私は 勘違いをしていたのかもしれない

母親として 娘を愛していたという勘違い

見方を変えたら 子供を愛しているのではなくて
子供を愛していると勘違いしていることに気がつかない自分がいる

つまり 自己満足しているだけの 母親の姿をした女！

わからない！
どうしたらいいのか・・・

娘にすがりついて 聞きたい
胸のうちを明かしてほしい

今、
娘の肉声でしか救われない！

　子は親を選べない
　親も子が選べない

　でも　育てるという立場からみたら
　親は　ある程度は子供の性格を決められるかもしれない
　もって生まれたものもあるだろうけれど
　たいていの場合　蛙の子は蛙　　瓜に茄子はならん
　
　そういう見方をしたら　今の娘の姿は我が姿
　51年生きてきた自分の足跡・・

　今から１０年ほど前、娘が中学生の頃に
　朝　学校に行ったと思い　娘の部屋に入って机をのぞいた
　そしたら　忘れ物を取りに帰った娘に現行犯で見つかった
　それ以来　娘は私がいつも手紙を盗み見していると思っている
　正直　盗み見している
　だって　その前から娘は学校でのことを何も話してくれないから
　テストがいつからかとか、お弁当がいるとかいらないとか、
　部活で何度か倒れたとか、　私は他の子のお母さんから知らされた
　だから　少しでも娘のことが知りたかった
　
　高校受験に失敗して　不本意な２次募集の高校に入学して
　２年の１学期までは通ったが　結局　中退した
　その中退の本当の理由を　私はまだ教えてもらっていない
　その頃から　家族と食事をしなくなった
　二年くらい　引きこもりになって　たまにバイトに行ったが
　すぐに辞めてきた　　どこへバイトに行ったのか知らない時もあった
　たまに　せまい家だからすれちがうことがあって
　私から話しかけても　だんまりで何も答えてくれない
　この子はいったい何を考えているのだろうか
　親の私にしてほしいことはないのだろうか
　どうしてやったら　以前のかわいい娘になるのだろうか
　今はただ　そっとしておくしかないのだろうか
　何年かたって　あんな時もあったネ　って話し合う日が来るだろうか

この1週間、頭から離れない言葉

どうせ 私が家を出ていった後、今までと同じように
たまには 二人で外食して、弁当 入れて、めし 作って
おとん（おやじ のこと）の パンツ 洗うんやろ！
いつもの夫婦喧嘩を大袈裟に言って
お兄ちゃんと私を巻きこんで
かわいくない娘を出ていかせたんやから
めでたし めでたしや！ よかったやないの！

たしかに 夫婦喧嘩した
もう 出て行く気にもなった
でも 長いことシカトして口もきかなかった娘に頼れなかった
そんな 母親を 娘は見限った

「たった一日か二日で私は おとんに乗り換えられたんや」

それから 娘は また貝になった

定職のない娘は、アパートの保証人の欄に勝手にダンナの実印を押していた
今まで 家に一円も入れなかったんだから
しばらくは バイトでも暮らしていけるだろう・・・
でも 娘に見限られた母は・・・
もし 私に経済力があれば・・・

長い目でみたら いつまでも親のスネをかじっているよりは
ここらで荒療治したほうがいいのかもしれない
無理にもそう思おうとしているけれど・・・

　本当は娘と行きたい
　生きたい！！

　いくら　愛してるって言ったって　心配だからと言ったって
　心の中は見えないし　見せられないんだ！
　どんなに　言葉を重ねても　伝わらない時はいっぱいある
　
　若いとか　年を重ねているとかいうんじゃなくて
　その人その人の性格や考えでどうしようもない　どうにもできない
　どうにもしてあげられない事がある
　わかってほしい・・・
　
　ダンナをとるか　娘をとるか・・・

　私は自分をとりました

　だから　すべて　自分にかえってくるのです！

　あと　10日でたぶん娘はこの家を出ていく
　家から通えない学校へ通うわけでもなく
　就職で赴任するわけでもなく
　まして　結婚するわけでもない
　親とソリが合わないから、引導をわたされたって事
　こんな事　世間では掃いて捨てるほどあるだろうけれど・・・
　私は　本当は娘と一緒に行きたい
　子離れしていない！
　なんとでも言ってくれ・・・
　
　かたくなになった娘は　引越し先を教えてくれるだろうか・・・

　息子は　娘が家を出ていったら　お父さんの気持ちも変わるという
　でも　でも　私の気持ちはどうなるの？
　はっきり言って　娘のぬけた穴は　ダンナでは埋められないよ！

この3週間あまり、エンピツを御無沙汰してしまった

体調不良で 一時はどうなる事かと思った
6月16日の晩に突然 ものすごい頭痛がおこり、ひどく吐いた
１１９番しようかと思ったが、日頃 ぽっくり死にたいと思っているので
ここは我慢のしどころと思い、ズキンズキンとまるで心臓が頭にきたような
痛みに呼吸をあわせて、ハアハアしていた。
明け方 吐き気がおさまったので、ロキソニンを２錠のんで少しウトウトした
9時ごろ タクシーを呼んで総合病院の脳外科に行った。
CTやらMRIやらいろいろ検査して、出た結果がどこも異常ありません！
考えられる事は、眼精疲労、歯茎の炎症、死ぬことのない偏頭痛、肩こり、
あとは更年期障害。
あ〜あ、くも膜化出血ではなくて、もう少しこの世で修行せよという事らしい
さりとて 頭痛はほとんど 良くならず 毎日 のたうちまわっていた。
それにしても　人は（特に私は・・・）痛みには弱いもんだ・・・


今度の事でまたたくさんの、お医者さんにかかったので
ダンナにあんたは 宗男さんではないけれど
疑惑の総合病院みたい と言われてしまった。
自分でもそのとおりだと思う。
いわゆる 「病上手の死にべた」

ほんとうに ごくろうさん！！