ものかき部

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「 人生の歩みだったのように 」
2012年10月15日(月)



 中学時代などに初めて付き合いだして、そのまま結婚する、というような他の可能性を探らないのは、豪快だ。

 病弱で感情の激しく女々しい私には、とっても不安で出来たもんじゃない。

 大暑などのプールで何時間も泳ぎ出して、そのまま布団になだれ込む、というような肉体の疲労に任せるのは、豪快だ。

 強迫性で毎日の激しいノルマに追われる私には、とっても不満でできたもんじゃない。

 結局、不安、不満の虜なのが私なのだ。
 この私を何とか肯定しよう、という人生の歩みだったように想われてならない。

「 落ちゆく意識の救い 」
2012年10月01日(月)


 夏の香りに包まれて、午睡に落ちる意識のなかで

 私が 私が 私が

 落ちる意識のように無くなっていく

 のだろう
 
 のだろう・・・か

 このように落ちゆくだけで

 何もなくなっていく

 狂わないのだろうか

 どうして私はこんなにも戦慄(せんりつ)しているのに、狂わないのだろうか

 食う、寝る、遊ぶ、働く、・・・

 どうして平然とできるのだろう

 真夏の香りに取り囲まれて
 
 後何度、落ちる意識に身を任せることになるのだろう

 後何度だけ、この救いに身を任せるのだろうか

 


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