早瀬の呟き日記

2002年11月29日(金) 校正って

とりあえず著者校を担当氏に送ったので一安心。ちょこちょこ加筆もしたので、もしかしたら、また再校正になるかもしれないです。
早瀬も初めて知ったんですが、校正って、誤字脱字のチェックだけじゃないのですね。意味の通じにくいところとか、差別用語とかもチェックするんです。早瀬でさえ何箇所か「?(意味が通じにくい)」とチェックされてたところからすると、森博嗣氏とか古井由吉氏なんかかなり「?」マークが付けられてるんじゃないかと思います(笑) あと、表記法に関してもチェックが入るのには驚いた。効果上、直接話法にして「」を抜いたところにも、「」挿入のマークが付くんですよね。単純に会話なら「」ってもんじゃないだろう、と思うんですが・・・。
しかしまあ、同人やってると、どうしても自分の好きなようにしか書かないから(笑)勉強になりますな。

佐藤亜紀の「バルタザールの遍歴」を読みました。「これが駄目だったら死ぬしかない」という思いで書いたと、どっかの雑誌で言っていた作品で、新潮のファンタジーノベル大賞受賞作。
確かに、上手いとは思いました。でもどうも・・・半端にファンタジーにする必要はないんじゃ、という気がしました。本格歴史小説の方が向いてそうな気がするんですが、微妙にファンタジー混ぜるんですよね、設定に。それがどうもあんまり活きているとは思えないんだよなあ・・・。ファンタジーならファンタジーでいいんだけども。どっちつかず、というか。
割と玄人好みの作家で、評論家の評価は高いけど・・・正直、後になって評価されるタイプの作家かな、という気はします。



2002年11月28日(木) ベルばらと星矢(キャラデ繋がり)

昨日NHKで深夜にやってた「ベルばら」をちょっと見てました。(←寝ろよ)
香寿たつきのアンドレ、少年ぽくてステキでした(笑) 稔幸のオスカルの方が背が高くて、抱き合うシーンはちょっと大変そうでしたが(笑)あの名台詞、「生涯でただ一人、私だけだと誓うか?」「千の言葉が欲しいか? 万の誓いが必要か?! 俺が言うべき言葉はたった一つ・・・愛している」が聞けて満足でした。いやあ、すごいね。Jさんでも言えないね(笑) でもちょっと言わせてみたくなった早瀬は重症です。あ、オスカルが混乱の中で再会したフェルゼンに「私のアンドレが危ないんだ!」と叫ぶシーンも好きだったんですが、宝塚版ではなかったですね。
小学生のときにアニメの再放送を見て、一番好きだったのはアランでした私(笑) 一番男臭いキャラが好きとゆー性向は昔からのようで(笑) だから一輝兄ちゃんも好きなの(笑)
今、スカパーで「星矢」のハーデス編やってるんですよね。うち見れないんで(泣)こないだ弟がTVシリーズのビデオ借りてきて、また見たりしました。いやあ、面白いね。突っ込みどころ萬斎(笑)なのに面白いんだよね。紫龍の「人が人を信じずして、どこに愛がある?!」にはひっくり返りました。14歳で言うなよ、そんなこと(笑) そして、やっぱり今見てもフレアには腹が立ちました(笑) 氷河・・・アンタ、女見る目ないよ・・・。
バンダイから出てた聖闘士聖衣大系も復刻して欲しいですね。今度はアテナの聖衣出してくれー。
そう言えば、皆記憶から抹消してますが、あのSMAPが「聖闘士星矢」をミュージカルでやったんですよね(笑) 確かキムタクがポセイドンだったな。当時まだ森且行がいたような気がするので、他の5人が青銅ですかね。誰が誰だったか覚えてません。とりあえず星矢ファン的にもSMAPファン的にもなかったことにしたい過去ではないかと(笑)
ちなみに、ご存知の方も多いでしょうが、ベルばらと星矢はどっちもキャラデが荒木伸吾&姫野美智コンビです。

〈本日「うたばん」見て思ったこと〉
1.ガックンとJさんのガチンコ勝負が見たいので、誰か「アーティストK−1」を主催して下さい。(それにしても、相手の意志を確認するより先にキスするというのは、ガックンでなかったらただの痴漢だと思うが)
2.私がドラマで犀川創平役をやるとしたら(似てると友達に言われたので)萌絵ちゃんは松浦亜弥がいい。ちなみに天王寺博士は緒方拳で、喜多先生が真田広之。幸せすぎて死にそうだ・・・。



2002年11月27日(水) 危険なドライブ(映画の邦題風に)

聴きましたー。もしやと思ってたらやっぱりジャケットイラスト、ニコちゃんだったのね(笑) 彼女は本当に彼氏と別れたんでしょうか(笑)
それはともかく、ざっと聴いて思ったんですが、音が暴れ系なのに歌詞がすげー暗いよなあ(笑) 「Unstoppable Drive」ってタイトルの割に、えらい暗いよ(笑) 暗いんだけど、じゃなくて、暗いからこそ・・・何でしょうね、光への道筋がはっきり見えるっていうか。
Jさんのそういう二面性、凄く好きですね。
さて、遊び心のある「Diablo March」で始まって、「Super High」。「BLOOD MUZIK」が「Gabriel」で終わって、本作がこれで始まるってのは、何を狙ったのJさん(笑) ただ真面目なだけ?(笑) でもカッコイイから好きです。「Sixteen」は、びっくり。タイトルどおりの若い印象の曲で、でもある意味非常に「らしい」とも思う。これを持ってきたところに、Jさんの「余裕」を感じるなあ。
「Aptitude test」は非常に耳の痛い歌詞です(笑) そろそろ親が「まともな社会生活をしろ」と言い始めたんで(笑) イヤ、早瀬だって別に普通に生活しようとは思ってきたんですけど、何故かこうなっちゃったというか、それに人に言われるとなんか腹が立つじゃないですか(笑)
どの曲も好きですが、「Graceful days」は前奏だけでいきなり泣きましたよ私(笑) すっげー好きな音。さすが「Crazy About You」を書いた男だーと思った(笑) こういうベースが聴きたかったのよう(泣) でもこれ、J×SUGI曲っすよね(←結局そこに行くんか) 「Tomorrow」もいい曲ですね〜。涙出ます。
全体に、前作よりも余裕が感じられるかなあ。直球、というのではないんだけど、正統派、というか。前2作の曲って、キャッチャーどこにいんのかわからんけどとにかくすげー球投げてるなあ、という印象があって、まあ、こっちから捕まえに動かないといかんな、という面もあったと個人的には思うんですが、今回はストライクゾーンをある程度見極めて投げてるかな、という気がします。
でもヴォーカルはBMの方が上手かったような気がするのは、何故(笑)
早くライブで聴きたいな〜。曲構成もどうなるのか興味あるし〜。武道館行けないんで、とっととツアー始めて下さいJさん(笑)←鬼か。



2002年11月25日(月) 健康第一

先週の火曜から咳が出て、二晩くらい熱も出して、鼻水も出て、食べ物の味しないし食欲ないし・・・で、もうずっと家で休んでます。授業ももうかなり出てないし、観に行く予定だった芝居も2つキャンセルした(大泣) その上今日は朝から1階のトイレを洋式に改装してて、ガッツンガッツンぎゅいーんとうるさくてうるさくて、もうかなりに不機嫌の頂点に来そうです私。ちっきしょー。
夜寝るときになると、普通に呼吸しただけで咳が出るんですよ。だからもう、ラマーズ法みたいに(笑)意識的に呼吸しないと苦しくて寝れないの。喘息ってこういう感じ? 寝不足だから治りも遅いんだよね。薬は多少効いてはいるんだろうけど、長く飲んでると胃をやられて気持ち悪くなるし(笑)
こんなにバッドな風邪は久し振りです。やれやれ。夜更かしのツケなのは明らかですね(笑) 自業自得なのはわかってるけどーけどーけどー(泣) 折角筧さんの「透明人間の蒸気」取れたのに取れたのに(泣)
まあ、だいぶよくなったんで、ネットとかは出来るんですけど。
そんで、咳と鼻水にまみれながら、現在著者校中なのです。
え? 何の話かって?
うふ。実は、2003年1月に、初のノベルスが出てしまうことになりました。オリジナルです。無論ボーイズラブです(笑) 早瀬名義ではないんですけども。
そんな訳で、もう1コサイトを作る準備とかもあるし、なかなか気忙しい年末になりそうです。
詳しいことはまた後日ということで。えへ。



2002年11月17日(日) スマートな「裏」生活のために

日記の方からサイトへのリンクを外しました。日記からご覧になった方でもし、早瀬のサイトに飛んでみたいと思われた方は、下のメールフォームにてURLを請求する旨、お送り下さい。個人的にはどんな書き方でも気にしませんが、あなたのスマートな社会生活のためには、あまりに乱暴なメールはおやめになった方がよろしいかと思われます。この日記の内容及び「ナマモノ」の意味がわかり、かつ大好きだ、という方、お待ちしております。

さて、「理念型フィクション」(Idealtypus Fiktion)とは何か。
カッコよくしてみただけで、要は「この作品はフィクションであり、実在する人物・団体とは関係ありません」ということです。最近この旨TOPページに表示されているサイトさんが多いですね。色々考え合わせると、この表記がかなり重要な意味を持っていると思うのです。
前回、主に民法において法律的な抵触点を検討しましたが、そこで恐らくはもっとも問題になる、「その使用の方法、態様、目的等から見て、彼の俳優等としての評価、名声、印象等を毀損若しくは低下させるような場合」について、そうした事態を避けるには、「現実と混同しないでね」という明記が必要なのではないでしょうか。
何故「現実と違う」と言えるのかは、前にもちょっと書きましたし、同好の方ならおわかりかとは思いますが、結局のところ「自分の頭というぶ厚い(笑)フィルターを通した」ものだからです。メディア論をやってる社会学者にありがちなのが「高度情報社会において現実と虚構の区別はない」とかいうヤツですが、この際その手の意見は百害あって一益なしです。(何故なら、現実とは私を裏切るもの全てだから・・・おっと、これは独り言でした。)
そんな訳なので、「これはフィクションです」という意味の表記が、生系同人サイトには必須事項なのじゃないかと、最近思っております。
警戒しすぎるあまり注意書きが喧嘩腰になったり、ああ私は犯罪者だーと過敏になったりすることなく、スマートな「裏」生活を送りたいなあと思うのです。



2002年11月16日(土) 限りなく黒に近いブルー

眠い。頭が痛い。なんとなく気分が悪い。閉塞感があってどうにもこうにも、やってらんない。
今日はそんな日で、授業を四分の三で自主早退しました。もう、その場にいるのが苦痛で、休憩時間に出てきちゃったっていう・・・(苦笑) 駄目駄目ですね。
そんな黒い気分で本屋に行ったら「エルティーン」の「ボーイズラブ特集」なんてのがあって、この雑誌って十代の女の子向けのH系雑誌(つまり高校生の性体験記事とかですな)で、なんでこれがBLなんか特集するんだと思ったら、「ボーイズラブ」の意味を取り違えてるんですよ。「男の子が男の子を好きになる恋愛」という扱いで、体験記(どこまで本当だか知りませんが)とか載せてるんですが、イラストを見るといわゆる「ボーイズラブ」な絵なんです。これは、いかんだろと思いましたね。「女性向の男性同士の恋愛ファンタジー」と実際のゲイカルチャーとを混同しちゃいかんですよ。
たぶんこの編集者は「ボーイズラブ」という単語なりそれに該当する本を散見しただけで「人気があって記事になる」と踏んだのでしょうが、あまりに無知すぎます。これでは「女性が欲求不満の捌け口にゲイを玩具にしている」と無理解なオッサンに書かれても仕方ないです。まあ、現状からすればそう言われても仕方ないような出版物も多いんですけど。
・・・気分が黒いと考える言葉も黒くなる訳です(笑)
まあそんな調子で時間を潰してから、友達とアジアンエスニックの店で夕飯食べました。寒くても暑くても辛いものは美味しい。色んなことを友達と話してたら、浮上してきました。黒いモノも段々薄らいで来ましたよ(笑) やっぱり人と話さないと、精神的に下り坂にハマるね(笑) なまじ暇だから悲観的なことしか考えないんだよね。どんどん暗くなってくの。前にもコレでハマったんだよなあ。成長してねえな。



2002年11月15日(金) 続「裏」の話

イワッチの夢を見てしまった。しかもシリアスな方のイワッチだ。好きには好きだが、そこまであの白くて長くてくねくねした奴を好きだったかと思うと自分がちょっとアレな感じもする。アレ。
さて、一部にしかわからない独り言はおいといて。

「ヤバイ」という認識は必要だとしても、必要以上に生系サイトの管理人さん達を萎縮させるのはどうか、と早瀬は思い、実際問題として何がどう「ヤバイ」のか、法律系のサイトを巡ってみました。関係してくると思われるキーワードは、主にこれです。

1.パブリシティー権
2.名誉毀損

1は、「自己の氏名・肖像について対価を得て第三者に専属的にその使用を許諾する権利」とされています。つまり、芸能人は、氏名・肖像による顧客吸引力のためにそれ自体が財産的価値を持ち、財産権の一側面として保護されるのであり、この財産的な利用をコントロールする権利がパブリシティー権ということになります。芸能人等の氏名や肖像を経済的に利用するときは本人等の許諾が必要だということで、ライブ会場の外で売っている海賊版グッズは、この点において本人を含めたオフィシャルな利益を侵害しているのです。これに対しては、損害賠償及び差止請求(もう作っちゃ駄目という裁判所の命令)が認められます。
今のところ、この権利の侵害はオフィシャル無許可のグッズ類に判例が限られており、同人関係は扱われていません。が、問題はこの「経済的利益」です。
ここからは早瀬の個人的な見解ですが、自分がこのジャンルを始めようと思ってオンラインのみにした理由の大きな一つが、これなのです。
「お金を取らない」。
利益を得るのではなく、あくまでも個人的な楽しみを同好の士と楽しむためだけのものにする。たとえ赤字だとしても、「お金を取る」という行為に危険性を感じたので、こういう形態にした訳です。ここは、特に「絵」をメインにされているサークルさんに関係していると言えます。

参考URL: http://www.takahara.gr.jp/contents_law/00sub/27chiteki/12.htm

次に2ですが、ここで言う「名誉毀損」には刑法的なものと民法的なものがあります。結論だけ言えば、少なくとも同人屋が刑法上の「名誉毀損罪」で検挙される、という可能性はかなり低いです。これは、刑法と民法の性質上の違いから来ています。刑法は「制裁」という意味合いがあるのに対し、民法は「被害の修復」を目的としているのです。従って、刑法的には無罪でも民法では「不法行為」が成立し、あるいは損害賠償が認められるというケースがあり得ます。生系同人屋が抵触するとしたら、民法です。ちなみに、憲法は国(及びそれに準ずる権力的組織)と個人との関係において個人をいかに保護するかという主旨のものなので、同人屋と本人(最悪そこまで行った場合、ですが)という「私人関係」(権力的に対等な人間同士)では、民法が適用されます。
民法での「名誉毀損」という不法行為の規定は、その「人に対する社会的評価」を低下させる行為をいいます。その行為によって現実に人の社会的的評価を低下させたことまでを必要とせず、社会的評価の低下を招く危険性を生じさせたことで足ります。
ただし、類型として

  A 具体的な事実を摘示する行為(事実摘示)

  B ある事実を基礎としての意見ないし論評を表明する行為(論評)

となっており、言ってみれば「噂の真相」的な事実関係を巡る表現のみが想定されています。同人という「フィクション」は想定外なのです。

参考URL: http://homepage3.nifty.com/umelaw/meiyo.htm

この点については、アメリカの判例文も参考になるでしょう。(以下引用)

俳優等は、「もともと自己の氏名や肖像が大衆の前に公開されることを包括的に許諾したものであって、(…中略)それだけでなく、人気を重視するこれらの職業にあっては、自己の氏名や肖像が広く一般大衆に公開されることを希望(…中略)しているのが通常」であるから、俳優等が自己の氏名や肖像の無制限の使用を理由に精神上の損害賠償を求め得るのは、「その使用の方法、態様、目的等から見て、彼の俳優等としての評価、名声、印象等を毀損若しくは低下させるような場合、その他特段の事情が存する場合(…中略)に限定されるものと言うべきである」(引用終)

参考URL: http://www.imasy.or.jp/~ume/copyright-ml/inetmag/internet-magazine-1996-09.html

最大の問題点がここにあります。つまり、「その使用の方法、態様、目的等から見て、彼の俳優等としての評価、名声、印象等を毀損若しくは低下させるような場合」。また民事では、「名誉感情」を害された場合にも不法行為の成立を認める場合がありますので、
「名誉感情の侵害」
「俳優等としての評価、名声、印象等を毀損若しくは低下させ(る危険性を生じ)た」
この2点が、抵触可能性が高い部分です。「関係者禁」の重要性はここにあります。
なお、損害賠償額は50万円を越えればよい方だと言われています。生々しい話、この程度の額を得るために訴訟を起こすリスクを犯すかどうか、という点に、生起可能性を左右するポイントがあります。
早瀬の基本的な立場は、「自分の頭というフィルターを通したものにまで規制を加えられるような事態は避けたい」です。絵であれ文章であれ、一旦自分の頭を通し、自分の手で再構成したもの、まして営利目的でないものにまで、法的な介入をするというのは、ちょっといかんだろうと。そのために今、「理念型フィクション」(Idealtypus Fiktion)という概念を構想しています。
この話題、続きます。



2002年11月14日(木) 「演劇ぶっく」の萬斎様

締め切り後でほっとしたせいか、ちょっと風邪気味です。昨日は早めに寝たんだけどなあ。
さて、「演劇ぶっく」に萬斎様のインタビューが。(大島さんと鴻上さんも載っていた)
写真がとってもナチュラルな微笑で、珍しい、と思いました(笑) だって、いつもちょっと意地悪そうな(笑)「俺様」っぽい顔で映ってるんだもん(笑) そういうのも好きですけど、ナチュラルな笑顔の方がもっと好きですね。(SUGIちゃんもそうですよん。) なんかいいことあったんですかね。もしやヒデ(自主規制) ともあれ、ステキな映り方なさってます。ポスターにして部屋に貼っておきたいぐらいです(笑)
そんでもって、黒のスーツの下に白いシャツなんだけど、これがまたびらびらレースのドレスシャツで(笑) 何でこの人こうなんだろ(笑) でも好きさー。ドレスシャツ着る男は好きなのさー♪ あっはっは。



2002年11月13日(水) 理想のプロポーズ

久樹ちゃんとお茶しました。銀ブラならぬ池ブラですか(笑) リブロに行ったら正宗白鳥の「自然主義文学盛衰史」が文庫になってたのですっごく欲しかったんですけどね・・・ちょっとね・・・講談社文芸文庫は高いんだよな。大体\1000以上しますからね。装丁が綺麗で大好きだけど。

あまりに縁遠い話なのですっかり忘れてたのですが、「恋バカ」見て(「歌の大辞テン」見ながら見てた/笑)思い出しました。
中学2年か3年のとき、友達と「どういうプロポーズをされたいか」という話をしていて、当時14歳の早瀬はきっぱりと「いきなり結婚届(無論男の捺印済み)持ってきて欲しい」と答えたのでした。で、相手の友達は「そんなの嫌だ」と言いました(笑) あと、「そんな奴いない」って(笑)
でもいたよ。「封印再度」の犀川助教授!(笑) あのエピソードで早瀬の犀川先生株はかなり上がりましたよ。「つまんない男」から「なかなか見所のある男」に(笑)
で、今だったらどんなのがいいかなあと考えたのですが、やっぱり「いきなり結婚届」がいいな、と思った(笑) 覚悟の程が知れるというかなかなか緊迫感があるというか、本気度が高そうでいいと思うんですけど。ま、問題はそこまでに千里の道のりがあるということですがね・・・(遠い目)



2002年11月12日(火) 雨月物語と補足

萬斎様の舞台を見に行きたしと思へども金がなし(泣) うう〜。好きなものが増えると生きていくのはとっても楽しいけど、金が追いつかんよ金が・・・(泣)
今週の「怪談百物語」は正統派路線の「雨月物語」。面白かったです。怖かったし、もともと好きな本だし、京極堂シリーズに出てきた「鳴釜」も出てきたし(笑)
夢枕師匠の蘆屋道満はやっぱり竹中直人でしょう! 野村晴明VS竹中道満。うわ、濃ゆい!(笑) ホモテイスト(監督もキャストも認めているんだあの映画は/笑)もますますパワーアップ・・・かもしんない(笑) いえ、あんまり嬉しくないですけど。

一昨日の日記で「裏」の話を書きましたが、あれ、「ファン」としての立場を一旦脇へ置いて書いてますよ。なんか、えらい悪意があるみたいにも見えるけど(苦笑)「害意ではなく愛でやっているんだ」というのも非常に危うい足場なので、それとは別に何か理論武装ができないか、という試みです。
ファンとしての自分は、当然、好きなアーティストに不快な思いさせたくないし、そうなったらすぱっとやめるさ、と思ってます。

さて、次は「JXS」の更新をせねば。「見しらぬ犬」の2話目をUPする予定です。



2002年11月11日(月) マイ白鳥ブーム

バレエでもなければ青銅聖闘士でもありません。(どうでもいいけどキャラ全員男にした「白鳥の湖」は、絶対考えた人ゲイだと思う)
正宗白鳥とゆー作家です。最近「何処へ」という彼の小説を読んで、なんかシンパシー(笑)を感じて、岩波文庫の「作家論」を読んでみたのですね。
なんか、好きになっちゃいそうですよ(笑) 全集読もうかな(笑)
彼の評論は面白いです。「これ褒めてないじゃん」とツッコミたくなること請け合い。漱石でも花袋でも、否定と肯定の両方を書くんですよ。「つまんないけど、ここがすごい」「でもやっぱりつまんない」みたいな(笑) この人、勉強家なんだと思います。「つまんないけど我慢して読んだ。なるほど、時代的に見ればここは優れている。でもやっぱり俺にはつまらない」という(笑) 結構言い方に容赦がないけど、少しでも「いいところ」を見つけようとする姿勢が好きですね。現在からすると議論が粗雑なとこもありますけど、評論をしながら創作者としての自分を常に忘れない、羞恥心をなくさない論の運び方が好きです。まあ、それ故に彼は大作家にはなれなかったんだとも思いますけど(笑)
あと、彼の特徴としては、知り合いだったこともあって岩野泡鳴をやけに高く評価しているということが挙げられます。泡鳴の小説はねえ、「耽溺」をちょっと読んだんですけどねえ、ヘタなんですよ(笑) あの、タイプ的に面白いことは間違いないのですが、とにかく文がヘタで(笑)読みづらくて、白鳥の方がいいな、と私は思ったんですが、彼はかなり泡鳴評価しています。理由はねえ・・・たぶん泡鳴が「バカ」だからです(笑) しかもアレ、「迷いのないバカ」。コレに弱いんでしょう、白鳥は。「迷いのないバカ」というのは要するに、すこーんと突き抜けたタイプです。誰に何言われても気にしない、俺はこれでいいんだ、っていう。それが厭味にならないタイプ。たぶんうちのじい様みたいなタイプだと思われます(笑) BL系の方には結構いいネタだと思いますよ、泡鳴×白鳥(笑)(逆もアリ) 以下、「作家論」の中から印象に残った文章を引用します。

「さしたる修業もしないで、虚名と慾のために文壇へ出ようとヤキモキしている婦女子がこの頃は少なくないようである。」(P190)

ちなみにここは「腐女子」と変換しても可。アイタタって感じですか(笑) これ、昭和2年の文章なんですよ。70年以上経っても同じなのね(笑)

「しかし、私は一身を永遠の寄託の中に置くような心境には達していないし、将来も達せられそうには思われない。(中略)自分一人で山の中にいても、爪を尖らせて永遠というものを掻きむしりつづけるかも知れない。」(P315)
「私は自分の『人を殺したが・・・・・・』(早瀬注:白鳥の作品)を二たび三たび書き続けて、永遠を爪で掻きむしろう。古来の文学の縄墨はどうであろうと、それは私の顧慮するところではない。」(P317)

ここ、授業中に読んでたんですけど(笑)泣きそうになりましたよ。ずっと他の作者の評論をしていて、初めて自分の作品と創作に対する感情的な言葉がふっと出てきたんですが、それがすごく染みた。かなり冷めてて皮肉も言うけれど実は真面目な彼の評論の中に、ふっと出てきたこの部分が、とても好きですね。
ちなみに白鳥は小林秀雄にも一目置かれたとかで、早瀬は小林秀雄も要チェックなんです。何故なら、中也さんと(自主規制)

あ、さっき「子連れ狼」見ました。笑えた(笑) 何で刺客なのに子供連れてるんだ、足手纏いになるだけじゃん、と思っていたら、大五郎、パパがピンチのときにはアシストするんですよ(笑) 3歳で刺客のアシよ?(笑) しかも子役の子が、えらい眼の据わった凄味のある子で、こりゃあ将来大物の刺客になるぞ、と思っちゃう。面白いですなあ。父と息子の絆というのもJUNEちっくで好きです(笑)



2002年11月10日(日) 「裏」の話

やっと時間的に一段落したので、両サイトの方に手が回ります。ひょっとするとあと数日落ち着かないかもしれませんが。
と、その前に心の血糖値を上げるべく、またしても「陰陽師」を見る早瀬。何回目だよコラ。
いやーなんか、野村晴明の俺様受な色気と伊藤博雅のヘタレ攻っぷりってば、かなり早瀬の精神的スタミナを補充してくれますね。たぶん脳内では変な化学物質が出まくってるでしょう。ピンク色の(笑)
ところで、兼家と博雅のダメそーなコンビ、結構好きなんですよ。「呪?」のハモり具合とか、リアクションのお馬鹿っぽさもいい勝負じゃないですか?(笑) 劇中では兼家と博雅がどういう関係なのか説明がないんで、「何故私が行かねばならんのだ?」という博雅の疑問に「ほんとだよ」と頷いてしまう訳ですが、原作を読んで謎が解けました。
これはアレだね。晴明の式神が兼家の枕元に立って一晩中「誰ぞを我が屋敷に寄越すなら博雅にせよ博雅にせよ」って囁かせたんだね! そうよ、だって瓜のことで兼家が相談に来ることはわかってたんだもん。博雅に一目惚れした晴明の策略だね。んもう、なんちゅう映画でしょう。(←爛れすぎ)
しかも、青音から出た鬼を「切れ、博雅!」って言われて「ひ、博雅ぁ?」と聞き返すとこも初見から笑いましたが、今見たら、続けて「博雅、切れい!」と叱られた後「はい」って答えてるんだよ博雅!(笑) もお、アレね、立場の強い年上の新妻とヘタレな旦那みたいな(笑) ああんもう、スイートホームv(意味不明) 

さて、馬鹿話は置いといて。
以前にも少し触れたかと思いますが、芸能ジャンルの「裏」に関する知識サイトを見て以来、これに関して多少考えるようになった訳ですが、最近人づての話やよそ様の防衛策を見ると、改めて、自分がデンジャラシーな場に足を踏み入れていることに気づきます(苦笑)。
まあ、バンド系って他と比べると同人人口が高いような気はしますけど。
詳しいことは↓をご参照頂くとして、

http://www3.to/MissingPlace/

そりゃあね、「ありがたくも放っておかれてるからこそ成立している世界」であるのは確かなので、防衛策として地下へ地下へ、より深くへ身を潜めるというのが最も良心的かつ効果的なテだとは思いますけれども、なんかあまりに消極的というか、「変態でごめんなさい違法ですいません、だから見えないところに隠します」では、あまりに卑屈すぎないか?という気もするんですよ個人的に。法的、道徳的にどうあがいても「悪」でしかなくてもね。だからっていつまで経っても立場弱いまんまでいいのかよ、という気もする訳で(笑)どうにかできないんか?とプロレタリアートみたいな気分にもなるのです。(←誇張)
同人屋の自己弁護という枠で捉えられると意味ないんですが、ちょっと無責任な評論家的視点で言えば、「実在の人物」とは言ったって、同人屋を含めた「視聴者」が見ているのは1人の人間のごくごく一部な訳です。彼らは自分の「芸」を含めた能力とか、世間的に「いい(と見えるであろう)ところ」を見せることが生業です。スキャンダルを売り物にしている場合は別として(それだってイメージ戦略である場合もあります)、基本的に「悪い(と見えるであろう)部分」は見せないことで、商売してる訳です。視聴者の一部がメディアを通して受け取ったイメージを元に妄想して、それを同好の他人と異様な熱意で共有したところで、「むしろそうなるのが当たり前じゃないの?」と私は思います。だって、視聴者にとって彼らは「きれいな部分でできたイメージ情報体」なのですから。
「イメージ情報体」というのは、「××さんはこういう人」という外見や内面の情報を含んだ理念型、つまり概念を指します。早瀬の造語です。直接の知り合いでも多かれ少なかれそういう受け取り方を人間はしていて、十年以上付き合った人間でも「ええーこんなところがあったのか」と新発見をしたりします。直接の知り合いの場合は、同じ「イメージ情報体」であっても手に入る情報量が格段に多いために、「リアル」な付き合い方が出来ます。しかし、メディアを通じてしか知ることの出来ない芸能人は、最後まで「高度のイメージ情報体」で在り続けます。例えば、身近にいる人から見ると全然「王子様」なんかではない「王子様」アイドルとかですね。
無論当人が同性愛(やおいは厳密には違いますがまあ、一般的に)を気持ち悪いと思っていようが、妄想系ファンを侮蔑していようが、そりゃ本人の自由ですから一向に構いません。しかし、それを「訴えるぞ」的に(つまりこっちは正しくてあいつらが絶対的に悪い、というふうに)捉えるとしたら、じゃああなたはどういう商売をされて(何で利益を得て)いるのですか、と。(実際にはそう公言しないでしょうけど。イメージ悪くなるから/笑) 自らイメージ情報体として振舞いながら、イメージ情報体として扱われた結果に不満を言うのは、おかしいのではないですか?と。
「いい扱われ方はOK。でも悪い扱われ方はNG」という反論もあるでしょうが、じゃあ「いい」「悪い」って何でしょう。「王子様」はよくて「ホモ(これも厳密にはやおいとは違いますが一般的用語として)」は悪い。まあ、世の中にはそういう「真っ当な」人もいますけど、そういう「真っ当さ」はもううんざりというか、しかし、そういう「真っ当さ」のお陰で自分の快楽が逆説的に成立していると考えると、何やらありがたい気にもなってくるかもしれませんが(笑)
また、「相手を不快にするから悪だ」という理屈もありますが、これも注意が必要で、一対一の人間関係及び人情的に繋がりのある比較的少人数のグループ内ならそれは真っ当な理屈なんですが、これが日本全国一般論になると、「誰も不快にしないことなんかできるのか?」「どこからどこまでが『イケナイ不快人数』なんだ?」という問題が発生します。人間の言動に、完全に誰をも不快にしないものなんてあるのか?ということで、たぶん自分の意図しない結果に対しても責任を負う気構えが倫理と呼ばれるものですけれども、自分の信条としてはともかく、ルールとして他者にそれを強要されるとどこまで責任取らされるかわかったもんじゃないでしょう。ここまで書いたことで、既に誰か不快になってるでしょうし・・・困ったね(笑)
まあ結局、報道サイドに自主規制が求められながらも相変わらずパパラッチ的なゴシップ重視だったりするのと大差ないのかな(笑) 同人屋はアルセーヌ・ルパンのような、「スマートな悪党」を目指すしかないのかしら(笑) 孫の一味でもいいですけど(笑) 



2002年11月08日(金) 「陰陽師」DVD隠しコマンド

昨日ネットで調べて出し方がわかったので、見ました。まあ、そんなに大したオマケ(既に日本語が変か)じゃなかったですけど、入力がちょっと面白かった。で、ついでに本編もまた見てしまった(笑) 「5回も見てんの?アホか」と弟には言われたが、なんのなんの、もうおねいさんは君が想像するよりもずっと深い沼にハマっているのだよ・・・。
にしても、11/21に岡野玲子氏がジャケットを描いた雅楽のCD(2枚組)が出るらしく、しかも演奏者の一人が芝祐靖氏だとゆーではないですか! ぐあ〜!どの層を狙った発売かバレバレなのに、ほ、欲しい・・・。芝氏は、そうです、我らがヒデに竜笛をご教示下さった大家。こ、これは・・・買わないといけない気がしてきた・・・。でも2枚組で高いんだよ。\5000だよ。今月は色々買いたいものが出るなあ。困った。ユニクロのランチコートも欲しいんだよー。だってーランチと言えば鬼塚さん(笑) 渋谷楽翠の鬼塚、東京四天王の一人ですよ! まあ、そんなマイナーな欲望は置いておいても、この雅楽CDは気になる。
雅楽は、高校三年のときに学校の芸術教室で聴きに行き(かされ)ましたが、ふぃよ〜ん、というあの雅かつ緩やかな音波に、高校三年現役受験生の大半が睡魔に襲われました。早瀬も例外ではありません。まあ「癒しの音楽」と考えればその眠さは素晴らしいんですが(笑) 「蘭陵王」を聴いたんだっけか?>同窓の皆。
注)蘭陵王:古代中国の若き王で、あまりに美形だったため味方の兵士どもがデレデレしてしまい(誇張)士気が上がらないというので、わざわざ恐ろしげな仮面をかぶって戦場に出ていたという腐女子萌えな伝説を持つ人物。しかし、味方でさえ闘争心が萎えるのであれば、あえて素顔でかつ悩ましげな格好をして(シースルーとか)戦場に出れば不戦勝を獲得できるのではないだろうか。だって、敵兵士が皆、前屈みに(自主規制)。あ、でも逆にびんびんになって襲ってくるか。これ、歴史ものの2時間ドラマとかでやったら、蘭陵王は勿論萬斎様v と言いたいところだが、SUGIちゃんとかどうでしょう(笑) あ、どうしても悩ましげな姿しか浮かんでこない(悶)←注長いよ。
まあそんな訳で、それ以来、「やっぱさーあたしはエレキじゃないと駄目なのよー」って感じだったんですが(Jスレだし/笑)でも、博雅くんがね、究めた音楽な訳ですよ。あの、お馬鹿犬の博雅くんがね。聴いてやりたくなるじゃーないですかあ。ああ・・・今月も赤字になるのか早瀬・・・。

本日のどうでもいい疑問。
テレビで「水中でも書ける」「マイナス20℃の中でも書ける」というのがウリのボールペンのCMがあったが、一体そんな環境下でボールペンを使わなければならないとはどんな場合なのだろうか。
例1)ドライアイス貯蔵庫で在庫のチェック→限定的。
例2)南極でのペンギン観察日記→限定的。
例3)豪雨の中での取材→引き上げた方がいいのでは。
ちなみに「上向きでも書ける」らしいが、ペンはいいとしても、ヒトは上向きでは書きにくいのではないか? 売れるんでしょうかこのボールペン。←いや、普通に使えばいいんじゃ。



2002年11月07日(木) 腐女子はゾンビの夢を見るか?

明け方四時までやおい小説書いてた脳が見せた夢。
唐突だが、早瀬はさるマフィアちっくな組織の青年である。その組織が所有する高層ビルに、12歳(何故か年齢設定が克明)の少年を連れてきた。拉致ではないがダマくらかして連れてきたような感じ。少年は物珍しそうに、私に掌を引かれてビルの中を眺めている。で、外が見えるモダンなエレベーターに乗って地下に下りると、そこにはいくつかプールがある。早瀬=青年はにっこり笑いながら「いいんだよ、そのまま入っても」なんて言いながら、自分はスーツ姿のまんまで腰洗い槽程度の深さのプールの中にじゃぶじゃぶ入っていく。それを見ていた少年も、決心がついたらしく服のまま入ってくる。
「もっと深い方に入ろうか」と言ったか言わないか定かでないが、早瀬=青年は少年の濡れた服を脱がせ、全裸にして抱き上げる(無論お姫様抱っこ)のである。少年はきょとんとしている。あどけない。可愛い。ふふ、君はもうこのビルからは出られないよ。

どーですか、この腐れ具合。自分で言うのもなんだが、さすがだね。エロ短編一本書けるんじゃないか? 別にこういうBL小説読んだ訳じゃないしこういう話を書いてた訳でもないんだが(笑) まあ、前日あたり友達とやおい話を電話で延々して、「あたし監禁ものが好きなんだよね」とかそいつが言いやがったから(笑)記憶に残ってたんだと思うが、それにしても終わってんなオレ、と思う。
私は監禁よりも飼育がいいかな。←コラ。



2002年11月06日(水) REDRUM特別編と宴の後

今週はSUGIちゃん祭ですかいな(笑) 稽古風景とインタビューが楽しい特別編でした。前回あれだけ散々に言っておきながらやっぱり見る(笑) だってSUGIちゃんなんだもーん。ダイジェストだと、相変わらずちょっとこれは、な点も色々ありつつ、一応ちゃんとまとまって見えました。んーつまりアレですね、「4話は長い!」ということだったようで(笑) しかしインタビューのSUGIちゃん、物凄い眠そうでしたねえ。キツイスケジュールの間を縫っての撮影だったのでありましょう。ところで岡本健一と同い年と聞いてびっくりしたのは私だけではありますまい。SUGIちゃんの方が絶対年下に見えるよなあ。

さて、ライブ後恒例の一人反省会(と言ってもまあ、色々考えずにいられない性質なだけ。鬱陶しいのが嫌いな方は読まない方がいいです)。
何でSUGIちゃんのライブであんなにLUNA SEAのことばっかり思い出しちゃったんだろうなあ、と考えて思い至ったのは、早瀬がそもそもLUNA SEAの曲を好きになったきっかけが「ROSIER」のギターソロだった、ってことで、LUNA SEAの曲=SUGIちゃんのギターの音というイメージがかなり強く刷り込まれてるんだろうな、と。最初はRYUとSUGIちゃんしかわかんなかったし(笑) 
えーと、なんか、言葉が悪くて申し訳ないんですが、Jさんのライブの快感て、こう・・・男性的オルガスムスって感じかな、と個人的には。がーっと上り詰めて、発散して、ああいい汗かいたなあ、みたいな(笑) いや、あくまでもものの喩えですからね、当たり前だけど(笑) で、SUGIちゃんのそれって割と、ぐるぐる揺られながら回って上っていって、女性的オルガスムスというかな(笑)発散していい汗、というものではなくて、微熱のように名残がある感じ? 別に私がJ×SUGIだからって訳じゃないんですけど(それもあるか/笑)なんか今回はそういうふうに感じましたね。
うーん、12月の赤坂にも行きたくなってきたなあ・・・。



2002年11月05日(火) だってまろ茶はまろだから(意味なし)

ううー起きたくねえーとかだらだらして授業に遅刻していった早瀬です。
さて、月頭で懐に余裕ができると始まる書物の衝動買い。
本日のお買い物リスト。

@古本屋
「多重人格探偵サイコREAL」大塚英志/徳間デュアル文庫
→映像版には大して興味がなかったのだが、大塚英志のコラムが収録されていたのでこの値段ならまあいいか、と。ちなみにあとがきには「ごく少数いるマニア用に」書き下ろしたって書いてあった。そうか、ごく少数か。そらそうだわな。サブカルチャーとか世代とか「おたく」の「ダメ」さとか、まあ色々、彼の評論は好き。ただ、文学とやおいに関しては、彼に同意できない。
「演劇とは何か」渡辺守章/講談社学術文庫
→資料用にと思ったのだがぱらっと口絵を開いて仰天した。若き日の(萬斎襲名前の)野村氏がそこにいたのである。これが運命というものだろう(嘘)。
「テレビの裏側打ち明け話」/河出書房新社
→これも資料用。何に使うかはやがて明らかになる・・・かも。
@新刊書店
「中国の呪術」松本浩一/大修館書店
「平安京の怨霊伝説」中江克己/祥伝社黄金文庫
→もはや説明不要。

ついでに、シルバーアクセの本にJさんが載ってて、衝撃的だったアイテムベスト3。

1.クロムハーツの熊
→いくらクロムとは言え、Jさん宅に熊のぬいぐるみがあるのはかなりに衝撃だった。いつもどこに置いてあるんだろう・・・。どれほど煮詰まってても、話し掛けたりしないでねJさん。
2.クロムハーツの手帳
→手帳持ってるんだ?! あ、いや、あんだけ忙しいんだから当たり前っちゃ当たり前なんだろうけど・・・手帳・・・ああ、駄目。どんなにペンまでクロムで揃えても、スケジュール帳にちゃんとメモをしているJさんの図は微笑ましすぎるわ。几帳面なAB型気質がここにも。
3.クロムハーツのライター
→これ、たぶんレボとお揃い・・・(会報38号で確認した/笑) 西川はなんか2、3年前にもらったって言ってましたねえ。何回も落として歪んでるんだけど、気に入ってて変える気ないとか。ほーお・・・(にやり)
ああ、ニルヴァーナのベストも欲しいな。



2002年11月04日(月) SUGIZO&スパンキーズ@リキッドルーム

風邪の治りかけ(てかむしろ悪化している気がするがその辺は薬でGOGO。)で行ってきました。SUGIちゃんライブ@新宿リキッドルームです。実はSUGIちゃんのソロライブは初体験。曲順とかタイトルは結構あやふやです。スイマセン・・・。後で事実関係は修正するってことで、とりあえずホットな感想を。
さて、リキッドルームは延々7階まで客を階段に並ばせるとゆー入場方法でした。どうなのよコレ(笑) 今回はあんまり暴れる気はないので、後ろの方で。番号も割と遅めでしたし。
中に入ると、真ちゃんからお花が来ておりました。マメだよねえ。愛だよねえ(笑)
ステージを見て右側の段のあたりに位置を取りますと、ステージにはSEに合わせて何やらトランシーな画像が流れてました。20分押しぐらいで日本語の怪しげなお姉さんのアナウンスが入りまして、これが例の「携帯、PHSの電源はお切り下さい。てゆーか、切れ」とか「会場内ではツアーグッズの販売を(略)ご来場の記念に是非お買い求め下さい。てゆーか、買え」とか、いやあおかしかったです。
で、客電が落ちてSUGIちゃん&スパンキーズ登場。SUGIちゃんは鋲と、エルヴィスかジュリーかというヒラヒラ(笑)がノースリの袖部分に付いた白い上下。1曲目は「EXORCISM」。早くもSUGIちゃんが自らサイリウムを持ち腰を振る腕を振る(笑) こっちはまだ心の準備が万端ではないので、こっぱずかしいというかおかしいというか、笑っちゃってもう・・・(笑) MCでは「今日は皆、心を解き放っちゃって」と言いながら胸の前を何度も開けないように(笑) いやん(よせ) 続いて「怒FUNK」「Twisted Circle」「The Deliver」(だと思う/汗)と、ジャジーかつロックでなんかいいな〜って曲。(←わかんねえよ)「奴らの足音のバラード」は、明らかにSUGIちゃん色になっているところがスゴイわな。「WITH LOVE」のアコースティックバージョンでは、やっぱり泣いちゃったよ。もう2年経つのになあ・・・。バンドサウンドで聴きたいような気もするし、でもそれもちょっと・・・と葛藤していたら最後までSUGIちゃんのアコギだけで、なんか、ほっとするやら寂しさが募るやら。何だか、LUNA SEAへの子守唄みたいな気がするんですもの。しかしその余韻を吹っ飛ばすSUGIちゃんの怪鳥音と共に「ENTER DRAGON」。合わせてメンバー紹介。この時に、メンバーに加えて「伊藤さん!」コールを要求するSUGIちゃん(笑) 勿論皆でやりましたですよ。我らが伊藤さんですからね!(笑) ついでにスタッフさんの「ジュンちゃん」のお誕生日だそうで「皆で『ジュンちゃん、HAPPY BIRTHDAY』って言ってあげて」とSUGIちゃん。もう一人の「ジュンちゃん」はいいんですか?(笑) それにしても花の乙女達(笑)に「SPANK YOUR JUICE!」って何回叫ばせるんですかアナタは(笑)←某ライブでは「F××K Y×U!」とか中指立てるくせに。
後半はじゃかじゃーんと「SUPER LOVE」、「RUCIFER」、本編ラストの「TELL ME WHY?」。アンコールは黒のレザーパンツに白いシャツで登場。スタイルのよさというか細さが際立つ、ステキな衣装v 麗しかったです。で「Dear LIFE」と「Synchronicity」でオーラス。「DEAR Life」は、いい曲なんだけど切ないです。だって、どーしてもLUNA SEAの面影がちらつくメロディなんですよね・・・。生で聴く「Synchronicity」は綺麗でホントに良かったです。CDで聴いたのとはまた別のイメージが浮かんできました。もっかい聴けたら詩が書けそう(笑) SUGIちゃんのぶん投げたペットボトルの水をちょっと腕にかぶりましたv 細いのに強肩ね。
なんかね、「SUGIちゃんオンステージ」みたいな(笑)とにかくSUGIちゃんカラーなライブですよね。何しろ本人が楽しそうでよかったです。でも色気というか、凄味みたいなのは・・・LUNA SEAの方が感じたかなあ、と夏のFILMを思い出したりしました。なんかSUGIちゃん寂しそうに見えるよ〜と思ったのは早瀬が寂しいからでしょうね(笑) チャーリー田中氏と向き合ってギター弾くとこなんか、「ああ〜これがINO様とかJさんだったらなあああ(泣)」ってついつい、ね・・・。でも、ソロライブとしてはJさんより真面目に楽器弾いてたんじゃないか?SUGIちゃん(笑) 2回ほど最前列に向かって「何かこの辺(の人達)内臓出そうになってるから(笑)もうちょっと後ろへ行った方がいいんじゃない?」と気遣いしてくれたし、最初のアナウンスでも「上演時間は2時間ほどですので、皆、電車の心配しなくてよかったね」とか(笑)色々と気を遣ってくれますな。
さてさて、本日の出来は前日のSCUZZ ONLYを越えることが出来たのでしょうか?(笑)(だってSUGIちゃんが〜「昨日は一つになりきれなかったー」とかご不満を言っておいででしたので/笑)
あ、赤坂BLITZなくなるそうですね。でも建て直しなのかな? できればもっと音響のいいハコに作り変えて下さいTB〇さん。
帰りに寄ったKFCでは隣の席でおっちゃん2人がなにやら険悪なムードでした。そこにもう一人来て、下手したら殴り合いにでもなるんじゃないかとドキドキしました。いやあ、夜の新宿ですなあ。ちょっと期待したけどな、修羅場(笑)
そう言えば弟の友達でブルース・リー好きの子がいるんだけど、その子もオタクでねえ(笑) SUGIちゃんみたく美形では全然全くこれっぽっちも(言い過ぎ)ないんですが、アニ〇イトとかイベント(狭義)会場で見かける男の子もさあ、「え?!」って思うぐらいきれいな顔した子と、「ああいかにも」って感じの子と結構両極端がいるんだよね。何なんでしょうね、これは(笑)
何だかんだ言って結構動いちゃったらしく、足が痛い・・・だるい・・・明日の授業行きたくねえよう(泣) 



2002年11月03日(日) 学園祭

何ヶ月ぶりかに化粧などして(大問題)、弟の大学祭に行きました。両親、祖父母、叔母夫婦とかなりな大人数で行ったので、あんまりあっちこっちは行けなかったのですが、屋台のサーターアンダギーは美味しかったです。好き好き。
弟の彼女とか友達にも会いました。彼女は高橋尚子似のキュートなお嬢さん。ヒ〇シくん(仮名)はV6のイノッチ似の好青年。H田くん(仮名)はスカウトされたこともあるしエゲレス帰国子女でしかも理系(早瀬的にここがポイント高い)という、パーフェクトな超イケメン(池袋メンバーズの略ではない)。対する我が弟は・・・まあ、何割増かでケイン・コスギ?(笑)ということにしておいて下さい。
早瀬の大学時代のサークルは学園祭不参加の珍しいとこだったんで、ワタクシってば殆ど学園祭やってないんですね(笑) しかも途中で学園祭中止になったし(笑) 今年復活したらしいですけど。
別に後悔してるってほどでもないですが、皆で何かやるのは楽しいだろうな、と思いますね。いつかまた機会があったらやりたいな。



2002年11月02日(土) 牛肉とPJ

狂牛病騒ぎ以来、牛肉の出ていなかった早瀬宅の夕食に、久し振りにお牛様が登場致しました。
スキヤキです。
肉が柔らかくて大変に美味でした。
祖母:「このお肉、本当に美味しいわね」←買い物に行った。
母:「そうね、さすが獣医さんが育てただけあるわね」←買い物に行った。

・・・・・・ちょっと待て。

母:「獣医さんが育てた牛肉だから、安心なのよ。今日安売りしてたの」

獣医さんが育てた牛肉?

祖母:「そうね、安心ね」

獣医さんが・・・。
何か、ものすっごい矛盾を感じているのは私だけか?
そんな疑問を感じつつも、箸は止めない早瀬琳(25)。たまには牛ぐらい食わんとな。

「ポップジャム」で西川を見る。なんか、最近ホントにシオシオなんですけど彼(笑) Jさーん、こういうときこそ慰めてあげてよー(笑) PJでは「INVOKE」イントロの頭の方がカットされてたけど、あれがあった方がレボっぽくていいかも、と思う。ま、なくてもいいんですが(笑)



2002年11月01日(金) やっちゃったよ

寒いですね。ワタクシ、風邪ひきました(泣) ぐああ、原稿が原稿がああ(泣)
さて、やっとというか遂にというか「陰陽師」サイトの仮開設に漕ぎつけました。まあ、マイペースでぼちぼちとやります。なんとなく取り返しのつかないことをしたような気もしないでもなきにしもあらず(意味不明)。
しかし、昨日急にちょっとしたトラブルがPCに出て、割とよく起こるのでいつもの手段で治したんですが、アナタ、どういう訳か再起動ができないじゃないですか! 2回もの「エラーが発生しました」のメッセージに、ほげぇぇぇ!とホラー漫画調で絶叫する早瀬。マズイよ、マズイ。これでハードがクラッシュでもしたら何もかもまとめてパーだよ・・・あれもこれもパーだよ・・・ぐわああ!マズイ!
大焦りに焦って強制電源落とし。で、「ちゃんと動いてくれえええ!」と念を送りながらスイッチオン。・・・どうやら無事に動きました。ふう〜。こんなにマジでピンチな気持ちは久々だぜ。
これも晴明さんの呪かはたまた道尊の嫌がらせか? あ、でも直ったってことは晴明さんの式神パワー? よくわからんことは妖怪のせいにする。これが正しい日本人の姿である。
ともあれ、こっちの方も一つヨロシクお願いします(ぺこり)。

wumf.comもリニューアル、Jさんぶっちぎりなテンションで更新されてます。カッコイイんだか悪いんだか(笑)でも好き(オイ)。

今コーエーのHP行って来ましたら、11/27(笑)発売のツインコレクション「アリオスの巻」(+α。←失礼すぎ)のジャケがやっとUPされてましたー。ぐあーいい男だあッ!(喀血) 泣けてくるほどいい男だああ。

http://www.gamecity.ne.jp/media/ova/twin/twin_index.htm


 < 過去  INDEX  未来 >


琳 [MAIL]