2004年01月31日(土) 『まぼろし』そして『死んでいる』
よくもまあ こんなに眠れるものだ
眠りながら映画を見る 本を買いたいなと思う
2004年01月30日(金) つぶつぶ
コントロールしていると言えば 聞こえは良いけれど 自分が自分でなくなるような これはちょっとやりすぎだと思う
2004年01月29日(木) すれちがい
心のたかりはいやだなあ 自分の力不足を ひとのせいにして生きるのはいやだ
2004年01月28日(水) 本当はテクシー派
ここのところ毎日のように タクシーに乗っている 限られた時間の中でなら 誠実な人でいられるような気がして まじめな人でいられるような気がして ただの人でいられるような気がして
全然そんなことないのだけれど
2004年01月27日(火) これからなんじゃないの
自分のために泣くのはもう、いい
2004年01月26日(月) New Kid in Town
少年は死にかけた鳥を抱いていた
このごろの私は 少しばかり 感傷的に過ぎる
2004年01月25日(日) 二人が四人に四人が六人に
イーグルスを聴くと どうして泣きたくなるのかな?
I さんがうちに二人になった とても素敵な好い人だった ころころ時間が転がってゆくように
よかったね
2004年01月24日(土) まじめなからだ
わりと一生懸命に泳ごうとする まじめなのは心じゃなくて 入れ物であるところの私の身体
2004年01月23日(金) 虚構です。そして・・・
外に出たら一瞬だけ春の匂いがしたようだった でもやっぱり厳然と冬だった 素足のままで何時間も夜の中に座っていた高校生のように 家路に着くひと一人一人を見送って ひとが途切れるのを待って 歩き出すとそれだけで身体が温まるようだった A書店には深夜一時まで営業とあって 見上げなければ見えない一番上の棚には『薔薇の名前』 買わないけれどまだいまここでは タクシードライバーがみんな苦労人だなんて思っていないけれど あのときの歌の歌詞のように見て見ぬ振りをしてくれた 困った顔をしていても犬はやさしい ドアを開けたら涙はまだ ぜんぜん枯れていなかった
どうだろう?
うしなっているだろうか 何も思うものがないだろうか 一年前のあの日のように
白い箱のようなもの
2004年01月22日(木) 氷姫
遠くから 冷たい雲が近付いてくる いま 頭上を覆っているこれと あいだを満たしている夕焼けと 目が合ったら あの 小さなりすのように 凍ってしまうから 美しいものが見たい 最後に
2004年01月21日(水) 長い一日
一枚一枚ページをめくって行くような 一冊の本のようなファイルと そのエッセンスのようなファイル 私はこの仕事がとても好きですが 感情をもって関わらないように
アア
八時を過ぎたくない決して 遅くまで働くことが 嫌なのではなくてぜんぜん 八時過ぎに存在していたくない 逃げるように去りたくない決して 乱したくない何も 乱したくないんだ
2004年01月20日(火) ヘルシンキを着て自転車に乗って
自分との戦い 水 根性で三十往復する
2004年01月19日(月) アムステルダム
2003ではなくて2004と打ち込むのにも慣れてきたこのごろ 怠惰な気分になって 誓いをうっちゃって ピザをかじりながら映画を見る 暴力的なのにどこか ディズニーランドみたい 長いので途中でやめて寝る
2004年01月18日(日) ひとりになりたい
体力がある証拠かなァ
2004年01月17日(土) 様式美
ベッドに見慣れぬコンタクト じゃなくて コンパクト
私は気付かぬ振りをする もう少しこちらがわにいます
2004年01月16日(金) にくいやつ
うれしいけどね
2004年01月15日(木) 立ち止まるな振り向くな
でも襟のないコートのときはどうしたら良いの?
2004年01月14日(水) 素敵なお姉さん
久々に そう 久々に 本屋さんを覗いたら 人であふれかえっている 出版業界は本当に厳しいのかとか そんなことを 考えるゆとりもないほど
好きなだけお金が使えたら いくらでも買ってしまいそう 二万円くらい・・・・・・? そして本当に二万円使ったらまた 二万円ぶんくらい 欲しい本が現れるんだ
このごろ淡色の風景写真+タイトルの シンプルな(でもいくぶん意識過剰気味の)装丁が ずいぶん流行っているのだなあと思いながら 何も買えないでいるお給料日前 語りかける頭にあこがれて語りかける
オーケー、わかった。 君は実に素敵なお姉さん(あるいはお兄さん)だ。 でも、断じて文学じゃない。
繰り返しになるけれど フリークエンシーって何だ?
ケネス、フリークエンシーって何なんだよ?
2004年01月13日(火) からまわり?
心(臓)に悪いのでもうやめようと思った。 せっかくの三連休ももったいなかったし。反省。
2004年01月12日(月) 上野から知らない町へ
どことなく、宇都宮をコンパクトにしたような駅前でした。
2004年01月11日(日) 新年の誓い(其の三くらい)
書道にきちんと通うこと。
2004年01月10日(土) すごく疲れそうだ
身体が一度溶けて そのままの形で 無理やりもう一度固まったみたい 寝過ぎて
休日を計画的に、アクティブに過ごしてみたい
2004年01月09日(金) ラビリンス・駒込
中に浮いているような階段 「必ず閉めること」という張り紙 石の廊下を照らす明かり 次々に現れては通り過ぎる レジデンスあるいは吹き溜まり ただぼんやりと座っていたい 何も何も何もない部屋で
2004年01月08日(木) ぐじゃぐじゃ
ここまで失敗するのは 深層心理に何かあるのではなかろうか
なんだろう?
新年の抱負が 閉め切られた空気の中でぐじゃぐじゃに混ざる 揺れながら離れていく後姿を 少しだけ走って 追いかけて でもすぐに引き返す 大人だから もうきっと大人だから
2004年01月07日(水) 苦手なのかな
今度は間違えないように 最新の注意を払って作業をした
はずだった
2004年01月06日(火) 一喜一憂
こんなに、左右されたらいけない。 いけないと思うけれど 浮いたり沈んだりする。 仕事をすると少し気がまぎれます。
2004年01月05日(月) 目、あいてる?
落ち着いていると思う錯覚
誓いを守って料理をする 考えるより先に動くようにする
2004年01月04日(日) お休みの終わり
いくら気に入ったからといって 五つも買うことはなかったんじゃないかとか
髪を少しだけ切る 新しくなりたくて
2004年01月03日(土) 昨日から今日にかけて
泳いで ごはんを食べて 真面目な人たちを前にして 祈ることについて考える 広いベッドの上で本を読み 夢を全く見ないで眠る 暖かくて親切な人ばかりが 働いている姿を見る
一年間をちゃんと生きてゆけるように
2004年01月02日(金) 仕事の夢をみる
たぶんいま とても大切なのでしょう
2004年01月01日(木) 変わってゆくもの変わらないもの
あと何年同じお正月を 離れていると ときに違和感を感じることもあるけれど この日だけはいつも 同じかたちと重さをしている
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