「生きていたくない」と実際口にすることは、想像以上に心を動揺させる。
ある意味で積極性のある「死にたい」よりも、手の施しようがない気がする。


このままだとどうにもならないなと思って、職場の産業医に相談してみた。
あまり期待していなかったけど、結論から言うと、相談して良かった。
相談して初めて、私には働くことに対する覚悟ができていなかったことに気づいた。
働こうという気なしに働き始めてしまったから、余計に覚悟ができていなかったんだと思う。


色々なことを計算して動かないといけないけど、そんなことをしながら日々の業務をこなすと
疲弊しそうなので、「自分を一番大切にして、可能な限り仕事を断り、最大限研究の時間を作る」
という方向性を設定して、ゆるゆると計算することにした。
できるだけ早くこの場所から抜け出すために。

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