どすこいナース戦闘記 ラストバース



名物さん

 だいたい、病棟に52人居ても、この人だけは・・・と言う方が何人かいる。後々語れるくらいの人もいて、結構楽しいかな。

 今も結構ユニークな人がいて、忙しい最中、いらだったり、笑えたり。

 やはり人間対人間。

 いつかは掘り下げてここに載せたいものです。

 ところで、現在、病棟の高齢化にともない(笑)80歳以下はおじいちゃん(おばあちゃんが今少なくって)と思わなくなりました。

 若い年齢の基準をかなり失ってます。

 若いねえと言われたい方はどうぞお越し下さい。
2002年05月31日(金)

いっぺんに用事言わないで

 仕事を機嫌よくしていて、何が1番困るって用事を一気に、立て続けに言われること。

 優先順位を立てても結局中途半端になるんです。

 一人はベッドサイドに血の海が。一人は熱を出してぐったり。一人はおなかが張って痛い、もう一人は点滴終了。そして・・・

 こんなときに千手観音だったり、聖徳太子だったり・・・だといいななんて思う暇もないよね。

 結局どの人も均等に待ってもらいましたわ。

 すんません。

 廊下もダッシュしました。

 今のところ床は抜けてませんが。
2002年05月30日(木)

こんな時間でも・・・

 ただいま朝の4時半を過ぎているところです。紛れもなく仕事帰り。
じゃないと夜に大変弱い私が起きれているはず無い・・・。

 私、徹夜できない人間ですもの。

 
 仕事は昨日の16時から今日の1時までです。職場から我が家まで遠く有りません。深夜なぞは10分もかかりません。


 仕事が忙しかったのではなく、副仕事のパス(よく出てきてますが、医療関係でないとちっとも分からないでしょう)が大変忙しいのです。

 家でのネットサーフィンならまだしも仕事でパソコンに向かい、黙々と打つ姿。

 寂しいものが有りません??

 はっと気がつくと3時も余裕で回り・・・。
 
 やけくそですわ。コンビニでチューハイを買い、たかだか350mlで酔ってます。

 信じられない光景です。

 今日のうちにばあちゃんちの徳島まで200キロメートル走らねばならないのに・・・。

 婚期を逃すのもよく分かります。

 だって、おしゃれするより睡眠が欲しいもん。

 こんな私でよければ、いつでも出張いたします(泣)
2002年05月24日(金)

看護婦?看護師?

 正式な場では看護師なんですが、普段は以前通り「看護婦」と言っております。というのもみんなピンと来ないからね。

 正式な書類、パンフレット、パスなんかは「看護師」にしてますが。浸透するまでには何年、何十年かかるでしょう?

 この「師」は「婦」という女性のみを指す言葉を止めただけでなく「医師」などと同様の立場であると示した・・・らしい。

 んでは、そのうち「女性医師」の用に「女医」がわりになんか用語が出来るんでしょうか?

 やっぱり、根強く「看護婦」なんでしょうか??

 
2002年05月23日(木)

お久しぶりかなあ。

 ここ数日、とっても仕事内容がきびしくって、それは状況なんですが、
手が放せないひとが立て続けだったんです。

 どうしても人生の終わりは家族にとって悔いのないようにしてあげたいし、でも案外見た目の苦痛はとれません。


 苦痛を取るためのモノは時として呼吸抑制という要するに息が止まってしまうものもたくさん有ります。

 看護婦だってよく知ってます。でも、何がその人にとって大切かを考えるのが先決であり、もがき苦しむ人を怖がって寄らないことが1番ダメです。

 患者さんの意志疎通が出来ない場合になってきたら、家族の「何々出来なかった」ということだけは避けるように・・・


 となるとですね、他が手薄になりがちです。どうしても。

 でも、大変な人はまだまだ居ます。手術後の立ち上がりが悪い人なんかも不安が有るし、看護をかなり要します。

 まあ、ようするに、当たり前ですけど、みんな気をつけてみないといけない人だらけなんですね。

 精神的にもかなりの疲労を・・・します。

 だから、ボロボロになるんですね。

 ただ、いつも思うんだけど、私たちは仕事時間が終わったら帰れるけれど、患者さんや家族はまだまだ連続。かなりの負担が有るはずです。

 人の痛みを分かち合えるよう、気をつけていかねば。
2002年05月22日(水)

忙しさがピークに来たら

 久々です。というのも書く気力もありませんでした。

 ここ数日大変バタバタしてまして、家に帰るとビールでも飲まんとやってられん状態でした。

 現在は・・・。また、あとで
2002年05月21日(火)

大混乱

 夕方、仕事に行くと予想外の事態が待っていた。
重症二名。うちのチームである。

 で、手術後の患者を含めて10人位が気をつけてみないといけない人である。

 泌尿器科、外科、内科。

 頭を切り替えて、笑顔で回っても終わりは果てしなく遠い。

 ・・・

 考えるヒマなぞ無かった。

 帰ったのも夜が明けそうな4時ごろ。

 
 無事にことを終えるのは、容易ではないわ。
2002年05月17日(金)

久々のよくいる患者さん

 今日、手術のSさん。手術前の緊張のせいかもともとしゃべる人なんだけど話す話す。

 とあるガンなんだけど、そのガンは他の臓器に比べてタチは良いほう。
なんて話を真面目にしてるのに、
「たち?ああ、立ちはええで、立ちは」

 違うじゃろう!!
しかも、そんなもの立ててもらっても困るがね!!

 と言う意味合いを込めて皮肉っぽく言っても聞きゃせん。

「昔からねえ。痩せとる人には興味ないんよ。手、ぬくいなあ。ずっと横でねとって」
「またに挟んで寝たら気持ち良さそ〜」 

 セクハラおやじかよ。

 まあ、笑いながら聞く私にも問題が有るんだけど。

 手術時間が長引き、お迎えに行ったときもまだしゃべってた。
興奮?

 まあ、それ以上に大変だったよね。

 でも、たまにゃあ、だまりなさい。

 抱きついてる場合じゃないでしょ。
2002年05月14日(火)

免許?

 普通、免許証って、車のように携帯できる小さいものだと思ってました。医者や看護師も例外ではなく・・・。

 だから、本当に免許証というか、国家免許を取得したときはどんなものが来るのだろうとそれはそれは楽しみにしてました。

 知ってます??見たこと有る方もいると思うんですが、賞状ですよ??

 もちろん、戸籍謄本も要るし、国家試験にも通らなければなりません。

 だからといって、賞状はないんやない??

 携帯も出来なければ、虫に食われるかもしれませんよ??

 わたしなんて就職してから一度も見た記憶も有りません。

 大丈夫なのかしら?
2002年05月13日(月)

普通だけど、普通でない

 たぶん、普通の空間で話すべきでない話を沢山している私たち。

 ものすごく、死について深く話し合ったと思ったら、
 食事中でも排泄物の話。

 とっても非日常的な隠された部分も普段の会話です。

 みんなで酔っぱらっても、二日酔いをしても、仕事中は真面目。

 イヤ、当たり前だけど、その酔っぱらう会場でも結構すごく
 不思議な話をする集団になってます。

 私は時に酔っ払いながら真剣に患者さんの相談をする・・・ことも
しばしばですが、そんな光景はゴロゴロしてます。

 
 たまに、処置についても議論が有るのですが、その話したるや・・・
 内容がバラエティに飛んでますので白熱しすぎたりして。

 まあ、どこに行っても同業者の話はすぐに分かります。
 
 皆さんもこそっと聞き耳を立ててみて下さい。
 ただし、話を聞いてひかないように。
2002年05月09日(木)

余裕なんて思うものじゃない。

 昨日のことなんですが、連休明けにしては動きが無くってちょっと仕事もしやすい午前中。

 久々にお休みをいただいたので二日ぶり(たった???)の仕事もエンジンはゆっくりかかります。

 もちろん、仕事モードなので表情は凛々しいんですが。身体はへたってます。

 なんて思ってたら手術の患者さんがだいたいの予定を過ぎても帰ってこない・・・

 個室でモニター管理ですね??


 フル回転でその後仕事させていただきました。
 
 ん〜。(-_-メ)

 無理はしないでね。先生方・・・
 
2002年05月08日(水)

剃毛

 患者さんの剃毛をして、必ず一度は当たること。

 

 医者より先に身体にメスが・・・(カミソリですが)入ること。

 おなかは大丈夫なんですが、柔らかいところほど怪しい。

 
 手術によって剃る範囲も様々で、一番怖いのは肛門周囲であります。

 されるほうもしてるほうも必死です。

 そして、される側はもう何もかも許した気分になるそうです。
 (退院時必ず挨拶されるし)

 あと、男の人の・・・。あの二つは・・・難しいです。
 はさみで毛を刈るほうが早い気も。

 女の人の方が楽ですし。

 ま、最近は剃毛しないことが増えましたが。
 でも、毛むくじゃらは結構困るので、テープの固定のために
 剃られる人も。

 
 なんで、こんな話になったのかは、患者さんの説明用紙で剃毛の箇所が
あったから。

 あ〜。この辺で書くのやめよう。

 続き要りますか?
2002年05月05日(日)

夜勤そしてまた夜勤

 今回は夜勤続きです。すっかり夜の女。

 夜遅くこそこそと帰る姿はきっと・・・。ただの怪しい女。

 お休みの日はみんなも退屈なのかひたすらお話に付き合いました。


 永遠に続きそうな話・・・


 あの〜。他の人に回れなくなるよお。
 とも言えず、にこにこ聞いてたら、またひたすら長い。


 仕方ないよねえ。


 退屈だもんね。

 これが忙しい日なら泣いてますが、今日は聞いてあげる。
 
 だから明日はやめてね

 
2002年05月04日(土)

医療ミス

 医療ミスというものは起こってはいけない。
起こらないために日々看護師も医者も気をつけている。

 と書いても医療に携わらないとピンと来ないのが現実でしょうね。

 多分。

 それに過剰に反応するマスコミや患者さんがどっちかといえば辛い。

 忙しい業務内容で神経をすり減らしながら仕事をして、確認をして、
点滴に行く。

 「それ、中見間違ってない??」

 こんなことをネチネチ言われると仕事も前には進まない。
もちろん、被害を受けた方が言われるなら仕方ないんですが。。。

 ネチイ方はいつ何時も言う。


 その人の対応にてこずるー>業務が回らないー>確認がおろそかになる
ー>ミスをする

 なんて手順を見事に踏みそうになる。

 本末転倒ですね。

 はあ。。。

 こうならないように気をつけてます。ただ、こういうことばっかり続くと
さすがにみんな暗い顔になってきます。

 そんなときにオアシス(こういう場合結構年齢は問いません)の所へ
フラフラと逃げて和んでまた仕事するわけですね。
 
 オアシスが無いときには・・・。

 ・・・

 何に逃げるかはご想像に・・・ってほどの事はしてませんが。
 
2002年05月03日(金)

ネタとしたら

 看護物のネタとして、やっぱりお色気やら恋物語が有ってもいいのでしょうね〜。

 確かに新卒から数年は有りました。

 一生懸命看護してたらおもいっきり誤解されて、気がつけば手を握られておじさまの恋愛対象になってたり・・・。

 医者に恋して敗れ去った事も有りました。

  
 過去の話ですね。ハイ。そんなのは20代前半までです。
 今じゃあ枯れてます。

 75〜80歳代限定にもててます(笑)
 ちょっとロマンスにはほど遠いです。

 しかもよめさん(ばあさん)隣にいるっちゅうねん。

 ま、言われるうちが花ですから、よろこんどこうっと
 

 

 

 
2002年05月02日(木)

どすこいナース戦闘記 ラストバース / うまのすけ

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