あきれられたかな？
捨てられるかな？
もう、いらないかな？
もう必要ないかな？


いつ言われるかな？
いつ捨てられるかな？




もう、必要ないかな？

もう、好きじゃないかな？






電話はもう鳴らないかな？
メールももうこないかな？




声も聞きたくない？
話もしたくない？



会いたくもない？



一緒にいたくもない？




同じ空気を吸いたくもない？





もう会えないのかな？

不幸な自分に酔う
誰かに慰めてほしい
誰かに知ってもらいたい
誰かに同情されたい




そんな想いがあるわけじゃない
だけどきっと心のどこかでは自分に酔ってる
かわいそうな私に酔っているんだ




だけど
この状態から抜け出す方法を知らなくて
相変わらずかわいそうな自分を演じて
まるで私が悪いみたいに
相手の反応をうかがってみたり…

決して自分からは何もやらない



ずるい私
ひどいね
自分が楽になることしか考えていない



自分が一番の
自分の王国に閉じこもったまま
今日も終わろうとしている

君が僕を求めないことは知っている

君は誰かに頼ることのしない人だから



わかっているんだけど…
それでもやるせない想いが僕には残るんだ。




まるで僕はいないかのように
まるで僕なんか必要ない…って言っているように…。




ここに僕がいなくても君は生きていけるね
それを君に言うと
君は怒るだろう


けれども
それが事実かのように君は何も言わない



いっそ泣いてくれたら楽なのに
いっそ泣き崩れてくれたら
君の心も少しは晴れるのではないだろうか？



いつまでも君の心は曇り空のまま

そしてそれを晴れにする方法を僕は持っていない

長い長い沈黙
この沈黙を打ち破ることもせず
今日も終わろうとしている

長い長い時の流れ
それに気付こうとせず
そこから逃げようとしている




いっそ
いっそのこと…


私は自分が楽になろうとしているね
いけない




私が自分で何かをしようとはしていない
誰か…
誰かって誰かに何かを求めているの



駄目だね