ゆびきりげんまん。
---Written by, まる。
キミとワタシの唇が近づいて キミの吐息を肌に感じる このドキドキ 伝わってたらどうしよう?
キミの唇がワタシに触れて キミは少し気持ちよさそうに舌を絡めて ワタシもそんなキミの気持ちが伝わって だんだん 気持ちが高ぶって
キス
キミとするキス すごく気持ち良い
朝早くに起きてキミの寝顔を確かめてみた グーグー言いながら スヤスヤと眠るキミ “一緒に居るんだ” そんなことを幸せに想いながら キミに触れる
昨日のキミは優しくワタシを抱いて その強く太い指で ワタシの身体を悦ばせてくれた キミの身体は キミが大好きなサーフィンのおかげで 小麦色に灼けていて 少し潮焼けした髪の毛 皮が剥け始めた腕
距離なんて なくなっちゃえばいいのにね
1日中キミの運転してる姿を見てた 運転してるキミの横顔はとても格好良くて そんな姿を1日中見れたワタシは とっても幸せ者で
時折キミは ワタシの手を握ってきて ウトウトしながらキミのシートに頭を寄せると 運転しながらキミはワタシを気に掛けてくれた
“ゆっくり寝ればいいさ”
…キミだって本当は眠りたいクセに 「冷めた」って言葉が似合うキミ でも 会う度そんな事を忘れさせてくれる人
帰り間際 キミに “手帳にメッセージ書いて” そう言って手帳を渡すとサラサラ書いてくれた キミが書いてくれた手帳には
「あんまり会えなくてごめんね」 「寂しい想いさせてごめんね」 「大好きだよ」 「また たくさん連絡するから」
そんな言葉が お行儀良く綺麗に並んでた 魔法の言葉 そんな夏の暑い日
2005年07月26日(火) ★ |
「愛してる」と君が言う 口先だけだとしても |
キミが大好きな唄 それは Mir.ChildrenのAny 何かあればいつも唄ってるね 悩んでる時 嬉しい時 いつもいつも口ずさんでる
「まるちゃん スキな唄は歌詞を見る方?それともリズム?」
「ワタシはリズムかなあ」
そう言うと “俺は歌詞がスキなんだよね” ってニコニコ笑ってまた口ずさんだ 大好きなんだよね 大好きなんだね Anyが
口先だけの「愛してる」でも良いから キミの言葉が欲しいよ ワタシが幸せになれるような言葉を下さい
キミの柔らかい髪の毛 優しい眼 ワタシを強く抱きしめてくれる腕 全部大好き
キミと出逢った1年前の夏 初めて逢った時 お互い顔を見合わせて笑ったね
「写メと全然違うでしょ」
車を運転しながら そう言って笑うキミの横顔を見て ワタシは もっともっとキミのことをスキになったんだ もっとキミを見たい キミを知りたいって
“予定時刻は6時 あとわずかで僕らは別々の道 君は僕の少し後ろ 涙ぐんで下を向き歩く やるせない想いだけで 石コロ蹴飛ばしてみても”
帰りの車の中でキミと2人で唄った ゆずのサヨナラバス 一緒に唄ってる時は全然平気だったのに 駅について 車を降りて 電車に乗った瞬間 すごい脱力感で どんどん離れて行く キミとワタシの距離が大きくなっていく
キミからもらったおでこにチュー まだあの時のこと 鮮明に覚えてる ドキドキして 顔が火照って キミの顔をマトモに見られなくなったよね
暑かったあの日 ワタシはキミのこと これからもずっとスキでいるんだろうと確信した日
ワタシとキミが出逢ったのは 1年前のこの季節でした キミは静かに打ち寄せる波の音を聴いて育っていたし ワタシは ただただ このうるさい都会の音で育った
ワタシがキミに惹かれるのに時間は要らなかったんだ 確か 出逢って1週間後にはキミに告白していた気がする
ねえ それからもう1年だよ 月日が経つのは本当に早くて キミの気持ちも少しずつ冷めてきてるのかもしれない
でも ワタシは諦められないよ 諦めたくないんじゃなくて 諦められないの キミの育った地でキミと一緒に見た 星一面の空 「ねえ 抱きしめてよ」 そう言って抱きしめてもらいながら見た流れ星 「ロマンチック?」 ってキミが笑いながらワタシの顔を見るから 素直に頷いて キミの胸に顔をうずめたんだ
離れたくない これからもずっと
|