2005年06月30日(木) 知らない土地
何度訪れても 心は鳥のように
2005年06月29日(水) 森の人
深いけれど明るい森の奥の 木漏れ日をうけてきらめく 雫をたたえた苔のような緑
やわらかな苔の絨毯の上を はだしでわたってゆく人の幻影 苔はきっと 踏まれたことに気付かないでしょう
2005年06月28日(火) 新しい日々
その新しい空気に自分をなじませる
2005年06月27日(月) 雨の予感
夕立は気配のみ そこにあって 現実的な用事を ひとつふたつできたら それだけで 上出来だと思う
2005年06月26日(日) まわしもの
この 世の中には とても沢山の人が居るので 驚いてしまう たまたま近くをすれ違ったりすることに 純粋に 驚いてしまう
2005年06月25日(土) 夏の娘
青い空を下 何を思っているの?
2005年06月24日(金) イメージ不足
絶対に行くという気迫に欠けてた
2005年06月23日(木) リハビリテーション
台所に立って野菜を刻む
2005年06月22日(水) くちびるをかむ
私は信じております。か。
2005年06月21日(火) 訓練、訓練、そして訓練すること
素直な気持ちでとか 頭でっかちにならないようにとか おもむくままにとか そういう問題じゃない!
練習あるのみという厳しさ そしてそれはまた 何と自由であることか
2005年06月20日(月) トック
変な顔をし過ぎて顔が筋肉痛 寝ている人にカレーを買って帰る
2005年06月19日(日) 捨て神きたる
このまま全部捨てちゃっても良いな 必要なものなんてほとんど無い
日曜の夜、一人でパスタ
2005年06月18日(土) 嘘は嫌い
昨日は変に我慢をしたので 今日は流れるままにまかせる
演劇が遠い
2005年06月17日(金) どこかにあるはずの
七時を過ぎても あかるい 夏の夕暮れ
曲がり角を探している
2005年06月16日(木) いつもの
こういう風にして 慣れてゆくんだ 簡単に あっという間に
何がしたいのかもわからないまま
2005年06月15日(水) わかってはいるのだけれど
それは何ともグロテスクなダンス
危うきに近寄ってしまう だって、私、君子じゃないし
踊りましょ?
2005年06月14日(火) コンビネーション
関節がきしきしして足は上がらないし 重心はいつも前に出したいほうの足に乗っちゃってる 肩は落ちていないし首はぐらぐらだし
いつも振り出し
何よりも、左足の甲が痛くて。泣。
2005年06月13日(月) 現在累積三時間
簡単なことを複雑にするのはやさしいけれど その反対はどうしてこんなに難しいのだろう
もうしばらくお世話になりたい気分
2005年06月12日(日) 外国映画に迷い込んだら
薄暗い廊下と重い扉 かすかに流れている音楽 積み重なった帽子の箱 真鍮の写真立て 色褪せた絵葉書 明りの灯る飾り棚 運河を越えてくる風 葡萄酒とチーズと 次々に運ばれる食事
芸術の生まれるところ
2005年06月11日(土) 耐えられない
黒いカットソーに 黒いジーンズに 黒い鞄と靴下と靴 何この格好? 外出取りやめ 家で目をちかちかさせる
2005年06月10日(金) 似て非なるもの
早く帰れたんだから 帰ればよかったんだ
心と気持ちがばらばらする
2005年06月09日(木) 二時間
電話に出たのが私じゃなければなァ。
2005年06月08日(水) いたい
朝から心が爆発した結果、怪我する。 足を大切にできないダンサー(自称)なんて。 なんて。泣。
しょんぼりと働く。
2005年06月07日(火) 気管支炎
いつものようになっちゃいました
階段の途中のお店は十年ぶりくらい 店員さんも私たちもすごくゆっくりしている 何となく和やかな気持ちになり、帰る
帰ったのだが・・・
落とし穴に気付かなかったため あっさりと落っこちる。 やれやれ。
2005年06月06日(月) 早く帰るのでね
過ぎたことは変えようがないのでね
2005年06月05日(日) 機械のからだ
白い箱の中で目覚める 意識も記憶も無い 肩と背中と胸の奥が痛い気がする そのようにして 日曜日が終わる
2005年06月04日(土) 行かなくては
家を出ようとしたら土砂降りの雨
やらなければいけないことがあるっていうことは 非常に有り難く貴重なことなんだとかなんとか思ったり うんぬんかんぬん
いってきます。
2005年06月03日(金) 小糠雨
真っ白と生成りとで十数分悩み 駆け足でお人形を見てまわり 食べ 飲み 食べ 食べ 食べ
敷布のような顔色の人と連れ立って帰る
2005年06月02日(木) 委員会
一番前に座るのなんて ぜんぜん平気だよ 怖気づくことなんて何も無いもの
2005年06月01日(水) 午後七時
薄暗い部屋 おもてはまだ少し明るい
注意深く髪を洗いながら この三十数年に思いを馳せる 本当にここまでよく来たね
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