NHK　クローアップ現代

　終わらない戦争　
“生きていることが疎ましい”　知られざる戦渦の中絶

旧満州などで性暴力に遭い引き揚げた女性たちは、国立病院などで中絶手術を受けた。今回、関係者７０人以上を取材。人道目的で自発的に始まった手術を国が組織化し、「外国人の血は本土に入れまい」と「混血児の出生を防ぐ水際対策」になっていた。「身も心もきれいになった」とされた当事者たち。実際には「生きていることが疎ましかった」と職も故郷も捨て、壮絶な戦後を送った女性が。戦争と性暴力、顧みられなかった実相に迫る




私の母も満州引き上げ者で、当時２０代だった。
実家に帰り着いたとき、ロシア兵に乱暴されないために丸坊主だったと、母の死後に叔母から聞いた。
母は引き上げのことは何も話さなかった。

久しぶりにプール友達にあって「元気にしてた？」と聞いたら
心療内科の帰りだという。
ご主人の存在がストレスだという。
「あなたの旦那さんは亡くなったんだわねぇ」と言う。
その言葉の真意は解る。。。

私は毎日の多くの時間、主人のことを思い出してる。
うちの主人より3カ月くらいまえに連れ合いを亡くしてるパート仲間は
「主人のことはそんなに思い出しもしないし、寂しくなんかない」と言う。

正直なことを言えば、うちの主人は育児や家事を手伝ってくれたことはほぼ無いし、体のことを思っての食事も食べてくれなかったし、私の実家との関わりを嫌ったときもあったし、何よりわがままだった。

でも、今思うのは私が足を悪くしてからはずいぶん守ってくれたし、本質的にはいい人だったと強く思う。

「私もねいろいろ思うことはあったけれど　いざ死なれてみれば全部帳消しよ」と、プール友達に言った。

その友達はそういうもんなの？　と。

結局は　お互い様だよとまでは言えなかったけれど、どうかそのプール友達の心安らかならんことを祈る。

　８月はお盆の月だからか、いつも以上に主人のことを想う

会いたい

会いたい

会いたい

もう一度　会いたい

会いたいよ！！！


なぁ、まだ迎えにきてくれへんの？
今すぐでもええよ

ほんま、会いたいねん！！！