部長motoいっぺい
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2014年夏のイベントは家族で富士登山。
ミーハーな僕としては、「一度は登ってみたいな」と漠然と思っていたが、なかなか重い腰が上がらなかった。 そこに大学生になった息子が、「富士山登ってみたいな〜」と一言。そういえば彼は高校生の時から、そんなことを言っていた。
僕はこれからどんどん足腰が弱っていくし、行くなら一年でも早いほうがいいなと思い、思い切って今年行くことにした。
娘に登るかどうか聞いたら、あっさりと「行く」という。嫁に聞いたら、「みんなが行くなら私も。。」ということで、家族全員で行くことになった。
とは言え、誰も登山の経験などないので、最小限の装備を買って、練習登山をするところから富士登山がスタート。
高尾山と、伊勢原の大山というところで練習登山を2回行い、お陰でヒザのサポーターが必須ということに気がついた。加えて、富士登山の話を行きつけの床屋で話したら、そこのオヤジが以前は富士登山マニアだったらしく、ステッキなどの装備を貸してくれることになった。
富士登山は一番メジャーな富士スバルライン吉田口5合目からスタート。
前日は河口湖に泊まり、山麓の駐車場から朝イチのシャトルバスで5合目まで行き、小一時間高度順応をした後、午前7時に登山開始。
想像していた以上に外国人比率が高く、極端なことを言えば半数近くが外国人のように思えるほどだった。特に、米軍の兵士らしきメンバーが大挙して登山をしていた。
登山中は足腰には来ないものの、酸素が薄いことでどうしても足取りが重くなった。屈強な米兵も酸素が薄いことによるダメージは一般人と同じようで(笑)、かなり辛そうにしながら登っていた。
我が家の陣形としては、当初は4人で登っていたものの、途中から息子が先に行くようになり、その後娘も僕達より少し先に歩くようになっていった。日頃そんなに運動をしていない二人だが、若いってやはり素晴らしい。
先に行った二人だが、途中途中で待っていてくれた。体が冷えるだろうに、待たせたのは申し訳なかった。とは言え、天候はおそらく2014年の中で最も良かったと思われる日だったので、いろいろな意味でとても助けられた。
僕達のペースに併せてゆっくり登山していた息子も、12時半頃には登頂。その後娘が登頂し、僕達夫婦は午後1時半頃の登頂であった。
子どもたちと僕は山頂でラーメンを食べたが、嫁は登頂後に疲れがどっと出たようで、何も食べられなかった。
山頂で休憩を取り、お土産を買った後、午後3時過ぎに下山開始。ここでも子どもたちがどんどん先に歩いて行く。若いって素晴らしい。
僕達夫婦も最初は良いペースで下山していたが、途中で嫁のペースがぐっと落ちた。かなり辛そうにしていたが、途中で休んでおにぎりを食べたら、少しだけ復活して下山再開。どうやら山頂で何も食べなかったため、エネルギー不足になったようだ。
結局息子たちは午後6時過ぎには5合目駐車場に到着。僕達夫婦は午後7時半に下山した。念の為に買っておいたヘッドランプが役に立ってよかった。
山麓の駐車場に向かうシャトルバスを待っている間、星空がとてもきれいで、娘がかなり感動していた。
その日は河口湖で一泊し、翌日に帰宅した。
そんな2014年の夏であった。
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