進め 進め
進む 進む
4つの単語に意味を何とか見出そうとして、
見出そうとして何かしらの意味があると思い込む。
その思い込む作業が詩だとするならば、
詩だとするならば情動を情緒を揺さぶるだけの他愛無さ
ぽっぽー ぽっぽー
ぽっぽー ぽっぽー
寒さが肌を齧る
日差が目を瞑らせる
吐く息と煌きが早朝を呈する
朝食が内臓を穏やかにし、生きている感謝を思い出させる
何時の間にか産み落とされ、何時か必ず滅びる自覚に基づいた
祖先への感謝、祖国への自覚
この連鎖から私だけが抜け出せないという息苦しさを伴いながら
もう飽き飽きした感謝と自覚
電磁気学を知った時の神鳴りが落ちたかのような驚きが
この予定調和の世界から朝も夕もない天空へと飛び絶てないのだろうか