくはないけど3ヶ月は
>切らさないように心掛けてますし、1イベントで完売と
>いうサークルさんにはちょっと疑問を持ってます

いや…あのだからね
そういう人はそれでいいではないですか…そうじゃない人の話をしているのであって…
あなたはそれでいいんですよ、なんも悪いことないですよ、でもね世の中には

>昨日のもその前のも、うんうん肯きながら読みました。特に昨日の。
>「売り切れてて買えませんでした」と言われると、つい、
>「すみませんごめんなさい」という気持ちになっちゃうんですよね。
>こちらは「私なんかの本をわざわざ買いに来てくれたのに悪いなあ」
>と思ってしまって。

という人もいるんですよ…それがプレッシャーになって、続けてくの辛くなっちゃう人もいるんだということをわかってほしかったんです(ちなみに、私はなりませんが)
それに、<1イベントで完売というサークルさんには疑問 とおっしゃいますが、世の中には色んな事情がある人がいて、うちに在庫を一冊すらも持って帰ることができず、余ったら会場で破棄するしかないという人だっているわけです(*実際友人にそういう子がいた)。彼女はそれでも同人が好きだったし、やりたかったんですよ。

前の人のコメントの続きを引用しますが

>サークルにはサークルの事情がある、というのもそうですが
>同人誌ってもともと、皆と分かち合う楽しみっていうか…
>書き手は書くけど、儲けるためじゃなく、読む人と分かち合うためなんですよね。
>「あなた書く人、私読む人」「あなた作る人、私買う人」っていうんじゃなく
>だから、書き手も読み手も参加者、なのが当たり前だと思ってました。
>それを考えると、「客の私のために本作って」「客だから。買ってやってんじゃ
>ん」と言わんばかりの一部の人は、理解できないです。

そうなんですよ!分かち合う楽しみなんですよ!
だから、自分が好き!って思って作った本を、同じように好き!って思って求めてくださる方の手に本がわたればいいなーと思うし、欲しがってくださる方がいるのに在庫がなくなってしまうと申し訳ないと思う。
でも、それはしょうがないこと。一人のために再版はできませんし、好きだからやりたいからでなく、それ以外の部分(経済的なこととか)で苦しくなって続けていけなくなるのって、バカバカしいじゃないですか。
自分では十分に搬入したつもりだったのに、早いうちに完売してしまって、それなのに次から次へとお客さん来たりすると脇の下に変な汗かきますよ!大きいイベントだと、人の波かきわけて30分とか一時間とかかけて向こうのホールから来る人もいるというのに…
自分がそういう状況だと、売り切れちゃってたらすごくがっかりですよね。だから、買い手さんを同じ状況にしてしまったと思うと本当に申し訳ない。

えーと要するに、「売り切れてて買えませんでした…」という買い手側にとってはついこぼしたくなる言葉が、実は作り手側にものすごいプレッシャーになっていることがあるということなんですよ!(もちろん、最初にご紹介したコメントの方のように、そう感じない人もいるでしょうが)
経済的に再版できない人、家庭の事情でいっぱい作れない人、通販できない人、色んな人がいます。サークルは企業でなくて一個人です。別に仕事もってて、家庭をもってて、勉強もしてて、忙しい中時間を捻出して好きなことを趣味でやってる。睡眠時間削ってやってる人だっています。なけなしの休みを費やして、やっと出たボーナスを注ぎ込んで。自分の責任のとれる、狭い範囲で活動しているんです。
だから、買えなかったから不公平だとか、「悲しいです…」とか、そりゃ本当に悲しいだろうさ!私だって欲しい本買えなかったら悲しいよ!悲しいと言ってもらえるほどだというのは嬉しいけど、そう言われちゃうと「自分は部数の見極めもできないダメな子だ…」と落ち込んでしまう人も、本当に少なからず実在しますんで!

買うだけの人も、同人の場をかたちづくっている「参加者」なのだということを忘れないで欲しいです。ほとんどのオンリーイベントや同人誌作成は、儲けも採算も度外視(オンリーなんか儲けが出ると嫌だからってんで、黒字が出そうだとビンゴにすげー豪華賞品もってくる人とかもいるぞ)で、好きというただその情熱だけで行われているんだということを、忘れずに。
同人誌は「商売」じゃないんです。買い手と売り手は対等のもの、だから相手の都合を考えてあげてください…

あー、ごめん不測の事態の話は今度こそ明日(笑)おおふり感想も書かないと…



2005年05月24日(火) サークル参加も楽じゃない

昨日の日記の続き。
ウェブ拍手でコメントをいくつかいただきましてありがとうございます。

>オンリーは行ったことがないのですが、告知サイトなどでお門違いの書込みを見ると無条件で腹が立ちます。
>というか、なんで!?と思います。どう考えてもおかしいのに、なんで誰も言わないんだろうと思ってました

ねえ、なんで?と思いますよね…またそういう書き込みに限って匿名だったりしてな…
もちろん明らかに主催さんやスタッフさんに非がある場合もあるんでしょうが。
誰も言わないのは…かかわり合いになりたくないからでしょうね…目立つことするとすぐイタいとか言い出す輩がいるしね(だいたい一人か二人なんだけど、なぜかそういう人たちは「みんなそう言ってる」って言うんだよね…どこの世界のみんなだか教えてほしいものです)

>イベントスタッフお疲れ様です。私も以前主催サブしてたので、思い当たることがあって
>うんうんうなずいてしまいました。最近はオンから入ってオフのイベント活動自体をけなす人も多く、
>大変らしいです。えーっと怖いのはカーテンからちら見えする暗い窓の外です!

えーーーー!!なんだそれ!!そんな人いるんですか…初めて知った…<オフのイベント活動自体をけなす
どういう理由でけなされるのかわかりませんが…謎。そしてチラ見えする暗い窓の外、確かにこわい!


さて、前回は妙な言いがかりをオンリーイベントの主催に投げかける人の話を書きましたが、今回はたぶんもうちょっと多くありそうな話。
サークルさんにねー、「売り切れちゃったから買えなかった!」みたいに愚痴る人も結構いるらしいんですね…
いやもちろん、友人に愚痴ったり、自分の日記で「買えなくて残念!」て書くのは別にいいと思うわけ!残念だし、悲しいし、もっと刷ってくれれば…とかもっと搬入してくれれば…とか、今このジャンル人気だから百部ぽっちで足りるわけねーじゃん!とか、あなたは人気ある書き手さんなんだから、もっと刷ればいいのに!とか思ったって、思うだけなら別にいいと思うんですよ。思っちゃうもん私だって。

でも、それを、サークルさんというか書き手さん本人に言っちゃだめだろ!!
人にはいろんな都合があるんですよ!!!

同人誌を印刷するためには、お金がかかります。ほとんどの印刷所は完全前払いです(後払いのとこは一個しか知らないなあ…)万単位のお金がかかります。ページ数があれば十万単位いくこともあります。もちろん、たくさん刷ればたくさんお金がかかります。
作っている人は、ほとんどがプロの漫画家でも小説家でもありません。他に仕事をもっていたり、学生さんが他のバイトで稼いだりしたお金の中からやりくりして、印刷代として投じているわけです。投じられる金額は人によって異なります。どんなに求められても、百部以上は刷れない人だっています。家族に反対されている人、隠している人だっています。
この世界、どんなに絵が上手くても文が上手くても売れるかどうかなんてわかりません。「売れるでしょ」なんて思うのは結局他人の考えでしかない。判断するのは本人だし、お金払うのも本人、余って困るのも本人。百部刷って、一回のイベントで売り切ったらもう再版しない、というのだって、その人の考えです。
在庫を置く場所だってあります。ダンボール一個だって、置く余裕のないところに住んでいる場合もあります。本の種類が増えてきたら全体の冊数も増えます。預かってもらうにはお金が要ります。
また、ある程度部数が刷れている場合でも、たくさん搬入できない場合もあります。
人手がない場合。本人一人しか参加できず、誰もお手伝いがいなければ、お手洗いに行くこともままなりません。搬入、搬出も大変です。
同人誌はたいてい良い紙を使っているので、同人誌の詰まったダンボール箱は重いです。大きなイベントだと、搬入された荷物を置いてある場所からスペースに持ってくるだけでもひと苦労です。台車があればいいんですが、台車だって自分で持ち込めば台車が荷物になります。カートにくくりつけて運ぶのもやってみればわかりますがとても大変。これらを一人でこなすのは凄く大変です。
そして、全ての人に行き渡るようにたくさん搬入したら余ってしまった在庫を搬出するのがこれまた大変です。小さいオンリーイベントなどではそれほどでもありませんが、大きなイベントでは、まず搬出受付の場所までたどり着くのが大変です。早めにできればさっと一瞬で終わることもありますが、タイミング最悪だと荷物を引きずったまま列に並んで三時間、なんてことも冗談でなくあります。あるんです!!!列に並んでいる全ての人の目はうつろです。一人だとほんとさみしいです。ダンボル箱を渡して伝票をもらった後は、会計の列に並びます(これはもう少し早く終わりますが)で、やっと搬出を終えた後は更にえんえんと長く続くバスの列に並ぶのです(白目)。
サークル参加も、ほんっと楽じゃないのです。人より体の弱い人だっています。病気の人だっています。全ての人が同じように出来るわけではありません。

ですから、人気サークルさんの本が早く売り切れちゃって買えなかったからといって「あの人の書いた◎◎本なら売れるに決まってるのに、あれしか刷らない/搬入しないなんて!」とか本人に言うなんて言語道断です。人には色んな事情があるのです。そんなに刷ってほしいならあなたが印刷代を払うといいと思います。もちろん搬入搬出も、在庫の管理もやってあげてください。通販してくれないなんて!私は地方でイベントに行けないのに!とわめくならあなたが通販処理も全部やってください。色んなありえねー申し込みしてくる輩とかいて、驚くぞー…?だから、書き手さんのプロデューサーでもないのにそんなことを言ってはいけません。
「売り切れてて悲しかったです…」とか本人にウェブ拍手やメールフォームで愚痴るのもやめましょう。デリケートな書き手さんは、「きちんとやることの出来ない私は、オフラインなんてやっちゃだめだわ」と本を出すのをやめてしまうことだってあります(あるんです本当に!!しかも少なくない数!!)遠くからたっけえ電車代かけて来て、一番欲しい本が売り切れだった時のむなしさ、悲しさ、辛さ、わかりすぎるほどわかります!でも、サークルさんは個人です!企業じゃありません!全ての人にいいように同人誌を提供することなんて、不可能です。
むしろそんなに好きな作家さんに人気があることを喜びましょう。たくさん売れたら、もしかして再版してくれるかもしれません。「このジャンルも○○さんもすごい人気なんだなと思って、少し嬉しかったです!」とか書きましょう。ものは言いようです。

これ、私がされたから書いてるんじゃなくて(私はたいてい余るように刷るので…)そうやって書き手さんがやめちゃったり、イベント後の日記とかで平謝りしてんの見ると、胸が痛むんですよ!
ごく最近も、ちょっと前まではすごくマイナーだったんだけど最近盛り上がってきたジャンルで、5月のシティでは(大きいイベントは申し込みが早いため)2〜3サークルしかなかったところのあるサークルさんに買い手が集中して、そりゃもう瞬殺だったわけです。
私も友達に買い物頼んだけど、売り切れてて。ちょっと予想してたのであーやっぱり、とそれほど落胆はしなかったのですが、その人の日記読んだらもうかわいそうになっちゃって…そんなに謝ったり反省したりすることないのに…と。搬入する部数や発行部数が読めなかったからといって、それを責めるのはまったくお門違いだと思います。人には人の事情があるし、一気に刷れる部数も決まってる。再版するの、お金かかるよ…?ほんとならやりたくなかったりするよ…?ほとんどのサークルさんは、儲けなんて出てないんですよ。趣味で、自分の経済事情の許せる範囲でやっているんだから…

しかしまあ、困った買い手さんというのは本当に一部なんですよね…だいたいこんな文を最後まで読んでくれる人というのはちゃんとしているものなんです…通販処理とかしてても、百人のうち九十八人は普通なんよ!一人ちょっとまずい、一人核弾頭級がいたりするんだけど。

サークルさんを擁護して書いてきましたが、良くないことをするサークルさんもいます。わざと列を作るように販売するとことかね!別にする必要ないのに何時から限定販売、とかしたり。あと、開場前にコピー本の製本が出来てないサークル!(今かなりの人数が耳を押さえましたね?)個人的にはそれより島中でわざと列を作るサークルの方が嫌いですが。ダサいし邪魔だしね。
ただ、限定販売っていうのをしたい!という気持ちはわかる!普段は五百部刷ってるけど、どうしてもこの本は五十部だけ刷って今日だけで終わりにしたい!っていう気持ちもわかんねん!そういう本出したい時ってあるよね!読み手からすると全部欲しいんだけど、作り手的には一瞬だけパッと出してパッとなくしちゃいたい本って、あんのよ!
ただそれが、周囲に迷惑になったりするような販売の仕方だとやっぱり良くないと思う。その辺の判断は難しいところですね…まあ、よくないやり方してるところはそういうサークルだと周囲に認識されるだけですが。

うーんまた凄く長くなってしまいました。イベントで起こった不測の事態の話はまた明日。



2005年05月23日(月) オンリーイベント主催の憂鬱

昨日は久しぶりに同人のイベントに参加。
友人が主催のオンリーイベントのスタッフとして働いてきました。
スタッフは何度もやっているんだけど、今回初めて、不測の事態発生…
そのことはまた後で書きますが、いろいろ別のこと。

最近よく感じることなんですが、
イベントに本を買いに来る人、中にはサークルで参加している人にすら
「お客さま気分」の人って、凄く増えているんですね…

同人誌の即売会というのは基本的に「参加するもの」であって、
同人を買いに行くだけであっても「お客さま」ではありません。
(企業が運営しているイベントだとどうしても感触は違ってしまうと思うけど、少なくともサークルと一般は両方とも「参加者」だと思います)

オンリーイベントを主催している人に聞いた話なのですが(今回の主催の人とは別の人)、

「あるサークルの本を買えなかったのはイベント主催側が悪い、と言われました」
「…なんでですか???」

1.その人は地方から上京して、初めて同人誌即売会に参加した。
2.行ってみたら長蛇の列が出来ており、整理券を渡され「12時からでないと入れません」と言われた。
3.周辺の店で時間をつぶし、12時になって会場に入ると、人気サークルの本は売り切れてしまっていた。

「それのどこが主催側が悪いのかわかりませんが…?」
「人が来るのはわかっているんだから、もっと大きな会場借りるべきだって」



…まあもちろん、こんな非常識な人は一部であるのはわかっているんですけど…
実際にこういった苦情がメールや掲示板でされることもあるとか。

ただし、「十時より前に会場に一般参加者が集まってはいけないのに(近隣や会場に迷惑がかかるから)集まって列を作っている。その人たちをペナルティを付けずに最初に中に入れてしまう」っていうのだったら、もちろん主催側が良くないと思うんですよ。でもこれ、実際にやってみるとわかるけど、早く来ちゃった人(来てるという時点で困った人たち)を散らすのって大変なんですよ…近くの店で時間をつぶすとか出来るはずなのに、知ってて早く来て並んじゃってるわけだから。
「早く来て並ばないと本が買えない」って言うらしいが、近隣や会場に迷惑かける→同人イベントには会場は貸せないと断られる→イベントが開催できなくなる ということが実際に全国でたくさん起きているということをわかってやっているのかなあ?自分の欲望だけを満たせれば、主催、その他参加者、会場、ひいては同人をやっている、愛好している全ての人たちに迷惑をかけても何とも思わないんだろうか?人として恥ずかしくないんだろうか?「やってる人がいるから私もやる」って、幼稚園以下だよな…
近隣の関係ない人たちだって、あの朝から騒がしいのはなんだ、ということになり、同人の即売会というものそれ自体が悪い、常識のないものだと思われることだって十分にあるわけです。自分たちの好きなものを自分で守るためにも、常識的で節度のある行動をするべきですよね…
というか、ほとんどの人はちゃんとしてるんだけど、一部の心ない人のために、苦労してしまうんだよなあ…

それと、(そうじゃないのもあるけど)オンリーイベントを開催、運営するのはほとんどが企業でもなんでもない、ズブの素人。一個人が、ジャンルを好きで、キャラオンリーやカップリングオンリーだったらそれが好きで、それが好きな人たちが皆で集まって交流したり、本を売り買い出来たりしたらいいなあと思って企画するわけですよ。
結構言われたりするらしいけど、儲けようと思ってやってる人なんて、いねーって!!そういうこと言う人に、ほんとに実際主催やってみろ、スタッフやってみろと言いたい。
参加費取ったり、パンフがガンガン売れたりするのを見てそう思うのかもしれないけど、会場を借りるお金だけじゃなく、見えないところでお金はすんごくかかってるんですよ。
何より宣伝費かなあ。フルカラーのチラシを何千枚、大きめのなら万単位で刷って、一年前とかから配るわけですよ。コミックシティで配るなら、シティにサークル参加しないといけない。出なくていいシティの参加費、交通費も。
もちろん夏や冬の大きいイベントでも、当該ジャンルだけでなく他ジャンルで、それを好きな人がいそうなところには全部配ったりします。普段はメインにしてるジャンルは違っても、オンリーのチラシを見れば「参加してみようかな」って人がいるかもしれないし。夏、冬、会場に早く来て、手の切れそうなチラシを大量に抱えて(*重い)「おはようございます、お願いしまーす」と言いながらえんえん配り続けるんですよ…(遠い目)
たぶん知らない人の想像するのの二十倍くらいは、宣伝に手間ひま金が費やされています。でも、そうでないと人は来てくれないのです(ネットで告知サイトだけでは絶対に参加者は集まらない)。きちんと宣伝活動をしているところでないと、サークル参加者が「あそこのイベントには一般が集まらなそう」と予測して参加を見合わせる→サークル集まらない→一般も来ない という最悪の事態に…
そうやってチラシを配ったり、イベント当日に朝から夕方までスタッフとして働く人たちは、ほとんどがボランティア、無償で働いています。主催の友人を集めたり、一般から募集したり(最近はそういうことはあんまりないのかな?)。昼ご飯と、イベント後の打ち上げは主催の奢り、くらいじゃないのかな。遠隔地の場合は交通費を主催が出してくれることもあるかもしれない。
スタッフだとスペースがもらえることもあったりするかな?でもやっぱり、スタッフとして参加しちゃうとほとんどの時間はイベントに割かれてしまうので、あまり落ち着いては見られませんよね(スタッフの人数にもよるかもしれないけど)。朝早く来てしまった困った人たちへの対処(これで要らない人員が割かれる)、会場設営、サークル受付、パンフの販売、イベントによっては委託販売の会計や、コスプレ登録、カメラ登録などの受付、盗撮への注意など…イベントが終われば、掃除し、会場を元に戻す。きちんとしないと、もう会場が借りられなくなってしまうかもしれません。自分たちだけでなく、他のイベントを企画している他ジャンルの主催さんたちも。

ジャンルの人たちが楽しめるような場を提供するために、一年くらい前から準備して、イベントの度にチラシ配って、やっと開催したイベントでさー、人がいっぱい来て、みんな楽しんでくれてよかったね!ってなってる時に
「あのサークルの本買えなかったのは主催が来る人数を見込まなかったせいだ」とか言われたらさあ…
へこむ…ていうか…アホだよね、その人…あんたが来る人数見越してもう一本早い電車で来れば?(指定時刻より先に来て並べという意味ではない)遠隔地だからそれが始発だ、っていうならそれはしょうがないじゃん。人それぞれ状況は違う、会場の隣に住んでる人もいれば五百キロ離れたところに住んでる人もいるんだし…

儲かるわけでもないのに、色々な苦労をして、心ない人に嫌なことを言われたりもして、それでもオンリーイベントを企画してくださる数多の主催者さんたちは本当にすごいと思います。いつも感謝です。私、自分じゃ絶対出来るわけねーと思うもん。大変すぎて。

かように…「私はお金を出して本を買う客である、だからどんな注文をしてもいい」と思っている人は…割と少なくなかったりするらしく…
最近では、サークル側に「会場に着いたらもう売り切れてました!もっと刷ってください/もっと搬入してください」
とか抜かす奴もいないことはないらしく…

「本を出している人はおのおの色んな状況の人がいる、無尽蔵に刷ったり搬入できたりするわけじゃない」という話と「昨日のイベントで起こった不測の事態」の話はまた明日…



2005年05月20日(金) はんぱ丈のスカートはにあわねー

準太の話を考え中。
やっぱり一番最初に考えた出だしが一番いいっぽい。
無難に書いてもいいことないな…
もうそろそろ、この話のカラーを決めてしまわなくちゃ。

ところで、ダイエットなんですけど。
今のところ空腹時52キロ台をキープしてますよ!体重的にはそれほど変わらないんですけど、ここんとこずっと会社の休憩時間に軽くストレッチ(とは言っても5〜10分くらいです)してるのがいいみたいで、太腿!細くなりました!(*当社比)もうこれ以上痩せんでええわ。昨今の痩せてる女子たちに比べれば痩せてはいないかもしれないけど、私はこれ以上痩せると頬がこけたみたいになるのです(頬骨が高いので)。自分的に見苦しいので…
ええ、そりゃね、まっすぐでほっそい脚なんかではぜんぜんないですよ。この間、ふくらはぎの真ん中丈のスカート試着したら凍りましたよ(*いわゆるししゃも脚って奴ですね…)筋肉ついてますよ。ミニスカート履くと一番細く見えるんだよなー…
今まで痩せたらはこうと思ってたボトム、はけるようになった!えらい!自分!
今日は脚にネイルを塗ってみたりしました。今年はどんな色がいいかなー。トングサンダルほしい…指の股が擦れて痛くても…

実はバランスボール(フィットネスボールとも言う)を買ってしまいましたよ。明日届くらしい。たのしみだ!



2005年05月19日(木) ごろりごろり

とりあえず身内一名とウェブ拍手よりイージスの人は確かにアレですよというコメントをいただく。私はあの人の他の言動とかはぜんぜん知らんのですが…ファンと結婚したということくらいしか…(なんでそんないらない情報ばかりを)
映画の方はいい出来かもしれない。観にゆくと思います。
今クロマティと逆境ナインの予告編を観てきたけど、クロマティの方が観たい感じするなー。すがくんの顔やっぱり好きだなー。

準太の続きとか書こうと思ったんだけど、どうも書き物モードじゃないらしく、筆がまったく進みません。無理して書いてもいいことないので、しばらく様子見することにします。まだ、ノーネームの続きの方が書けそうだ。書くか。次は豪か。

ウェブ拍手で「メールフォームから送れないので…」とコメントくださった方、もちろん普通のメールでもいいんですよ!



2005年05月16日(月) お言葉嬉しいです

ノーネームオフライン版発行のお知らせに、いろいろコメントありがとうございました!
喜んでいただけて、私の方もとってもとってももの凄く嬉しいです。
早く出来てこないかなー。
結局表紙はPPにすることにしました。帯は色上質白茶でー。
部数も多めに刷りましたので、そう簡単にはなくならないと思いますよ!
オンリーにも多めに搬入すると思いますー。ほら、シティとかコミケだと余ると搬出が大変だけど、オンリーなら一箱余ろうが二箱余ろうが、搬出それほど大変じゃないからねー。
しかし、遠方からで売り切れを心配される方もいらっしゃいましたので、たぶんだいじょぶだと思うけど、もし心配なら取り置きも受け付けますよー。
表紙写真も、誉めていただけて嬉しいです。
写真ってまったく撮ったことがなかったんですが、なんか楽しいなーと思い始めましたよ…地元の色んな神社に行って、たくさん写真撮った中から選んだものです。
しかしあれだ、バッテリ同人界は今どうなっているんだろう?と思って
もの凄く久しぶりにバテリのウェブリングのリストを見てみたら…
す、すごい増えてる…
私、せいぜい100くらいになったところまでしか認識してないよー。うわーほんと増えたなあ。すごいや…



2005年05月13日(金) 入稿が…

終わったような、終わらないような。
とりあえずカバーと帯のデータはFTP入稿して、
本文データも送りました。
入金も全額済ませました。
でも、データ入稿もFTP入稿も初めて…なので
何かが色々間違っている気満々です。
とりあえず印刷所さんからの連絡をまとう…

ところで…これ、知ってる人に前々から聞きたかったんですが…
あの、わたし「亡国のイージス」を読んだんですよ。
結構面白かったんですよ。
でも、なぜか「終戦のローレライ」は文庫一巻だけ読んで放置してるんですよ。
で、作者さんの公式サイト行ってですね、あのほら、アレなコンテンツあるじゃないですか。人生相談みたいなやつで、作者とキャラがこたえるやつ…

あれさあ、あれどうなの?ファンの人の間では、あれどうなの?容認されてるの?なまあたたかくみまもられてるの?作者はああいうことしちゃうキャラとして認識されてるの?

あれさあ、ひどすぎない?キャラがこたえる形式がどうのじゃなくて、書いてある中身が。ギャグのつもりなんだろうか?一ミリも笑えないんですけど。
イージスに暗い過去のある子がいるのですが、その子のことを、「〜してると、こんな●●●(読んでない人のための伏せ字)の目をした子になっちゃうんだよね!」(うろ覚え/読み返すのが嫌だ)とか作者がゆったりしてさあ。
そりゃあさ、彼は実在の人物じゃないさ。あなたの作ったキャラクターですよ。でも、それでも、あの子に対して生みの親が例えギャグでも言う台詞かそれ?
それがね、私はとても悲しくなってしまったんですよ。シリアスな自作世界を笑うギャグなのかもしれないけど、もっと他に言いようとかあるでしょ…
それで人生相談の回答もそりゃひどいもんでさあ…あのね、そういう芸の人ならいいのよ。めちゃくちゃなこと言って、それで食ってる人ならいいのよ。でもあの人そうじゃないじゃん。
で、あの作者さんはガンダムのえーとごめん思い出せないんだけどロランていう人が主人公のやつ、の小説も書いているんだけど、それを読んだガンダム好きの友人が、当該ガンダム作品に登場するロランくんラブラブな男性キャラの描かれ方がなんだか辛い…というようなことをゆっていて…それもあわせて考えると…イージス面白かったけど…たぶん映画は観に行くんだけど…なんかこう…作者はあんまり…あれだなあ…とか思った次第。

あれかな…いわゆるウォッチ対象として確立してしまえばいいのでしょうか?別冊フレンドに掲載されたちゅーイージスのその●●●の目をした子の出てくる番外編もコンビニで立ち読みしちまったよ。別冊フレンドに掲載と聞いた時は目を疑ったさ。
やっぱりあれだね、作者の人はなんていうの、うん、私が思っているような小説家とか創作者とは違う人なのかもしれない。別にそれをだから悪いとは思わない。すごいとも思うし。
でもやっぱり、イージスを再読する気はなくなってしまったのは確か。



2005年05月10日(火) noname1 発行のお知らせ

ノーネームトップでもお知らせしましたが、6/26のオンリーのスペースが確保できましたので、「noname1」の発行期日を決定したいと思います。

良くお問い合わせいただきますが、遠方の方やイベントに行けない方にはもちろん通信販売も受け付けます。現物が私の手元に届き次第、通販受付を開始いたします。
既に私の発行する同人誌を通販で購入したことがあり、連絡先のわかっている方は、以前と同じように為替と切手と宛名カードをそちらの方へお送りいただく形になります。
また、今回からはeバンク銀行とぱるるでの送金も受け付ける予定でおります。詳細は利用者にご連絡します。
また、現在発行されている他ジャンルの同人誌(ヒカ碁・ペル2)も一緒に申し込み・一括発送が可能です。

受け付け開始は6月上旬頃になる予定です。

イベントでの販売は、スペースが確保できれば
夏コミ、9月のオンリーを今のところは予定しています。


6/26のイベントでは、剥栗さん(ノーネームブクマ参照)の同人誌を委託する予定でもありますので、剥栗好きの方は是非いらしてそして私の本をついで買いしてください(素)この計画が頓挫しないように、トメさんはキリキリと同人誌を作成してください。お願いします。
あみねこもいるはずです。おつりもあみねこがやってくれるらしいので、私は楽ちんね!



表紙デザインもアップしました。多少変えることはあるかもしれませんが、おおむねあんな感じになります。
帯はあんなんになりましたよ!割とオーソドックスな雰囲気で。

現在迷っているのは
・部数(何部刷ればいいのか何部搬入すればいいのか皆目見当もつかない…)
・表紙の加工方法(最初はマットPPにする予定だったんだけど、作ってみたらなんかマットじゃないPPの方が合うような気がする…)

表紙の神社は、もちろん岡山に行って撮ってきたものでもなんでもなく(笑)地元の神社で撮影したものです。まああれだ、雰囲気だよ。



2005年05月06日(金) 日本ど真ん中

今日は新しいメガネが届いたのです!わーい!軽い!!
大枚はたいた甲斐があったぜイエーイ!!
そして自転車もたぶん明日届くのです。楽しみだー。
更にさきほど財布も購入してしまいました。
予告していた通り、プリマクラッセの財布なんですが…

なんと、日本がど真ん中に配置されている

ウケてしまったので、価格交渉して三分して交渉成功の返事が来て、メールもらって、直後に入金して、先方に驚かれつつ「その迅速さ、負けませんよ!こっちも明日の朝一番で配送しちゃいます!」と力強く言われました。スピーディすぎる。
プリマクラッセは商品の性質上、地図の模様の出方が商品によって違うわけなのですが、通販では柄を見て選んでいいよ!なんてことはほとんどありません。写真と違うかもだけどご容赦ください、とか書いてあったりします。
出品者の妹さん(プリマクラッセ好き)に言わせると、日本が柄に出てくるのはレアだそうです。本当かどうか知らないけど、面白いからいーや。

中の小銭入れがファスナーだけどキニシナイ。こんなことで幸せになれるゆたさんは頭がぬるいと思います。



2005年05月05日(木) 職場の楽しみ

シティでエブリを買ってくださった皆様、ありがとうございますー
連休はいい天気でよかったみたいですね…
わたくしめはずっと仕事でございましたよ…

仕事の中でも楽しみを見つけましょう。
うろうろしていた子供さん(推定五才/男児)が
胸のあたりにドロロ(ケロロ軍曹)のちっちゃなマスコットをぶら下げていて
たいへんかわいかった…!!!
そのマスコット自体もかわいかったし、それが男児の胸にぶら下がっている、しかもドロロというのがもうたいへんにかわいかったです。
思わず「左手はそえるだけ…」と話しかけるところでした。
同じ日に、ケロロ軍曹のマスコット入りお菓子を買っている娘さん(推定小三)を見かけたので、つい話しかけてしまいました。

ユタ「これは何が入ってるんですか?」
娘さん「わかんない…」
(お菓子の箱をしげしげと見つめるユタさん)「あ、マスコットが入ってるんですねー。私もほしいな!ギロロが好きなの!」
娘さんははにかんだ笑みを浮かべ
「おかあさんも、ギロロがすき…」

そうですか!お母様もギロロがすきですか!やはりあの純愛が胸を打ちますね!大人の女性にはギロロです!

それにしても、以前はあんまりケロロ関係のグッズを持っているお子さんは見かけませんでしたが、やはり夕方に放映時間が移った効果ですかねー。玩具菓子も、たぶん以前はなかったですよ。

そして今日は、おお振りARCのシオくんにそっくりなメガネ球児を見かけてしまいました…!!
背が高くて、ひょろっとしてて、先輩たちと四人くらいでいたんだけど一番おっきくて、坊主で、黒ブチメガネで、割と見れるツラしてて…
あああああ!!正直かなりときめきましたよ!すばらしいな生メガネ球児!

そうやって、職場でもなんとか楽しみを見つけてやっております…



2005年05月01日(日) ぶんふそうおう

また自転車盗まれまして…
ものすごくブルーになっていたわけですが…

一日あけて、ポジティブに…あたらしいの買おうよと。
今度は、ナショナルの「ガチャリンコ」っていう盗難率低いらしいあれを買おうよとか思ってます。

最近欲しいものがいっぱいありまして、時計をいろいろ探していたんですよ。
私は腕時計に十万とか二十万とか百万とか二百万とか費やす類の人間ではないので、割とどうってことない普通の時計をしていたんですが
新しいの買うにあたっていろいろ見て回り、やっぱりいいのはたけえやなー、おっこれは!と思うと十万百万あたりまえの世界だぜー、でも私はそんな金出しませんよ!と安いあたりで好みのを探していたんですが
仕事中にお客様(同年代くらいの女性)がしていた時計が、ちらっとみただけでお!というようなシンプルだけど素敵な感じだったので
失礼ですが…と見せていただいたら

ロレックスだった


あああーやっぱりいいのは高いけど、見たらすぐわかるのね…
いいな!て思ったのは、文字盤のデザインとかじゃなくて、ベルトの金属部分の質感だったんですよ…別にお客さんの手元をじーっと見てたわけでもないのに、ピンと来るくらい素敵な感じ。あーあ…
ロレックスだと気付いて、「あー、私とても買えません!」と言ったら、お客様は「そんなことないですよ…毎日納豆でしのげば」
私「それもできません!(笑)」

そういえば、昔いたバイトの子で、三十万のロレックス買うためにバイトはじめたっちゅーのがいたなあ…
ああ、時計だけは上見たらキリないから手を出すまいと…いや、出しませんけど!自分にとって、つるっと出せるような金じゃないものを身につけるのは、ぶんふそうおう、です!!!

…でも、時計つきブレスレットだと思って買えば…ぶつぶつ
今度、正規店行って試しづけしてみようかな…
でもそしたら、どうせもっと高いの欲しくなっちゃうんだからやっぱりやめるが吉だな。
今まで、時計関係だけには手を出したり好きになったりしたらあかん、とそっち方面のスイッチを切っていたのに…


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ユタ