部長motoいっぺい
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2014年08月19日(火) 家族で富士登山

2014年夏のイベントは家族で富士登山。

ミーハーな僕としては、「一度は登ってみたいな」と漠然と思っていたが、なかなか重い腰が上がらなかった。
そこに大学生になった息子が、「富士山登ってみたいな〜」と一言。そういえば彼は高校生の時から、そんなことを言っていた。

僕はこれからどんどん足腰が弱っていくし、行くなら一年でも早いほうがいいなと思い、思い切って今年行くことにした。

娘に登るかどうか聞いたら、あっさりと「行く」という。嫁に聞いたら、「みんなが行くなら私も。。」ということで、家族全員で行くことになった。

とは言え、誰も登山の経験などないので、最小限の装備を買って、練習登山をするところから富士登山がスタート。

高尾山と、伊勢原の大山というところで練習登山を2回行い、お陰でヒザのサポーターが必須ということに気がついた。加えて、富士登山の話を行きつけの床屋で話したら、そこのオヤジが以前は富士登山マニアだったらしく、ステッキなどの装備を貸してくれることになった。

富士登山は一番メジャーな富士スバルライン吉田口5合目からスタート。

前日は河口湖に泊まり、山麓の駐車場から朝イチのシャトルバスで5合目まで行き、小一時間高度順応をした後、午前7時に登山開始。

想像していた以上に外国人比率が高く、極端なことを言えば半数近くが外国人のように思えるほどだった。特に、米軍の兵士らしきメンバーが大挙して登山をしていた。

登山中は足腰には来ないものの、酸素が薄いことでどうしても足取りが重くなった。屈強な米兵も酸素が薄いことによるダメージは一般人と同じようで(笑)、かなり辛そうにしながら登っていた。

我が家の陣形としては、当初は4人で登っていたものの、途中から息子が先に行くようになり、その後娘も僕達より少し先に歩くようになっていった。日頃そんなに運動をしていない二人だが、若いってやはり素晴らしい。

先に行った二人だが、途中途中で待っていてくれた。体が冷えるだろうに、待たせたのは申し訳なかった。とは言え、天候はおそらく2014年の中で最も良かったと思われる日だったので、いろいろな意味でとても助けられた。

僕達のペースに併せてゆっくり登山していた息子も、12時半頃には登頂。その後娘が登頂し、僕達夫婦は午後1時半頃の登頂であった。

子どもたちと僕は山頂でラーメンを食べたが、嫁は登頂後に疲れがどっと出たようで、何も食べられなかった。

山頂で休憩を取り、お土産を買った後、午後3時過ぎに下山開始。ここでも子どもたちがどんどん先に歩いて行く。若いって素晴らしい。

僕達夫婦も最初は良いペースで下山していたが、途中で嫁のペースがぐっと落ちた。かなり辛そうにしていたが、途中で休んでおにぎりを食べたら、少しだけ復活して下山再開。どうやら山頂で何も食べなかったため、エネルギー不足になったようだ。

結局息子たちは午後6時過ぎには5合目駐車場に到着。僕達夫婦は午後7時半に下山した。念の為に買っておいたヘッドランプが役に立ってよかった。

山麓の駐車場に向かうシャトルバスを待っている間、星空がとてもきれいで、娘がかなり感動していた。

その日は河口湖で一泊し、翌日に帰宅した。

そんな2014年の夏であった。


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