コハルビヨリ
もくじまえつぎ


2004年10月31日(日) 君じゃない誰か

卒業したら楽器吹くとこあるのかなあ…。
楽器を吹く余裕のある生活ができるのかなって話もありますが。

昨日オーケストラを聴いてきたのです。
(聴きなれないからよくわかんなかったけど。)

まだまだローンの残るピッコロの使い道を見つけねば。



来週また東京に行くので今度こそ彼に会うかも?

なんかもうどっちでもいいんだけど、
でももう東京に行くことなんてそんなにないだろうし。
彼が私のいるところまで会いに来ることはないだろうし。

新幹線で帰る予定だからそんなに遅くまではいられないので
会えないかもしれないけど。

会えなくなるかもしれないけど
でも彼とつながりがなくなるのは寂しいなあと思う。

友達になんてなれないと思ってたのにね。

恋愛には勘違いと思い込みと、見て見ぬふりとか
そういうのがいっぱいあるんだなと思う。
それがいけないとかではなくて。

その最中にいるときはなにが本当なのかわからないもん。

でも
本当に本気で好きだったなあ。

それだけが確かなのが悲しい。

あんなに好きだったのにこうなることってあるんだ。

なんで今ごろ泣いてんだろう。
私はいっぱい悩んだけど、いっぱい幸せだったのに。
でもその頃の自分を少しかわいそうだなと思う。

今日はなんだか涙もろい。
情緒不安定なのか。

またいつか誰かを本気で好きになれますように。
君じゃない誰かを。


2004年10月30日(土) 内定さまさま

内定いただいたものの、
朝起きてからもなんかそわそわしてたので
とりあえず身近な人たちにメール。

お祝いにメールとか電話とかもらってうれしい♪
お菓子とワインもいただきました♪わーい

すごい楽しみなような不安なような気持ちだけど
ひとまずはりきっていきましょう。

日付変わってついさっき、彼からも電話がきた。

彼が彼のお母さんにも報告したらしい。

↓彼とお母さんのやり取り

彼「コハルが内定決まったって」
母「よかったわねー勤務地はどこなの?」
彼「まだ決まってないけど山形の奥地かもしれないってさ。
  東京とは言わなくてももう少しこっちにすればいいのに。」
母「…誰のせいよ?」

お母様ばんざい(=∀=)☆あはは。
そうです、そっちじゃなくてもよくなったのは
あなたの息子さんのせいです。

別れたことは話したみたいだけど、
お母さんは私の味方してくれてるらしい。
うふふ。お手紙書きますね。

彼いわく
「母ちゃんはお前の見方だからうちに遊びに来ても大丈夫。」
らしい。

彼も「おめでとう、よかったね。」
と喜んでくれた。

いろんな人に励ましてもらったり
元気をもらったりしたけれど
なんだかんだいって彼のおかげなとこもあると思う。

就職することについて考え始めたきっかけも彼だし
会社選ぶときも彼と暮らすことを考えに入れてたし
別れてからもひとりになったからしっかりしなきゃと思ったし。

彼にも、君のおかげだよと言ったら
「俺のせいだか俺のおかげだかわかんねーけどー」
と言ってた。うんうん。

良くも悪くも、ですね。

まあ結果オーライ?



私が働く予定のその会社は社員の98%が女性、
というちょっと面白いところ。

「研修とか行っても男いなんだろ?
 だいたいそこで恋に落ちるのにねー」
(彼は最初の会社の研修でひっかけまくってた。)

まったく残念だねー。

「あーあ。」

あーあ。

なんて会話もする。
早く彼氏を作らせたいのか?
まだ私に彼氏がいないことを確認してるのか?
それとも彼女でもできました?

自分でも平気なのか平気なふりなのかわかんないけど
そんなことを思いながらも今は平然と話す。

さすがにまだききたくないけど
そのうちどっちかの恋人の話とかもするようになるのかな。

ふしぎだね。


2004年10月29日(金) 社会人?!

昨日サークルの話し合いをして、
帰ってきたのは今朝の4時。

そしたら!
期待してなかった内定の通知がきてた!

ばんざい!
でも山形勤務かなー?
まあいいや!
とりえず一安心!
なんかまだ落ち着かないけど〜



そういえば別れてから彼と就活の話をしてたときに
受かっても山形勤務の可能性が高いって言ったら
「山形?!せめて新潟にしようよ〜」
って言ってた。

君のそばじゃなかったらどこでも変わんないんですけどね。
と思ったけど言わなかった。

新潟にいたところで君には会えないでしょ?
いつかまた、と思うなら決心したときに
私がどこにいたってこっちに来いと呼べばいい。
(私が行くかどうかは別ですけど。)

うっかり東京あたりに勤務だったら面白いね〜
(別れた意味全然ナシ)
とか言ってたけど。

今は東京に一人暮らすなら山形のほうがいいかなと思う。
遊びに行くには楽しいところだけどさ。
何度行っても田舎者の私はついていけない感じがする…。
住めば都なんでしょうけどね。

ひとまず入社までもなんだかんだあるらしいので
へこたれないように頑張ります。


2004年10月27日(水) 彼の部屋

大学で救援物資を集めてる。
もちろん、新潟に送る、のだ。

お金ないので義援金は…と思ってたので
これなら役に立てるかも!とセーターやらなんやら
持っていって、使ってくださいと置いてきた。

できればボランティアも行きたいけど…。
父に「できる範囲でやるのがボランティア!」といわれ
そうなのかなぁと考え中。

こうやってもどかしく思っているのは私だけではないらしく。
祈ることしかできないのかな…。



最終面接、落ちたかも…。
たぶん受かってたらもうきてると思うんですよね書類…。
(落ちてたら何も来ない。)
まあそんときはそんときだ。

面接では正直に言ってはいけないこともあるらしく。
…そういうの苦手なんですもん。
就職できない?あはは…。

地道に保育士免許とるかな。



彼は、私の中にしっかり部屋を作っていて
いまだそこに居座っている。
その部屋や彼のことをどう思うかよりも
その部屋がそこにあるという事実ことのほうが確かだ。

好きな人ができたらその上に部屋を作るかもしれないし
彼を追い出すのかも?(=ω=)

好きな人ができてもたぶん、彼と彼の部屋はそのままだ。

こげ茶色の大きなスピーカーとたくさんのCD、
置いてあるのはピアノにトロンボーン、
タバコを吸いながら、
ゆったりしたソファーから彼は動かない。

私を抱きしめることはない。
ただそこにいるだけ。
何も変わらない。

私も彼の中にそんな場所が作れたかな。
せめてそこから追い出さないでほしいのだけれど。
ちゃんと可愛い顔で覚えてくれてるかな。
きちんと記憶に残りたい。
記憶にも残れないのはあまりにも寂しくてくやしいから。

すてきな人に出会えるかしらー。
探してる間はなぜか出会えないよね。
どきどきしたい。
ふう。

どんどん寒くなる。
心もあったまりたいのー。


2004年10月26日(火) ともだち

彼から電話がきた。
彼が自分からかけてくるのは別れて以来始めてかな。

「おまえんちのお父さんとお母さんは大丈夫なの?」

地震の被害を心配してかけてきてくれたらしい。
(地震おきてからもう3日経ってるけどね…?)

彼のご両親も心配してくれてたらしく。
(たぶん彼はそれで気がついたんじゃないかと…。)

実はちょっと期待してたんだと思う。
彼から電話かかってこないかなって。
もちろん友達として、だけど。

いくら忙しい彼だって友達の心配くらいはするだろう。
なにか気遣って電話をかけるところも何度か見てきた。

だから、何にもこないほうが不自然。
こなかったらよほど意識されてるのか、嫌われてるか、だと思ってた。
(自分から「無事です」っていうのも変だしさ…。)

なので一安心。よかった。

就活の話とか音楽の話とか風邪ひいた話とかして
(彼は体がどこか悪いのか、検査しなきゃかもしれないって言ってた)
じゃーねーありがとねーって。

やっぱりいろんなことを知りすぎててただの友達とは違うけど、
しばらくはこんなふうにお互いちょっと気を遣いながら
普通の友達になっていくんでしょう。

記念日も
クリスマスも
お正月も
誕生日も
もう一緒に祝うことはないけれど
それでも今まで君と過ごせてよかったと思う。

これも二人で選んだ道だから、ちゃんと友達になりたいと思う。

心配してくれてありがとう。
これからもよろしくね。


2004年10月25日(月) ダメ男ばっかりだ

私がダメ女だからダメ男が寄ってくるんだろうなと思う。
今に始まったことじゃないけどさ…。



風邪はいったりきたりであんまりよくならず。
市販の風邪薬じゃ効かないのか〜?

そんな風邪でもやもやの状態なのに
うちに遊びにきた人がいました。

2年前の年末に、一緒に飲みに行った男の子。
(2002年12月27日の日記にちょこっと登場。)

たまーに電話くらいはきてたものの、会うのはひさしぶり。

昨日、酔っ払って電話がかかってきて
風邪ひいてるから会えないって言ってるのに
えらそうな口調で押し切られて
おいでと言ってしまった。

来て早々に(飲みすぎて)頭痛いーとか病人に言われましてもね。
水でも飲みますか?

ぽつぽつと彼と別れた話とか卒業後の話とかして。

「あんたとちゃんとつきあう男っていうのはダメ男だね。」
「結婚するならあんたみたいな女がいいんだろうけどねー
 なぜかわがままな女によってっちゃうんだよねー。」
「仕事と別の夢を追い続けてる男(彼)なんてダメ男だ。」

とかまあ言われ放題でした。
(社交辞令でも「可愛くなったんじゃない?」は嬉しかったけど。)
かわいそうなやつだねーといいこいいこしてくれた。
かなり無礼だけど彼なりに慰めてくれていたのかもしれない。

たぶん恋愛に関してはこの人もダメ男。
唯一本気になった子に浮気されて、別れて、
それでもその子をずっと好きらしい。

だから、もてるしえっちしたりする女の子は何人もいても
誰とも付き合わない。
そんなちょっと悪いやつだけどちょっとかわいそうな人。
  
てきとうにいちゃいちゃして一緒に眠って、昼頃帰っていった。

好きとか付き合うとかは考えられない感じの人。
(顔とかはすっごい好みなのに。)

すごい強気なくせに愛されたがりで寂しがりなんだろうな。
ダメっぷりとか強引さとかをいいなあと思ってしまうけれど
(このへんがわたしのダメなところでしょう)
私を好きになってはくれないと思うので好きにはなりません。
かっこいいのになあ。それ以上には思わないのが自分で不思議。
たぶん好きになったらリスクが大きすぎる。

私のなかではこの人は無味無臭のイメージ。
現実感がない。
一緒に眠ってもその体温を知っても、なにも心に残さない。
だから女の子の間を渡り歩けるんだろう。

この人を本気にさせる人にはちょっと興味あるけど。
私はこのままでいいや。
この人にとっては私は好みでもないしたまに遊ぶ都合のいい女でしょう。
たまに会って女の子扱いされてれば十分だ。

そんなわけで風邪が悪化したのでした。
ちくしょー(自業自得)。


2004年10月24日(日) にいがた

地震です。

私の地元:新潟県 です。

風邪ひきで部屋で一人ぐったりしてたら

 ぐらぐらぐらぐら

うわーこえーちょっとやばいんじゃないこれ?(@_@;)

 ぐらぐらぐらぐら

まじでーやめてー(;◇;)酔うー

こわいよーと思ってたら『震源は新潟県中越』ってテレビが。
実家は下越なのでまあ大丈夫かなと思ったけど
あんまりおんぼろな家なので壊れやしていないかと心配でした。
(家族はみんな佐渡にいたから無事なのはわかってたんだけど。)

新潟ではまだ余震が続いているらしく。
早くおさまることを祈ります。

みなさま無事ですか?

卒業後新潟に帰る気もあんまりなかったけど
それでもやっぱり安心して帰れるところであって欲しい
なんて、わがままなことを思うのです。

思いがけないことで何か大切なことを思い出したりするけど
ほんとはいつも忘れちゃいけないんだろうな。

大切な人、大切な場所、大切なもの、大切な気持ち。
うっかりなくさないようにしなきゃなあ。


2004年10月23日(土) のどがちくちく

おつかれさまです…。

就活の前後にいきなりバイトを入れたために
けっこう疲れたみたい?

ということで久しぶりに風邪をひいたみたいです。
びみょーに熱が出てきた?あらあら。

今日は絵描こうと思ってたのになあ…。
風邪薬でも買ってきますか…。



結局彼には会わなかった。
彼が忙しくて会えなかった。

会議が遅くまであると言ってたので
それが終わってから連絡する、ってことになってた。

連絡がきたとき私は友達と渋谷にいた。
「え?渋谷にいるの?
 先回りしてこっち(埼玉)来ておけよー」

なにをー?(`◇´)
前日にもメールしたけど返事もよこさないで
仕事もあるから会えるかどうかわかんないのに
なんで私が先回りしなきゃなんないのよっ。
(つきあってたら確実にそうしてただろうけど。)

そんな話してたら彼の上司から電話がきて
そのあとも仕事が増えちゃって結局会えなかった。

ちょっと頼み事もあったから会いたかったんですけど。
それは何とかしてくれるみたいでよかった。

なんだかんだいっても
意識しないわけにはいかない人ではあるのだな。

あんまり思い出してないつもりだったんだけれど
やっぱり小さなことで彼のことを考えてるみたい。

渋谷にいったって彼といったお店はなんとなく覚えてるし
そこで話したことも覚えてる。

それはなぜかもう全然つらくはないのだけど
クセなんだろうな。

3年半て、そういう時間なんだろう。

自由になったと思ってたけど実はあんまり?
早くここから抜け出したーい。

いい男紹介してー!
と周りにお願いしたりするけど。
一人でいたい気もするし。
でもやっぱり恋愛したいし。

…ひとまず風邪薬を手に入れよう…。
頭が働かない。


2004年10月18日(月) モトカレ

来週、面接で東京へ行くので
また彼に会うかもしれない。

私から誘ったんだけども。
ごはんでも食べませんかと。

だって東京に友達いないんだもーん…。
(いないわけじゃないけど遠かったり忙しそうだったり。)
でもせっかく行くんだからなんかして来たいじゃないですか?
買い物するお金もないしほかに遊んでくれる人もいないし。
(いちばん気楽に遊べるのが彼っていうのがさみしいところ。)

そんなわけでひさしぶりに電話して話してみたんですけど。

ふつーふつー。おともだち☆
彼氏と彼女でないぶん、微妙に距離のあいた声が心地いい。
友達扱いされたほうが彼も表面的には優しいし、楽だ。

うん。いいんじゃないでしょうか。

その日は夜まで会議があるらしいので
彼に会うとしたら夜行バスに乗るはめになり
結局会うために滞在時間を延ばさなきゃいけないのは
ちょっと不服ですが。
ついでに会えたらなと思ってただけだから。
(就活でいくのに遊ぶなって話ですか。)

ふつうに楽しく会えるといいな〜。



どうでもいい話 「彼の呼び方」

彼はもう「彼氏」ではなくなってしまったけれど
あんまり「元彼」っていう呼び方が好きでないので
(便宜上それがいちばんいいと思うから前は使ってたけど)
まだここでは「彼」と呼びます。
名前で書いておけばらくちんだったかー。ちぇ。

そういえば最初ここに日記を書き始めた頃は
「彼」って書くのもなんか照れくさかったような。

なんかさ、元彼っていうと友達でなくて結局“元”彼なわけで。
なんだか似合わない。
元、彼、っていうカクカクした字が並んでるのが
嫌って言うのもあるけど。

だからって彼って呼ぶのも違う気はするんだけど…。
誰か特定の男の人をさす言葉なんだろうからまあいいか。
今までは彼氏、っていう意味があったけど
もうただその人をさすだけの言葉になってしまったのか。

きっとまた好きな人ができたらその人を「彼」って呼ぶんでしょう。

変なの。

まだしばらく「彼」は元彼氏のあの人をさす言葉で。


2004年10月13日(水) おとこのこ おんなのこ

最終面接にすすめるらしい!
わーい。

切ないことがあったらいいこともあるもんだ。



別れたばっかりの今みたいなとき
男の人と話したり会ったりするのは
とても癒してくれることのような気がする。

もちろん女の子の友達と話すのだって楽しいし気楽だし
たっくさん助けてもらったけれど、
男の人と話すのはまたちょっと違う。

全然うまくいえないんだけど、
なんかこう
女の子でいることを自覚できるというか。

どんどんおっさんくさくなってる気がする(自分)けど
やっぱり女の子でいたいというのがあるのでしょう。

女子としての自信とかがちょっとぐらついたときは
特に女の子扱いしてもらえるのが心地いいのだと思う。

別に好きだとかなんだとか言って欲しいわけでもなく。
友達として、で全然おっけい。
友達として、がいいのかもしれないし。

合コン♪とかいうのもたぶん男の人と話したいだけだ。
男友達が話に付き合ってくれるのならそれで十分なのかも。
(その場合は恋愛関係になりえない人でないと安心できないけど。)

そんなわけです。
でもねーやっぱり恋したいかもー。
ゆるーい感じの。

でも卒業まで半年…どうしたものか…。


2004年10月11日(月) 4回目の学祭

一昨日昨日で最後の大学祭が終わってしまった。
先輩とか先生?にほめてもらえてうれしい。ふふ。

準備していたときに、彼が学生だったころの写真を部室でみつけた。

なつかしーい。わかーい。

思ったのはそれくらいなもんです。
涙がでるとか胸が苦しいとか、まったくナイ。
すごい勢いで思い出になってる気がする。
まだ別れて10日。
3年半ってなんだったの、って勢いです。

私のことを想ってくれない人にはたいして愛情を注げません。

もう話しても会っても平気だと思う。
嫌いじゃないし、面白い人だと思うけど。
我ながら切り替え早い。

合コンしよーよー!!って
私と同じく失恋したての友達と盛り上がった。
4年生にもなって合コン。
いってみたら相手がみんな知り合いの知り合い、
みたいなことになりそうだわ。

口ではそんなこと言ってるけど、
本気で彼氏が欲しいかと言うとちょっと自信ない。
(素敵な人に出会っちゃったら別かもしれないけど。)
男の子と遊びいきたいし誰か好きになりたい気もしないでもないけど。
なるようになるさ〜。
ちょっとふらふらしていよう。

そんなやってあと半年山形で過ごすのもいいかも。


2004年10月07日(木) 髪を切る

髪を切った。

ほんのちょこっとだけ。

失恋したら髪を切る、ってなんでだろう。

髪は女の命、だから?命を絶つ代わりなの?

彼がいなくてもまぁやっていけてるので
命を絶つまでもないのだけれど。
気分転換。
髪を切りにいくのはそんなときが多いと思う。

久しぶりに真っ赤なマニキュアなんか塗っちゃったし
天気もよかったから、なんだかうかれちゃって
自転車のっていつもの美容室に行った。

就活の話やら彼と別れた話やらをしたら美容師さんが
「ちっさい男ねー」って。笑

いろいろ決め付けて何も知らないくせに
彼のことを悪く言う人は嫌だけど、
あまりにさっぱり客観的に言われたので
なんかすっかり楽しくなってしまった。

まだ別れて一週間もたっていないけれどもう大丈夫。すっきり。

だってとっても自由。

3年半も一緒にいた。
別れていた間もずっと好きだった。
離れていたっていつも彼のことを考えていた。

買い物に行ったら、彼ならこれを選ぶだろう、と思う。
でもそれを買わなくたっていい。

ふわふわのスカートだって心置きなくはけるし
くるくるのパーマもかけられる。
どこに行くのも私の自由。
男の子とふたりで飲みにだっていける。
卒業したら北海道に住んだっていい。

何をするにも彼のことを考えていたその時間は幸せだったけれど。

またなにかに収まっていたくなったらそうするし、
恋愛も結婚もするかもしれない。

その相手はまだ知らない誰かかもしれないし、また彼かもしれない。
(しばーらく彼ってことはないけど。)

あったかくてちょっと痛い、居心地のいい場所はなくなってしまった。

でも私は私でいられる。
私らしさなんかよくわからないけど、ちょっと楽に暮らせる気がする。

あとは就職が決まればなにも心配しなくていいんだけどなー…(現実)。


2004年10月06日(水) またね(長文)

土曜日の夜、彼のバンドの練習が終わった後、別れました。

彼は結局私を東京に呼ぶ、ということに
まだ責任が取れないらしい。
(責任をとりたい人らしい。)

バンドはまだまだかけだしだけどいい感じだし
会社は実はつぶれそう。

そんな楽しいけど不安定な状態で、私のことはかまっていられない。
今の生活を変えたくない。ひとりでいたい。

私がしっかりしてないから、ひとりで生きられていないから。
そのぶん自分が負担しなきゃ、と彼は思ってるんだろう。
そうさせたのは私だし、彼はそうできるふりをしていた。

私たちはお互いに相手を気遣ってしまう。
それだとそのうち疲れてしまうみたい。

バンドにも仕事にも私が必要っていってたのにね?
結局お荷物になってしまった。

だから、私はいつも彼の気持ちを確認していたのだと思う。
私のこと必要?って。こうなるのが怖かったんだろう。
自分の気持ちをわかっていなかったのは彼のほうだ。

彼は電話をしていた渋谷駅前で人目もはばからず泣いてた。
初めて聴いた。彼が泣いてる声なんて。

話してる間は彼も私も迷ってたけど、
それは好きな気持ちがあるということだけで、
すべて別れるほうに向かっていたのだと思う。

「こんなこと言う日が来るとは思わなかった。」

こちらこそ(言わないでよ)。
でもなんとなくわかってたのかもしれない。

「結婚するならお前とするよ。」

とかいいつつ彼女すぐできるんでしょー?
 
「俺を男としてみないでね。」

いや私は男友達だって“男”の友達だと思ってるからなあ。

ということは音信不通とかにしなくていいわけだ。



昨日東京に行って、就活のあと彼のバンドのライブがあったのでみてきた。
彼と、話してきた。

最終の新幹線に間に合うために20分くらいしかはなせなかったけど。
彼も忙しそうだったし。

なんか、変な顔してた。笑
緊張してるみたいな今にも泣きそうな。
私のほうが平気な顔してただろう。たぶん。

「どんな顔したらいいかわかんないんだよっ。」

彼にはナイショで聴きに行ったから。
演奏してる途中で気が付いたらしい。

今回は来ないでくれって言われてたけど、行ってしまった。
行かなければならなかった。
何かを、確かめたかった。

自分でも行くまで自分がどんな反応するか
わからなかったのだけれど、
(より戻したいって言うのか友達っぽくふるまえるのか)
なんか大丈夫みたい。

彼は頬を差し出したけど殴るほど恨んではいないよ。
彼の首にからんで、よしよし、と言ってあげた。
ほんとにこの人は憎めないやつなんだなあと思いながら。
得な人だ。

たぶん、私たちは友達になれる。
どこかで、お互いがしっかりしたら、また、って思ってるのかな。
会えなくなるわけではないっていうのが救いなのかも。

彼はどういうつもりなのか知らないけど、
連絡してね、という。

今は自分の感情がわからない。
でも彼のことは嫌いにはなっていないと思う。

彼に対する不満はたくさんあったし、
このままじゃうまくいかなかったかもしれないし、
彼がそう決断した以上、今はこれしかないと思う。
これが最善、と思い込もう。

それでも、ずっと泣くのを我慢してる。

意味のわからない涙は流したくない。

私が山形に戻った頃、バンドの人たちはちょうど打ち上げで、
なんかそこにいられなかったのが悔しくて、
そしてタクシー乗り場で会った気のいいおじさんに
「おねえさん」と呼ばれたのがうれしかったり、
彼に会ってちょっと気分がすっきりしたりで
ひとりで打ち上げした。

チューハイ一缶でよろよろ。

彼がいなくても時間が流れていくのを知っている。
今は立ち止まれないことも。

でも、体は動いても頭は全然働かない。

人は一人では生きていけないけど、
私みたいなのは一人でいる時間も必要なんだろう。

みんな今は頑張らなくていいっていってくれるけど
今頑張らないでいつ頑張るんだろう。
頑張らなきゃ人前に出られない。

別れたって話すのがつらいから。
別れたことを実感してしまうから。

だめだなあ。
やっぱり彼からの電話とかを待ってしまうのだろうし、
指輪のない右の薬指を心細く思う。

それでも時間は流れてくれるから。
もうちょっと川底の石みたいにしていたい。
それすら頑張らないとできないし。

さすがにわたしもしばらく恋愛はいいかな。
前に彼にふられたときみたいにやけになることはないと思う。



頑張ります。
頑張ってね。


2004年10月02日(土) ばか

たぶん、別れると思う。

だめだわ。

私の決断意味なし。

結局は彼の気持ちで決まってしまう。

だからふたりで決めることだって言ったのに。ばか。

私は彼のなんだったんだろう。

まだ彼の答えは出ていないけれどだめな気がする。

不安でたまらないのは私だって同じだけど。

それでも君と頑張っていこうと思ったのに。

「お前でダメだったら他の誰でもダメなんだ。」

それでもさみしがりの君は彼女ができるだろう。

そばにいたら結婚でもするのかもしれない。

相手が自立してる人ならきっと簡単な話だ。

その頃には君もなにか覚悟をするのかもしれない。

そんなのってないよね。

君が素直に喜んでくれなかったから、もうふられたようなもんだ。

迷うなんて君らしくないね。私じゃ役不足でしたか。

そばにいて欲しい、でも自由でいたい?

君にふられるのは2回目か。結局私がふられるのか。

「お前は俺がどんな答えを出しても大丈夫だよな。」

そんなわけないでしょ。ばかたれ。



泣き声を聴かれたくなくて「おやすみ」と告げて電話を切った。


2004年10月01日(金) 幸せってなによー

幸せにしたい

けど今は自分が不安定だから幸せにできる自信はない

だから自分で幸せになる覚悟できてほしい



ってそんなこと言われても困っちゃうよ。
ていうかそれが君の今までの発言の根本なわけね。
やっとわかったわ。
早く言ってくれ。

とにかく自分の意思できてほしいみたい。
彼には責任が取れないから?かな。

でも二人で暮らすんじゃないの?
二人で幸せになろうってやってくもんじゃないのか?と。
私は女なのでそういう責任とかって気持ちはよくわからない。

とにかく、私は彼のところに行きたい。行く。

私を幸せにしたり不幸にしたりできるのは君くらいだと思うから。

一緒にいるだけで幸せ、なんてことは言えないけど。
君と私が幸せでいる努力をする。

さぁ、君はどうするの?





遅くまで話を聞いてくれた皆様、ありがとうございました。
ひとまず話してみるよ。


コハル |メール ひとりごと。

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