暗行記...不夜

 

 

ジャーナリストって? - 2013年08月30日(金)

最近

知事選や衆議院選挙に

沢山のジャーナリストが顔を出す



ジャーナリストとは

事実を報道するのが仕事ではないのか



それが正しいのか間違いなのか

それを判断するのでは無く

それを判断するための情報を伝えること



それが自分の思うことと違うからと

選挙に出てしまっては

これまでの伝えた情報も

偏った事実なのではないかと思われないか



安全保障だろうが

原発問題だろうが


判断し舵を切るのは政治家であり国民だ

ジャーナリストはその判断材料を提供すること



ジャーナリストとしてのプライドを捨て

どちらが価値があるかはわからないが

もう二度とジャーナリストとしては信用できない


...

『 ありあまるごちそう 』 - 2013年08月25日(日)

世界中で作られている野菜や穀物

そして育てられている牛や豚や鶏



これらの量は

この世界の全ての人間の

腹を満たせる量らしい



なのにこの世界には

1日に一食さえ食べられない

芋一つさえ食べられない人たちがいる



なぜだろう?



日本を始め先進国の多くが

食べられる以上の食物を買い

そして毎日のように棄てている

食べられるのに棄てている

棄てるために作っているように



人が自由という名のもとに

便利さや楽しさを追及するあまり

この星は汚染され壊れ始めている

雨が降らず荒廃した土地に

弱い作物は成長できないほどに



そして食べ物が徐々に減るなか

人だけは増え続けている



少しだけ立ち止まり考える

このままでいいのか?

明日も同じように生きられるのか?と





『ありあまるごちそう』
         No.1201


...

映写記 No.120 - 2013年08月24日(土)

『アシュラ』
『凶悪』
『きんぴか』
『天空の蜂』
『那落』
『本当にあった呪いのビデオ 59』
『本当にあった呪いのビデオ 60』
『闇の列車、光の旅』

            No.1193〜1200


...

【 もぐら 】 - 2013年08月19日(月)

一人ひとりに大切なものがある

それを拠り所にして

人はやっと生きていられるのだと思う



それは普段は意識せず

いつもそばにあると信じている



無くすまで奪われるまで

それが大切なものだと

自分を動かしているものだと

わからない程に



そしてそれは

自分だけのもの


誰にも理解できないものかも

誰かには嫌悪されるものかも


それでも一人一人にあるもの

生きるために

自分が自分としてあるために





【もぐら】矢月秀作
   No.902


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疾走せよ! - 2013年08月16日(金)

我が子の笑顔を見て

 一日が始まり


我が子の寝顔を見て

 一日が終わる



幸せだけれど


いいのか?いいのか?


何かやるべきことが

あるんじゃないのか?



声は空耳か

それとも心の声か


...

『 きっと、うまくいく 』 - 2013年08月11日(日)

変わらない関係など無い

時間とともに少しずつ変わってゆく



お互いがお互いに大切だと

お互いがお互いに必要だと



そうしなければ

簡単に何か別のものと置き換わる



昔はそれを越えるものなど

それよりも心動くものなど



ただそれはいつか

私の手元から離れてゆくもの



そのために失うことは悲しい

けれど

今しかない時を失うも寂しい




後悔しないために伝えよう

両方を得ればいい

疲れや面倒など取るに足らない


それを得ることの

最大の幸福感に比べれば





『きっと、うまくいく』
         No.1192


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【 ふりさけみれば 昭和天皇の87年 】 - 2013年08月10日(土)


 空晴れて ふりさけみれば

 那須岳は

 さやけくそびゆ

 高原のうへ    
 


 昭和天皇の最後の歌だそうです

 

いつだろうと

どんなときであろうと

自分の心の中に

揺ぎ無い意志を持ち続けること


それが

どれだけの時代の変化に対しても

変わらない礎になるだろう




この国は何があっても

この国を思う心を

持つ人たちがいさえすれば

在り続けることができる





【ふりさけみれば 昭和天皇の87年】川瀬弘至
               No.901


...

【 カササギたちの四季 】 - 2013年08月09日(金)

大切な人を失った

信じていた人に裏切られた



それでも

ありきたりなことだけれど

生きてさえいれば



あなたを見てくれる人がいる

あなたを支えてくれる人がいる



一人で苦しかったら

誰かと手を繋げばいい


二人でも辛いようならば

もう一人と繋げばいい



喧嘩も誰かといる煩わしさも

たった一人でいることよりも

ずっとずっといい





【カササギたちの四季】道尾 秀介
         No.900


...

水も電気も同じように - 2013年08月05日(月)

下野新聞より

栃木県において

汚水処理施設の普及率の最下位は

塩谷町の33.3%だった



緑豊かで美しい水源が豊富と謳う町が

実際は県内で汚水を最も垂れ流している町だった


実際には汚水の総量に対しての割合%なので

一番というのは語弊があるのかもしれないが



ただ意識として汚水への意識の低さは分かる



あれだけ町を汚すな!汚いものを持ち込むな!

そんな声をあげるだけ挙げた結果がこれだ



そもそも町が水源を守りたいなら

町を美しく保つ努力をすべきであって

とって付けたような言葉を並べることではない



町民も同じ

美しさを拒否の道具に使うのならば

個人個人が多少なりとも

負担し胸を張ればいい



美しい水源を殺しているのは

そこに住み

生活している人なのではないのか?



まぁ私の住む街も誇るような

市民の意識は感じられないけれど…


...

【 99のなみだ 蛍 】 - 2013年08月03日(土)

時々ふっと娘を見て思う

明日もしこの子がいなくなったら・・・・



今私にとっての宝物は

この二人の娘たち



それ以上のものなど

どこを探しても見つからない



それを考えるたびに

気分が悪くなる

自分の中に黒く濁ったものが増える



私が死ぬ迄の間

この二人に一切の害が及ばぬことを


絶対に絶対に

幸せの笑顔の中で私が死ぬことを願う





・六十二歳のカップラーメン【99のなみだ 蛍】 源 祥子
・エンディングノートはじめました【99のなみだ 蛍】 三間 祥平
・六月のブックマーカー【99のなみだ 蛍 】竹ノ内 響介
・代理友人席【99のなみだ 蛍】 野坂 律子
・夏の親子新聞【99のなみだ 蛍】 三間 祥平
・幸せの花【99のなみだ 蛍】 谷口 雅美
・ヒバリ【99のなみだ 蛍】 甲木 千絵
・空飛ぶペンギンの友だち【99のなみだ 蛍】 小松 知佳
・最後のプレゼント【99のなみだ 蛍】 佐川 里江
・何者か【99のなみだ 蛍】 佐藤 万里
・四通目の手紙【99のなみだ 蛍】 田中 孝博
・娘の部屋【99のなみだ 蛍】 野坂 律子




No.888〜899


...



 

 

 

 

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