読みたい本を図書館から借りて読むという、財政難の我が家にとっては ほんとうにありがたいことで心から感謝している が 最近借り手のマナーがとても気になる というのも 借りた本が汚れていたり読んでいる途中で用事ができたのか、ページが折られている場面によく出くわす 本に紐がついていなくてもメモ用紙をはさむとか、自分のしおりをはさむと いうことが何故出来ないのだろう 先日なんか本の間からお煎餅らしき菓子くずがパラパラと落ちた その前には文中の漢字に鉛筆でふり仮名までふってあった おまけに「ここコピーする」という書き込みまであった そりゃないだろう・・・と思う たぶん本が好きだから、図書館で借りて読んでいるのだろうから、なおさら大切にキレイに読んでほしいと思う
でも最近 新しい本を買ってパラパラとめくった時の、それこそそこら中の ストレスホルモンを吹き飛ばしてくれそうなあの匂いにご無沙汰している
歴史講座で友達になった人と小雨の中、山の辺の道を歩いてきた どちらも歴史に興味のあることが分かっているので、趣味の押し売りをする必要もないし感性が似通っているのでうれしいことだ 講座では先生の話を聞いているだけだったが、何回かの課外講座でいつとはなしに顔を覚えて、大和十三仏参りをしようということになった 今回は山の辺の道の途中にあるお寺を目掛けて歩いた 途中 崇神天皇陵や景行天皇陵にも寄ってみる 古代の道でもある山の辺の道は自然のままのところもたくさん残っているが、きれいに観光道路として道標が完備されている 無人の野菜の販売所もあってのどかなことこの上ない 時節柄 いちごが実りの時期で、道路のすぐ傍に置かれた冷蔵庫の中で冷やされていた 1パック200円ということで友達と半分こする 椅子とテーブルも用意されていて一服できるようになっている テーブルの上には「この机の上にあるものはどうぞご自由にお使いください」として、インスタントコーヒーやポットに入れた熱いお湯やお煎餅も用意されていた 自動販売機でも置いておけばいいものを何と親切なことか 小雨のせいか木々や草の匂いが溢れている 平城天皇や後醍醐天皇が住んだといわれる萱の御所跡もあって、ウグイスやカエルの声を聞きながら古代の気分を満喫した
友と行く 山の辺の道 はしり梅雨
山の辺の あざみの花は 密やかに
販売強化訓練のセミナーに大阪の某所にある会社の教育センターに行く 知らない場所への駅から徒歩10分といえど今日のお天気のようにじっとりする 会社は最近、パートにも売り場の権限を与えようというような方向にある パートから正社員への登用もあるという もちろん売り場を任されるということだ 実は私も社員への試験を受けませんか、と打診された ・・・もう10年若かったら・・・と思う 今は頑張る気もないし、何より健康に自信がない 折りしも時給600円のパートから社長になった主婦のこともパートの間で話題になる その人は記者会見で ブックオフと家庭とどちらかを選択せよといわれたら・・・という質問にほんの一瞬ためらって〈私にはそう見えた)、仕事と答えていた 私はそこまで仕事に惚れ込んでいない 時々ふつふつと湧き上がる離婚願望にふたをして、時給000円のパート生活を続けるしかないのか 贅沢なことなれど 32年のダンナとの生活に少し疲れているのかな、と自分で勝手に答えを出す ここんとこ忙しかったからなぁ・・・
母の日に息子の彼女からアレンジメントフラワーが大阪のデパートから届いた 反対に息子は彼女のお母さんに同じお花を贈ったらしい 正直 私は花より団子のほうがいいけれどうれしいことも事実 だのに ダンナがまだ結婚もしていないのに母の日だからと物を贈るのは変だ、と言う お礼のメールを送って、返信に双方の親の顔合わせの日にちを相談する内容があったことにも機嫌を悪くしている どうせ結婚式で会うんやから慌てて今、会わんでもいいという でも日にちはまだ何も決まっていない でも結婚式なんかせんと二人でハワイでも行ってあげてこいと言ったのはどこの誰ですか? 結婚式まで会わんでもいいと言うダンナの気がしれん それにしてもいったい何に怒っているんやら・・ 私はお相手の親御さんに会ってみたいと思う
でも もしも もしも来月の父の日に彼女がダンナに何か贈ってきてくれたら何と言うつもりだろうか・・
前途多難か・・・?
真のインフォームドコンセント つまり患者の権利としてのインフォームドコンセントの確立とは、無知で気構えのない家族に対して患者が持っている日常のレベルまで降りて、専門的知識を平たくかみくだいて伝える関係が確立されて、初めてそう言えるのではないだろうか ・・・・文・・・・失念・・・・
かなり暴言だとは思うけれど、今の老人医療は私から見れば商売の部分が多いように思う 医は仁術ではなしに算術の部分ばかりが目に付く 改めて老いは残酷だと思う・・・
節約生活真っ只中の我が家にGWはなかった 毎年 どっかへ出かけていたのにとは思うけれど 義母も入院中だし まぁそういう年もあるってことで・・ でも息子の彼女が来るからというので久しぶりに大掃除はした 子供たちの家庭訪問以来というくらいのかたずけをした ただこれからのことを思えば いつも散らかってる家を見てもらわないと、彼女が来るたびにおかたずけは出来ませんなぁ
きょうは歴史講座の番外編 奈良時代の高僧行基さんのお墓やら遣唐使のお墓に行く それが何と 行基のお墓があるというお寺の方は私が小学校のころの先生で、担任こそ持ってもらってはいないけれど何故かお顔は覚えている ひとつ年上のダンナの担任だったかもしれないなぁ 86歳でお元気そうで何より 私らの小学校時代は45年も前になってしまう 行基を火葬したという場所も市の管理になっている 講座の先生のお陰で鎌倉時代の作ではあるけれど、歴史の教科書にのっている行基像も見せていただく 昔の五輪塔も見せていただく 法隆寺の夢殿のように八角形で苔むしてなかなかのものでした
遣唐使のお墓のあるあたりは 庶民のお墓がいっぱいあってよく見たら 海軍1等兵 やら 陸軍曹長 やら 陸軍歩兵軍曹 やら 昭和19年1月2日 東シナ海にて戦死 往年25歳 とか そんなお墓がとても多い この地からの出征者が多いということもないだろうけれど ふつうはあんまり人様のお墓はお参りしないし・・
万葉の時代からの交通の要所であったとはいうけれど、きょうの暑さには少々参った
4月の半ばに突然パソコンのモニターが真っ黒になって、修理代も安くはないので窮乏生活なのに思い切って買い換えた 初期設定もインターネットのセットアップも、息子に自分でしないといつまでたっても覚えられないからと言われてこんがらがった頭でいたが、案外簡単にすんでネツトを楽しんでいる でも 考えてみればパソコンは便利で楽しいけれど、今の我が家には高いおもちゃのように思えなくもない・・・ 古いパソコンではのんきにバックアップを何もしていなかったけれど、新しいパソコンを買った電器屋さんの店員さんが自分の店のパソコンを繋いで取り出してくれた 立ち上がってはいるけれど真っ黒のモニターからよくもまぁ、そういう手品のようなこともできるのね、と感心している お陰で下手っぺな水彩画も1枚のCDに収まった こうなるとまた花や野菜の絵を書きたくなって、もうへそくりはなくなってしまったけれどペンタブレットが欲しくて仕方ない またこつこつへそくりでもするしかないわけで・・・
息子が帰ってくるときはメールがあればいいほうで 突然帰ってくることも多い それが連休に一緒にご飯たべよう、と息子に誘いを受けていた 私は母の日のプレゼント代わりに食事をご馳走してくれるんだと思い込んでいたが 彼女を紹介された 二歳年下の保育士の彼女は、小柄なせいかとても可愛い娘さんだ 息子にはもったいない・・・な〜んて・・・ 息子は彼女の家にはもうすでにおじゃましているようで 話はだいぶ煮詰まっているようだ いつかこんな日の来ることを心待ちにしていた 私らは甲斐性のない親だから 二人で何でも決めてくれていい 報告だけしてくれればいいからと話した ただ 保育士という職業柄、3月の年度末までは勤めたいという彼女の意見ももっともなことで彼女の家の近くに住まいするようだ とは言っても急なことではないようだ 大学を出てからは一人暮らしをしていた息子だから ある意味では自立していたと言えなくもないが 子供の結婚までは親としての責任は常に感じていたけれど いよいよダンナと二人だけになってしまう 彼女と話ながら私は強く娘を思った・・・ 正直 うれしさよりも寂しさのほうが強い 男側の親とはこうしたものだろうか・・・
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