4254.0516の日記

2004年12月30日(木) 今年もありがとう。

 朝方4時過ぎまで、東京の奥地で踊っていて。
 家に着いたのは6時頃。
 そこから速攻眠りにつく。
 タバコくさい匂いが部屋にも充満。
 夜遊びの足跡。


 お昼前には目を覚まし、月イチ恒例の勉強会へ。
 待ち合わせは新宿。


 allで遊んでいた割には元気で、足取りもしっかり。
 少し遅刻気味で、新宿に到着しようかという時に、先に到着していた友人からメールが。
 会場として予定していた喫茶店が休業。
 急遽、別のところに移動する。


 1時間ほど遅れてくるという友人を待つ間、ああだこうだと話をする。
 みんなそれぞれの1年間。
 大変なこともいっぱいあった。
 大きな変化もあった。
 でも、何とか元気で乗り切れてよかった。
 そう思う。

 勉強会が始まると、いつもの鋭さを増して、頭がきりっと切り替わる。
 そして、仕事の延長のような重たい話に、具合が悪くなる。
 くらくらする。
 この違和感…1年経っても変わらなかった。
 きっと向いていないということだろう。


 勉強会を終え、みんなで楽しく夕食へ。
 わたしの強い強い希望で、タイしゃぶやさんへ。
 みんなにも好評で、良かった☆
 何だかわからないことでげらげらと笑いながら、こんなに笑っていいのかと思う
 ほどおかしい思いをする。
 いつもいつも笑っている気がする。

 きれいなお姉さんの距離が近くてどきどきし。
 反復するBGMに耳を奪われ。
 おいしすぎるスープをこれでもかというほどがぶがぶ飲んだ。


 来年も会の発展と栄光を心より祈ります☆


 帰りに寄ったスタバを出、駅に向かう途中、イルミネーションを見たくなったわたしと
 友人S。
 ばいばーいと普通に帰って行った他の友人3人を見て、「本当に帰っちゃったの?」
 と繰り返し言い、駅に着いた時にも「ほんとに帰っちゃったんだー」と言ったのが
 最高におかしかった。


 今年もありがとう。


 <イチモンイットウ>
 トイ:愛用のPC。
 答え;VAIO。(今時64MBというおそろしく年代物の愛機。)


 ♪BGM/鬼束ちひろAL.『Sugar High』




2004年12月29日(水) ハードな遊びまくりの年末。

 どちらにせよ仕事納めとなったので、今日からお休み。
 満喫しよう。


 …と言いつつも、家庭教師の仕事は終わらない。
 久しぶりに、昼間に家庭教師。
 その後は、友人とclubに遊びに行く予定。

 朝起きると大雪。
 積もりそうな勢いで、大粒の雪がこんこんと降っている。
 車で家庭教師なんて行けるのかなぁ、と思っていたけれど、収入に影響するし、
 出かけることにする。

 雪はきれい。
 白くて。


 仕事を終えると、友人からTELが入っている。
 数日前に何時間も相談に乗っていた友人だ。
 結婚相手との不協和について、延々と話を聞いていた。

 相手が好きなことだから、私としては口を挟めることではなかったのだけれど、
 どうにも“力”をcontrolしようとする相手の男性の意図を感じて、結婚には
 あまり賛成できていなかった。

 その友人(女)とは、“付き合っているのでは?”というような濃密な関係だった
 のだけれど、結婚話が浮上して以来、あまりにも疎遠になってしまっていた。

 折り返し友人にTELをし直すと、久しぶりに会えないかということだった。
 わたしとしては、会うことを避けていた感もあった。
 けれど、彼女にしか話せない話も抱えていたし、夜の待ち合わせが12:00過ぎと
 いうこともあり、その時間に出かけるよりは早めに出かけたほうが都合がいいという
 こともあって、出かけることにする。

 あの頃は、あんなに顔をつき合わせていたのに。
 あの頃は、あんなに互いのことを知っていたのに。
 今では、こんなに言えないことがたくさん。
 今では、こんなに知らないことがたくさん。


 「そろそろ行こうかな…」と言い出したのは、珍しくわたしの方からだった。


 そこから寒い中電車を乗り継いで、東京の奥地へ。
 友人行きつけのclubへ。
 ファーを買っておいて助かった。
 中が薄着でも暖かい。


 待ち合わせの駅に到着した頃、先ほどの友人からメールが。
 彼と別れてきたとのこと。


 友人の友達と4人でにぎやかに向かう。
 普段付き合っている仲間とは全然違う人たちだけれど、楽しく盛り上がる。

 外人率が高いclubで、友人はナンパされまくっている。
 露出度も低く、身体もぺったんこのわたしはきっと子どもだと思われていることだろう…。
 黒人さんに抱っこされた時は、あやされている子どものようだった。
 彼らはわかりやすい。
 興味のない女の眼は見ない。

 HIP HOP系の曲ばかりで、わからないものも多かったけれど、ビヨンセ・アッシャー
 あたりが出て来たので、何とかわかる。
 これも“Soul Train”のおかげ☆
 ほんとに“ワッサー”って言うんだということがわかって、早速実践。


 翌日は勉強会があるので、始発に乗って帰る。
 踊りに踊って、あっという間だった。
 ハードな遊びまくりの年末。


 <イチモンイットウ>
 トイ:愛車。
 答え:日産SUNNY(ブルーシルバー)。


 ♪BGM/鬼束ちひろ AL.『Sugar High』



2004年12月28日(火) 最低最悪の仕事納め。


 忙しくて死にそうなのに、気合を入れて家庭教師までやってしまったせいか。
 仕事納めを控えて、気が緩んでしまったせいか。
 よくわからないけど。


 起きたら出社時間だった…。


 唖然として、一瞬どうしようか迷ったけれど。
 もう、面倒臭いので風邪を引いたことにして休んだ。
 こんなに締まらない締めくくりを迎えたことに落ち込む。

 まぁ、仕方ないので、昼過ぎまでのんびりと寝た。
 疲れに疲れていたので、ぐっすりと寝た。
 仕事が片付かないいらいらからも解放された。
 年内に片付けようと思い込んでいた強迫性からも脱する。


 夕方近くまでだらだらしてしまったせいで、ぼーっとしている。
 今日は学生時代のバイト仲間と、年に1回の忘年会。
 遠くは長野からやってくる。
 億劫で仕方なかったけれど、気合一発で出かける。

 職場の誰かに会ったらどうしよう…と、ひやひや。


 バイトを辞めたあとも、何年も集まっていた回だったけれど、参加者も減り、
 テンションも下がり、それぞれが新しい道に進んで行きつつある今回は、盛り上がり
 もイマイチだった。
 何より、わたしの期待するメンバーが全く顔を見せず、後輩達ばかりの集いだったので、
 何だか…。

 これからも細々と続いて行くだろうなぁ、と思っていた会だったけれど、来年は
 なくなりそう。
 地方出身者が多い上に、社会人が増えたので、それも仕方ない。

 何より、年に1回のみの貴重な集い以上に、それぞれ大切なものができた、ということだ。
 割ける時間とそうでない時間がはっきりと見えてくるのは、大人になった証拠だ。


 明日も大切な夜遊びがあるし、2次会のカラオケの途中で、早々に失礼する。
 切り上げ上手になった。
 このわたしが…。


 <イチモンイットウ>
 トイ:使っている枕。
 答え:低反発枕。


 ♪BGM/Sting AL.『The Movie』(title曖昧。)




2004年12月26日(日) ハシゴないちにち。

 Christmas eveもChristmasもおとなしく過ごしたせいか、体力万全。
 朝から活動する。


 父が買い物から帰宅するのが遅れたせいもあって、出発が遅れる。
 こんなことで千葉くんだりまで間に合うのだろうか…。


 首都高に乗り込むと、いきなり混んでいる。
 動かない、動かない…。
 だめだこりゃ。

 首都高から東関道をぶっ飛ばしまくるが、最初の遅れは取り戻せず。
 Christmasを過ぎたというのに暖かくて、密閉された車内では暑いほど。
 季節はずれでクーラーを入れる。
 そして、かわいいメールによってはしごが決定!


 30分遅刻したあたりに到着。
 当たり前だけど、とっくに始まっている。
 なぜだかみんな立っている。
 関係ないとばかり、ひとり椅子に座る。
 …怒られる。


 入ってきたあの人を光が包む。
 ちょうどわたしの方を見て、鋭い視線と一瞬ぶつかる。
 あまりのかっこよさに、ぞくぞくしてしまい、涙が出そうになった。
 やっぱこの人に間違いはないなぁ、と改めて思った。


 ちょうど30分のあき時間があったので、食べ物を物色。
 どこぞの集いとは違って、食べ物はたっぷりあるし、おいしいし、本当に良心的。
 待ち時間の趣向も凝らされていて、本当にどこぞの集いとは…。

 わたしの姿を確認していたかのように、真っ直ぐにやってくる。
 「食べた?」
 半年振りの再会も昨日まで一緒だったかのようにすっと馴染む。
 あのぞくぞくとする想いをくれた人と同じ人とは思えない。
 周りの人にもしっかり馴染んで、かわいがられて、そのことにもほっとした。


 次が迫っていたので、あっという間に車に乗り込み、夕方の首都高をぶっ飛ばす。
 きらきらときれい。
 時間に間に合うかどうか気が気でなく、慌てまくる。
 しかし、元来の道カンのよさもあって、ジャンクションをすいすいと潜り抜ける。
 見事、到着…と思いきや、ぎりぎりのところで迷いに迷い、10分ほど遅刻。
 あぶない、あぶない。
 遅刻したら元も子もない。


 あまり調子がよくないんだろうなぁ…。
 イマイチピリッとしない。
 今までの落差もあって、やっぱり体調が悪いんだろうなぁ、という一言に尽きる。
 そして、私の全てが終わったので、のんびりとくつろぐ。

 一瞬交差した視線にも、ぱっと反応してくれるあの人がうれしい。

 全てが終わり、友人と談笑。
 期待はしないように心を留める。
 待っていると、メールが入る…。
 こういうタイミングも合ってきたなぁと思う。
 私が叶えて欲しいと思うタイミングとそのまま一致する。


 いや、でもそれは、あまりにも電話のポーズ過ぎると思う…。


 離れたところに佇むあの人は、さっきとは別人のように大判のマスクをしていた。
 「タバコ吸ってもいい?」のひと言も緊張から解放された証拠。
 “ハウル”も行けなくて残念だったね。
 「来てくれてよかった…」には、話をはぐらかしてしまった。


 こんなことになって、私は大丈夫なんだろうか…。
 不安。
 本当に、不安。


 素晴らしきはしごの1日☆


 <イチモンイットウ>
 トイ:目覚ましの数。
 コタエ:ひとつ(携帯電話のみ)。




2004年12月23日(木) 拡大家族。


 布団の中でうだうだと考えていたけれど、結局断念…。
 もお、無理はしたくない。
 ごめーん、と心の中で謝る。


 昼過ぎまで寝入って、夕方近くに動き出す。
 今日は、高校時代の友人3人と、少し早いChristmas Party。


 友人宅に到着すると、友人と赤んぼちゃんがちょうど買い物に出るところに遭遇。
 赤んぼちゃんに会うのも半年振り。
 すっかり人間らしくなるが、ちゃんと目を合わせてくれない…。


 スーパーで今日のナベの買物をするが、買い物用のベビーカーに載せても、とても
 おとなしい赤んぼちゃん。
 むしろ微動だにしない。
 わたしがほっぺを触ろうと手を差し伸べると、びくっと驚く。

 …かわいい。


 年中子どもに接しているせいか、子どもを引き寄せるオーラが溢れているよう。
 何の躊躇もなく私の膝に座る。
 母である友人は驚く。
 すっぽりおさまったわたし達ふたり。

 久しぶりに会ったわたしたちだけれど、気の置けない感じはそのまま。
 家族のような、親戚のような、筋緊張が低くなる感じ。
 ここ数年は会う頻度も本当に少なくなってきているというのに…。
 不思議。


 全員が揃って、ナベの具材を切る。
 赤んぼちゃんを寝かせると、いよいよナベpartyの始まり。


 TVを見ながら、昔の話、それぞれ付き合っていた人の話、今年1年の色々を話し合う。
 あまりに昔のことを色々と覚えていることに驚く。
 そして、自分以上に自分のことを知り尽くしているふたりに全身を預けたような
 安心感を感じる。
 “家族”だなぁ、と思う。
 原家族からどんどん根を広げた、拡大家族のような存在。


 TVを見ていると、お笑いの人たちがたくさん出てくる。
 TVから遠ざかって久しいわたしは、全然わからない。
 はっきり言って、“波田陽区”だって始めて見た。
 でも、波田陽区って大声を出し過ぎで、のどが潰れないかがとても心配。
 そして、“ヒロシ”…あぁ、素晴らしい☆
 気に入った!


 ホスト役を務めてくれた友人夫婦(夫は欠席)は、とてもいい感じで、結婚して3年
 経ってもいい具合に仲良し。
 結婚って素敵だな、と思う。
 素敵じゃない結婚ばかり見せつけられているけれど、ここにこんなにかわいいふたり
 がいるということは、宝物のようなことだ。

 結婚って。
 誰かと暮らすって。
 きっと大変で、苦しいこともあるだろうけど、それだけだと思うことは、とっても
 偏っていることだ。
 生活だから夢はないけど、ちょっと心強く、ちょっと楽しい毎日が待っているような
 気がして、いい気分になる。


 <イチモンイットウ>
 トイ:住んでいる家の形態。
 コタエ:マンションの10F。




2004年12月21日(火) 親密さと遠慮のなさがうれしい。


 今日も1日何をやったのか、記憶にさえないほど、とにかく目が回っていた。
 面接が1件キャンセルになって助かった。
 あれがあったかと思うと、ぞっとする…。
 というか、今日どうやって帰れるのか想像すらつかない。


 最近部屋の模様替えをしてCDラックも整理されたせいか、持っていたCDやMDを改めて
 聴き直す機会が増えた。

 懐かしいもの。
 恥ずかしいもの。
 胸が痛むもの。
 心を掴んで離さないもの。
 ずっとずっと好きなもの。

 聴き直してみると、昔聴いていたものの方が、しっかり歌詞を覚えていて歌えたりして。
 もう何年も聴いていなかったのに、と驚く。
 しかも、その時の想い出とか、空気感、出来事までしっかり思い出してきゅんとなる。

 昔の方が、きちんと歩いていたのかもしれない。
 今は、路の上で足を動かしているだけ。
 そこに自分の意志はない。
 無意識だったけど、そんな感じがする。


 久しぶりの友人Mに電話をした。

 明後日のX’mas Partyにみんなで集まる予定だったのに、なんとMは仕事で来られなく
 なってしまったらしい…。
 すごくすごく残念。
 半年振りくらいに集合できるはずだったのに。
 顔を合わせるのも、話すのも随分遠ざかっていたから。

 いきなり電話をしても、昨日まで話してたかのように話せる。
 半年振りの電話が。
 「まじー。何で来ないのー」から始まった。


 そういう親密さと遠慮のなさがうれしい。


 仕事に行くのもあと4日。
 休みになるうれしさよりも、仕事が片付かない苛立ちのほうが大きい。


 この間ばななが言っていた、“からだが感じる違和感とリズム”を思い出して、
 子どもと遊んでみた。
 何となくしっくりくる。
 まだ言葉にできないけど。

 そして、うまく行かないのは、私の振る舞いが邪魔をしていただけだということが
 よくわかった。
 子どもに罪はない。
 可能性に迫れないわたしの力不足だ。

 それがわかったから、今週は気持ちよい疲労感を感じている。


 <イチモンイットウ>
 トイ:きょうだい。
 コタエ:2歳離れた妹・4歳離れた妹。


 ♪BGM/SILVA AL.『Honey Flash』






2004年12月20日(月) 愛しい愛しい風邪引きさん。


 『コバトン』が、県のキャラクターになったらしい。
 やったー!!!
 うれしい。
 これからも一緒だ★


 年末も差し迫ってきて、気が狂いそうな忙しさ。
 どこからこんなに仕事が押し寄せてくるのか…。
 他の人は、もう少し涼しい顔で仕事をしているように見える。
 なぜ?

 本当は、自分が狂わないようなスケジュールで仕事を入れるのが、正しい大人の
 することだろう…。
 でも、わたしの仕事を入れているのは、他の人たちだ。
 自分ではどうしようもない。


 忙しいのは構わない。
 困るのは、わたしが忙しいことを許してくれない、周りの雰囲気だ。


 そうやって自分が追い詰められれば追い詰められるほど、自棄になってスケジュールを
 入れてしまうのが、本当のヤバさだ。
 人から依頼されたことをやり続けていると、自分が選んだことをしてみたくなる。

 今週いっぱい“猟奇的な彼女”の再映を、なんと\500でやっているということだった
 ので、仕事帰りに出かける。
 23:00過ぎに終わるレイトショー。
 くたくたの自分の身体にたてつくように、動き回る。

 平日夜のレイトショーはすいていて、この時期特有のライトアップが、何だかしんみり
 していい。
 ぽつんぽつんとすれ違う人たちの中にいる自分が不思議。


 映画はそこそこによかった。
 でも、ビデオで見たらイマイチだったろうなぁ。
 レンタルビデオ並みに\500で見れて良かった!
 もっともっとぼこぼこに殴りまくる映画かと思っていたけれど、普段殴りまくる女を
 見慣れているせいか、物足りなかった。


 それよりも、その前に送り合った、愛しい愛しい風邪引きさんからのメールが
 気になって仕方がなかった。
 今すぐ飛んで行って声をかけたいほどの切なさだった…。


 <イチモンイットウ>
 トイ:愛用のデジカメ。
 コタエ:FUJIFILM FinePix F401


 ♪BGM/SILVA AL.『Honey Flash』



2004年12月19日(日) 地元密着の1日。


 あんなに嫌悪感すら抱いていたのに。
 まだ大切だと思う気持ちが残っているかどうかがわからない。
 わからないことにいらいらする。
 決めかねている優柔不断さに辟易する。


 街へいるものを買いに行こうと出かける。

 久しぶりにのんびり古着屋さんを回ったり。
 家具の入れ替えに伴って、必要な雑貨を見たりする。
 LOFTで年賀状の道具も調達。

 …と思っていたら、古着のファーコートを買ってしまった。
 早まったかなぁ。
 多分、向こう30分くらい試着を繰り返し、店員さんと話し、誘惑に負けて購入。
 もうこうなるとついでとばかりにニット帽も買ってしまう。

 嗚呼…。

 自分の作業進度に全然ついていけてない買い物行動。
 これは自分自身に借金だ。
 今度買い物をしたくば、きちんと作業を進めなくては。


 買い物には、週末恒例の自転車で向かう。
 今日のお供のCDは、槇原敬之『Cicada』。
 久しぶりに聴く。
 どんな場面で、誰と聴いていたかも思い出せるほど、心と繋がったCD。

 すっかり暗くなった道を、ヘッドフォンを耳当て代わりに、聴いて帰る。
 “BLIND”という曲がとてもとても良くて、ふっと歌詞に集中したら、自転車をこぎ
 ながらぼろぼろ泣いてしまった。
 短時間でどっさり気持ちを持っていかれたことに驚いた。

 冬は乾燥しているため、涙もすぐに乾いて助かった。


 世の中はChiristmasだからか、アクセサリー売り場に男同士で連れ立った高校生や、
 所在なさげにしているサラリーマン風の男の人が目に付く。
 何だか微笑ましい。
 頑張って選んで欲しい。
 照れくさそうにしている顔を見ていると、関係のない私までhappyをおすそ分けして
 もらっている気がする。


 今日はばななが『Top Runner』出演☆
 しっかりとビデオにとって、ひとりでのんびりと見る。
 24は『今夜は恋人気分』の再放送。
 同じビデオにとろう!

 ブレない人を見ているとほっとする。
 その人なりに、色々な変化はあって、決して同じではないのだけれど。
 その人をきちんと消化しているものは、変化してもその人でしかない。
 ばななやムラカミを見ていると安堵するのはそのせいだ。
 職業というより、生き方として、考えることから手を抜かない姿勢に共鳴してしまう。

 あの人たちがいる限り、しあわせに生きている限り、自分も大丈夫!と思える。


 <イチモンイットウ>
 トイ:使っているボディシャンプー。
 コタエ:ビオレ(サクラの香り)。←最近ずっとこれ。


 ♪BGM/J-WAVE




2004年12月16日(木) 落差の魅力。


 昨日、目覚める直前に見ていた夢は、『矢田亜希子とつかみ合いの喧嘩』というもの
 だった…。
 なぜに…。


 今週は疲労度が少ない。
 家に帰っても、くたくたで何もできないということがない。

 やっぱり面接で人に会うというのは、想像以上のものすごいenergyを使っている
 のだなぁと思う。
 今週は研修と事務仕事が多いので、そんなに搾り取られる感じがない。

 しかも、今日は久しぶりに事務所に行ったので、何だか楽しかった。
 たまっている、しかも決まっている仕事を片っ端から片付けていくのは気持ちがいい。
 決まった人たちに、同じようにからかわれたり、かわいがられたりするのも楽しい。


 我がPCのUSBが壊れているせいで、プリンターが使えず、妹宅で年賀状制作をしよう
 と思っていたが、それも暗礁に乗り上げる。
 仕方がないので、何とか手作りしようと決める。
 デザインや、道具などを色々と考えているところ。

 うーん。
 決まらない。

 職場の先輩は、先週末に年賀状を書き上げてしまい、郵便局に持っていったところ、
 「15日以降にしてください。」
 と、言われたとのこと。

 す、すごすぎる。


 わたしは元来真面目なのだけれど(自分で言うが)、それを人に見られるのは本当に
 恥ずかしい。
 できることなら、ちゃらんぽらんでいい加減で風来坊に見えて欲しいと思うし、
 そのように振舞ってしまう。

 普段は何だか怒りすら覚えるほどのいい加減さだが、ひとたび現場に出るとものすごい
 集中力を発揮する。
 そういう人に憧れる。
 その落差に魅力を感じる。

 肝心の仕事の方にまだまだ締まりがないせいか、その落差を広げていくためには
 相当の時間がかかりそうだ。
 だから、今のわたしはただのふざけた女だ。


 数日前から私の中に居座っているあなたよ!!!

 いい加減もう少し影をひそめてくれないか。
 そして、顔を出すタイミングを考えてくれればありがたい。


 今日のVSドイツ戦。

 相変わらずの渋さ。
 男らしさを体現した人。
 …カーンを見た。

 あー、うっとり☆


 <イチモンイットウ>
 トイ:平均睡眠時間。
 コタエ:6時間半。


 ♪BGM/RED HOT CHILI PEPPERS AL.『By the way』




2004年12月15日(水) 人間として『生きる』ことのみが使命。


 まとまらない気持ちを綴ろうとHPに向かう。


 今日はお昼においしいパンを食べた。
 出張先にできた新しいお店。
 小さくて明るい感じの良さだった。

 小さいパンがちんまりとたくさん並んでいて、朝から元気になった。
 パン屋さんに飾ってあった絵もとても好きだった。
 レジのお姉さんもきれいだった。


 友人から勧められた“ゆっくりAERA”。
 巻頭にばななのコメントが寄せられている。
 仕事帰りに本屋で立ち読みした。

 不覚にも泣いてしまった…。

 あまりにも自分で、あまりにも力強い、諦めない文章だった。
 奈良君のくだりなんて、“うんうん”と力強く頷いてしまうほど自分事だった。

 こと仕事に関しては、力が入りがちな私だが、色んな物事のバランスは見極めて
 いかなくてはいけないと思った。
 仕事はアンバランスなまでに没頭してしまうが、それはそれで仕方ない。
 だけど、脱力するポイントは外してはいけないと思う。

 最終的には人間として『生きる』ことのみが使命だ。


 日が経つにつれ、やはり熱は冷え始める。
 そのことに安堵する。
 大好きなことから少し距離をおける。

 でも、その好きがどんどん本質に迫ってきているのを感じて、少し及び腰になっている。
 はっきりさせない方がいいこともある。
 今回のこれは、確実にその類いのことだ。


 友人から言われた言葉。
 “違和感を大事に。”
 本当にそう思う。
 違和感が、直感が、居心地の悪さが全てだ。
 それを信じて今後に繋げていくことが、自分を生かすことへと進んでいけると思う。


 <イチモンイットウ>
 トイ:お気に入りのradio。
 コタエ:J-WAVE。(←言うまでもなし…。)


 ♪BGM/J-WAVE




2004年12月13日(月) あの頃の感じ。


 久しぶりにあの頃の感じを思い出してしまった…。


 好きになりすぎて、どうしようもなくて。
 そんな自分に疲れて、疲労困憊。
 何もできないほど骨抜きにされて、脱力していたあの頃。

 こんなに色んな感情が、一気に自分の中に溢れ出たら、どうしようもなくなるに
 決まってる。
 あの頃は、毎日毎日こんなことに耐えていたなんて…。
 若いってすごい。
 ヒマなのっておそろしい。


 そんなわけで、友人とものすごく前から約束していた展覧会巡りもキャンセル。
 せっかく休みまで取っていたのに。
 友人たちと話せる機会を心待ちにしていたのに。
 残念。


 結局PM9:00過ぎまで寝まくり、ようやっと目を覚ます。
 そんなところも、あの頃のままだ。


 物事が熱を持っている時が一番怖い。
 明日からはまた普通の毎日に埋没していく。
 そうなれば大丈夫。
 あの人のことを考える隙間が多ければ多いほど、きっとだめになる。


 「○○(あの人)が◇◇(わたし)をすきだったらちょっと面白いな」という言葉が
 重く重く響く。

 今だったらどうなるかわからない…。


 <イチモンイットウ>
 トイ:誕生日。
 コタエ:5月16日。




2004年12月12日(日) 溢れ出したわたしの想い。

 土日定番の朝寝坊…。
 久々の“まきまき”も祟ったせいか、のんびりと眠る。

 昼過ぎ、どうしようか考えて、結局着替えを持っていく。
 万が一のことがあるかと思って。


 会場に着くと、久々に会う顔。
 いつものように、私は誰もいないので、仕方なく彼と共に見ることに。

 わたしたちの前には、飲み屋か?というくらいがんがん飲みまくる2の人たちが大勢
 いて、その匂いで酔っ払ってしまった…。
 そして、そのどうでもいい合いの手のようなものに疲れた。
 しかし、2の人たちはかっこいい人が多い、ということは理不尽だ。


 思った以上に衣装がかっこよくて、そのことに感動して騒いだ。
 わたしが着て欲しいと思うようなものを着ていた。
 そして、見せ場こそ少なかったけれど、naturalな強さが光っていて、それこそが
 あの人の良さだなぁと思った。
 本人も気付いていないほど、無差別な力が漲っていた。
 細かいところに光る部分がたくさんあって、それに誰も気付いていないところに
 優越感を感じた。
 ざまあみろって感じ。

 とにかくにこにこと無邪気に笑うあの人を見て、それだけで全てがぱっと明るくなる
 感じだった。
 あの人の笑顔には“しあわせ”とか、“うれしさ“以外の何も含んでいないような、
 極上の宝が潜んでいる。


 次から次へと思い出を語るので、それに付随して色んなことを思い出してしまう。
 けんかしたこと。
 くやしかったこと。
 怒り。
 歯がゆさ。
 日々、大好きが溢れていたあの頃のこと。
 決して戻りたくはないけれど、どうしようもなくいとおしいenergyに満ちていた。

 そんなこんなで、結局着替えを使う羽目に。
 嗚呼、弱い、わたし。


 会場に着いてみると、やはり悪夢は蘇るもので、最初に思ったことは「やっぱり
 来なきゃよかった」…だった。
 どうしてこう学習しないのだろう。
 いつもいつも行くべきじゃないと思って、そこを出る時には2度と来るもんかと思うのに、
 やはり事は繰り返してしまう。

 しかも、今回は悪夢の鬼怒川方式…。
 最悪…。


 先輩が来た時を狙って、席を移動し、最悪の状態は免れる。
 でも、彼女が来てもあの時の悪夢には戻らず、成長の跡を窺わせる。
 お互い“うんうん”と頷き合うところなんて、まさにそうだった。


 “○○には時々出没してます”…。
 聞きたくなかった。
 敢えて言わなくても。
 やっぱそうなんだなぁと思った。


 何だかよくわからないまま時は過ぎて、帰る時にはやっぱりやめときゃ良かったと
 強く強く思ってその場を後にする。
 あまりにもいらいらして友人にTEL。
 ひとつひとつ丁寧に聞いてもらっているうちに、怒りの熱も冷める。
 何もあの人が悪いわけじゃない。


 引き際を狙っていると、ちょうどあの人がやってきたので話し掛ける。
 “あぁ、ごめんねぇ”と困ったように言うあの人の表情は、わたしの良く知っている
 顔だった。
 わたしの扱い方を確実にわかってきていることはちょっと癪だけど、それだけ積み上げて
 きたんだなぁと思う。
 dress upを褒めてくれたところも“さすが!”だった。


 久しぶりにあまりにも好きすぎて、どうしようもなくなった…。
 わたしは大丈夫なのだろうか。


 うまく最後をまとめて帰る。
 溢れ出したわたしの想いは、そう簡単に収拾できるわけもなく、そこから友人へ
 とTELをして、どこへも辿り着かない話を延々とする。
 どうしたらいいのだろう。


 <イチモンイットウ>
 トイ:使っている携帯電話。
 コタエ:J-Phone T08の赤。




2004年12月09日(木) いつも期待を裏切らない彼ら。


 何だかどうしようもなく忙しく、忙しく。
 やってもやっても仕事が片付かず。
 終わらせても終わらせても仕事がやってくる。
 …どうして???

 今日は昼明けに面接の予約が入っていたけれど、時間的に余裕だろうと思っていたら、
 あっという間に帰ろうと思っていた時間。
 話し過ぎた。

 慌ててゆずのLIVEに行くために駅へと急ぐ。
 原付で来てよかった。


 週末の家具のsettingに張り切りすぎたせいか、気がつくと膝小僧にアザ・アザ・アザ。
 どこでできたとも知れないアザが無数に。
 年頃のおなごとは思えない生々しさにびびる。


 街はchiristmas仕様。
 そこここにイルミネーションが溢れている。

 コンタクトuserのいいところ。
 イルミネーションが滲んで、2倍の光の量を感じられる。
 私の場合強度の乱視も入っているため、数も2倍。
 これはclearに見えている人にはわからない、近眼独自の世界。

 冬のこの時期は、コンタクトでよかったかも、と思う。


 開演より少し前に九段下駅に到着。
 腹ごしらえも兼ねてcafeで一休み。
 開演の10分前に武道館へ出発。

 今日はひとり。

 予想はしていたのだけれど、過去最高席が良くて(会場規模が小さかったせいもある)、
 肉眼ではっきり見えそう。
 円形に作られた花道も相まって、視線も合っちゃうんじゃない?というほどの接近度。

 構成自体は横浜の時と同じ。
 曲順も同じで聴き慣れたものばかり。
 でも、彼らの動きや些細な表情まで見て取れたことによって、素晴らしく熱の伝わって
 来るLIVEだったと思う。

 きっと一般的なゆずのイメージは“さわやかフォーク青年”的なものだろうが、
 それが間違っているとは言わないまでも、かなり局部的なものに過ぎないと感じる。
 わたしが欲している彼らは、いつも自虐的なまでに足元を見つめ直し続ける姿勢と
 それまでの自分たちを自らぶち壊して当たらしものを生み出そうとする熱だ。
 そして、その期待をいつも裏切らない。

 いつもは(物理的な)距離感があったせいか、穏やかで和やかな雰囲気の中でそれを
 感じてきたが、今回は激しさと明確さを持ってそれを感じた。
 こんなに闘い続けていられる彼らは本当に素晴らしい☆


 仕事帰りの平日に、九段下へ向かう意義を(それもひとりで)感じたりもしたけれど、
 そんな危惧すら笑い飛ばすかのようなperformanceだった。
 圧倒的な力を持って、全てを吹き消す心地良さだった。
 彼らの謙虚なプロ意識と、挑戦者であり続ける姿は、明日のわたしにも確実に影響を
 与えるものだった。


 あぁ、素晴らしかった☆

 そしてわたしはやっぱり“心のままに”が好きだ。


 <イチモンイットウ>
 トイ:最近読んだ本。
 コタエ:吉本ばなな “アムリタ(上)”(何度読んだかわからないが再読。)




2004年12月07日(火) わたしの城。

 ◆靖子’s birthday。


 おめでとう☆
 カードを送ったので、今日はメールはしません…。


 金曜日から部屋の模様替えに明け暮れて、ようやく落ち着いてきた。

 まだまだ荷物が床に散乱しているし、押入れの中にしまわなくちゃならないダンボール
 が置いてある。
 でも、まあ。
 何となく落ち着く部屋になった。


 ここがわたしの城だ。


 しかし、世の中には便利なものがある。

 収納のキャビネを組み立てるために、ひたすらねじを回していた金曜日。
 遂に手のひらが赤くなって、もうこれ以上回せない上に、ドライバーの山が潰れてきた。

 新たなドライバーを買いに¥100ショップへ。
 ドライバーだけでもものすごい種類。
 同じ方向へ回せばいいという、ちょっと変った形のものを購入。

 信じられないくらいよく回る。
 便利。
 感動☆

 ついでに、部屋の雑貨小物も少し購入。
 ¥100ショップに売ってないものはないな、というほどの品揃え。


 今日は素晴らしく仕事日和だった。

 職場で会ったお母さんとお子さん。
 家庭教師で行っているところのお母さんとお子さん。
 本当に素晴らしく、わたしを鍛えてくれる人たちだ。
 ああいう人たちのためにこそ頑張らなくちゃいけない、と思う。


 今日職場で言われた何となくうれしいひと言。

 “インリンを見ると○○さん(わたし)を思い出すのー。”
 申し訳ないが私はあんなに胸はないし、エロさもない。

 なんかちょっと褒められた気がしてうれしい…。


 <イチモンイットウ>
 トイ:好きな季節。
 コタエ:夏。


 ♪BGM/LAVA AL.『Conexion』




2004年12月02日(木) イロモノ趣味。


 毎月この時期になると思うことだけど。

 お金がない…。

 まだ給料日から10日ほどしか経っていないのに。
 これから20日生活していける気がしない…。
 何をしたらこんなにお金がないのだろうか。


 好きなこと。
 車に乗っていて、夜道で道を譲ってもらった時、入れてもらった時にクラクションを
 “ポフ”と軽く鳴らすこと。

 好きで好きで、得意げに鳴らしてしまう。


 昨日見たよーーー!!!
 ついに。
 マツケンサンバ。

 素晴らしかった☆

 文句なくHappyになってしまうあのイントロ。
 ダンサーさんのウオのウロコのような衣装の華やかさ。
 健さんの唄声の張り。
 そして、普通に『松平健』になった時のSHYな感じも良かった。

 嗚呼、生で見たい…。


 もうひとり、前々から好きな芸能人(男)。
 それは、マギー審治(きっと字が違う…)。
 TVに出ると必ず見てしまう。

 あの素朴なギャグと、強迫的なまでの穏やかさ。
 癒される。


 しかし、どうして私の男の趣味はこうイロモノ(に見られがち)な人たちばかりに
 なってしまうのだろう…。
 女の趣味はかなり自信があるのだけれど。


 あ、ゴリエも素晴らしかった。
 あの踊りはかなりの完成度の高さだ。


 “彼”の影響で“sting”を聴いている。
 落ち着くし、すごくいい感じ☆
 好きな感じ。
 きっとこれからも長く聴くことになりそう。
 突発的に取ってしまった来年のliveだが、俄然楽しみになってきた。

 しかし、何を聴けばいいのかがわからない。
 ポリスも含めると、作品がありすぎるし、お薦めなものは何なのかがわからない。


 明日はいよいよ不要品を回収してもらい、家具を入れる日。
 私の城ができる!
 週末はおとなしく部屋の片付けだなぁ。
 髪の毛も切ってくるし、すっきりと来週を迎えたい。


 <イチモンイットウ>
 トイ:好きなお酒。
 コタエ:マンゴヤンリキュール。
     アマレット。


 ♪BGM/sting AL.『At the movies』



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