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何だかよくワカラナイ
2003年10月29日(水)
雲ひとつない空は あまりに眩しくて 目を開けているのが辛いけど
そうしていつか 目を閉じなくなれば 目をそらさずにいれば
わたしは わたしを守るための 銀のクロスを身につけて 顔を上げようとする
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シルバーのクロスのネックレスを買いました。 3000円程度の安物ですが お気に入りのシルバーショップで買ったので 毎日嬉々としてつけています。
で、胸元(襟??)の状況によって ネックレスでなく指輪になったり。 それはそれで シルバーにクロスが掘り込んである ちょび繊細系なものなのですけれども。
すぃんぷる、いず、べすとぉう。
…でもなく、ゴツイくて派手なのも好き。 むしろゴツイの好き。
ええと。 寒くなってきました。 シモヤケにならないよう 皆様ご自重ください。
まだいける。
2003年10月27日(月)
if so much of me lies in your eyes? i am hungry again i am drunk again
俺はそんなに嘘つきに見えるか? 俺はまた飢えている やっぱり飲んだくれてる
[ how can you be sure / Song By RADIOHEAD ]
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「痛みを伴う改革」 そんなもんだ。
頭にのしかかる巨大な石を 首で支えるにはあまりに重く,
けれど下を向くことも許されず わたしは前を向く。
そのうち,酷い筋肉痛を経て 力がつくだろう。
決断の時。
2003年10月18日(土)
姉に色々言われました。
最初は「あんたみたいな女,ホンマに最低」とか 「マジで頭悪ィな。お前何も考えて無かろーが」とか そんなことで,いつも通りでした。
わたしはというと,またいつも通り 「いつ終わるのかなー。だるー。」といった感じで 叩かれ蹴られつつもボーっとしていました。
けど途中から話の方向が変わってきました。
「あんた卑屈なんよ。」
卑屈: 気力がなくて品性がいやしく,人にこびたりして いじけていること (小学館 新選国語辞典)
その通り。 「どうせ自分なんか」って思って努力しなければ 失敗したときの"理由"になるから努力しなかった。 「だって努力してなかったんだもん」 それで終わり。
「顎上げて。顔上げろ。」 「あんた下から人を見上げとるの分かっとる?」 これは気付かなかった。顔うつむいてた?わたし。 確かに,誰に対しても引け目を感じている。 "努力していない"んだから,自信なんてあるはずない。
それから色々言われましたが, 根源はすべて「卑屈な」わたしで。
どれだけファンデーションをゴテゴテ塗りたくっても 毛穴が目立つのは素肌を磨いていないせいで。 素肌を磨く努力を怠って,手軽で表面だけキレイに見せる ファンデーションを厚くして行って…
わたしは今までそうしてきた。 そんなもの。 何てぴったりなたとえなんだろうか。
就職に向けて自己分析を進めている今現在, 自分の嫌な性格がどんどん出てきます。
そして今日,少し姉を見直しました。
もしかしたらここが決断の時なのかもしれません。 わたしは姉に蹴られている最中に, 先日死んだ祖父に「助けてよ」と祈っていました。 話が意外な方向に変わり,意外なことになったのは 祖父の力添えがあったのかも,と思ったりします。
社会に出て生きていけるように。
強くなるように。
今度こそ。
まずは顔を上げて, 自分がキレイになることから始めよう。
キレイになったと思えたら それが自信になってはくれないだろうか。
free fall
2003年10月12日(日)
free fall...
思いは巡り 一瞬遠退く 無意識に肥大する虚像 答えを問い惑い 白濁の今日 味気ない思想に身を委ね癒える
透明な線 憂愁の雨 焦がす胸には淡い風 理由もなく心が痛む
天に描いた希望の太陽は 赤く染まらず画を濁す ただ雨に打たれ 涙も流れず 雲は流れる
実体が消えないよう… 実体が消えないよう… 実体が消えないよう奏でる 「絶望との自由落下」
羨望し 彷徨い 死ぬ 固まって 黙って 刻みつけて それでもまだ 歩く 歩く 和らぐ方へ…
[ free fall / Song by nilescape ]
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「しなければならないこと」と 「こうあらなければならないこと」が たくさんありすぎて ありすぎて
どうしたら良いんだろう。
祖父が死にました。
2003年10月05日(日)
深夜1:30ごろ,家に電話がありました。 祖父の血圧が下がってきているので 家族は至急病院に来て欲しい,と。
病院について病室に向かうと, 病室には灯りがついていませんでした。 小さな光があるだけで。
看護士が来て,説明をしました。 上の血圧が50しかないと。 測りにくいほどだと。
祖父は浅く小さい息をしていました。
しばらくしてもう一度 看護士が血圧の計測に来ました。
もう本当に測るのすら困難なほどらしく 何度もやり直していました。 上が30。
看護士は詰め所に戻り, すぐに心電図の装置を持って戻ってきました。 不整脈。と思いました。 心拍数が150から40まで色々と変化していました。
祖父は目を開いて,口で息をして。 わたしはふとある小説を思い出 しました。 主役の男性の弟が癌を発病し, その死までを描いた小説なのですが, その中に「顎で息をし始めたらもう死が近い」とあって そうなってはいないかと,見つめていました。
祖父の呼吸が小さくなり, 下顎が呼吸に合わせて動きだしました。
医師が病室に来て脈をとり, 心電図計を見ていました。 何をするでもなく。 できるでもなく。
祖父の呼吸が止まりました。 そのすぐ後, 心拍0を表す心電図計の音が鳴り響きました。
不快な「ピー」という音の中, 瞳孔を確認した意思は頭を下げ, 「残念ですが…」と言った。
握っていた手が 徐々に白く,冷たくなっていった。
抜けていく魂を縫いとめようとするように 強く握ったけれど,
その手に残る体温はもはや祖父のものでなく, 生きているわたしのものだった。
no title
2003年10月01日(水)
蝋燭一本の火にさえ 簡単に焼ききられてしまうような もろい繋がりを
"絶対"と呼ぶには 途方もなく強い思いが必要で
信じていたはずなのに 自分の記憶にさえ自信が持てなくて
全ては わたしの作り出した淋しい妄想か 白昼夢か何かか
だとしたら わたしが無くしたくないと思ってきたものは
一体何で 何のために
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