日々の呟き
水乃



 少年ハナビ5

大神やりすぎて、利き腕を故障…つか、腱鞘炎になるほどゲームしちゃいけませんがな水乃さん(遠い目)
え〜そんな感じで、サボってました。
湿疹もほぼ治ってきて、あとは皮膚のガザガサだけだ〜。
さて、九月も終わりに近づきまして、ボチボチ更新強化も終であります。

週末から、また実家へ一週間ほど帰省予定。
日曜日は、逆裁オンリへ家族で遊びに…うーたん、初オタクイベント参加(笑)いやさ、旦那のオタお友達さんに顔見せて来るだけなんだけども。
んで、翌週にシティがあるからそこへネジヒナ本を探しに〜そして電王と電脳コイル探しに行ってきます。

拍手パチパチありがとうございます!

そして、素敵なメール貰ってウッハウハ。
S子様、大好きだ!
つか、少年ハナビに嵌ってくれて嬉しい〜コネタ更新しまくった甲斐がありました。
我が手元に、少年ハナビの素敵ブツが〜うへへ(テンションUP↑)

さて、これが今月最後の更新になるのかな?
少年ハナビどうぞ〜





『肩』





気持ちの良い風が吹く秋の日。
弟の部屋で、夏物の衣装を片付けていたヒナタは、ふと手を止めて、小さく溜息を洩らす。

「この服も、もうハナビには小さいかな? 去年よりも随分と背が伸びたし…袖が短くなっちゃってるよね…」

う〜ん。と、困ったように小首を傾げて、ヒナタは、綺麗にたたんだ上着をもう一度広げてみた。

「今年の冬は、新しい着物も新調しなきゃだ…。ハナビってば、どんどん背が伸びちゃうんだもん…」

ヒナタは、少し不満そうに唇をツンと尖らせて、成長期の弟へ文句を零す。
幼い頃から溺愛してきた可愛い弟が、男らしく育っていく様子を間近にするのは、とても嬉しい事のはず…なのに、いつまでも小さな子供のままではいてくれない事に、どこか寂しさを感じてしまう。

これは、姉のワガママ…なのだろう。

ヒナタは、自分の我侭な想いに、フウッと悩ましい溜息を吐いた。

「姉さん? どうかしたの?」

ふいに、無防備なヒナタの背へ、涼やかな少年の声がかけられる。

「ハナビ?」

弟の声に振り返ろうとすると、ハナビは、スルリとヒナタの背後へ回りこむ。
悪戯っぽく微笑んだハナビは、ヒナタの華奢な肩に腕を回して、ヒョコリとヒナタの顔を覗き込む。

「姉さん、何してるの? そんな難しい顔して?」

ハナビは、屈託の無い笑顔で、ヒナタのご機嫌を窺う。

「う、うん…。衣替えの時期だから、冬物の準備していたんだけどね。ハナビの服が、小さくなったから買い換えないとっ…て」

頬が触れるほど間近にあるハナビの顔と、肩に回された腕の感触に、ヒナタは、戸惑ったように顔を伏せる。

「ハナビ…身長どれくらい伸びたの? なんか、前より…」

困惑した声を上げるヒナタに、ハナビは、可愛く小首を傾げた。

「え? そんなに伸びてないと思うよ? 最近計ってないから…どうだろ…」

ついこの間までは、こんな風に無邪気に肩へ抱きついてきても、しがみ付く…といった感じでいたのに…今日のヒナタは、スッポリとハナビの腕の中へ抱き込まれていた。

いつの間にこんなに大きくなったのだろう…。

「今度、ちゃんとハナビのサイズ測ってから服を買いに行こうね?」

ヒナタは、複雑な心境になりながら、大きな身体で姉の背に懐く弟の腕をポンポンと叩いた。





* * *



うーたんの去年のお洋服を整理しつつ〜







2007年09月28日(金)



 少年ハナビ4

拍手パチリありがとうございます。

レス<S子様
コンニチハ。ご心配おかけしちゃってすみません!
いえいえ、早く献上したくてジタバタしとるだけでして、で、ネタ浮かんだんですが、果たしてS子様好みの萌えかな〜? と躊躇いが残るもんですから、もうちょっと親父様の色気効果を高めるオチにしたいなと模索しとります。
煩悩のゲージを高めて、ハイテンションの時にでも、勢いつけてS子様へメールしますねv
ヒアシ様の下僕…むしろ、下僕にしたい(?)水乃より


やっと肌の調子が…よくなってきた気もしますが、ザラザラしていてまだ回復してません(涙)
うう〜洗顔料どころか、シャンプーの刺激さえキツイわぁ〜
とりあえず、ここ数日は外へ出るのを我慢して、うーたんのお昼寝時間に「大神」ひっぱりだして遊んでました。
桜咲かせて、穴掘って〜さて、お金が溜まったし、道場で修行してこよう。
妖怪牙も溜まったし、帝さまに物々交換オネダリしてこよう。
そしたら、カグヤたんと穴掘りしなきゃ〜


んでもって、本日の少年ハナビお題。
そろそろ、ネタ尽きてきた感じが否めませんがドウゾ〜。



『手首』



綺麗な川のせせらぎに細い指先を浸し、ヒナタは、小さく口元を綻ばせた。

「ハナビ。冷たくて気持ちがいいよ?」

指の先を冷たい水に濡らしたまま振り返れば、呆れたような表情で弟が顔を曇らせていた。

「姉さん…。そんなところで遊んでいたら、水に濡れた苔に足を取られるよ?」

ハナビは、額から流れる汗を拭いながら、無邪気に水と戯れる姉を見つめて溜息を吐いた。

「もう! こんなに小さな川に落ちるほど、そんなにドジじゃないよ」

ヒナタは、意地悪な事を言う弟へ抗議すると、プクリと頬を膨らませる。

「そう? でも、ほら…言ってるそばから、危ないよそこ…」

ハナビに指摘されると同時に、ムキになって立ち上がろうとしたヒナタは、水に濡れた岩の上で足を滑らせた。

「エ? っきゃ!」

足を踏ん張ろうにも靴の裏がツルリと滑り、ヒナタは、危うくお尻から川の中へ落ちそうになる。
けれど、予想していたハナビが、素早く駆け寄りヒナタの腕を捕らえる。

「ね? 危ないでしょ。姉さん?」

ハナビは、ニコリとヒナタの顔を覗き込む。

「う…うん。ありがとう、ハナビ…」

ヒナタは、恥ずかしそうに俯いた。
ハナビは、姉の細い手首を自分の手の中へ包み込んだまま、悪戯っぽい口調で呟いた。

「姉さん…水浴びするなら、ちゃんと服を脱いでからにしてね」



秋の彼岸も過ぎたというのに、まだまだ太陽の陽射しは強く、外気温は真夏日の如く厳しい暑い日のひととき…。




* * *


あんまり萌えって感じじゃないな…うう〜ん。
どちらかというと、長い袖口から手首がチラ見えとか、手首の内側の柔らかい皮膚に口付けとか、手首を拘束とか…(げふげふん)が萌えな気がする。
あとで、消して書き直すかも。

2007年09月24日(月)



 少年ハナビ3

すっかり更新サボってました。
いやはや…昨夜やろうと思ってたんですが、日中の暑さと夏の疲れが皮膚に出てしまいまして(汗)
顔半分に湿疹でてしまい、痒いやら腫れて痛いやらでして。
今朝になっても腫れは収まらず、熱っぽくてチクチクピリピリしてます。
う〜耳の裏まできてるやんけ。
まあ、目蓋の上に腫れが出ないだけましなんですが…前なんか、目が半分しか開かなくてすごかったもんな(遠い目)
とりあえず、少年ハナビでコネタを一本。
毎日は、気持ち的に余裕が持てないから、二日、三日おきぐらいにしておこうとおもいます。
では、ここで一旦日記UPしてお題だけ〜




『うなじ』



カラリ…。

激しい稽古を終え、疲れた身体を引きずるようにして脱衣所の扉を開けたハナビは、ふと、浴室に人の気配を感じて顔を上げた。

カラカラ…。

ちょうど、ハナビが顔を上げた同じようなタイミングで、浴室側の扉も開けられた。
と、同時にあがる二つの声。

「あ! 姉さん!?」

「あれ? ハナビ?」

キョトンと目を丸めたヒナタが、湯上りで火照った身体を、白い小さなタオルで慎ましく隠して立ち竦んでいた。

「ご、ごめん! 姉さん! 入っているのに気がつかなくて…ごめん!」

弟とはいえ、思わぬ姉の裸身を間近に見てしまったハナビは、慌てて視線をヒナタから逸らした。
頬を赤らめて必死に弁解をしているハナビは、よくよく見れば首筋まで真っ赤になっている。

「ううん。私はもう上がるから、ハナビも入って大丈夫だよ?」

ヒナタは、ハナビの動揺する様を気にもとめずニコリと笑い、濡れて色を濃くした藍色の髪をまとめるように、手櫛でかきあげる。

「あ、ありがとう。でも、姉さんが着替え終わるまで、外で待ってるよ!」

ハナビは、機敏な動きで背を向けると、ピュウッと逃げるように廊下の扉を閉めてしまった。

「? 変なハナビ…?」

昔はよく一緒にお風呂へ入ったものなのに…。
お年頃になった弟の…少年の事情にまで気が回らないようで、ヒナタは、小首を傾げて不思議がった。

「ああもう…姉さんってば、なんであんなに落ち着いてられるんだよ…」

ハナビは、ドクドクと音をたてて急激に上がった脈拍を感じながら、熱っぽくなった顔を両手で隠すように抑える。

カラリ…。

「ハナビ? ここで待ってたの? お風呂もういいよ〜」

長い髪の毛をひとつにまとめ、パジャマ姿に着替えたヒナタが、湯上りの身体からホコホコと暖かな湯気を上げてノンビリと微笑んだ。
洗ってまだ乾いていない髪から、シャンプーの甘い、いい匂いがする。

「うん。ありがとう…」

どうにも目を合わせ辛いハナビは、ヒナタの肩の辺りへ視線を移した。
つと…、ハナビの視線は、何故か吸い寄せられるように、ヒナタのスッキリとした首筋に目が行く。
普段は、長い藍色の髪で隠されている細い首が露わになっていた。
そして、まとめ髪で白いうなじが見えて、湯上りの肌とあいまって妙に色っぽく…。

「ハナビ? お風呂空いたよ?」

不思議そうに瞬きをして、いつまでも廊下で立ち竦むハナビの顔を、息が触れるほどの距離まで近づいて覗き込んだ。

「………っうわっ! ななっ、何ッ。姉さん?」

仰天した声をあげるハナビに、ヒナタは、ますます訝しげな表情になって首を傾げていたが、結局、何がそんなに弟を驚かせたのか、よく分かっていない姉なのであった…。




* * *



え〜すいません。朝の30分だとコレが限界。
さて、洗濯終ったので、干してきます〜

拍手パチリありがとうございます!




2007年09月21日(金)



 通販連絡

昨日までに、通販申込み頂いた分は、本日発送致しました。
ニ、三日で届くと思いますので、ご確認お願い致します。

そして、本日も、更新サボっていいですか?
とりあえず、倶楽部の期間限定企画へ献上するブツ考えなきゃ…ハロウインネタネタ…うう〜ん(悩)
ヒアシ様に、コスプレさせるのがいいのか…はたまた、ヒナタ達に可愛い衣装を着せるべきか…つか、どんなギャグオチにするべ〜か…うむむ。
あと、TOPに貼ってあるキス企画にも…こっそり差し上げたいキスの御題があってですね…うう、これはもうネタあるんで書くだけなんだけども。
そしてネジヒナ祭へも学園ネタで一発書ければ…って、どんだけ献上する気なんですか水乃さん!
ちょっと自分の首絞めてる気がする。
でも、コネタで行けばイケル気が…。

え〜冬に向けての少年ハナビも、考えまとめなきゃだ〜ね。

拍手パチリありがとうございます!




2007年09月19日(水)



 更新、小休止。献上一

え〜やはり毎日UPはキツイので、ちょこっと更新休憩です。
その代わり、ず〜とお待たせしていたKの様への献上SSを先ほどメールで送信してみた。
当初のオチと違うけど、でもなんかエロくなってきちゃって止まんなかったから、いっその事違うオチにしておこう!
と思って、書いてみた。
たぶんKの様は、へたれネジのがお好みなはずだし!(笑)
でもエなお話もだいぶ進んでたので、オチがついたらこちらでUPしようかな〜と小ざかしく考えてます。
ええ…たぶんエ部屋を作ってね(苦笑)

拍手パチリありがとうございます!

レス>Nさん
茶会参加ありがとうございます〜タッパーに溢れるほどのネタの宝庫で楽しかったです。
また機会がありましたら宜しくお願い致します!
そして、少年ハナビへのコメントもありがとうございます。
今月は、チマチマとコネタで頑張ります〜

2007年09月18日(火)



 少年ハナビ2

15日の茶会に参加して下さった皆様、ありがとうございました!
いや〜もう10時の開始から飛ばしまくりました。
水乃さんいつもの如く下ネタエロネタを恥じらいつつも、煩悩には替えられなかった模様(笑)
学園パロであるお題を出したところ、皆様が素敵に食いついて下さるから、予想以上の萌えネタがすごかったです。
そこはかとなく匂わせた文章から、その先の展開を妄想する…まるで頭脳戦をしていたようです。
タッパーに溢れんばかりの萌えを、ご馳走様でした!
皆で共有したこのネタは、ぜひ二次創作作品で昇華して欲しいな〜とこそこそ期待してます。
またぜひ遊んでやって下さいませ〜v

え〜そして、すいません。
16日の少年ハナビネタは、茶の寝不足と行楽の疲れがでてPCつける根性はなく…これから、チマチマ書きます。
とりあえず、タイトルだけ〜





『鎖骨』




夏も終わりに近づいた午後。
夕焼けに染まる空の色と、ひやりと冷たくなった風の香りに包まれ、少年はブルリと頭を一振りし、大きく息を吐き出した。

「ハナビ…そろそろ、お夕飯だから…」

少女の柔らかな声が、控えめにハナビの背へ掛けられる。

「ああ…姉さん。もう少しやったら行くよ」

ハナビは、型の稽古をして乱れていた呼吸を整えて、縁側で佇むヒナタへ微笑み返す。

「服が汗でビッショリだよ? お風呂を沸かしてあるから、汗を流していらっしゃい…」

根をつめて修行する弟に、ヒナタは、心配そうに眉を顰めた。

「大丈夫だよ。これくらい…まあ、たしかに濡れて気持ち悪いけど…」

ハナビは、汗を吸って重くなった服を摘まんで、軽く肩を竦めた。
このまま手で絞れば、水気を含んだ布からたっぷりと汗が滴り落ちそうなぐらいだ。

「あ〜このまま廊下を歩いたら、マズイかな?」

小さく唸ったハナビは、ふいに摘まんでいた自分の上着の裾をしっかり掴むと、グイッと勢いよく上へ持ち上げた。

「ハ、ハナビ! そんなところで、脱いじゃー!!」

顔を真っ赤にしたヒナタの唇から、小さな悲鳴があがる。

「あ、ごめん。結構汚れていたからつい…この方が、楽かな〜って」

汗で絡みつく服をスポンと頭から脱いで、ハナビは上半身裸のまま、きまり悪げにヒナタを見返し、照れ笑いを浮かべた。
まだ歳若い、少年特有の線の細さはあったが、ハナビの肉体は日々の鍛錬で鍛え上げられていた。
細身だけれど、引き締まった腹筋と、年を重ねる毎に厚くなる胸板。
まだまだ子供だと思っていた弟の成長した姿を、眩しいほどまざまざと魅せられる。

「もう! いくらお家だからって、そんな格好で外にいたら風邪をひいちゃうよ!」

頬を赤らめたまま、プンと怒ったヒナタが、ハナビの服を受け取りに庭へ下りてくる。

「はい。ごめんなさい」

ハナビは、叱られた子犬のように身体を丸め、愁傷に項垂れてみせた。

「…ハナビも、頑張ってるんだね」

ふと、ヒナタが感慨深げに呟く。
薄紫の瞳が、どこか月日の流れを惜しむように…寂しげに光った。
弟を溺愛する姉としては、ハナビの成長は嬉しいけれど、複雑な心境だ。
ヒナタの白い指先が、すうっと上げられ、弟の姿を確かめるように影を辿る。

「くすぐったいよ…姉さん」

愛撫するように身体の輪郭を辿るヒナタの指を避けるでもなく、ハナビは困ったように口元を綻ばせて苦笑する。

「やっぱり、こういう処の線はまだ細いね…」

ヒナタは、ハナビの顔を包み込むように手を添え、頬を撫で首筋を辿り…ツイッと、華奢な鎖骨の線を指の腹で撫でる。

「流石に、首までは鍛えられないって。まあ、姉さんが筋骨隆々なのがいいって言うなら、頑張るけど…」

「う〜ん。筋肉質なハナビは、ちょっと想像できないよ。…ハナビ。あんまり急に大きくならないでね?」

真剣に筋肉の鍛え方を考え込むハナビに、ヒナタは目を丸くして首を傾げてみせて、クスリと笑みを零した。


弟の全てを余すトコロなく独占していたい…。

些細な姉の我侭を、素直に受け取る弟に、ヒナタは、罪深い想いを秘めた願いを咽喉の奥へ飲み込んだ。





* * *




え〜禁断きましたか。
っていうか、読んでしまったソコのお方引いてます?
引いてますよ…ね…へ、へへ…(遠い目)
ごめんなさい。
ウチとこの少年ハナビは、こんな感じになりそうです。
っていうか、冬受かったら、マジで禁断スレスレの少年ハナビ本出すつもりで、今からコネタでキャラ性格を掴んでおかねばあ!!
こんな感じでもOKという方いらっしゃれば、ぜひ声援など頂ければ幸いです。

拍手パチリありがとうございます。

2007年09月17日(月)



 少年ハナビ1

去年に引き続きまして、少年ハナビで水乃さん的萌え身体の部位シチュエーションを、三周年記念に一日一話UPの耐久コネタ…本日よりスタートであります。

ちなみに、以前書いたネタは「爪、指、背、瞳、髪」の五つですが、これはデータが焼失している為、お見せするコトは叶いませぬ(汗)

それでは、ハナビ少年設定でお楽しみ下さいませ〜




『頬』




「姉さん、いるかい?」

変声期を迎える前の、高く滑らかな少年の声が、室内にいるであろう姉へ向かって控えめに窺う。

「姉さん? 部屋に入るよ?」

少女からの返事がないのを怪訝に思いつつ、少年は慣れた手つきで眼の前の襖を開けた。

「姉さん…」

部屋に入って間もなくして、ハナビは、緩やかに繰り返す呼吸音に気づく。
微かな気配を辿れば、しどけなく机へもたれかかる少女の寝姿が視界に映った。

「ヒナタ姉さん…こんなところで寝ていたら、風邪をひいてしまうよ?」

小さく苦笑を洩らしたハナビは、するりと、忍びやかな足どりでヒナタの傍らへ近寄った。
ヒナタの顔を覗き込むと、スヤスヤと穏やかな寝息がつれなく答えた。

「う〜ん。熟睡してる…。姉さん、いくら自分の部屋だからって無用心だよ…」

ハナビは、少し困ったように眉根を寄せた。
見つめる視線の先では、長い藍色の髪が、柔らかく乱れて広がり、無防備なヒナタの寝顔を僅かに隠している。
何か楽しい夢を見ているのか、ヒナタの柔らかそうな頬が、僅かに笑みを浮かべていた。
ハナビは、ふいに目を細め、ソロリと指を伸ばした。
悪戯っぽく指先で軽く突けば、柔らかな弾力がフニフニと心地よい。
きめ細かな白い肌を隠す、細い絹糸のような藍色の髪を、慎重に指に絡ませ、手の中へ閉じ込めるようにすくった。

そして露わになる愛しい姉の穏やかな寝顔。

ハナビは、知らず乾いた舌先を潤すように、コクン…と咽喉を鳴らして唾液を飲み込む。
そうっと慎重に顔を寄せれば、甘い吐息が皮膚に触れる。

「まだ起きないの? 姉さん…あんまり無防備すぎると…危ないよ?」

ハナビの声が低く掠れて、ヒナタの耳元へ囁くように呟く。
一瞬、柔らかな頬を掠めるようにして、ハナビの唇が滑った。

「姉さん……」

ハナビは、苦しげにギュッと唇を噛み締め、息を飲み込む。
甘い誘惑に惑う僅かな心の揺らぎ。

…もう少しだけ、この時間が続けばいい。
薄紫に煙る瞳が目覚めるまでの、ささやかな……。








* * *



久々の少年ハナビ。
うが〜雰囲気がうまく掴めん!
ので、毎度オチはない出だしでゴメンナサイ。
こんなコネタで宜しければ、また感想など頂けると気合が入ります。
あと、身体の部位で、読みたい題などございましたら、一言メッセージ頂ければ頑張りますので、構ってやって下さいませ。


それと、今夜10時からチャットやります。
つか、もう夜の8時です。
あばば! 入口の準備しなきゃだ〜!















2007年09月15日(土)



 チラシのコネタ三点

夏までに参加したイベントで配布していたチラシのコネタを三点UPしました。
一応、サイト上では初の公開です。
すでにチラシをお持ちの方にはスミマセン〜新ネタの更新は明日からという事で!

んでもって、こそこそとアイコン作成などしております。
一年も前に作ったアイコンみると、どうにも…手直しするのもナニだし、もうちょいドットのレベル上げたいな。

拍手パチパチありがとうございます。


2007年09月14日(金)



 過去日記コネタ二点

2006.6.16と、7.7のコネタUPしました。
昨日は、パソコンつけるの忘れてまして…すっかり更新した気分でいました(汗)
え〜これで一応は、日記のコネタを全部拾えたはずです。
さて、次は、イベントで配布したチラシの小話と、過去に献上した微エロ作品をUPしようかな?
もう13日だし、ボチボチ少年部屋の準備しないとな〜ページ作れなかったら、ここの日記か、お絵描きBBSにラクガキ付で小話を投下してるやも。

拍手パチパチありがとうございますv

2007年09月13日(木)



 過去日記コネタ二点

2006.4.7と17のコネタUPです。

昨日までに、メールで通販のお申込みを頂いた方へ返信致しました!
ご確認下さいませ。


さてさて、週末は家族で水族館と動物園?に行ってきました。
台風も無事に通り過ぎまして、初日は曇りでしたが日本海の荒波を遠くに眺めつつ、ピラルク?でしたっけ巨大魚やら豹柄のエイやらを見てきました。
お魚大好きうーたんが、しょっぱなの水槽から大興奮してました。
二日目はお出かけ日和…というか外気温が灼熱でした。
好物のカヌレをケーキ屋で購入し、お昼の蕎麦食べて動物園へ…この頃から、水乃さんも旦那もお疲れモードで喧嘩腰に。
いけませんね…その時点で帰ればいいものを、ムリして足伸ばすもんだから、うーたんだって楽しくなかろうに…(反省)
行くと決めたら、行かねばならぬという男のご機嫌を損ねつつ、喋るのも面倒でそれを放置した水乃さんが、悪いんですよハイ。

そんなこんなで、楽しかったんですけど、遊ぶ時にも体力配分は考えないといけないですね(汗)



2007年09月10日(月)



 過去日記コネタ二点

2005.9.30と2006.4.3のコネタUPです。

え〜二日ばかり更新サボります。
週末は、ちょっと近場の高原まで家族旅行へ行って参ります。
でも、なんかうーたん熱っぽいんだよな(汗)
台風が通り過ぎて、空はまさしくピーカンな天気になり、温度湿度ともに急上昇…う〜ん。暑い。そしてうーたんの身体も、熱い。
でも、まだ微熱の範囲だし〜元気はあるから少し様子見かな?
ムリしない程度に動くとして、緊急用に、体温計と解熱剤準備しとくか。


拍手パチパチありがとうございます!


2007年09月07日(金)



 過去日記コネタ二点

2005.8.27と9.23のネタUP。
アニメでやったぴえろさん神と崇める微香虫の回です。
萌えすぎて水乃さん阿呆なネタばかり書いてましたね。
当時の日記読み返すだけで、どれだけ煩悩が氾濫してたか…ああ、懐かしい思い出。

そんでもって、台風近づいてますね〜山に囲まれてる我が県も影響受けてます。
雨が降ったり空が晴れたり…今さっきは、豪雨で、次の瞬間雨止まったり。
ママ友に、午後のお茶誘われたけど、この天気の中運転してまで三時のオヤツしにいく根性はありません。
川の氾濫…大丈夫か?

拍手パチパチありがとうございます!

なんだか、過去のコネタしかUPしてないのだけど、一押しの方がチラホラ…拍手のお礼SSもボチボチ書き直しますんで、また覗きにきてやって下さいませ。いつも、ありがとうございます。

2007年09月06日(木)



 過去日記コネタ二点

2005.2.3と8.23のネタUPです。
毎日ちょっとっつやってても、全部更新するのにあと十日くらいかかりそうですな。
ちまちまやりつつ、過去のネタ整理が終ったらば、夏コミでスペースに飾っていたピンキーヒナタとハナビの写真取ってきて画像のせようかな。
少年ハナビは、15日以降に、また去年みたく身体の萌え部位で連想コネタを、うーたんの昼寝してる一時間勝負でチマチマUPする模様。


昨日までに通販のお申込み頂いた方へ、本日付けで本を郵送しました。
ニ、三日で届くと思いますので、内容物のご確認お願いします。


拍手パチパチありがとうございます!

2007年09月05日(水)



 過去日記コネタ2.5

2005.1.10、28、30のコネタUP。
十日は雪かきと、28.30日はバレンタインデーのお話なのだが…う〜ん、まさにメモ書きのままだなこりゃ(汗)
加筆修正した方がよかったかな〜と思いつつ、とりあえず更新。


拍手パチパチありがとうございます!
栄養貰ってますv

2007年09月04日(火)



 過去日記コネタ二点

2004.12.13と27のコネタUPです。
個人的に大好きなネタメモであります。

13日のネタは、ヒナタの下着を購入するよりも、本人に買いにいかせろよ親父様!
というツッコミを入れたかっただけだったり(微笑)
ヒアシ様なら普通にお金渡して「ヒナタ。これで必要なものを買ってきなさい」というぐらいなのかな?
むしろ無骨な気性で、ヒナタの二次成長にも気が付かないままなのか。
いつまでも子供だと思ってても、娘は日々成長してるんだぞパパ!
と、言ってやりたい。
忍びとしての能力だって同じコトだと思うんだけどな〜
ネジと比べて秀でた身体能力が無いと決め付けた…とみせて、実はヒナタの精神鍛錬してると妄想しちゃダメかな〜うごうご
蝶よ花よと育てるだけが全てじゃない。
厳しさ辛さを知っているからこそ、気がつける優しさも強さもあるんだから…なんてね。

27日のネタは、もうそのものズバリ。
ヒナたんBD話。
ハナビとヒナタの仲良しっぷりが書けて幸せでした。
奔走するヒアシとネジも脳内で妄想したけど、姉妹のラブラブ世界の前にすげなく削除した記憶が…(笑)


拍手パチパチありがとうございます〜

<<レス
2日Nさんへ
 チャット参加名乗り一番手ありがとうございます!
わーいv またNさんに遊んで貰えるならば、多少時間延長しても大丈夫です。
15日の茶会、宜しくお願い致します。
語りたいネタ整理して、お待ちしておりますね〜





2007年09月03日(月)



 過去日記コネタ二点UP

2004年11月のヒナタ様お茶くみシーンより妄想のネタメモと、
12月のクリスマスシーズンに向けての妄想ネタを二点UPしました。
特にナニというお話ではないのですが、あ〜あの頃はこんなに萌えてたのね自分…という回想をしつつネタの整理をしとります。

新作SSは、今現在Kの様への献上ブツに着手しております。
頑張ってネジを色っぽくするぞ〜おー!(糖度甘めに♪)


拍手パチパチありがとうございます!
新作はもう暫くお待ちください〜


2007年09月02日(日)



 更新強化月間スタート!

日付変わりまして、一年前の作品からボチボチUPしてみました。
ちょうど去年の今頃でしたね〜雨の中のネジヒナ企画。
懐かしいな…とても素敵な企画で、毎週更新される金曜日が、そりゃもう楽しみで、主催者様や参加者の皆様の作品を舐めるように拝見していた思い出があります。
んで、その時私が企画に献上したニ作品なんですがね。
すっかりデータ消失したと思っていたら、送信済みメール漁ってた時に出てきた模様。
おお〜ならば、献上してちょうど一年寝かせたし、自分トコに使いまわし…ゲフンゴフン…UPしとこうかな〜と(笑)
いや〜もうないと思っていた文章が発掘されると、妙な気分ですな。
この調子で他のも出てこないかな〜(遠い眼)
日記のコネタなんて、ページ作るだけでリンク貼る作業が面倒になってきたもんな。

とりあえず、本日は『雨の記憶』と『干天の慈雨』のふたつUPしました。
明日も、家族の様子を窺いながら、過去日記のコネタをチマチマUPしていきます。


拍手パチパチありがとうございますv

2007年09月01日(土)
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