偽善 - 2006年06月30日(金) おつりの1円を募金した 誰かを助けようと 入れたことは殆ど無い 邪魔だから 重いから そんな簡単な気持ち けれど それが名も知らぬ 一人の子を救う ボランティアとは そういうこと 気持ちや想いでは 遠い子供たちは救えない 不純だろうと 自己満足だろうと 何かをすることが 意味を成す世界 可哀想と頭を撫で 涙を流すことに 無残な死を見て 悪だと語ることに 子供たちを 救う力などない ... 【 スイッチを押すとき 】 - 2006年06月20日(火) 繋っている 全て何かによって 細くても 見えなくても 母との緒のように 切れては生きられない スイッチは繋り 誰かを失ったと 信じてしまった者は 生きることには 大切さは見出だせない 死は悲しみでもあり 死は幸福でもあるもの 【スイッチを押すとき】No.73 山田悠介 ... 雲糸 - 2006年06月11日(日) 雲間から 時々光が射す 神様が垂らした 蜘蛛の糸のように しかし あの話のように 私は糸に翔べない 何を大事にしているか 命すら大事なのかを 解らずに生きているから 楽しさは難しい 堕落との紙一重 幸せは難しい 自己満足とは違うのか 神様は何故 あの時糸を垂らした? 気紛れか 慈愛か けれど人は必ず 命を落とすもの ... ケアル - 2006年06月04日(日) こんなに和やかで 落ち着きを払った自分が 愚かに染まっていた この数ヶ月が色褪せる 簡単に云ってしまえば 天秤に掛けただけ それでも構わない 人生の選択は天秤だ 大切なのは天秤の片方に 嘘を乗せなければいい これからの数十年を生きる 大切な大切なパートナー 探すのではなく 創り上げることを私は選ぶ 運命や占いではなく 自らに問うた答えを信じる ...
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寂しがりやな豚ちゃんたちの旅跡 |