Dance日記帳
モクジキノウヨクジツ


2006年04月28日(金) 通常通り

携帯版ブログ(日記)をご覧になっている方、御免なさい。
PC版ですと画像やリンクを貼れる為、更新がされているのですが、携帯版は画像が使えないので更新が滞っておりました。

本日は日舞の師匠がご自身の出演する舞台の準備が忙しい為、お休み。
ああああ、振付けが記憶の彼方に。

気付けば、もう目の前に5月が。
HPには書いてありますが、ゴールデンウィークも普段と変わりなくレッスンはあります。例年通りで御座います。
皆さんは如何過ごされるのでしょうか。
混雑した行楽地にお出かけするよりも、ダンススタジオでゆったり自分磨きに専念するというのも善いのではないかと。
いっそ、この機会に新しいジャズシューズなどを入手されれば、此れ又愉しみも増えるというもの。
遠くへお出かけの方は、お土産を愉しみにしております。


2006年04月21日(金) 稽古日和

帰国してから既に1週間が経過。
驚く程急速に時間が過ぎる。

久しぶりに日舞の稽古へ。
黄金週間に師匠の舞台があるため、稽古場は普段よりも賑やか。
諸先輩方の前で舞うのは苦手だ。
『京の四季』と『汐汲み』と浚うが、両方とも途中で振りがとんでいたり、唄と合わなかったりで滅茶苦茶。
特に『京の四季』は先月の発表会が終わってから初めて舞ったため、隣で先輩のSさんが発表会のために変更した箇所を其の侭舞うのを見て(本来の振りと発表会バージョンは振りが逆になっていたりする)思わず笑ってしまいそうで、それを堪えるのがいとも辛かった。
久々の帯に締め付けられている脇腹がつりそうで慌てたくらいだ。

『汐汲み』は、うんと身体を沈めて舞うのだが、これまた数週間洋舞のみに慣れていた躯が悲鳴をあげる。
あっという間に汗が噴き出し、腿が割れるかと思われる程痛くなる。
稽古を楽にしてくれるのは、稽古だけなのだと。
たった数回のお休みで躯がリセットされているのを実感して失望。
毎度ながら「何故ここまで自虐的に躯を痛めつけて踊りたいと思うのだろう?」と自問を繰り返す。
しかし、矢張り、稽古が終わって帯を解いた時の快感が何よりなのだ。
とどの詰まり、舞踊を好きだという者は大概にして自虐的ということだろう。ストイックに自分を虐め抜くことがあるからこそ、普段の甘やかしを赦そうという浄化作業なのだろうか。

踊る自分が好きなのではない。
踊ること自体其のものが好きなのだ。
理屈ではない。



話は全く違うのだが、先日久しぶりにメンテナンス(とは云え、空気入れるだけだが)に愛車を自転車屋へ持って行く。
2ヶ月に1度は空気を入れに持って来てくださいねという自転車屋のアドウ゛ァイスを無視して乗っていたので、少々気後れしつつも。
二ケツはしているし、雨の日もガンガン乗っているわけで、時には遠出にも付き合ってもらっている愛車。自転車屋に嫌味の一言くらいは云われても仕方があるまい。
前輪の空気を入れつつ、鋭い目線で愛車を見る自転車屋。
後輪の空気を入れ、ブレーキチェックをし、私のほうに向き直る。
「ありがたいね。」と自転車屋。
「へ?」何のことだか意味がわからず漏らす。
「いや、こんなに綺麗に乗ってもらって、可愛がってもらって、こいつは仕合わせもんだ。」自転車屋の笑顔に照れる。
「結構ヘビーに乗っているんですけれど・・・」という私の言葉にも「だったら尚更だ。嬉しいね。」と。
其のような、些細なやりとりが何れ程私を喜ばせてくれたか。
そして、これからもっと愛車を大切にしようと強く思うのだ。


2006年04月18日(火) 春眠と時差惚け

どうしようもない程に時差惚け生活。
万年型の時差惚け程度なら対応できるのだが、「春眠暁を覚えず」が加わり、過剰なまでの時差惚けに。
兎に角朝日を見るまで意識がはっきり。
放置しておけば夕方まで熟睡。真っ昼間に数度落ちる。
洗濯の合間に洗濯機に寄りかかり半時も熟睡するなんて尋常じゃあない。

今晩こそは、朝日の前に寝るのだ。


2006年04月13日(木) 十四時間

想像以上の疲れだったのだろうか、十四時間も意識不明の熟睡。

夕方には友人と待ち合わせをして、大宮ソニックシティまでライブに行く約束をしていたというのに、起きたら何と待ち合わせ時刻の30分後。

散々機中で熟睡をしてきたのだし、何が在っても昼までには自然に起きれると高をくくっていたのだから驚愕だ。
よくもまあ、十四時間も!

一瞬何事が起こったのか理解できず、沢山のクエスチョンマークのまま暫しフリーズ。
現状を理解し、最短時間にて準備してライブへ。

日々、此のように興奮状態のまま過ごして来て、我ながら、体力と気力の凄さに感嘆。

NYでのレッスン、そして今日のライブで120%のチャージができたと思う。

メッセージを下さった皆様、ありがとう。
ひとつひとつ返事したいところですが、何だか、信じられぬほどやらねばならないことが山積になってしまっていて、後回しにしております。
申し訳ない。
まずは体調の整えと、山盛りの洗濯のやっつけと、何より新しい作品の振付けが優先。
しかし、新しい振付けについては、まだオーダーしたCDが届いていないため、新作は来週からになってしまいそうな予感。だとしたら、オープンクラスの皆さん、ごめんなさい!
今NYで流行っている曲で踊りたいのです!!!
できればアップもバージョンアップを図りたいところですが、その余裕はまだ見つかりそうにありません。

兎に角、早くレッスンをやりたくてワクワクしている気持ちだけはお伝えしておきましょう。


2006年04月12日(水) 帰国報告

約十日間の充電期間を過ごさせて戴きました。
無事本日帰国となりました。


協力くださった代行の先生の皆様、そして、代行レッスンを盛り上げてくださったMDSのメンバーの皆様、ありがとうございました。
留守番隊長を担当してくださった智恵先生にも心より感謝。

ミナコが掲示板で説明してくれたように、なんとブログの設定に謝りがあって、現地からの写メールブログ計画は脆くも崩れ去ってしまいました。
愉しみにしてくださっていた方、本当に申し訳ない。

写真付きでの報告は徐々に皆様にしてゆきたいと思っておりますが、何たってもともとズボラなワタクシですので、気長にお待ち下さいませ。

久々のNY生活、心ゆくまで楽しんできました。
一緒に行った仲間たちもいろいろな伝説を創作しつつ、無事帰国し成田空港にて解散した次第で御座います。
ひとつひとつの想い出を連ねてゆくと一晩あっても書ききれぬ程。
今晩のところは、簡単な報告にてどうかご容赦を。

何よりも愉しみにしていたCecilia Martaのレッスンは、薄らと予感がしていた通り代行。心底絶望したけれども、代行の先生たちのレッスンが、完璧なる「Cecilia Style」で、感涙。
矢張り、彼女のスタイルは10年以上の時が経過していても色褪せることなく、私の踊りに対する気持ちを一層強くしてくれた。
踊ることの気持ち良さ、素晴らしさを教えてくれたのは彼女だったことを再認識。例え、其れが誰かを隔てたとしても、十分に感じることができたレッスンだった。
あと3日、滞在が長ければ。
此れも「また来年戻って来い」という意味と取るしかない。来年こそは。

2年ぶりの親友との再会は予定通り、いつも通り。
一緒に行ったメンバーは彼女を通して私のルーツを知ったことだろう。
何年会っていなくても、本当の友人である人は、いつ会っても心地よい。
2年のギャップを埋めるのに一晩のお喋りが必要ではあったが。

懐かしい空気、風景、街並と騒音、食べ物やライフスタイル。
其れらに浸かっていたのが昨日までだったとは、まるで嘘のようだ。
戻ってきたばかりの今の瞬間にも、またあの街へ戻りたくて堪らない。
持ち帰った荷物を片付けながら、「来年」「また来年」と心で呟き、心のスイッチを入れ替える。

NYから持ち帰った最悪なお土産である風邪を明日一日で治すべく、そろそろ寝ることにしたい。
何故にジェットラックに悩まされないかは、云う迄もなく。


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