■2008年09月30日(火)
  ― 沖縄旅行 2日目 ―
 この日も前日と似たような天気で空にはどんよりとした雲。朝はボートが出せるかと心配したけど問題なく出発!よかった!
 ボートに乗る人が増えていて、皆さん、かなりのベテランといった雰囲気。昨日以上に「皆さんにご迷惑にならないように!」と緊張感がちょっぴり強くなる。
 そんな気持ちをお見通しなのか、同じショップのダイバーさんが昨日に引き続き、いや、それにも増して親切にしてくださる。飲み物やお菓子をわたしてくれたり、エントリーの準備を手伝ってくれたり…。お世話になってばかりで恐縮。
 私もベテランになったら初心者さんには親切にしてあげなきゃ。でも、何事もマスターするのに人の3倍はかかる運動音痴な私は、100本やってやっと普通の初心者並みのレベルになるんだろうなぁ。
 こんな調子だから、ダイビング時は、自分のことであれこれ精一杯でBFの動向を気にかける余裕がまったくない。海の中でも、BFを見失うこと数回。これじゃあダメよね、BFは私の大事なバディさんなんだから…、と反省反省。
 1本目は水納島近くのポイント、「ヨスジの根」へ。岩の根っこにさまざまなオサカナが住み着いていて、それをゆっくりじっくり眺めたり写真を撮ったり、比較的のんびりできるポイントでした。こういうダイビングだとストレス少なく、エアの消費もゆるやか。
 初めてウツボを間近で見たし、小さなエビも至近距離でじーっくりと観察。小さな生き物のかわいらしい動きは、見ているだけでもかなり癒されちゃう♪
 2本目のポイントは「ラビリンス」。初心者でも楽しめる「ほどよい地形」があって、ちょっぴり冒険気分に浸れた。
 ここでは、初めて自力(?)でウミウシを発見!これまではガイドさんが見つけたウミウシを手招きで教えてもらってた。正直、ウミウシに対しては「あんなちっこくて、クニョクニョしているのの、どこが面白いのかよくわからない」と、あまり興味がわいてこなかった。が、自分で見つけたウミウシはかわいくて、喜びもひとしお。
 この日は他にも「ミナミハコフグ」や「ハナミノカサゴ」などにも遭遇。ミナミハコフグの姿に、BFが飼っているミドリフグを思い出してしまい、「家でイイコに留守番しているかしら」と心配になっちゃう。













 午後からのダイビングも楽しみにしていたのに、うねりが出てきたのでボートが出せなくなっちゃった。ビーチダイビングに期待をかけたけど、こちらもコンディション悪く無理とのこと。仕方なく、近場の海岸でシュノーケリングでもして遊ぶことに。
 向かったのは備瀬のビーチ。海に入るとすぐオサカナの姿がいっぱい。ここでしばらくサカナと泳ぎまわって楽しんだ。浅瀬だから雲間から太陽の 光が届いて、水がとてもキレイ。
 シュノーケリングは、残エアを気にかける必要はないし、ウェットスーツ着てるから温かいし、プカプカ浮くから疲れないし、少し疲れてもすぐ岩場で休憩できるし、の〜んびりできてとてもよかったわ。





■2008年09月22日(月)
  ― 沖縄旅行 1日目 ―
 先日の連休を使って沖縄へ「ダイビング修行の旅」をしてきました!
 3泊4日の予定で、一日に3本はボートダイブやって上達できるように頑張っちゃうもんね!…と張り切って旅の計画を練ったの。最初は石垣島に行くつもりだったんだけど、旅行計画を立て始めたのが時期的に遅かったようで、連休の石垣島への飛行機便はどれも満席。しかたなく沖縄本島に行き先を変更。
 肝心のダイビングポイントは「ボートですぐに行けるトコロ」が希望。去年、体験ダイビングで行った、那覇からケラマへの船旅は、「船酔い地獄」でホントにツラかったので…。BFが、ダイビング雑誌を読んだり会社の同僚のベテランダイバーに聞いたりして検討した結果、本島北部の「本部」という地域へ行くことに。
 ウキウキと旅支度や下調べをしていたら、出発の2日前になんとフィリピン沖で台風13号発生!なんで〜?!ここ何週間も沖縄はずっと晴天だったのに、よりによって!
 台風が発生してからというもの、ネットで天気予報をこまめにチェックするのが習慣になり、それは出発直前まで続いた。高気圧があれば、台風はこちらにやって来るまい。高気圧ガンバレ!フレーフレー高気圧!と急に「高気圧応援団のにわか団長」になる私。
 結局、出発日当日の沖縄は雲でときおり小雨。心配していた海の状況はなんとか小康状態(?)で、ボートも無事出航してこの日は1本ダイビングできた。ボートには、他のショップのベテランダイバーさんたちも含め数人が乗船。みんなに迷惑かけないようにしなくちゃ!…と、なるべく早めにエントリーの準備をするよう心がける。一緒のダイビングサービスを利用している二人のダイバーさんはとても親切で、ボート上でも海の中でもいろいろ助けていただいた。
 行ったポイントは「瀬底島第二ブイ」。本来ならエダサンゴの群生が素晴らしい場所なんだって…。が、海の中の視界の悪さにびっくり!一緒に潜ったダイバーさんいわく「今日は伊豆より透明感低い」。これじゃあせっかく沖縄まで来た意味ナイじゃん!
 おまけにどうもウェイトが少々重かったみたいで、もともと苦手な中性浮力がますますできない。思わずフィンワークが、小さく多く、しかもかなり煩雑になっちゃう。沈みそうになるのをあわててなんとかしようとしたら、珊瑚に指をついてしまい、ポキっと先が折れてしまった…、うわ〜(泣)。ごめんなさい、ごめんなさいっ!!! わざとじゃないとはいえ、罪悪感でいっぱい。やっぱり、中性浮力を早くマスターしないと、自然にもヒトにも迷惑をかけてしまうなぁ、と反省。



↑このエダサンゴをポキっと…。あ〜ん(泣)!



↑下の方でヒラヒラしているのはウミヘビ。



■2008年09月19日(金)
  ― 夏のサボり魔/痛い出費 ―
 この夏の間、「DAYS」に日記をつけるのをサボりまくってました!
 BFに「日記、つけないの?」と促され、友人にも「全然更新してないじゃん!」と指摘され、やっと重い腰を上げたしだいです。
 日記をつけていなかった夏の間に何をしていたかというと、特にダイビングを頑張ってました。
 サイパンで講習受けてやっとの思いで取得したオープンウォーターのCカード。習ったことを覚えているうちに、8月末に日帰りで伊豆へ、9月中旬に3泊4日で沖縄へ行って潜ってきたの。
 沖縄旅行記や海中写真などは後日まとめるとして…。
 まぁ、ダイビングってのはとにかくお金がかかるね!
 ダイビング料金そのものはもちろん、使用器材の値段も高い。BCやレギュレータなどの重器材は高くて手が出ないけど、フィン・ブーツ・マスクなどの軽器材ぐらいはレンタルじゃないほうがいいだろうと、一通り揃えてみたの。でも、フィンだけで2万円台だもの…少し痛い出費だわ。さらに痛かったのが、ダイブコンピュータだった…。

 ダイブコンピュータとは…
 [Wikipediaから引用]→水深の履歴から減圧の必要性、手順などを計算しダイバーに指示する電子機器である。略してダイコンとも言う。ダイビングから上がった時、減圧症を防ぐため、体に溜まった窒素があとどれくらいで抜けるかを計算する必要がある。これまでにはダイブ・テーブルを利用して計算していたが、ダイビングコンピューターを利用すると、その計算の手間が省ける。

 …と、このような器材なの。

 (注)無減圧限界時間や残留窒素時間などの理論を理解した上で使わないと、最新のダイブコンピューターでも減圧症になっちゃうので、ダイコンに頼りすぎずに、無減圧ダイビングを行うよう、常に注意を払わないといけないのです。

 ダイコンは精密機器でもあるせいか、これがまた泣きたくなるような高額なのだ。でも、いざ購入を決めて、ダイコンの価格をいろいろ調べてみると意外にピンキリで、上は十何万円だけど下は2万円台程度。低価格な商品でも十分な機能を備えているから、初心者の私には、まずは安めのクラスのものでも十分だわ。
 BFは私の3倍以上の値段の最新型を購入してたけど…、高額のものを思い切って買っちゃうのは、BFの「ダイビングに対する本気度」もかなり高いということだよね。
 そうは言っても、毎週伊豆で潜るとか、ましてや冬にドライスーツで潜るとか、そこまでの本気度はない模様。私も、夏にキレイな海の中の景色をのんびり楽しめたらなぁ…と思っている程度なので、二人とも典型的な「リゾートダイバー」になるんだろうな。
 でも、やるからにはもうちょっと上手くなりたい!下手くそだしビビり症だし、そんな私だから、講習ではさんざん怒られて毎日ベソかいてたんだよなぁ…。いつかまたサイパンで、講習時のインストラクターさんにガイドでお世話になるようなことがあったら、ちょっとは成長したなと思ってもらいたいじゃない!
 …ということで、今後も「ダイビング修行」は続きそうです。




<<< PASTWILL >>>   HOMEPAGE "SAWA NET"
MY追加