鬼束ちひろ最新アルバム。 図書館で借りた(苦笑) 私にとってはもう、数千円払うアーティストではなくなった。 今回は、前作よりはいいけれどやはり微妙。 「歌うのが鬼束ちひろじゃなくてもいい曲」が多いし、ライブで二度と聴きたくないと思うほどの(褒め言葉)歌の説得力がない。 ただ、アレンジはかなりい。 作風が変わるのは構わない。 実際、「Sign」は優しくて明るい名曲だと思う。(しかし一部ではストーカーソングと呼ばれている/笑。ていうかこの人の曲で病んでないのはないだろ) しかし、そこに訴える力がなかったら離れるファンもいるのは当然。 まだ当分リハビリ作が続きそうだ。
FSS Reboot3巻読了。 やっぱり面白いわああ! 大人になって読んでも面白いマンガって貴重。 でも、物語の行き先が納得できるか不安。 「人類を超える者」とか進化がその方向なんだろうけど、アマテラスやファティマみたいな超美しくて長生きで頭のいい生き物ばかりが溢れている世界ってのもちょっと気味が悪くないか。 しかもファティマの美貌ってかなり似たり寄ったりだから、同じような顔がいっぱい。谷山浩子の「そっくり人形展覧会」みたいな(笑) そういうユートピアはちょっと私はゴメンだ。 あ、そりゃ美しくなくて短命で賢くない人間の女の嫉妬か(笑) でも「人類を超える者」ならばきっと優劣じゃない価値観を持っているはずだと思う。個人的に。
「大人というのは気遣いできるものだ」 「気遣いできる女性は素晴らしい」
なんのために?
じゃあ、それをやめたらどれだけのものを失うのか、あるいは別に何も変わらないのか。 「気遣い」という名の「ガマン」には意味があったのかなかったのか。
自分で検証してみる危険なキャンペーンを始めました。(勝手に)
たぶん、なんかうんざりしていたんでしょうね。日常に。
まあ10年くらいかけないと人間変わらないんで、今挫折するのは早いかもしれないが。 とか言っても、周りから見たら「え?今までと同じだけど」な確率たぶん8割くらい(笑)
つまり、「果たして自分はどこまで『思ったこと』を言えるのか」の検証でもある。
2011年06月12日(日) |
Twitter注意報 |
勢いで書いた自分のツイートをすぐに削除したはずなのに、何故か見られていたようだ。 怖いね。 削除機能を過信しない方がいいのね。
10年位前、弟に「人間て思ってることの半分くらいしか言えないね」と言ったら「お前それで半分なの? だったら残りは言わない方がいい」と真剣に言われて以来、正直にものを言うことを固く自分に戒めて参りました。 (日記とかは結構正直に書いてる) が、最近めんどくさくなってきました(笑) もともと人に比べると、理解してもらおうという意欲が低いのですが、その割に言わんでもいいことは言ったりする。 まあ端的に社会不適合なんですが。 もし、思ってること全部言ったらどうなるのかなーと危ない誘惑に駆られる。 破綻は目に見えてるんだけど。 ・・・疲れてんのかな(笑) 何を守り何を捨てるべきなのか、ちょっと自分でわからなくなったりするわけよ。
「自然体になればなるほど男が寄ってくる(ナンパされる)」っつーMtFの人がいて、すごいなーと思った。 自然体になればなるほど男どころか人間が寄ってこなくなるわたくし。
2011年06月08日(水) |
これはかなり独り言かも |
若いときからフェミニズム寄りのとこがあるんで、そういう人もフォローしてるんだけど、最近フォローした研究者系の人でアグレッシブな方がいて。 連日荒ぶった議論でTLが埋め尽くされるという(笑) いや、別にいいんだけど。 専門用語がわかんないんで、何と何を対立概念にしてるのかわかんないし。 彼らはそれが自分の生き方に直結してる上、それが「仕事」(研究)だからいいだろうけど、一般人にはなかなかしんどいレベルの議論。 私は、「性別にかかわるすべてが人工的なもの(社会的に作られるもの)だとしたら、性同一性障害の存在を説明できない」ってことに気付いて以来、考えるのをやめた。 だから、MtFの人たちが内ゲバみたいなやり取りしてるのも、ぼうっと眺めてるだけなんだけど。 ただ、性的マイノリティであることとマイノリティ全般に理解があることは別なんだなと発言見てて思った。 信仰のある人に対する無神経な発言があって、そういう「マイノリティ」への配慮は関係ないんだな、と。まあその人個人に限ったことかもしれないけど。 性同一性障害の人にとっては「自分が男なのか女なのか」は自明なんだよね。別に「自己決定」したわけではない。何故そうなのか?が説明できない。(脳の機能的な違いらしい。Wikiソースだけど) ・・・ということを言いたいのであろう人がいて、でも一方では「それは自己決定権を誤解している」という人もいる。 うーん、よくわからなくなってきたぞ。
まあ耐え切れなかったらリムーブしちゃえばいいんだけどね。 チキンなんで、なかなか思い切れない。 ていうかTSっていうのかTGっていうのかはさておき、み ん な 怖 い よ 。
2011年06月05日(日) |
LUNA SEA 3D in L.A. |
観てきました。 残念ながら観客皆無言でおとなしくしてたので、騒ぐわけにはいきませんでしたが・・・
個人的にはTIME IS DEADとWISHのJ×SUGIが萌えだったんですがそれだけではなくて、よかったです。 泣けちゃった。 「ここまでのバンドになったのねえ」というか。 終幕したときまさかこんな未来があるなんて思ってなかったな、と不意に考えて泣けてしまった。 なんでSTORM聴きながら泣いてるんだ私は、と思いつつ。 WISHのときSUGIちゃんがJさんの前に跪いて演奏してちょうどその顔の位置がつまりアレっていうかもう、ほぁぁあああ!って(笑) TIME IS DEADもさあ、カメラの焦点はRYUなんだけど、その後ろで2人が寄り添ってるわけですよ! カメラ! そっち映して! いや、RYUはかっこよかったですよ。見惚れました。 GENESISとRA-SE-Nマジすごかった。 ヘドバンしたかった。 DESIREでマイクスタンド蹴り飛ばしたのが珍しくて、びっくりした。怖っ! 「ご機嫌斜め」ってやつですかあれが。 あと、絶対ピッチがぶれないのね。ほんとすごいと思った。 SUGIちゃん美しい。3Dなのに薄い体(笑) 細い腰。エロい。 あと、衣装がひらひらフリフリなので3D映えします。 INO様とかちょっともったいなかったな。地味な感じで。 あと3Dならではっていうと、RYUの伸ばした手に触れそうな距離感とか、真ちゃんの投げたスティックが飛んでくるようで思わずびくっとしたとか。 最前列でライブ見てるような感覚はよかったですね。 でも2Dでも十分楽しめそうなライブの出来ではあった。 取り急ぎこんな感想です。
2011年06月01日(水) |
めんどくさい世界とは手を切ったんだが |
ちょっと今日はのんびりしてネットの波を漂っていたら、厄介な問題を目にしてしまった。 まあ、BLと同性愛の問題なんだけど。 異性愛者の女がポルノとして男同士の恋愛をもてあそぶことに嫌悪感を持つゲイの人もいる。 BL作品の中にしばしばホモフォビア(同性愛嫌悪)が隠されている、というのは定説になった。 あくまでもテクスト分析として(つまり、研究業績として)それを主張するのはいいことだと思う。てか、理解できる。 「新しい」し、メカラウロコでもあった。 でも、「だから腐女子もBLも消滅すべき」みたいな流れになると、「おいおい」と思う。 あと「変態趣味だから自ら隠れろ」もなんか、違和感がある。 いや、隠さなくていいという意味ではないが・・・それって一周回ってやっぱりホモフォビアの容認じゃないのかというか。 ついでに、「セクシャルマイノリティの男をセクシャルマジョリティに属する腐女子が差別(抑圧)している」というのも、私はちょっと首を捻る。 言い方悪いけど「白人の女と黒人の男ではどちらが抑圧者?」問題というか。 セクハラカルタのときにも思ったんだが(ご存じない方はツイッターで検索してみて下さい)、一部のゲイの男性は、むやみにヘテロの女性を敵視する傾向がある。なんていうか、「ヘテロの女である」というだけで「我々の敵」としている感じ。 そういうとき私が思うのは、「あなた方はこの社会の何を変えたいのか? ヘテロの女を敵視すればそれが叶うのか?」ということ。 ホモフォビアと同質の女性嫌悪でない、というのなら、ヘテロの女であるというだけで敵視するようなことはないと思うのだが。 ついでに。 悩むのは、かたや
「BLはファンタジーだから現実のゲイとは違う、なんて言い訳は通用しない!」
と言う人がいるかと思えば
「BLと同性愛は違うのに一緒くたにしてる腐女子はタチが悪い」
と言う人もいるわけ。
じゃあどうすればいいんだと(笑)
こういう問題、考え出すとそうとう深いからもう研究分野から手を引いた私としてはあまり突っ込みたくないんだけど。
ただ。
しょせんは何もかも紙の上のインキの筋(もしくはドットの集積)でしかないって気持ちがある。 これだけBLの発行数が増えて、何が変わった? この世界の何が変わったんだろう? あるいは。 「腐女子的なもの」の氾濫によって、「実害」をこうむる存在は誰なのか?という問題。
最近あんまり難しいこと考えてないから疲れてきた。 続くかもしれないし続かないかもしれない。
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