2005年08月16日(火) 私は生きてこんなところまで来たと思いながらあなたを思い出すこんなに遠くまで離れてしまったと思いながら泣いてはまだ同じ世界だと確かめる視界の片隅にいつもあなたを探しては過去の面影ばかり現れて竹林の中の黒い髪白い肌赤い服あれは誰だったんだろう確かめる術もなく季節は遠ざかり二度と交わることはない一度の思い、一人、いればいい。