砂肝

2002年03月25日(月) ゲーム好きの宿命(でも一般論じゃない)

ゲーム好きには2種類あると思う。

いわゆるライトゲーマー。
世間で評判の大作は買う。
もしくはそばにゲーム機があるとやるけど特に思い入れがないタイプ。

いわゆるヘビーゲーマー。
ゲームの情報はのこらずチェックし。
大作無名作を問わず面白ければプレイし、
生活の大部分をゲームに費やす。

私はどちらかと問われれば中間かな。
無理に分けるならヘビーユーザー寄りかも(汗)。

でも最近は少しゲームの比重は減ったかなあ。
どっちかというとゲームよりネットの時間が長いし。
(それはそれで問題ですが)

しかし、好きなゲームが片寄っているんだよね〜。

コンシューマーで思い出す限り挙げていくと。

プリンセスメーカー2
プリンセスメーカー夢見る妖精
トゥルーラブストーリー1,2、3
リンダキューブ
マリーのアトリエ
エリーのアトリエ
ときめきメモリアル
バイオハザードコードベロニカ
サイレントヒル
スーチーパイ
下級生
サクラ大戦1,2
この世の果てで恋を唄う少女〜YUNO
アンジェリーク
幻想水滸伝
俺の屍を越えてゆけ

……シミュレーション好き、ギャルゲー寄り。
とでも申しましょうか。
まあいくつかの例外はありますが(ホラー物も好きだし)

たぶん
ときめきメモリアルが分かれ目だった気がするんだよねえ。
あの時、ときメモをしなければ
もっと一般的なゲームをやってたに違いない。
でも、どうせいつかはやってた気はしますけどね。

あの現実にはいそうにない少女との(倒錯した)やりとりがツボ(汗)
というより
現実より恋愛が優先される世界でのあの独特のノリがいいんですよね。
結構いやされるのは私だけかのう。
(とくにトゥルーラブストーリー……)

そうして多分ギャルゲー物をしなかったら
パソコンの18禁物もしなかっただろうなあと。

というわけで次回は
私が18禁ゲームをやりはじめたわけ
及び
初の18禁ゲーであった「痕」について書いてみたいと思います。



2002年03月15日(金) ホラー好きの弁明

どうして私はホラーが好きなんだろう。

という問いには即答できないが

いつから私はホラーが好きになったんだろう。

という問いならすぐに分かる。

大学生の頃。そのころで間違いない。

高校くらいまで、私はホラーは苦手だった。

弟にお化け屋敷に連れていってくれとせがまれて行ったものの。

入り口でホラー映画のハイライトシーンのみ上映しているのをみて

二人とも怖じ気づいて中に入らず帰ってしまった。

あれも高校の時だったし。



なにがきっかけだったかもさだかではない。

映画、本、美術、音楽、そしてゲーム。

ことに鮮やかだったのはクライブ・バーカーの本。

「血の本シリーズ」というデビュー作にしては質、量ともに破格のホラー短編集を

連続刊行し、その大胆な発想と見事なまでの流血ぶりに狂喜した覚えがある。

小説家にして映画評論家の友成純一。

その映画評論を読んで少しずつホラー映画の知識を深めていった日々も印象深く残っている。

友成純一のおかげで「ヘンリー〜」だの「ブレインデッド」だの見れたんだよなあ。

そしてさいきん遅筆なミステリ作家の綾辻行人。

彼の影響も確かにある。

ダリオ・アルジェント監督の作品を見始めたのは綾辻行人の影響だと思う。

そしてその言葉。

「ホラー映画に出てくる死体は祝福されている」

普通死というのは無残で没個性的なものである。

ホラーの中では違う。

全ての死が、ホラー映画という枠組みの中で作り上げられ、装飾され、特別なもの
として祭り上げられる。

だから、ホラー映画の中の死体は祝福されているのだ。

というのが大意だった。細かなことばは違ってると思うが。

とても共感した覚えがある。


そうして。

いまや、映画、本、ゲーム等日々ホラー者として精進しつつある私であるが。

(ちなみにおすすめ映画は「CUBE」「CURE」「seven」。厳密にはホラーではないものもあるけど。あ、「ブレインデッド」もいいです。笑えるホラーで。「ロード・オブ・ザ・リング」の監督として注目のピーター・ジャクソンが監督という驚きも味わえるしなあ。ゲームならバイオハザードシリーズとサイレントヒルシリーズがお薦め)

本来は恐がりである。

いや、

今も十分恐がりである。

くだらないことで恐がれるし。

ベットの下の……という都市伝説を初めて聞いたときもとても怖かった。

ゲームも本もホラー映画も毎回とてもドキドキしながら観ている。

それでも何故見続けるのか。

多分、現実の方がもっと怖いからである。

一種のショック療法なのではないだろうか。

現実で嫌なこと恐ろしいことがあっても

別世界の恐怖は束の間、現実の恐ろしさを忘れさせてくれるから。

そう。

現実には私は冒険をするタイプではない。

平穏無事な生活を送ることに安らぎを覚える。

だからこそ。

別の世界を必要とする。

花も実もある絵空事が、多大なる流血が、純然たる狂気が必要なのだ。

それが、現実には平凡な個人でしかない自分が、

バランスを保ち平和な日々を送る代償として切り離したものだからだ。

分かっている。

全ての人が必要とするわけではないだろう。

日常だけで十分充足している平和な方もいらっしゃるだろう。

勿論。

自分というバランスの悪い人間に必要な形式が

ホラーなのだ。

と私は思っている。



2002年03月13日(水) はじめに

初めまして。

夏野と申します。

とにかく勢いで借りてみました。

仕事の愚痴とか好きな映画とか本とかいろいろ書くと思います。

簡単に自己紹介を。

性別は女です。歳は内緒。

仕事は事務系です。地味。始めて数年。

性格も地味ですがうっかり者です。

趣味は読書とゲームと映画とイラスト書きくらい。

限りなくインドア派。

それでは、今からエクソシストディレクターズカット版を見ますので。

あとは、松たかこ主演の四月物語も見る予定です。

まあ、返却日は昨日だったけどね。


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夏野 [MAIL] [HOMEPAGE]

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