あおいの日記
DiaryINDEXpastwill


2005年12月27日(火) そしてもう一度振られ直す







なみだをとめる


薬があればいいのに。






2005年12月05日(月) きめた。



1日の夜は、バイトが終わったあとに、学科のお友達Eちゃんのお部屋に
チューハイを4缶持って転がりこみました。

あおいのバイト上がりが9時だったので、
その時点ですでに迷惑かけちゃったのは分かってるんですけど。



缶のプルトップ持ちあげながら、
「ねぇ、あおいさ、今すごくご機嫌ナナメなの。
 グチってもいい?」

「いいよー。かもん☆」


何て言い出そうか、すごく迷ったんですけど。
1分くらい考えたあと、左手を掲げて
「あおい、振られちゃった(^-^)」

「……へ?」

あおいの言い方がちょっと唐突すぎたのもあるんでしょうけど、
Eちゃんはあおいと同じサークル、つまりKくんとも顔見知りで、
Kくんの性格を知らないわけじゃない、っていうのもきっと手伝って、

Eちゃん、しばらく何を言われたのか分からないって顔してました。
「そう言われてみれば指輪がちがう。
 え? …何でよ?」

「本人曰くね、もうあおいのこと好きって思えないんだって。
 …ワケ分かんないよね。」




自分でそう言ったとたんに、
事実を突きつけられた気がして、
やっぱり、ものすごく悲しくなって、

この一週間ずっとお部屋で一人でやっていたのとおんなじに、
やっぱり、ぼろぼろ泣いてました。



振られたときにKくんに言われたセリフとか、

あおいの泣き落としが通じなかったこととか、

ちょっと前に、すごく冷めた目を向けられて心底怖かったこととか、

それよりもっと前に「ずっと一緒にいてやる」って言われて

ものすごく、嬉しかったこととか。

それから、

あおいはそれでも、Kくんのことが好きなんだ。ってこととか。

思い出した順にひたすら話して。



もしここで、あおいが『振られました現在彼氏募集中』って言って回れば、
あおいを慰めてくれる、Kくんの代わりをしてくれる男の子が現れるかもしれません。

でも、
Kくんは一人しかいないんです。
あおいの大好きなKくんはKくん一人しかいないんです。




「Kくんね、別に好きな女ができたとか、そーゆーんじゃないんだって。
 ただ、疲れたって。
 あおいのことを好きでいるのに疲れたって。
 これ以上一緒にいると、嫌いを通り越してきっと無関心になっちゃうからって。

 だから別れてくれって。
 そう言ったの。

 だからね、あおい思わず、『待ってる』って言っちゃったの。

 自分ですごくバカだと思うんだけどさ、
 またKくんが、あおいが必要だって思ってくれるまで待ってるって、

 …言っちゃったの。」



どれくらい待てばいいのか、分かんないです。
もしかしたら数週間。もしかしたら数ヶ月。もしかしたら数年。

思ったことを、思いついたままに口にしていたら、
あおいは、10年くらい待つことさえ考えてたってことに初めて気づかされて。

待ったあげくに、Kくんにとって
あおいなんか必要ない
って結論づけられてしまう可能性の方が、
もしかしなくても、高いのに。


「…こうやって不確定なのを一途に待ってるって、
 女として人生棒にふってるかなぁ。」

アルコールの回りきった頭で、勝手にそう結論づけたら、
それまで、じっと話を聞いてくれてたEちゃんは、一言、


「そんなことはないと思う。」


って、静かに言ってくれました。




あぁそっか。
って気分になって、
今度は嬉しくって泣けてきました。


「グチ」って、口に出すと負けかなって思っていたんですけど、
口に出したら頭の中がすごくスッキリして、
あおい自身がどうすればいいのか、やっと分かりました。






あおいは、待っていようと思います。

待ってたいから、待っていようと思います。






取り敢えず、あおい的期限は1年。
そう言ったらEちゃんは、
「…長いよ?(^-^;」
って、忠告くれましたけど。

1年待ったら、また今と同じこと考えます。
『あおいは』どうしたいのかって。





2時半回っちゃったね。
って言ったのは覚えてるんですけど、
あおい、すっかり寝ちゃってたみたいで、
Eちゃんの布団を占拠している状態で、朝、目が覚めました。

家主様には徹夜させちゃったみたい。
朝ご飯まで作っていただいてしまいました。
Eちゃん、ごめん(>_<)









何より、ありがとう。

大好き。






2005年12月01日(木) 相談


昨日は、バイト先の先輩お2人にお夕飯をおごっていただきました。

先輩、と一口にくくってしまっても、
歳だけ考えると、あおいのお母さんとお姉ちゃん、みたいな。
そんなお2人です。

あおいのお母さんよりも、もうちょっと年上のFさんと、
あおいの学科の先輩でもあり、去年大学院を卒業して、就職一年目のNさん。
バイト先ではすごくよく面倒みていただいてます。

以前からのお約束で、
たまには一緒にお茶を飲もうよってことになってたんです。



確かに楽しいお食事の場に水をさすのもどうかと思ったんですけど、
人間として・女性としても先輩であるお2人とこんな親しい雰囲気で
お話しできる機会なんて、今回を逃せばきっとしばらくはないでしょうから、

あおいの彼氏の話がちょっと出てきたのをきっかけにして、
できるだけ軽い口調で、相談してみました。

「彼、ですか?
 振られたんです。
 …先週末に。」

「誰かに話すと本当のことになっちゃうみたいで。
 まだ事実としてとらえらんなくって。
 だから言えなくって。うじうじしてて。」

「前からKくん、『あおいのことなんかどーでもいい』って
 そんな態度は取ってたんですけど、
 この前、『もう耐えられない』って言って…」



何よりもまず、Fさんが、

「…話してくれて、よかった。」

そう言ってくださいました。



早く吹っ切るように、って、アドバイスいただきました。
きっとあおいは、今にも泣き出しそうな顔をしていたのだと思います。

Nさんは
「あおいちゃん可愛いんだから、すぐにもっといいオトコ見つかるって!」
とも言って下さいました。
すごく勿体ないです。


大学に入ってから、確かにあおいは変わりました。

取り敢えずお化粧とか、洋服とかにも目を向けるようになったし、
何よりも「可愛くなりたい!」って思うようになりました。

久々に会った知り合いとかには
「あおいちゃん、すっかりお姉さんになっちゃったわねぇ…」
って言われたりもします。

Kくんとお付き合い始めてから、Kくんの好みが細めの子だって知って、
それだけを動機にして、7kgくらい体重落としました。
シルエットだけ見ると、半年前のあおいとは、別人です。


でも思うんです。



あおいは、本当に「可愛く」なれたんでしょうか。




振られた日に、あおいを持ち上げたKくんが
「本当に軽くなったなぁ…。」
って、呆れたように言ったのを思い出します。



あおいは、何のために…誰に好かれることを目指して、

可愛くなろうって、思ってたんでしょう?


むこう あおい |HomePageWebClap