■2002年10月31日(木)
  ― あれって「なます」っていうんだっけ? ―
●残業して、11時半ごろ帰宅。昨日は野球観戦で会社をちょっと早めに帰らせてもらったし、月末恒例多忙ウィークだから、遅くなっても仕方ないんだ。でもね〜、頑張ったぶんイイコトもあったよ。納期が迫っているのに煮詰まっていた仕事、今日の夜になって急にアイデアひらめいて、自分でもとても満足いく仕上がりになったんだ。とても小さな仕事だったけど、こういうのなんかウレシイ。ささやかな充実感♪ しかも今日は残業中にお菓子を一個も食べなかった!エライぞ、わたし(笑)。自分への御褒美に、帰宅後アイスクリームでも食べようかなって思ったけど…お菓子ガマンした意味ないじゃん!(汗)
●昨日の西武4連敗も悔しいけど、球場にデジカメを持って行くのを忘れてしまったのも、かなりの痛恨ミス!巨人が優勝した瞬間、3塁側にいた巨人ファンたちがいっせいにオレンジと白の紙テープをグラウンドに投げ込んだの。遠くから見ると大量のそれらが、まるで「おせち料理の『なます』(っていうんだよね、ダイコンとにんじんの酢漬け)」に見えて面白かった。デジカメあれば、そんな楽しいシーンをカメラにおさめられたのにな〜。それにTOPページの「MINIMEMO with PHOTO」コーナーのネタにもできたのに。残念。…って西武ファンの私が、そんなシーンを面白がってどーする!
●明日がんばれば3連休が待っている!2日は姉とお出かけ予定。水天宮に安産祈願に行くの。そう、うちの姉、オメデタなのよ。私も、ほんっと、ウレシイです♪
●そっか。ハロウィンだったのよね。幼稚園〜小学校低学年までBFは某外国で暮らしていたんだけど、幼稚園の行事で初めてあの顔ありカボチャを見て、「なんであんなこわいもんを飾るんだろ?」って今まで見たこともない外国のイベントに不思議がっていたそう。幼稚園児時代のBFは、どんな少年だったのかな?



■2002年10月30日(水)
  ― カンパ〜イ! ―
 カンパイ!カンパイ!
 …「乾杯!」じゃないよ、「完敗!」だよ。(泣)
 極寒の西武ドームに行ってきたよ。負けたよ、負けた!たしか12年前の日本シリーズも西武VS巨人で、その時は4連勝で西武優勝だった。今年は、その雪辱をはらしたカンジね。
 しかし、こうもあっさりやられると、なぜかあんまりクヤシクないなぁ。とはいえ、伊原カントクには一言言いたいね!
 「アナタ、今年の6月のサッカーワールドカップ、観てました?1次リーグ勝ち抜いた日本が、決勝リーグでなぜ負けたかわかる? トルシエの采配がいつもと違ってたからだよ、うまくいっている時のメンバーを起用しなかったからだよ。アナタもさぁ、なんであそこで松坂出すのよ?今シーズンのほとんどをケガで過ごして、しかもシリーズ1戦目でやられっぱなしだった松坂を?今日の西口、2点とられたけど別に悪くもなかったじゃん!なんで変えちゃったのかなぁ…」
 いや、もうヤメよう。負け犬の遠吠え。今夜は、一人で残念会でもやるわ!ぐっすん。
 それにしても、西武ドーム・所沢から我が家の横浜まではホントに遠いよ〜、「小旅行」並みだ。ウチの会社のおぢさんで、茨城県から片道3時間かけて通勤しているヒトがいるけど・・・何も言えませんね。でも、そこまで都心から離れているってことは、きっと景色のいい場所で暮らしているんだろうなぁ。そう思うと、きれいな星でうめつくされた夜空を眺めてみたくなったよ。寒くなって空気が澄んできて、これからは星がきれいに見える季節だね。



■2002年10月26日(土)
  ― 必勝祈願! ―
●いや〜、負けちゃったね、西武。上原が調子良かったので、してやられた!! 今日は、横浜そごうで「ライオンズ応援セール」やってたから、必勝祈願でセール品のお財布買ったのになぁ、なんで負けたんだろ?(汗) まあ明日があるさ!
●TOPページのMINI PHOTOコーナーでも掲載しましたが、おとといはCHEEP広石さんのライブに行ってきたよ。私はけっこう音楽に疎いわりにはライブが好き。歌って動くヴォーカリスト、すっごく上手な各パートのプレイヤーの演奏、ノリノリ(ってコトバが古いかぁ?)のオーディエンス…そういったモノを肌で感じることができるワクワクさがライブがのイイトコロ。CHEEPさんたちはいつも楽しそうにニコニコとライブしてるんだよ。ソレを観てると「音楽」って本当に楽しいものなんだと、毎回のように気付かされるよ。
●11月には久しぶりに来日するPRINCEのライブにも行くよ。私がローティーンだったころの心のアイドルといえば、マイケル・ジャクソンにマドンナにプリンス!3人とも今や40代半ばだもんねぇ…。私も彼らのようにかっこよくトシをとりたいもんだわ。
●今日は一日を親友KIMOと行動を共にした。スカイビルでランチして(28Fのメキシカンレストラン。美味しくて空いてて穴場かも!)横浜そごうでショッピング。KIMOは、来年春にオープン予定のアジア雑貨オンラインショップの、サイトデザインのコトでいろいろと悩んでいるみたい。私も協力したいので、持っているWEB関連のありったけの本と、あまり持っていない私のWEB制作の知識と経験とを、総動員してアドバイス。本当は、そんなアドバイスなんかよりも何よりも、「この山を乗り越えれば、きっといいデザインが待っているよ、『山登り』を楽しみながら創っていこうね!」ってソレを一番に伝えたい。「デザインする」ってコトは楽しいし素晴らしいコトだからね。KIMOはきっと解ってくれているハズよね。



■2002年10月22日(火)
  ― 芸術の秋! ―
 「激務の月末・多忙ウィーク」を目前にすると、急に時間がもったいなくなって、出かけたがりやさんになっちゃう。今日も残業があまりなかったので、帰りに大急ぎで某デパートへ寄った。そこのミュージアムで「ロバート・メイプルソープ展」を観てきたよ。
 ロバート・メイプルソープ。知らないヒトのためにちょこっとだけ説明。ニューヨークで活躍した写真家、1989年にエイズのため他界。
 もともと彼自身がゲイだったので、初期の作品は、ゲイのオトモダチや一緒にアート活動してた女性歌手なんかをモデルにしていたんだけど、だんだんと「人間の肉体」が精神をも表現しているのに魅了されて、「肉体の美」をモチーフにした作品がメインになってくる。死の直前は、花などの「静」なモノをモチーフにしていたんだけど、花そのものの一部がまるで「人間の肉体」を思わせるようなカンジで、静の中にも動を感じるし、しかもちょっとエロティックなんだよね。
 彼の略歴を読むと、80年代ってかなりワクワクな時代だったのかも。ウォーホルやキース・ヘリングなんかも活躍してたもんね。
 私、実はいかにも「アートしてます」っなカンジって苦手で、そういう写真なんかみても全然理解不能なの。単純にキレイな風景写真なんかのほうが好きだった。でもメイプルソープだけは違かったな。
 たしか、初めて作品を観たのは彼の死後直後の大回顧展だったと思うけど、まるでソコにいるかのような、息づかいや汗の湿感が感じられるような様々なヒトたちの肉体写真は、かなり圧倒されたよ。そんな人間たちは、逆に「シンプルで乾いた空間」のなかに佇んでいて・・・静かだけどすごくすごく強いんだ。観ていると、自分の精神もだんだんと静かで強い心境になってくる。不思議。
 会社の近所のデパートで、こういうのを催してもらえると、気軽にアート鑑賞できてウレシイ。といいつつデパート系ミュージアムの閉館が続いた時期もあって、「不況」ってさびしいね。



■2002年10月20日(日)
  ― ナゾめいた飲み物 ―
 そうそう、昨日の友人と映画観に行った話の続きね。
 帰りにアジアンな居酒屋さんに行って、大好きなシンハービールや韓国お好み焼きなどを食べたんだけど、お酒の飲めない友人がオーダーしたもの。それは「スースー台湾コーラ」っていうかなりアヤシソウな得体の知れない飲み物。私、台湾へは旅したことあるけど、現地でそんなモノあったっけ?見かけなかったな。
 友人は一口飲んで「ん!」。なんとも言えないカオしてる。私も一口いただいて「ん!コレは…」。例えて言うならば「味のうす〜いコーラを、サロンシップの臭いを嗅ぎながら飲んでいるカンジ」! 私は一口でカンベンって感じだったけど、友人はほとんど「完飲」してた。このコーラを知ってるヒト、試したことあるヒトがもしいたら、感想をSAWA NET BBSまでご一報くださいませ。
 台湾で驚いた飲み物がもう一つあるよ。これは旅の最中で飲んだものなんだけど。観光中、ノドが乾いて、近くの露店でウーロン茶を購入。見ると2種類のパッケージがあって、ひとつは黄色、もうひとつは赤。色が違うだけで、他の部分はほぼ同様のパッケージ。一緒にいた先輩(社員旅行でした)と、「お茶の葉っぱが違うのかな、でも、同じウーロン茶の写真入りだし…」と悩んで、結局、先輩と私、それぞれ違う色のを買ったの。
 ノドが乾いていたのでいきおい良くごくごく飲んだら…ビックリ!それはあま〜い味。砂糖入りのウーロン茶だったの!先輩のはありふれた普通のウーロン茶。う〜む、ヤラレタ! この甘いウーロン茶を知ってるヒト、試したことのあるヒトがもしいたら、感想をSAWA NET BBSまでご一報くださいませ(汗)。
 そういえば、ROLLING STONESの話の続きもまだだった!また後日ね。



■2002年10月19日(土)
  ― もう大丈夫! ―
●久々に映画館にて映画鑑賞。観た作品は「Dolls」北野武監督の新作。私、北野作品ってあんまり観たことなくって(ろうあの男の子がサーフィンをやるヤツは観た)、でもどうなんでしょう、北野作品っていつもあんなカンジなんでしょか?
 一緒に観た友人は「黒澤明ってあくまで“映像美”がメインってカンジだと思うけど、『Dolls』もそれと似てるね」との感想。確かに映像は美しいよ、すごく。たくさんの風景、色とりどりのあざやかなシーンたち。でもそれが第一にきすぎちゃってて、他の印象が出てこなかったな〜。
●一緒に行った友人と会うのも久々だった。友人は前の会社の同僚。つまりは同業者なんだけど、そういうヒトに会うのが久しぶりだったので、かなり刺激的だったな。よどんでた私の脳が活発になるように会話が弾んだ。
 といっても会話の中身は、ほとんど他愛もないことなんだけど。友人が先日旅したスペインの話、その他の旅の話、街で見かけた「びっくりぎょうてん!」なヒトたちの話、お互いの知人の噂話…。
 そんな他愛もない話をしてて気付いたことがある。最近の私は、いつも仕事や会社での出来事が第一になっちゃってたなぁって。いわゆる「ワーカーホリック」とBFに指摘されたこともあるし。そんな狭い世界に浸りきってる自分が自分でもイヤだなって思うこともあるんだけど…。でも、今日の会話は仕事の話はあんまりナシ!おかげでいい気分転換になったな。
 ヒトとコミュニケ−ションすることで、ふと普段の自分のダメな部分、ヨワイ部分なんかを再確認するときがある。でも自分のマイナスなトコロを素直に認められるのって、逆に前向きないい状態だからなんだよね、きっと。だから友人やBFとのひとときは、私にとっては本当に大事なモノ。・・・と思える私はもう「うつっぽく」なくなったみたい、もう大丈夫!



■2002年10月18日(金)
  ― 絶対必要不可欠ではなかった?! ―
 先日、珍しくCDを買ったことを「DAYS」に書きましたが、今日はそのハナシ。
 夏にN.Y.から一時帰国した友人は、大の音楽好き。帰国するなり渋谷でCDショップ行ったみたいで「日本のタワレコは向こうのタワレコよりジャンルも品数も豊富♪」ってやや興奮気味に話してた。数日間、彼女うちに泊まるにあたって、そんな音楽少女の彼女が満足するようなCDが我が家に存在するのか?! 私はそれが心配だった。だって私、1年に3枚くらいしかCD買わないんだもん!だから圧倒的に枚数が少ないわけ。
 音楽、って私の精神生活にとって、もしかして「絶対必要不可欠!」ってモノじゃないのかもしれない?なんか、今、ソレに気付いて自分でもなぜだか超ショックなんだけど。
 10代の頃はそれなりに音楽好きだったハズ…。高校生活があまり楽しいモノに思えなかった頃、私の寂しいキモチを慰めてくれたのは、ウォークマンとそこから溢れ出てる音楽だったのに。真夜中に眠い目をこすりながらMTVを観るのも大好きだったのに。もっと子供のころは、父が趣味のエレクトーンで弾く、ビートルズナンバーを聴くのが大のお気に入りだったのにな。
 CDで音楽を聴かないけど、FM放送は好きだし、FMで聴く音楽も好き。お気に入りRADIO STATIONはJ-WAVE、毎日聴いてる。どうやら、FMから流れてくる音楽で十分に満足しちゃってるみたい。
 ということで、すっごく久しぶりに購入したCDなんだけど、それはROLLING STONESのベストアルバム。
 ROLLING STONES、は特にファンでもないくせに思い入れが強くて。 ん〜、でもこの続きはまた明日にするね、長くなりそうだから…。



■2002年10月17日(木)
  ― 復活への道のり ―
●うつモードから少しづつ脱出しつつあるよ(<御心配をおかけした皆様がた、スミマセンでした)。自分で工夫や努力もしてる。知人や友達と今後の「近未来的な約束」をしておくといいみたい。例えば「明日のランチ一緒に食べようね!」「映画のタダチケットあるから、土曜日に見に行かない?」「来週の月曜日、飲みに行こ!」とか「今度の水曜、●●●のライブだね。観に行く?」…、こんな感じで、自ら友達と会う約束を増やして、家に一人でいて落ち込んじゃうような時間をわざと無くしてみたら、少し気持ちにはりあいが出て来たよ。ま、それはいいんだけど、これだけお出かけの予定を増やしちゃうと、今度はお金の支出が心配(汗)。
●ここ最近はうつモードでずっと家で一人で過ごしていたんだけど、たまにはそんなのもいいみたいよ。たくさん読書に励んだし、久しぶりにCDも買ったし。うつモードなんだから、こういう時こそ自分を自分でいたわらなきゃ、って食欲無いながらもなるべく、美味しいものを積極的に食べるようにしたし。というわけでなかなか「秋」っぽく過ごしてる今日この頃。そうそう、ヒト様のHP日記も一所懸命読んだりして…。それぞれのリアルな感情や、生活のひとときが率直に綴られている日記たち。読むと「ああ、私もそんな気持ち理解できるな」とか「そうか、そういうモノの考え方もアリなんだな」とか、感じることはイロイロ。あと、おすすめの本や食べ物や場所、そんなものも書かれていて「今度試してみよう!」って思う。私はそのヒトの知り合いでもないのに、まるで友達から口コミで聞いたかのような気分になるんだよね。



■2002年10月15日(火)
  ― It strikes. ―
●連休の最終日は、私が「うつっぽい」せいなのか、BFの多忙のせいなのか、BFと険悪なムードになっちゃった。私が、自分の気持ちを、当たりちらすかのようにぶちまけたのが悪いんだけど、BFも今、仕事がいっぱいいっぱいで、私の気持ちをそのまんま受け止めることができないみたい。仕事をいつも頑張ってるBF。そのことで大変なのは私も良く知ってるはずなのに…ごめんね。お互いに相手を思いやるって、言葉では簡単に言えても実際に行動にするのは難しいことなんだね。連休のまん中の日にせっかくBFにもらった小さな花束のお花たちも、心なしか、元気なくうなだれて見える。ふぅ…(泣)。
●うつっぽい!やる気出ない! と嘆いてみても、連休終わって働きだしたらそんなコトも言ってらんない。一日中せかせかと働いたら、気落ちしているヒマは1分たりともなかった。退社後、夜はクライアントの担当者たちとお食事。帰宅したらすぐに日付けは変わって、さぁ、明日に備えてもう寝なくちゃ。・・・なんだかこれって「仕事」で気分転換してなぁい?いいんだか、悪いんだか? でもやっぱり「気分転換」は休みの日にしなきゃダメだよぅ、プライベートの充実あってこその会社生活なのに!
●休日は外に気持ちが向っていかなかったけど、その代わりに読書をいっぱいしたよ。北朝鮮から拉致被害者が一時帰国するので、昔買った「金賢姫」の本を引っ張り出して読んでみたら、今回、帰国した人に該当してそうな人物も登場してた!村上春樹の「アンダーグラウンド」とその続編も読んだよ。ある集団が一つの概念に基づき行動するのは、ネガティブでひとりよがりな方向に行ってしまうとそこに「悪」が生まれてしまう場合が多い。北朝鮮の政治も、オウムもそうなんだよね。



■2002年10月12日(土)
  ― この心境って・・・ ―
 3連休です。いい天気です。
 以前から「赤レンガ倉庫」の周りがいい景色だからシロート写真でも撮りに行こうかなと思ってたので、今日は実行に移すつもりだった。でも、いざ着替えて準備して外に出よう、としたとき、急に出かけるのがイヤになってしまって。じゃあ、買ったばっかのDVDプレイヤーで、映画でもレンタルしてきて見ようかなとも思ったけど、コレもナゼだか実行に移そうと思う程の気力もわいてこない。お腹が空いてるけど、家にはロクな食べ物がない。ないならお買い物に行かなきゃ、とも思うんだけど、やっぱり外に出る気になれない。家の中も散らかり放題だし、アイロンがけしなくちゃいけない服も溜まってるし、外に出る気になれないなら家事にいそしもうかな、と思いついたけど、思いついたままベッドにう〜んと横たわっちゃう私。
  ・・・コレってまさか「うつ」?!
 ん〜。うつっぽいってなんか私のガラじゃあないんだけどなぁ。自分でもこの心境、信じられないっていうか納得いかないよ〜。でも、最近よく眠れないこと多いし、仕事(というか会社生活)も心から意欲的に取り組めなくてユウウツ気分だし、BFとの関係でも、BFが多忙のせいもあるから仕方がないけれど、心を通わせられるような出来事もないし…。
 うつっていうのはオーバーだけど、気分が外に向っていかない、内に、内にとこもってしまう。理由はなぜだかわかんない。何かきっかけがあったわけでもないし。
 こういう気分のとき、みんなだったらどうしてる?どうやって過ごしてる?
 私は今日一日は、気分に逆らわずになんにもしない!って決めたよ。ベッドの中でずーっとぼけっとしてた。そうしていると、小鳥のさえずりや、近所の子供が遊ぶ声や、石焼き芋屋さんの音とか聴こえてきて、なんかそれはそれでココロがなごんできた。
 これから大好きなコーヒーをいれて、読書でもしようかな…。ちょこっとだけ気力が出てきたよ。
(もしコレを読んで心配してくださったココロ優しき方々、少しづつでもやる気を取り戻してるから大丈夫よ。)



■2002年10月11日(金)
  ― いい子がコワイ ―
 最近、会社で諸問題がありすぎて、なんだか対応しきれない状況になってきたよ〜、ツライ。またココで愚痴っちゃいそうだけど、それは避けたい。大人にならなきゃ!でも余計なガマンや理不尽なコトに納得したりは絶対にしないぞ。
 私は、会社の中でのいわゆる「いい子」さんが大キライ。何か問題が起きたり、大変な仕事を押し付けられたりしても、いつも笑顔で意見や主張はいっさい言わない「いい子」さん。男女問わず、どこかにそういうヒトって必ずいるよね。天使のようだけど、心の中ではナニ考えているんだかさっぱり??それが、逆に怖かったりもするよ。
 「いい子」さんは基本的にスゴクいい人なので、仕事で失敗してもあんまり咎められたりしないのよね、かえって同情される始末。でもなんだかソレは変だぞ。その人自身の「問題」で、仕事がうまくいかない状況もあるもん。多少、愚痴のひとつでもこぼしてもらえれば、「でも頑張ろうね!」なんて励ましあったり、今の問題点について率直に話し合って解決への努力もできるのに。
 今思えば、20代の始めのころ、って私はそういう「いい子」さんだったのかも。上司や先輩の評価ばかり気にして、自分の意志をちゃんと持っていなかった。誰も本当の私を知らない気がして、だけど自分でも自分が見えてなくって。そんな状態がイヤだったのに、かなり長いトンネルが続いて苦しかったな。
 でもそれは「若さゆえ」の悩みだったみたい。どんな人間でも少しは成長するよ!様々な思いや考えや経験が私を強くしてくれたのかも。今ではどんな時でも自分の意見をしっかり持って行動しなくちゃ!って思ってるし、理不尽なガマンは絶対しなくなったし。それは、社会生活を上手に過ごしつつその中で自分を守るための術でもあるよ、無神経にヒトを傷つける輩は多いからね。
 そんなんで、会社の仲間たちとの「愚痴」タイムって実は大事な気がする。そこからナニかいい方向へ持っていける努力ができる人たちとならば、ね。



■2002年10月09日(水)
  ― 整理整頓の達人はいませんか? ―
●ふと部屋を見回すと、モノ、物、ものだらけ!一人暮しだけど2kの間取りだからまあまあ広いはずの部屋なのに、なんだこりゃ〜って発狂しそうなくらい狭くなってる。BFにいつも「何かモノを一つ買ったら部屋にあるものを一つ捨てる、くらいじゃないとモノは増える一方だ!」と注意されてるんだけどね〜。ああ、引っ越しでもしたくなってきた。整理整頓が得意って人いたら、コツを教えてもらいたいもんです。
●先週金曜日、Eちゃんと飲んだ時のハナシの続き。私たち2人がよく行く気に入っていたBarがあるので、またココへ行こうと思い店の前までくると…ない!建物は取り壊されて工事中になってる!2人して「ないっ、ないぃ〜!」って叫んじゃった。
その店は駅から歩いてスグだし、カクテルが安かった。たしか飲み放題で2500円くらいだった(でもいかにも重厚で長いカウンターのあるバーで、この「カクテル飲み放題」って…一体ナニ…?)。いつ行っても混んでるなんてことはなくて、あんまり若者がいなくて大人のお客さんばかり。静かですごく気に入ってたのになぁ(そんなにいつも客がいないから潰れちゃったんだな、たぶん)。
タダでさえ出無精な私。夜の街を徘徊するのは珍しいのに、こういうお気に入りの店がなくなっちゃうとますます「夜の引きこもり」化しそう!



■2002年10月08日(火)
  ― きよし!! ―
 ちょっと古い話になるけど、そういえば、先週の金曜日はトモダチのEちゃんと飲みに行ったんだった。Eちゃんとは2ケ月に一度くらい会って、お互いに飲みながら近況報告する仲。
 Eちゃんって普段はきゃぴきゃぴなトコロもあるけど、実は真面目で客観的な判断をする冷静な大人っぽい性格。だから私はすごく信頼&尊敬してて、わりとマジな悩みなんかも照れずに相談できちゃうキャラクターなんだ。この日も恋愛相談などしつつ…。他の人には恥ずかしさと照れであまり恋愛の話は奥深くまでできないけど、Eちゃんにはついつい話してしまう。
 そんなEちゃんなんだけど、普段の話のネタがけっこう面白くって。この日は、会社関係のおつきあいで行った、某ホテルでの某演歌歌手「○カワ キヨシ」のディナーショーの話をしてくれた。
 演歌歌手のショーなんて初めてだったし、どうせ「おつきあい」で行くのだから、と、あんまり期待もせずに(でも、ディナーのお料理には期待してたみたい)行ってみたら、「○カワ キヨシ」は歌がうまいし意外にかっこいいし、けっこう満足して帰ってきたんだって。
 面白かったのは、ショーの客層。一目見てその「スジ」の方々とわかる男性陣と、一目見てその 「スジ」の方々の恋人とわかる女性陣…、もちろん男性陣に「小指」があるかどうか、Eちゃんはチェックを怠らなかったんだって。さすが Eちゃんだわ(ミョーに感心)!「小指」のナイ方もけっこういたみたいだよ。う〜ん…。
 ここでクイズです。その某演歌歌手「○カワ キヨシ」とは
・前川清 ・氷川きよし どちらでしょう!?
答えは…










→前川清 でした。



■2002年10月07日(月)
  ― 不思議な夢 ―
 疲れているのかな?残業ナシで帰宅して、すぐ眠くなってベッドに入ってしまった。
不思議な夢を見た。でもどこか懐かしくてあたたかいキモチになるようなこんな夢…。
 久しぶりに実家に帰って近所を散歩していると、人の良さそうな紳士となぜだか知り合いになった。話を聞くと、私と同じくらいの年頃の、紳士の娘さんが近くでラーメン屋さんを開いていると言う。そのラーメンが絶品なので、多くの人に勧めたいらしい。ラーメン好きの私に「ぜひ寄って食べてやってください、さぁさぁどうぞ!」と笑顔で案内する紳士。「おいしいラーメン」の誘惑に負けて、紳士の言うがままに坂を下ってついていく私。
 紳士があらかじめ連絡してあったのか、途中、当のラーメン店主の娘さんがわざわざ出迎えてくれた。その娘さんの笑顔が、またお父さん同様に人なつっこくて、それにかわいくて。「ラーメン屋さん」というよりは、おしゃれな雑貨屋さんの店員さんといったカンジの人だった。 
 彼女は「さあ、どうぞ!」と笑顔いっぱいであたたかく店に迎えてくれて入ると、そこは、娘さんと同じで「ラーメン屋」というよりは「こぢんまりとしたカフェ」っぽい内装。こげ茶色の小さなテーブルと椅子。手作りっぽく和紙でくるんであるランプシェード。窓からこぼれる柔らかい日ざし。いるだけで本当に心地よかった。
 問題の「絶品」と評判のラーメンを、彼女はすぐに作って出してくれた。ひとくち食べてみると・・・すごくおいしい!スープも麺も、素朴だけどコクがあって、今までに食べたことの無いような味なんだけど、おいしかった。彼女にそれを伝えると、不安そうだった表情がいっぺんに明るくなった。
 それから私たちはお互いの話をした。好きな人のハナシ、将来の夢のハナシ、家族のハナシ・・・。どんなハナシも彼女のあたたかい人柄を感じることができた。また、そんな私たちを少し眺めているお父さんも、うれしそうだった。
 お父さんは私に言った、「あの子はラーメンのことばかり考えていた。おいしいラーメンを作るためにどんなものも犠牲にした。友達もいない、恋人もいない。でも、そんな寂しい人間に人を感動させるラーメンが作れるだろうか?僕はあの子にそれを教えてあげたかった。彼女がそれに気付いて、孤独なラーメン修行だけではなく、たくさんの人たちとあたたかい心の交流ができるようになったとき、彼女は絶品のラーメンで人々を幸せにできるようになった。」と。いい話だった。
 「きっと、また来るね、おいしかったよ。どうもありがとう!」と2人に手を振ってラーメン屋さんを出て家へと向う私。実家ではなくいつもの一人暮しの家へ帰った。部屋に入ると当たり前だけど、私はひとりぼっちだった。さっきまでの、ラーメン屋のお父さんと娘さんとのあたたかい交流を思い出すと、自分が本当はひとりぼっちだとわかってしまった。「寂しいな」…と心から思ったときに目が覚めた。
 こんな夢見るなんて、自分は、今、ガラにもなく、けっこうココロが疲れているのかもな〜と思う。あたたかなキモチを、夢だけではなく現実でもすごく「渇望」しているみたいで…。ちょっとしめっぽいな、私ったら。
 



■2002年10月05日(土)
  ― 極楽のマッサージ ―
 美容院へ行ってカラーリング。今回は季節に合わせて深めのオレンジ色に。美容師さんいわく「アタマも紅葉ですね〜、11月になったら赤にしてみましょうか。」だって。ブローする前に、美容師さんが頭部や肩をマッサージしてくれた。コレが、んも〜、気持ち良くって!それだけじゃ満足できなくなって「もうちょっとだけやって〜!お願い〜!」って気分になって、帰りについつい駅前のクイックマッサージへ。美容院→クイックマッサージ、これが定番コースね。
 マッサージ、といえばタイでしょう!すごく安いんだよね。2時間で600円くらいなんだよ。前半は足ウラやふくらはぎなど足を中心に、後半はアクロバットな動きで、身体ばきばき!イタきもちいいんだ〜。タイへ行く人にはぜひオススメ。
 BFの仕事が忙しくなってきた。季節的には春と秋が忙しいんだって。今日は友人の結婚式に出席してから会社に寄って休日出勤しているし、明日も出勤かも…って。この土日は会えないかもな。ま、しかたがないよね。少しさびしいががまん!私は「お疲れさま!」って励ますしかできないんだよなぁ。身体壊さないでね…。マッサージでもしてあげたいよ。そういえば、タイの寺院に「マッサージスクール」があるんだよ。今度タイへ行く機会でもあったら、入学してマッサージ法を習得して、BFのお疲れを癒してあげたいものだわ。
 そんなわけで、明日はイキナリひとりぼっちの日曜日。ま、たまにはそれもいいかな。何をして過ごそうかな。



■2002年10月02日(水)
  ― セレブな世界 ―
●生まれて初めて「ヴァンサンカン」という雑誌を買ったよ。知り合いの知り合いがその雑誌に登場していたので、見てみたくって。ん〜、「ヴァンサンカン」ってばスゴイです、私の住んでいる世界とはまったく違う華やかなセレブ・ワールドに目がクラクラ★ 「ヴァンサンカン」の誌面に登場するヒト=セレブ!ってカンジなんだけど、彼女はお高くとまったとこなんて全然なくって、普段会うと、笑顔がステキな、フレンドリーなカンジの女の子なの。
●私自身は、今までに ・コンタクトレンズのパンフレットで、眼科医にコンタクトつけてもらってるヒト ・骨粗鬆症かどうかを調べるキカイのパンフレットで、そのキカイで数値を測っているヒト ・某CMのバックで手を振って踊っている「その他大勢」 で、広告関係に登場したことがあるんだけど、セレブな世界とは大違いだわ〜。どれもこれも仕事がらみの「エキストラ」です、当然、出演料なんてないし(泣)。あんまり自慢にもなりゃしませんわね。
●月末月初恒例の「激務・忙しいウィーク」は、今日をもって終了。うれしさのあまり、帰りに先輩を誘ってイタリアンでディナー&おしゃべり。たぶん5時間近くしゃべりっぱなしだった。そんなに話すことあったなんて、私、けっこうストレスたまっていたのかな〜。かなりスッキリしたし、甘いモノ補給(今回はパンナコッタね)もちゃんとしたし、明日からは会社でおだやかな毎日になるとイイナ。



■2002年10月01日(火)
  ― 台風ウェディング! ―
 台風の強い風雨の中、高校時代からのトモダチHちゃんの結婚式へ…。
 忙しくって会社をどうしても休めなくて数時間だけ仕事を抜けて行ったため、会社へは「およばれ」なカンジの洋服を着て行ったんだけど、いつもはカジュアル服が多いのでなんかコレが恥ずかしかったな〜。今日のお洋服は、ワインレッド色のふわっと広がるカンジのプリーツスカートと、同じ布のカシュクールのブラウス。なかなかエレガントで良かったっす。私ねぇ、結婚式に「黒」を着てるのってどうも抵抗があって…。けっこうみんな黒っぽいの着てるんだけど…。せっかくのオメデタイ日だから、派手すぎない程度の、上品で華やかな「カラー」が会場にあっていいと思うんだけどね。
 南青山の小さな教会での、アットホームなお式。牧師さまの話も、ご自身の少年時代の経験話を交えて「愛の大切さ」を新郎新婦に笑顔で語りかけていて、ソレがとても感動的だったよ。ドレスを着て劇的に変身するお嫁さまも多いみたいだけど、童顔でかわいいHちゃんは、ウエディングドレスを着ててもやっぱりいつも通りカワイイ。
 式が終わって、Hちゃんは私にブーケをくれた。うれしい! うれしいけど、なんだかプレッシャーだよ〜! さぁ次はアナタね!ってHちゃんのおかあさまにも言われて…。Hちゃんは「ブーケは、結婚っていうんじゃなくっても、幸せになってほしいって願いなんだよ」とフォローしてくれて、ホッとしちゃった。うん、もしずっと独身だったとしても、私、人生を豊かに幸せに過ごすよ。だから見守っててね、幸せのブーケの神様!




<<< PASTWILL >>>   HOMEPAGE "SAWA NET"
MY追加