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バイバイ昨日までの私。ばいばい私だけの君
2005年01月19日(水)

「好きだったのかな」っていうのはあっても

絶対に「大好きだったのかな」っていうのは

なかったんだなってわかりきってる

それでも「寂しい」と感じるし
どこかでは離れたくないと思うのは

これはやっぱり
ただの執着心なの


一番の心残りは
約束を果たせなかった事

果たせない約束なんてしたくない人だから
してなかったけど
学生君に対しては何か「確信」があった

はずなんだけど

今回もまた「はず」で終らせてしまった


どうしても不安が抜けなくて
最終的には私のことを一番よく知る
ママに話してみた


言えない性格の
強がりすぎちゃう私だって
この間の「死にたい発言」で
多分わかってくれてるはず


「自分が少しでも不安だと思ったらストップさせること
 いくら運が強いからって落とされる事だってあるのよ」

そう言われたけど
口調は本当に優しかった

今回はちょっと違ったのは
学生君のことを否定せずに
最後まで話しを聞いてくれた事

いつもだったら
否定されっぱだったろうな

恋愛のことで
ママとこうやって話しができたら
どんなに良かっただろうって思ってたから


ママに「どうもありがとう」


誰かに「同意」を求めてるわけじゃないけど
すごく落ち着くんだよね

誰かに言っても
何かアドバイスをされても

今の自分の気持ちは変わらないし
何も解決しないんだけど

心の助け船になったことは確か



昨日までの私は
最初に言った通り「執着心」でいっぱいだった

私が謝れば
また仲良くなれる

また前みたいに話せるし会う事もできる


だけど・・・


また同じことの繰り返しなの

それをよくわかってるからね

連絡をやめたんだよ


だけどやっぱり
最後に心配だったから


 体調は大丈夫なの ? とりあえずちゃんと病院行けよ


これだけは聞いておきたかった

4日後かなあ ?

「なんとか平気です じゃなくて全然大丈夫です」

ってメッセージが入ってた

これ以上
首をつっこむのはやめよう

もうメッセージもやめよう

あなたが私を必要としてくれたら

私も必要されよう・・・ある程度は


でも私たちは

もうあの頃で終ってしまったんだ

正確に言えば

私が

私が一方的に終わらせてしまった

だから自分の言動には
責任を持たなければいけない

今これを実行しないと
ここの部分だけ子供のままになってしまうから

だからもう終わりにしよう

そう
一度納得はしていても

素直な気持ちのまま
行動したほうがいいのかなって
思ったりもしたよ


でもあの時終ってたんだ


「その後どうなったの ?」

 うん・・・やっぱりダメかなぁと思ってスッパリ別れたよ

「そう・・・それがいいわねぇ やっぱり」


うん


でもね


整理できても
本屋やコンビニに並ぶ雑誌の表紙が
学生君のマエカノだったり
CMを見るたびに

まだね

少しだけ胸が痛くなっちゃうけど


だいたい1ヶ月半かけて
気持ちの整頓ができた

最初は無理やり押しこんで
キレイに見せかけてた

でもそれだと

タンスの中はぐちゃぐちゃで
見つけだすまで時間がかかった

靴下ボックスの中に
下着を混ぜちゃったりして

何度も何度も
整理しなおしたな

何度もキレイに整頓したはずなのに

いざ「ストッキング」を出そうとしたら
靴下ボックスなのか下着ボックスなのか ?
一体どっちにいれたか迷って

でも

さいしょに思ったとおり

ストッキングはきちんと
下着ボックスに入れてあって

そう

最初に思ったとおり


間違いはなかったんだね



「なぁ ? お前は俺のことちょっとでも好きでいてくれてるか ?」

 うん ちょっとは好きだよ(笑


バイバイ

私とそっくりだった君


「こんなに人を好きになれるんだなぁ マジだいすきだよ」

 ホントだったら趣味悪いって思うけど「ありがと」♪


ばいばい

私が心から信用できた君




年が明けて何もかもが明ける
2005年01月01日(土)

今年の正月はどこか違う

ううん
どこかじゃなくて全く違う

まずりんりんが2週間続けて留守もあり
実家には行けず

飲みに行ったり
きちんと初詣も行った


のんびりまったりと気楽な正月


学生君とは
毎日話しすぎて会話がなくなる程
お互い繋がってるのに
ほとんど無言状態が多かった


「今度仕事でそっち行くから会おっか ?」

 うん ! Ok !


お店で知り合う男・・・と言っても
自分の場合は本業じゃないし
あんまり深いこと考えてないけど

何よりも「会いたい ! 」って思う男があまりいなくて
彼さんくらいだったから
急な展開にちょっとびっくり ! って感じ

でも
「またあいたいなー」って自然に思ったかな

学生君は「嘘」をつくのが嫌いだ
嘘をついて好かれるくらいなら
本当のこと言って嫌われた方がいいって

だから
大嘘付きの私は
ちょい「たじたじ」してた 本音

だけど

学生君の態度が
あまりに「カリカリ」してて

かなり仲良くなったから
「地」が出てきたんだろうなぁと思ってたら

原因が別にあった


「ごめんな ! ちゃんと言わなきゃと思ってたけど
 怖くてなかなか言えなかった
 でも言わないと誤解が出てくるから言おうと思った

 仲良くしたいから嘘つかないって言ったのに 
 結局はついてた

 ほんと謝って済む問題じゃないよな
 都合のいい話しでマジごめん」

すごくすごく謝ってたけど
大嘘つきの私は何とも思わなかったし

少しだけ感づいてたのもあって
案外普通に聞ける話で

さらりと聞いてたけど
深く考えるとかなり深刻な話で

でもそれを私に止めることなんて
「できない」っていうより「しちゃいけないのかな」って
そう強く思ってたから

止める事はしなかったけど

でもやっぱり

少しでも「大事」だと思うから
ほんの少しだけ話しをふってみた

あまり細かく入られるのは
嫌だろうと思ってたけど

逆に


「心配してくれてありがとう」


って言われたので「ほっ」とした


今までは
他人がどんな状況にあっても
自分と歩んだ環境は全く違うし

相手の行動を止めてしまっても
私は相手に何もしてあげられないから

だから
アドバイスはしても止める事はしなかった

それが
「○○日に自殺しようと思う」と言うような
自殺宣告であっても


だけど

本当に「大事だな」と思えたり
「頑張って欲しい」と思う相手には

口出ししたくなるし
協力もしていきたいなとも思うし で

今までみたいに
どこか適当に考えてないんだろうなあと


 ありがとうなんて言わなくていいから
 とりあえず頑張れ
 私はこれしか言えないけど
 こんなこといつも言わないからね

「マジ頑張らないとな
 そうしないとまだ会っちゃマズイって思うし」

それからの私は
細々言うようになった

「こんな過保護にされるの初めてだわ」

なんて
ちょっと嬉しそうに言う


学生君とは考え方や
モノの見方がよく似ているけど

お互いの歩んできた道や環境が
本当に正反対なんだなって

実感した



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