どんぐり1号のときどき日記
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2010年05月31日(月) MM9の方が驚きだ

 山本弘のSF「MM9」が実写でドラマ化されたらしい。
 実はこの小説をまだ読んでいないのだが、樋口真嗣が監督ではなく総監督と言う立ち位置は非常に正しいのではないだろうか。そして、それよりなにより脚本が伊藤和典と言うところに期待感が高まる。この小説のテーマを考えると、実に正しいキャスティングという気がする。
 もっとも実写という部分には、演技や映像表現での制約等でかなり引っかかる部分もあるが、いずれ山本弘の原作を伊藤和典がどこまで見応えのある脚本にするのか、非常に興味のあるところだ。
 いや、原作を読んでいない身としては、むしろ伊藤和典の作品にしてもらった方が良さそうなのだが、テレビでしかも実写だから、あまり無理は出来ないのだろうなぁ。
 それよりも大きな問題は、当面関西ローカルらしいが、こちらでは見られるようになるのかどうかである。さて。

 などと脳天気な事を書いているが、世間は社民党の連立脱退で騒ぎになっているようだ。結局、普天間基地問題がどうしようもなく迷走したのだから当然と言えば当然だ。
 そもそも民主党と社民党では主義主張が違う政党同士で連立を組んでいるのだから、混乱して当たり前だ。さらに言えば国民新党も同じで、烏合の衆どころの騒ぎではない。何も考えずに数あわせをしただけのシロート集団でしかない。連立を組むといった時点で予想されているとおりの展開だというのには、本当に呆れてしまう。
 だが今回の辞任騒ぎで、多少身軽になるのは確かで、バカバカして法案や施策がそのまま通りやすくなるだろう。つまりますます政治の世界がメチャクチャになるのだ。
 まあそうなる事が判っていたのに彼らを選んだ連中にも責任はある。知らなかったなどとは言わせない。それは不勉強というものだ。

 そんな今日も、朝晩は涼しい、というより寒いのだった…。


2010年05月30日(日) 買ったのは本だけ

 実家に置いてある荷物のうち、和室に置いてある物を片付ける。そろそろ親戚が来たりするので、空けておかなければいけないのである。捨てる物をまとめ、粗大ゴミの準備もする。
 その後、生協へ買い物の手伝い。昨日623ちゃんからもらった「かりんとうまんじゅう」があったので買って勧めておく。ちなみに帰宅後食べさせたら好評であった。

 午後はパソコンの前で使っている椅子がそろそろ壊れかけているので、新しい椅子を買いに行く。5,980円也。
 帰りにJemさんの要請であった、ダースベイダーとルークの箸を確保する。ちなみにこの店ではダースベイダーの箸が、最後の一膳だったので、結構危ないところである。意外とこういう物は、他の店では見つからなかったりするのだ。そもそもヨーダの箸は置いていなかったのだし。
 この時、リボルテックの新版アスカが出ていたが、やはりあのデザインはかなり変だ。デザイナーのセンスを疑うし、こんなのを通した庵野達スタッフのセンスは、もっと疑う。だがこのリボルテック、今回は差し替え用の顔が2個(つまり総数3個だ)が付いているのは良いとして、手のパーツ数が凄い。このためだけに危なく買ってしまうところだった。ちなみにマリはずっと売れずに残っているが、映画版をまったく見ていない私には、さっぱり判らないキャラである。

 駅前に出るどんぐり2号に頼んで『これからの「正義」の話をしよう』と『海の王子3』を買ってきてもらう。
 この『これからの「正義」の話をしよう』は、一部で話題の「ハーバード白熱教室」の担当教授マイケル・サンデルの著書である。あの番組を見て、あまりの面白さにこの本を買ったのだ。ただ早川書房なので、ちと値は張るが…。
 もちろん番組の内容をそのまま書いた本ではないのだが、いずれこの人の考え方は哲学でありながら、科学的である。自分で彼の考え方に賛成するも反対するも、とにかくこの物の考え方は絶対に参考になるはずだ。
 知性という言葉は、こういう人のためにあるのだろうと思わせる。


2010年05月29日(土) マッド・ティー・パーティ

 母親が三越へ行きたいというので、連れて行く。退院絡みで色々と人に送る物があるのだ。
 ついでにこちらも、子供が生まれたという友人へ三越からタオルのセットを送る。実際に子供を見ていないので、少し可愛いフェイス・タオルを送る事にした。人形などはまだ早すぎるのである。

 午後からSF仲間のお茶会があり、再度駅前に出る。
 三越で買い物があったので少しばかり遅くなったが、着いた時には623ちゃん、Jemさん、おがにゃんさん、絵梨他さんが揃っていた。その後KCも来て、最終的に6人となった。
 早速、絵梨他さんのゴッドハンドの成果を見せてもらい、相変わらず驚く(Jemさんはきっと、綾波とアスカの写真をアップしてくれるに違いない)。もう彼女には落とし物系の神が憑いているのだという話になる。それはもう手の形で、「千手観音絵梨他」である。というノリの話から始まるのだった。

 それはともかくとして、皆とのほとんど脊髄反射的バカ話の応酬には本当に楽しませてもらった。やはりこういう仲間がいるから、人生楽しいのである。
 623ちゃんも言っているが、こんな楽しい会話が出来ればいくらか職場も楽くなりそうなものだが、もしかしたらこういうセンスは我々の世代のSF仲間に顕著な特徴なのかもしれない。情報と知識とセンスが程よく融合した類い希な世代なのである。つまり時代性というものが該当するという事で、さらに我々には「栄ちゃん山の家」という特殊な遊び場があったのだ。これは亡くなった正明さんご家族が栗子で運営していた旅館だが、本当に楽しく使わせてもらったのである。その正明さんからして我々と同じ仲間なのだから、楽しくないはずがないのだ。

 そして今日は、その栄ちゃんで良く使われていたセリフで別れたのだった。
 「じゃ、また来週!」

 18時頃に解散して別れたが、この頃には異様に寒くなってきていた。さて、623ちゃんから「新年度会」の声が上がった事だし、6月中に決行しようか。


2010年05月28日(金) 「serial experiments lain」

 昨日から見始めた「serial experiments lain」全13話は、結局2日ですべて見てしまった。単に途中で止められなくなっただけではあるが、やはり面白い。

 この作品は1998年公開と、今となっては古い作品だが、ほぼ10年後である現在の姿をかなり的確に捉えている。もしかしたら10年後も通用する作品かも知れない。
 かなり見る人を選ぶ作品ではあるが、記憶なんて実に曖昧なものだという押井ワールドが好きな人なら、それほど違和感なく入っていけるだろう。基本的にはネットと現実の境界の話なのだが、見方によっては全てが仮想であるとも言えるし、あるいは全てが現実だとも言える。いろいろと考えながら見られるので、とても楽しい作品なのだ。

 そして別にこれと言ったアクションがある訳でもないし、萌え系の美少女が出る訳でもないが(いや、この辺のセンスは人によって違うから何とも言えないし、意外とアリスのファンは多そうだ…)、妙に画面に引き込まれる。細かいところでは、あの低周波を表している音や、電車から眺める電線の動きが私はとても好きである。少し多く出し過ぎている感じはあるが、かなり良い雰囲気である。
 ただしテレビシリーズの宿命で、残念ながら13話しかないので結果としては色々と消化不良な部分はあるが、1998年という時代を考えると非常に野心的であり、しかもそれがある程度成功している実に画期的な作品だ。

 恐らく作者側は、テレビ・ドラマの「ブラックアウト」を多少意識していると思う。雰囲気が似ているところが少しあるのだ。そう考えると実写でも行けそうな作品である。ただしキャラクターの造形が実写では難しいのだが(そう考えると、ブラックアウトのアニメによるリメイクも可能だ。というよりアニメの方がうまくいくかもしれない)。

 いずれ2000年前後からコンピューターの性能や映像表現の技術は、加速度的に向上していき、才能のある人材が世に出やすくなったのは確かだ。それを上手く使いこなし、予測に成功したのがこの作品で、そういう意味では一見の価値は間違いなくある。
 ただし最初に書いたように、簡単に人に勧められる作品ではなく、人を選ぶのも事実なのだが。


2010年05月27日(木) テレビ版しか知らない

 昨日はエヴァの映画版の発売日だったようだ。
 会社で昨日休んだ若い奴がいて、私は冗談で「××君は昨日休んでエヴァを買いに行ったんだろう」等と言って遊んでいたら、すぐそばの席にいる女の子が「××さんは、なんだか綾波が好きそう」などと言う。彼の為に書いておくが、別にエヴァに興味がある訳ではないのに、そう見られたのである。女は怖い…。

 それはともかく、私はテレビ・シリーズから後、エヴァを全然見ていないんだったと気づく。
 そもそもエヴァンゲリオンは、イデオンやガンダムのような打ち切りではなく、自分の都合で予算がなくなって適当になったので、どうもそんなのの尻ぬぐいで映画版を見るのは嫌だったのだ。イデオンは、スポンサーの都合での打ち切りなのだが、スタッフがなんとか完成版を観客に見せたいという情熱から作ったのだから凄いのである。少なくとも、テレビを見ていた人を置き去りにはしなかったのだ。この考え方の部分だけですら、雲泥の差がある。

 代わりにエヴァとは全然関係ない、先日届いた「serial experiments lain」全13話を見始めたのだった。
 しかしこれが見始めたら止まらなくなり、気がついたら2時過ぎ、ここまでで7話である。しかしこんな凄い作品が1998年にあったとは、不覚である。そしてこんな私の好みを見抜いて送ってくる人が多いのも不思議なものだ。


2010年05月26日(水) 立ち読みの覚え書き

 雑誌を立ち読みしてちょっと気になる事など。

 最近話題の、F-16のドーサルスパインとコンフォーマル・タンクだが、元々はイスラエルの独自改修機の装備だったとは知らなかった。さすがはアメリカに次いで実戦経験の豊富なイスラエルである。兵士の生存率を上げる努力とスピードに関しては、世界でもトップだと言える。
 それはともかくとして驚いたのは、ドーサルスパインが実はメーカー・オプションとして最初から存在していたという所で、これには技術者の先見の明を感じる。他の戦闘機では、あまりない事だ。なおアメリカ軍はこれを使おうという気が全くなかったらしいが、このイスラエルの改修機を見て、興味がわいたらしい。
 ただしF-16のコンフォーマル・タンクを装着した形はかなり格好悪い。一見すると、私の嫌いなF/A-18のようなシルエットになってしまっているからだ。それでも結局F-16は、F4のように改修余地が大幅にある機体だというのが判ったので、まだまだ改修されて使われそうだ。唯一の弱点は単発だというところだろう。エンジンに関しては故障が異様に多いというのが、三沢では常識なのである。

 タニコバのガヴァメントGM7は、大昔のGM2のようにプラのカートを利用するのだが、すこぶる調子が良いと評判だ。
 ネット上の動画で見ると、オープン・デトネーター方式なので、銃口よりエジェクション・ポートの方が明るく見えたりするのが面白いが、とにかく快調に回転している動画が多い。そんなGM7が某所のネットで2万円ちょっとという信じられない価格で売られているのを知ってしまったのだが、これは鬼のように安いという事になる。これはもうかなり欲しい…。
 ただ、タニコバ・ブランドと言う事は、彼が亡くなった時が心配だ。マルシンにはカートなどの製造をする気はないようだし、カートの材質であるプラも特殊なものらしいので、他社が簡単に製造するのは難しくなるだろう。
 おもちゃの世界も何かと大変であり、それを追いかけているユーザーも頭を使うのである。

 デジタル一眼の世界も、本格的にミラーレス時代に突入したようだ。
 確かにミラーレスというのは構造上非常に有効なものではあるのだが、あの独特の音はどうするのだろう。ちんけな電子音で代用するのだろうか。少なくともポートレートを撮る時にあのシャッター音というのは重要な要素なのだ。経験上、最初はぎこちないモデルもあの音で乗ってくる事が多いし、またあの音が取っているタイミングを相手に教えているのである。だから私は連写を使わない。撮影テンポが乱れるからだ。
 いずれにせよ、カメラの世界もそろそろ知らない世界に突入のようだ。今後はデジタルという新しいステージでカメラもどんどん変わって行くのだろう。それでも写真を見る楽しさは変わらないとは思うが。


2010年05月25日(火) 使えるのだろうか

 会社で、メーカーからもらうデジカメを何にするか、一部の人間が話しているのが聞こえてきた。
 彼らは現場でデジカメを使うと言う事がまるで判っていない、というかそもそもデジカメというものがどういう機械なのか、全然知らないのである。それで決めようというのだから呆れるではないか。
 大体、レンズの焦点距離など全く知らない、電源には単三電池が使える事が必須なのにそれを全く考慮しない、マニュアルがなくとも大体の操作ができなければならないのにそんなことは考えていない、そもそもひたすら画素数だけで検討しているのである。本当に聞いてて呆れてしまうではないか。画素数だけで決めようとするのはデジカメの本質を知らない一般人では仕方がない不文はあるが、現場で使うなら何が必要なのか、そのくらいはちょっと考えれば判りそうなものである。

 もっともここでアドヴァイスをしても、格下の自分が言うと怒り出す大バカも混じっていたので、何も言わない事にした。まともにアドヴァイスして怒られるなど、バカバカしいからだ。やはりこういう人が多くいるから、この会社は伸びないのだろう。
 まあ好きにしてくれという事だ。私もこの会社ではそろそろ定年が視野に入っているのだから面倒はごめんである。


2010年05月24日(月) 驚いたり喜んだり

 朝から雨模様だったが、それが日中は凄い雨になった。風も強くなり、一旦外に出るとびしょ濡れである。

 そんな中、某所に書類を届けた帰り、就職活動をしているような若者の群れに遭遇する。
 別に聞く気はないのだが、大きな声で話しているのでその内容が良く聞こえてしまう。そんな中で「自己紹介が自己PRだとは知らなかった」というのがあり、非常に驚く。どう見ても大学生以上なのに、自己紹介の意味を知らないとは呆れる。いや、意味など知らなくとも、自己紹介は自分をPRするのは常識だし、もしかしたら彼らは仲間内の飲み会での自己紹介くらいしかやった事がないのかも知れない。 
 ただそうなると、彼らが自己紹介でどういう事を言っているのか、とても気になってしまったではないか。PRをしない自己紹介…、一体どんな内容になるのだろうか。聞いてみたいものだ。

 帰宅したら、紅いメガネさんからブツが届いていた。
 いつもとてもうれしいものを送ってくれるので、とてもありがたい事である。たまにはお返しをしたいが、これというものがないのが情けない。


2010年05月23日(日) お気楽な1日

 朝から霧雨状態で、昨日までが暑かったので寒く感じる。夜になるとさらに寒く感じて、ここ数日の暑さがうそのようだ。
 朝は傘をさしても濡れてしまうような霧雨だが、午前中は親から頼まれた買い物をしたあと、サンデーGXを立ち読みしに行く。「ブラック・ラグーン」が目当てで、それ以外は全く読まない。
 今回の「ブラック・ラグーン」は、レヴィの本質が垣間見えるようで興味深い。やはり彼女は本物の悪党だ。
 
 午後は日記をアップする。まだ10日くらいの遅れがあるのだ。
 中身は書く内容をメモったり、箇条書きにはしてあるのだが、それをリライトしていく課程で、実は意外と記憶違いがあったりして驚く。そのへんも含めてリライトには時間がかかってしまう。こうして日記は毎日アップする物だと痛感するのだったが、親の入院という一大イヴェントがあったのだから、これはもう仕方がない。実家にはネット環境がないし…。

 と言う訳で、紅いメガネさんからお誘いのあったツイッターへの登録はまだだったりする。

 夜になってからmixiでレヴィの悪役ぶりについて色々書いてみる。
 結論として、彼女は「銃で人を殺す事が楽しい」ので、「必要なら殺す」のとは違い「楽しいからためらわない」と判る。だからロアナプラの街の中でも一目置かれているのだし、それによって彼女の悪役ぶりと異常性が表されている。そして彼女の出自と現在の仕事ぶりを見れば、彼女を普通の人の世界に戻す事は、不可能だと判る。
 恐らく物語の最後の方で、ロックはレヴィを死なせる為の仕事に向かわせるのではないかと思っている。それが理解しあった二人の合意点になるはずだからだ。
 と、シェンホアとソーヤーの話から、一気にディープな分析に走るのだった。

 なんてお気楽な事をしていたら、石津政雄衆議院議員(民主党公認で当選している)が、失言というには余りにお粗末に言動をよりによって今月20日の衆議院本会議でしていたらしい。現在宮崎県で発生している口蹄疫について、「口蹄疫発生事例は146事例、12万5266頭に及んでおります。これは宮崎県のみならず、わが国の畜産酪農にとって未曾有の事態であります。口蹄疫の発生農家および関係農家の方々に心からのお祝いを…」とやったのだ。お見舞いとお祝いを言い間違えたらしいが、こんな状況でこんな間違いをするというのは、本物のバカくらいではないだろうか。
 普通政治家の失言というのは、つい本音が出るものであり、そういう失言はその人の本質が判るからむしろ国民にとって役に立つと言える。だが今回のは、人としてあまりにもお粗末だ。最近の政治家は小学生以下である。


2010年05月22日(土) 駅前まで出る

 今日は藤原カムイの「ROOTS」を捜すために、駅前に出た。結局自分では捜せず、店員に聞いてようやくゲット(情けない…)。
 しかしこの本、文字通り今の彼を形成したルーツを記したものだが、これが予想よりかなり面白い。ノスタルジーと言うよりは、原点を振り返ってみた、という感じなのだが、ほとんど同年齢な上に色々と同じような体験をしているので、妙に親しみが持ててしまう。我々の世代には楽しめる一冊だ。ちなみに藤原カムイ100冊目の単行本だそうである。そんなに出ていたのか。

 ついでに寺田克也の「のらずにいられないっ!」なんてのも見つけてしまったので、こちらも購入。
 知っているようで意外と知らない旧車のメカニカルな話は楽しい。読んでいて「ロータス・エランのヘッドライトって、バキュームだったのか! つまりエンジンを切ったら、ヘロヘロなのだな」とか「シトロエンCXのタイヤカヴァーって、ああやって外すのか」とか「昔の日産パルサーやホンダZのシフト・レヴァーは、シトロエン2CVのまねだったのかぁ」とか、色々と感心する事ばかりの、実に楽しい内容である。もう少し大きな版の本で出して欲しかったなぁ。

 この時本屋で知ったのだが、7月から「ブラックラグーン」のアニメ版第3シーズンが発売されるとの事だ。内容はマンガ版のロベルタ話がメインらしい。
 個人的にはロベルタがあまり好きではないので、ソーヤーとシェンホアの活躍が見たいところだ。ソーヤーはその武器故に活躍の場は少ないだろうが、シェンホアは本物の殺し屋なので、上手く使えばいくらでも活躍できるだろう。そもそもシェンホアというのは意外と面倒見がいいし、あのマンガの中で実は一番まともなキャラクターかもしれないので、使い方次第では主役を喰ってしまいそうなキャラクターだ。さて、どうなる事やら、楽しみである。
 
 帰宅後は、親のスーパーへの買い物の付き合い。まだ重い物をもって歩くのは危険なのである。


2010年05月21日(金) 雑誌が出ている

 余りに暑かったので、つい床屋へ行く。調べたら3ヶ月半ぶりだった…。
 ちなみに今日は、巨人と楽天の試合があるとかで、床屋にも客が全然来ないそうだ。なんだかテレビがまだ一般家庭になかった頃に、人気番組が始まると銭湯がガラガラになったというのを思い出してしまった。結局人は何も変わっていないという事か。

 その帰りに「コミック・リュウ」と「アサヒ・カメラ」と「映画秘宝」と「CUT」を買う。
 最近のアサヒ・カメラは、デジタルとフィルムの本質的な違いを科学的に説明しており、かなり面白い。これは他のカメラ雑誌では全く触れていない領域の話なので、この部分を一冊にまとめれば、デジタル写真という物の本質に簡単に迫れる参考書となるだろう。

 買う予定ではなかった「コミック・リュウ」は、「大正野球娘。」が実に良い展開になってきたので、つい買ってしまった。
 特に巴の「いつまでも一組の人形ではいられない」というセリフから後の展開が、完全に原作を越え、しかも静のキャラクターが完成したのには驚いた。お雪の笑い方を、母親ではなく静が指摘するというのは良いアイデアで、これで原作では出来なかった9人全員のキャラクターを完成させる事に成功している。
 これは本当に伊藤伸平の代表作になるかも知れない。うまく完結すれば、だが…(「大正野球娘。」に興味のない人にはさっぱり判らない内容だなぁ)。

 関係ないついでに、スター・ウォーズの「ライトセーバー チョップスティック」が出ていたので、ダース・ベイダーとルーク・スカイウォーカーを買った。要はライトセイバー型の箸である。
 でも耐熱温度が80度と書いてあるし、そもそも表面にすぐ傷が付きそうなので、実際にはあまり使えなさそうだ。これはESIFCONで1回きりの使用になるかな?


2010年05月20日(木) 色々立ち読み

 今月のコミック・リュウを立ち読みする。
 その中で伊藤伸平版「大正野球娘。」が俄然面白くなってきた。前回は野球ばかりだったのでつまらなかったが、今月は完全に原作を越えている。キャラクターの書き方が上手いのだ。
 特に静と巴の痴話喧嘩(?)から、お雪を持ってきてああいう展開にするとは実にうまい。「いつまでも一組の人形ではいられない」の下りからの展開は絶妙である。マンガ版にして初めて、静は自分を見直せたのである。

 そして安永航一郎の「青空にとおく酒浸り」では、しのさんがああいう展開になるとは意外だった。終わりが近いのか?

 ついでなので今月のCUTも立ち読みする。
 新作「アウトレイジ」を撮り終えた北野武のロング・インタビューが載っていたからだ。もちろんインタビュアーは渋谷陽一である。
 とりあえずちょっとだけ立ち読みしたら、これが思った以上に面白い。映画自体も面白そうだと感じさせるが、なんと押井守が「勝つために戦え!〈監督篇〉」で主張しているのと全く同じ事を言っているのである。しかもそのための勝利条件として、バカに合わせて判りやすい映画にしなければならないと明言している(さすがにバカとは言っていないが)。これは買ってじっくりと読んだ方がよさそうだ。
 ただここでひとつ問題があった。今回はエヴァンゲリオンの特集も載っているので、なんだか買うのが悔しいのである。困ったものである。

 その他では、アサヒカメラに載っているデジタルとフィルムの比較研究がとても面白い。これは早いところ一冊にまとめて欲しいものである。

 帰宅してネットを徘徊したら、なんと「エニッド」の1stと2ndが再発されるというニュースがあった。全然知らなかったし、しかも最初のCDはジャケットが改悪されだヴァージョンとして有名だったらしい。私はLPを持っているから気にしていなかったが、はかせがアップした写真で見ると確かに酷い。
 という訳で、今回の再発は期待している人も多いだろう。もちんマスターが存在しないので、盤起こしになるだろうが、真面目にリマスターすればそれは問題にはならないのが今の技術レヴェルだ。問題はエニッド側が今回の発売を公式には認めていないという点だろうが、聞く方からすれば、とにかく出た方が良いのである。
 もちろん良い音で出してくれた方が良いのは当然だが、市場にないという状態よりは、多少音が悪くとも誰でもが聞ける状態の方が絶対に良い。音楽とはそういうものだ。


2010年05月19日(水) ルパンと押井

 新聞に「ルパンの奇岩城」なる邦画がクランクインされたと載っていた。
 実はアルセーヌ・ルパンのシリーズはほとんどを小学校の頃に読んでおり、かなり好きだった(だからルパン三世という設定を納得できないのである)。そんな小説がよりによって日本で映画化というのに驚いたのだが、ロケは東北で行われると書いてあり、さらに驚かされた。
 でも主演が山寺宏一だというので、なんとなく納得したし(彼は石巻出身だ)、また完成したら観てみたいと思う。なんとなくだが、メジャー映画とは違う物を感じるからだ。原作付きの邦画は、何故か大概が変な映画になるのだが、これについてはもしかしたら多少まともな映画になるかも知れないと思ってしまう。

 山寺宏一と言えば思い出すのは押井守だが、7月に八王子市夢美術館で「押井守と映像の魔術師たち」なる企画展が開催される。なにやら面白そうな企画だと思うが、おいそれと行けるようなロケーションではない。
 そう言えば、去年の10月に東京学芸大学で押井守の講演会があり、その時の内容をまとめた冊子を東京学芸大学生協書籍コーナーでのみ販売すると2月にアナウンスがあったっけ。はて、それってもう販売しているのだろうか?
 とても気になるなぁ…。


2010年05月18日(火) こんなに買っていたか?

 ふと思って、誕生日以降に買った物を挙げてみた。
 自分でも意外に思うほど色々と買っていたが、本の量が少なくなっている。まあじっくりと読む余裕がなかったというのが大きいだろう。

書籍「スペースシャトルの落日」
 …もともとシャトル・システムは問題が多すぎたので、爆発事故は必然だったと思っている。そういう点からしても、シャトル・システムとは何だったのか考えるためにこの本は読む価値がある。とか言いつつ文庫を待っていたというのもどうかと思うが。

書籍「百億の昼と千億の夜」
 …解説が押井守だったので、意味もなく買ってしまった。昔買ったのは、どこに埋まっているのだろう。実家かな。

書籍「狐と踊れ(新版)」
 …神林長平の初期短編集は持っているのだが、SFマガジン以外に書かれた単行本未収録作品が入っていたので、購入。書店で見た時どうも厚いと思ったが、そういう訳なのである。

書籍「偽書『東日流(つがる)外三郡誌』事件」
 …これはへたなミステリーより遙かに面白い。こんなのが載る東奥日報とは、なかなか捨てがたい味がある。

書籍「在日米軍最前線」
 …冷戦当時日本に核が持ち込まれていたかどうかは、米軍の置かれた立場を考えれば自明の理なのだが、いざそれを検証しようとすれば膨大な手間がかかったはずで、東奥日報という地方の新聞社がここまで核心に迫ったのには敬意を表したい。

漫画「新世紀エヴァンゲリオン」12巻
 …テレビ以降は見ていないので、この漫画がどれをベースにしているのか良く判らないが、この巻のアスカの壊れ方はなかなか良い。ずっとこういう感じだったら、もっと気に入っていただろうに。

漫画「青空にとおく酒浸り」
 …最近の展開が凄まじいのだが、始まりはこんなだったのである。連載2回目から題名が変わったというのも珍しい。

CD「エイジア オメガ」
 …エイジアの新譜。どうせつまらないだろうとは思ったが、やっぱりつまらなかった。

CD「エイジア 詠時感〜時へのロマン」
 …よく考えたら、エイジアはライヴばかりでオリジナルを持っていなかった(これも人から借りて聞いたんだった)。と言う訳で「オメガ」のあまりのつまらなさについ買ってしまったのだった。曲しては良い曲もあるが、アルバムとしてはこちらも面白みはない。ただしあの事態を考えると必然だったアルバムだったのだろう。

CD「ユーライア・ヒープ 対自核」
 …いつも「ソールズベリー」ばかりでは飽きるので、たまには聞いたみようかと思ったが、LPが見つからないので安いのを買ってしまったのだった。アルバムとしての出来は「ソールズベリー」の方が上だ、と思う。

CD「ジェネシス フォックストロット」
 …いや、880円だったので、つい購入。LPは、これまたどこかに埋まっているはず。本当は「怪奇骨董音楽箱」が欲しかったところなのだが、意外と安く売っていないのである。

CD「Ali Project COLLECTION SIMPLE PLUS」
 …単に「赤と黒」が欲しかっただけである。「コッペリアの棺」は持ってるし。

DVDソフト「フライング・コップ」
 …映画版より遙かに面白い。やはりあの靴磨きの情報屋とラストのストップモーションが絶品だ。

DVDソフト「宇宙大戦争」
 …時代を考えると真面目に作られている。あの頃の東宝特撮映画は、怪獣物よりこういう作品の方が好きだったのである。

DVDソフト「フランケンシュタイン対バラゴン」
 …初めて映画館で観た時、唯一怖いと思った映画だ。小学生だったからなぁ。

DVDプレイヤー「パイオニア DV-310」
 …実家のプレイヤーがそろそろおかしくなってきたので、7,000円で購入。充分満足できる機械だ。

プラモデル「ムーンバス」
 …メビウスがオーロラの復刻版として許可を取り世に出した、「2001年宇宙の旅」の奇跡のプラモデル。一般的には40年待ったと書かれているが、私がこの存在を知ってからは39年なので、39年待ったプラモデルである。作りたくても作れなかった最後の物だったから、過去のプラモデルに関してあとは思い残す事はないなぁ。

フィギュア「紅い眼鏡ヴァージョン・プロテクト・ギア 都々目紅一」
 …押井監督「紅い眼鏡」のオリジナル・ヴァージョン(胸の機械が電卓のやつ)。75%オフなので即購入。

フィギュア「ケルベロス・サーガ・ヴァージョン・プロテクト・ギア 都々目紅一」
 …ずっと欲しかったのだが、60%オフだったもんでやっと購入。MG34はこちらの方が似合う。

ミニカー「オートアート 1/18 TOYOTA 2000GT 前期型」
 …金型改修版。ドアがぴったりと閉まるので、簡単に開けられないのが不便だ。いずれこれで、オープン・タイプと同サイズで揃った訳である。


2010年05月17日(月) ロニーも他界

 昨日、ロニー・ジェイムス・ディオが死亡したというニュースが流れた。
 だがしばらくして、それは誤報だというニュースが流れ、一体どっちなのだというのが、結局昨日は確定しなかったのである。それが今日の昼には主だったメディアのニュースが死亡を伝えたので、結局ガンで死亡したというのが確定したのだった。

 最初のニュースはツイッターが元らしいが、ネットの即時性の悪い面が出た事例だ。昨年胃がんを公表していたから信用した人も多かったのかも知れないが、ある程度確定してくれないとネットの情報というのは危険なのである。だから重要な情報に関しては、裏を取る必要があるし、自分も趣味の情報に関してはいくつか信用できるサイトを必ず見るようにしている。
 そう言う意味で、ツイッターは情報源としてはまだまだ脆弱だと言わざるを得ない。情報源としての使い方はまだ早いという事だが、実際問題としツイッターが情報源としての働きをするのかどうか、疑問ではある。文字通りの意味で、井戸端会議のレヴェルなのではないだろうか、信憑性において。

 ところで、あの「紫」が35年ぶりのニュー・アルバムを出すのだとか。アルバム名は「PURPLESSENCE」で、録音は終わっているらしい。しかし35年ぶりで一体どういうサウンドになっているのか、興味はあるがガッカリさせないで欲しいものである。


2010年05月16日(日) 灯油を捨てる

 ボークスが移転するための閉店セールは今日が最終日だ。と言う訳で、念のためのぞいてみる事にした。
 最終日だから目玉はないとは思っていたが、「プロテクト・ギア 都々目紅一」が60%オフだったので購入する。もちろん昨日買ったのとは別ヴァージョンで、これも2万円ほどする物だ。以前会社の近くでバーゲンをやっていた時に11,000円だったのを見かけて、この時はさんざん悩んだのだが、やはり目を付けていた人がいたのか、なくなってしまった。今回はそれよりも遙かに安く買えたので、ラッキーである。
 結局、昨日の紅い眼鏡ヴァージョンとで12,000円ほどで買えたのだから、超ラッキーといったところであろう。興味のない人にはただのゴミかも知れないが…。ちなみに昨日のヴァージョンはなくなっていたと思ったのだが、帰宅してどんぐり2号に確認したら、奥の人形コーナーにあったらしい。それでは気がつかなくて当たり前だが、ボークスはどういうつもりでそんな置き方をしたのだろう。実に変だ。

 ちなみに今日は青葉祭りとやらで、人だけは多い。駐車場も、いつもよりは混んでいた。
 しかし最近は雀踊りが普通に行われているようだが、実は約20年前から突然現れているものなのだ。それ以前には、少なくともメジャーな話題では全くなかったし、実際に見かけた記憶はない。そもそも青葉祭りという物が駅前に進出してきたのがそのくらいなのだ。
 そんな浅い歴史しかないものなのに、仙台を代表する祭りだと煽るのもおかしい話だ。歴史を作りたいのだろうが、少なくとも代表するような古い祭りではないと認識しておくべきだろう。

 帰宅して、昨日の灯油をガス・ステーションまで捨てに行く。流石にそのへんには捨てられない。
 しかし透明なペットボトルに入れると、水と灯油は見事に分離しているのが判って面白い。灯油の方が水よりも比重が軽いので、下に水、上に灯油と綺麗に別れるのである。これで灯油が変質していれば、上には黄色い液体が来る訳だ。まあ量が多ければ、分離しているからある程度の別回収は可能だが。
 ちなみに昨日、水が混ざっていると判った時点で捨てるための灯油缶を買おうとしたら、もう店頭には全くないというのが判って焦ったのだった。今年はいつまでも寒かったから忘れていたが、時期的にはとっくに店頭から消えていたのである。従ってストーブ用の水抜き剤(車のガソリン用ではなく、灯油用だ)も全くなくなっており、結構焦ったのだった。

 さて、来シーズン用に実家の灯油タンクは、簡単に灯油が抜けないタイプに変えないといけないなぁ…。


2010年05月15日(土) 母親退院

 今日は母親が退院する。朝から出かけて、なんだかんだで昼頃帰宅である。
 今回は2ヶ月かからずに退院となったから早いものだ。やはり前回の手術で色々と経験値を積んだから、少し早くなったのだろう。要はリハビリが一番大切なのである。

 午後はどんぐり2号から電話があった。
 ボークスが移転するために閉店セールをやっているのでそれを見に行っていたのだが、そこで「紅い眼鏡ヴァージョン・プロテクト・ギア」18,900円が、なんと4,800円で売っていたのだという。もちろん買って来てもらう。これは欲しかったが市場からあっという間に消えてしまっていたし、やはり2万近い値段ではおいそれと買えないのである。待った甲斐があったというものだ。
 ついでにディアゴスティーニ版「フランケンシュタイン対バラゴン」も買ってきてもらう。

 その間、実家にストーブを持って行き、内部の灯油抜いて確認したら、なんと2/3が水だった。
 これでは壊れる訳だが、いつの間にか灯油缶が一杯になっていたのを見ると、やはり父親が混ぜたとしか思えない。いずれ完全に抜いてまともな灯油を入れてテストしたが、やはり給油マークが消えない。これは内部を完全に修理するか廃棄するかのどちらかなので、後日修理の価格を調べて決定である。ストーブ本体が15,000円程度なので、修理代に10,000円もかかっては意味がない。
 そしてこの手のストーブは、タンクからの落下方式なので水が入りやすくなり、その分壊れやすいとの情報もあった。そもそも価格が安いのは日本国内で作っていないからで、そろそろファンヒーター・タイプのストーブもなくなっていくのかもしれない。

 関係ないが、今日は妹の誕生日だったなぁ。


2010年05月14日(金) 情報戦

 会社で若い子とツイッターの話をしていたのだが、この会社は30代も後半になるとツイッターなど聞いた事がないと平気で言うやつが多くなる。
 別にツイッターをやっている必要はないが、それがどういう物なのか、概略くらいは知っておくべきだろう。それなのに知らない事を自慢げにいうあの感覚が理解できない。恥ずかしくないのだろうか。ちなみにこいつらは先日までmixiすら知らなかったのである。新聞も読まないしテレビのニュースも見ないというが、社会人としてそれはあまりにおかしいだろう。現在の営業も事務も、情報戦だという事が全然判っていない。バカである。

 そういうのは無視して。
 なかなか見つからない文庫版の「在日米軍最前線」を、どんぐり2号のネット発注で一緒に注文していたのが届いた。
 著者は斉藤光政で、つまり以前買った『偽書「東日流(つがる)外三郡誌」事件』と同じ著者であり、東奥日報の記者である。やはり三沢が絡む事は地元の記者の方が圧倒的に有利な部分が確かにある。

 いずれ米軍が三沢や青森県内で何をやっているのか、実は中央の連中が全然知らないと言う事が私には驚きだった。普天間基地問題を中央が他人事として考えているのも、これなら当然だと判る。
 そんな現状なので、何かあれば防衛省はマスコミへの情報のリークやクチコミを利用して危機感を煽るのだが、確かにそうでもしないと平和ボケしすぎの日本は、かなり危険な状態になってしまう。多分現在の軍事の世界情勢を一番知らないのは中央に住む人間だろう。地方は基地と隣接しているので事故も多く見ているし、外部の何に対して警戒しているのかも何となく判るのだ。
 だからアメリカへのテロの後、三沢基地で行われた日米合同のテロ対策訓練が、実は北朝鮮に対するものだというのは、多分ほとんどの日本人は知らないだろう。結局マスコミの情報すらあまり信用出来ない上に、詳細は一切流れないのだから、知らないのも当然と言えば当然かもしれない。だから鳩山のように、一国の首相で陸海空の軍事組織のトップでありながら軍事についてはドシロウトというとんでもないのが普通に出てくるのだ。軍事を知らないと経済も判らなくなるというのが、未だに理解できていないから困る。現在の株価は軍事一つですら大幅に、しかも急激に変化するものなのである。
 景気対策をどうこう言う前に、もっとマトモに物を知っている奴が政治家になるべきだろう。

 などと思っていたら、実家から持ってきた灯油を入れたストーブが壊れた。
 症状は実家と同じく、灯油が入っているのに給油サインがついて消えてしまうというものだ。ネットで少し調べてみると、どうも水が混入したり変質灯油を使うと起こる現象らしいと判った。変質はしていないので、残るは水の混入である。明日にでも中を調べてみよう。


2010年05月13日(木) 食べて良し

 会社で頼まれたので、県庁方面へ出かける。労働災害防止安全週間のポスターを買うためだ。
 毎年買わされているのだが、いつもデザインがつまらない。デザインに金がかかっていないから当然なのだが、複数枚数買わなければならないこちらとしては、駄作を何枚も買うのはたまらないのである。
 だが今回は珍しく、ちょっと良さげなポスターがあった。イルカである。
 これを見た瞬間、「愛でて良し、食べて良しのイルカのポスターを目立つ所に貼ろう」と決めたのだった。そして「愛でて良し、食べて良し」を普及させようと思ってみたりする。
 なにせ私は静岡にいた時、イルカを食べた事がある。あちらの田舎では別に異常な事ではなく、ごく普通にクジラを食べるのと変わらないのである。そして味もクジラと同じだった。まあクジラと同じというのは、我々の世代ではそれほど美味しいものではないという事になるが、料理次第だから「愛でて良し、食べて良し」で良いのである。

 帰りに近くにある中古屋で、エイジアの「ファースト」とジェネシスの「フォックストロット」を買う。安かったからなんとなく買ってしまったのだが、先日買った「オメガ」と比較したいというのもあったのだ。実はエイジアのオリジナルは持っていないと先日気がついてしまったので、やはりファーストくらいは押さえておいてもバチは当たるまい。

 夜は母親の入院している病院へ行く。退院に向けて色々と準備があるからだ。
 だが出かける前にファンヒーターのストーブが作動しない事に気がついたので、それも教えておく。灯油がフルで入っているのに給油マークが出てすぐに止まってしまうのだ。これは後で原因を調べないといけない。

 帰ってからニュースを見たら、「ヤワラちゃん」こと谷亮子までが参院比例区で民主党から立候補するという。金で動いたか? そもそもオリンピックでメダルを狙おうという者が議員と二足のわらじなど、不可能である。どちらかを軽く見ているとしか思えないが、この場合は政治を軽く見ているのだろう。だがそんな事では困る。特に民主党の議席確保のためだけに出るのだろうから、迷惑である。ハッキリ言うが見損なった。だから敬称は付けない。
 その点、Qちゃんこと高橋尚子氏は、スポーツをきちんと行なうためだと明言して出馬要請を断っている。これは当然と言えば当然なのだが、その当然を行わない人がいる以上、政治というものをきちんと理解している彼女の方が完璧に大人だと判る。

 しかし政治的に無能な人間が選挙に出過ぎるが、それに票を入れる方もどうかしている。それは自分も政治的には完全に無能だと宣言している事になる。そして最終的には日本をダメにしてしまうのだが。


2010年05月12日(水) 認定作業

 父親の介護認定のために、区役所から係員が来る。

 これは年に一度、役所から係員が来て、介護認定のレヴェルを再確認する作業だ。と言う訳で、午後に会社を抜け出して実家へ戻り、対応する。
 前回は派親が対応しているので、実はなにをどうするのか全然判らなかったのだが、とりあえず向こうの言う事に答えておく。
 そしてきっちり1時間色々と話をしていったが、やはり介護認定が1ランク上がるかも知れない。まあ上がれば補助などでいくらか便利にはなるが、そもそもランク付けが必要な状況になっているのが問題なのである。

 今日は夕方から、妹が仙台に来るので、多少は楽になるなぁ。


2010年05月11日(火) 退院近し

 母の退院予定が今度の土曜日になった、らしい。実に急な動きだ。
 どうも病院の本音は、仙台で待ち時間が長くなっている手術患者を多賀城へ押しつけられているから、なるべく現状の入院患者をさっさと退院させて、ベッドを空けたいらしい。まあ経営者としての気持ちは判るが、やはり入院している当人とその家族にしてみれは不安はある。だが出ろと言うのであるから、仕方がない。

 ところで。
 昨夜、NHKでやっていた「こころの遺伝子」なる番組は、伊藤四郎と三宅裕司だった。これがかなり面白い内容だった。以前から、伊藤四郎のギャグの基本はアドリブにはないと判っていたが、それが純粋な間の取り方に重点を置いていたとは気がつかなかったのである。稽古する時にセリフは一字一句変えず、間の取り方だけを変えて、それで一番面白い間の取り方を採用していたのだというから、なかなか凄い。
 確かにモンティ・パイソンでもそういう傾向はあって、間の取り方がかなり重要なスケッチも多い。これがうまく働くと、本当に笑えるのだが、それはつまり演技自体も重要なファクターであるという事に他ならない。だから今の若い芸人はつまらないのだし、間の取り方が上手い芸人は、役者としても活躍できるのだ。

 ちなみに三宅裕司は、伊東四朗を中心とした「伊東四朗劇団」を運営しているのだが、どうしても伊東四朗が参加できない時は「熱海五郎劇団」というネーミングに変えるのだという。これも笑えるネタだ。
 こうして色々と発見のあった、楽しい内容だった。

 ただし司会をしている西田敏行は、役に立たないと感じた。邪魔なのである。人情話など必要はないのだ。この辺はNHKの馬鹿さ加減の表れだろうから仕方がないか。


2010年05月10日(月) 勉強不足で手遅れだ

 ニュースを見ていたら、「政府は9日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題で、普天間を含む沖縄県全体の米軍訓練を全国の自衛隊基地などに分散移転させる方向で調整に入った。既に固めた県内移設案などと併せ、パッケージで沖縄の負担軽減を図ることで、地元の理解を得たい考えだ。10日に鳩山由紀夫首相と岡田克也外相、北沢俊美防衛相らによる関係閣僚会議を開き、政府案の詰めを行う。」などというふざけた記事があった。もちろんふざけているのは、その内容自体の事である。

 元々民主党は軍事に関する政治的知識は限りなくゼロに近いというのは昔から常識だった。彼らは「戦争には絶対反対である。だから勉強しない」という実に頭のネジが外れた思考なのである。そんな彼らが政権を取ってしまったからとんでもない事になっている。普通これだけ重要な外交事案は、政権交代時の引き継ぎ事項に必ず盛り込まれているのだが、多分鳩山君は何も考えずに、書類にハンコを押したのではないだろうか。それがどんな事態になるのか想像すら出来ずに。

 現在、アメリカのアジアに対する政治的対応は、もう中国と北朝鮮を中心に考えられている。それはつまり軍事的にも様々なパターンを考慮しており、当然その中には北朝鮮や中国の軍事的暴走も念頭に入っているはずだ。どこの国でも平和時の軍事参謀の仕事とはそういうもので、そこまで考慮しておかないと、いざというときに全く動けないし、そうなっては何もかもが手遅れになるのだ(そういう事態が起こらなければ、その仕事自体が闇の中に消えていくのも軍事参謀の宿命である)。
 だからアメリカ政府としては何かが起こりそうになった時は、それが戦争になる前に火消しをする必要があり、海兵隊はそのために存在する。そうした任務の性格上、海兵隊はアメリカ大統領が議会の承認を得ずに動かせる唯一の軍となっているし、当然ながら世界中に素早く展開する必要がある。だからこそ、その訓練内容も全軍の中で一番厳しく、しかも毎日行われている。 
 つまりアメリカとしては、海兵隊を分散する事は絶対に避けたいのである。それが鳩山君は判っていなかった。だからここまで普天間問題はこじれてしまい、白紙に戻ったのである。

 以前から言われている通り、民主党は外交というものが何も判っていないが、このままでは日本がメチャクチャになるだけだ。


2010年05月09日(日) 見てばっかり

 午前中は父親を連れて、母親の入院先へ行く。
 しかし外科の病室は、実に賑やかである。基本的に寝たきりの人は少ないから、みんなヒマなのである。もうお茶やお菓子を持ってあちこちの病室をうろうろしている。今日はたまたまスポンジケーキを持っていた人から、父親の分と一緒にと2個ももらってしまった。ちょっと持てあますが、入院している人たちは要らなく太るのではないかと心配になる。
 実際、うちの母親など食べきれなくて困っているのだという。確かにもらった人の目の前では捨てられないからなぁ。

 午後に戻ってから、実家で「大魔神怒る」を見る。
 やはり1作目と同じく、水戸黄門パターンである。こうしてみると、当時は3作あたりがシリーズの限界だったのだと判る。お金を払う映画では、観客が簡単に飽きてしまうだろうし、それでは集客は望めない。かといって斬新な内容では大魔神ではなくなってしまう恐れがある。難しいものだ。

 見終わって、そのままNHK教育の「ハーバード白熱教室」を見たら、これがかなり面白かった。こういう授業なら、カントもある程度理解できそうだと思わせるあたりが流石である。
 もちろん今また「純粋理性批判」を読んだところで固くなった頭では読む事自体が大変だろうし、そもそもいまさら理解できるとは思わないが、理解できそうだと思えば調べるのも楽しくなるのが勉強というものだろう。少なくとも解説暑くらいは読みたくなったのも事実だ。そういうちょっとしたきっかけが大切なのである。
 残念ながら途中で色々と邪魔が入ったためきちんと見られなかったが、欧米のキリスト教において他殺と自殺が同義な哲学的理由がなんとなく判りそうな気がした。この辺はあとで検証したいが、本で判るかどうか、疑問ではある。
 いずれ再放送があったら、録画してゆっくり見たい番組だ。


2010年05月08日(土) ちょっと写真撮影

 今日は粗仕事で出社。とても面倒である。

 そんな昼休みに、会社の女の子3人の写真を撮る。場所は会社のすぐ隣の公園である。時間にして30ほどだったが…。
 中の1人が何かに応募するらしく、浴衣姿で撮ってくれと言うので、他の二人はついでらしい。それは構わないが、浴衣というのはスタイルを隠すから、あまり応募写真には向かないような気がする。とりあえず本人の希望だから別に良いか。
 それにそこそこの写真を撮る自信はあったから、別に構わないのである。

 しかしEOS 7Dを買った時、本体価格が高かったので外付けストロボは買っていないのだが、やはりポートレートには必需品だ。今回は内臓ストロボを利用したが、どうしても光量が足りない上にバウンスができないから、かなり不便なのである。とにかく屋外での撮影にストロボがないと、顔の影を消す事が出来ないのである。私の場合、晴天でも普通は逆光で撮るので、その段階でストロボが必要になるし、周囲の状況によってはバウンスさせた方が綺麗になる。この辺はいろいろと経験値があるのだが、とにかく外付けのストロボがないことには全く話にならないと痛感したのだった。
 以前、八戸にいた頃に撮っていた時は、まがりなりにも純正の外付けストロボをバウンスで利用していたので、結構綺麗に撮れたものである。バウンスの効果が実感できると、ストレートには使わなくなる。元々結婚式などでもストロボは使わなかったのだが、光は反射させて使うとなかなか面白くなる。

 いずれ室内で撮る時には確実にバウンスが必要になるから、外付けストロボは近いうちに買わなくてはならなくなる。何も純正である必要はないから、今から候補を絞っておいた方が良さそうだ。
 出来れば180度後ろを向くタイプが欲しいのだが、まあ価格との相談だろう。価格が高くなる最大の要因は光量だから、あまり安いと外では使いにくいのも事実で、なかなか悩ましいところだ。


2010年05月07日(金) 「弾痕」も良い

 なんだかんだで、結局のところ連休中は、実家の用事で何もしないで終わってしまった感じである。

 そんな休み中に佐藤慶氏が亡くなったが、昨夜はとりあえず手元にあってすぐに見られる作品として「弾痕」を見た訳である。
 やはりこれと「狙撃」は、細かい部分の雰囲気が良い。神は細部に宿る、という奴だ。特に私のような者にとって銃器関係のシーンは楽しめるのだが、佐藤慶氏については、P38のマガジン・チェンジのシーンが良い。最近の銃はマガジン・チェンジの為にリリースする時はマガジン。キャッチ・ボタンを押せばマガジンは下へと落ちる。だがP38のマガジンは、グリップの下にあるマガジン・キャッチを動かさないと外せないし、そのままマガジンを引き下げないと外れない。つまり抜いた後にマガジンを捨てる動作が必要になるのだ。佐藤慶氏はこの辺の動作がなかなかかっこ良いのである。

 私はマガジン・チェンジやスライドを引くシーンが好きなので、映画でこれらが自然に行われるとそれだけで嬉しくなる。もちろん本当はエジェクション・ポートからカートが飛ぶシーンが一番好きなのだが、映画としては理由もなくそれだけを強調する訳にもいかないので、我慢するしかないが、いずれ銃器というのは、役者の演技によってとても映える物なのだ。

 ちなみに「狙撃」と「弾痕」は、7月にDVDが出る事が決まったようだ。やはりここは買うべきだろうなぁ。

 などとアマゾンを見ていたら、なんと「シベールの日曜日」が6月に発売されるとあった。全然知らなかったが、まずはこれも買わなければいけない。ずいぶん長いこと待たされた作品だが、長生きはするものだ。


2010年05月06日(木) 休みも終わる

 とりあえず通常の出勤である。実にかったるい。
 5月にこんな連休を作るから5月病なんてのが定着するんじゃなかろうか。しかも会社に行くと、ほとんどの奴らにやる気がない。だったら会社に来るなよ。

 夜は、久々にまっちゃんから電話があった。
 体調も趣味も相変わらずのようで、何よりだ。そろそろみんな体調の方が心配な年頃である。趣味に関しては、好き者ばかりなのであまり心配はしていないが…。
 ちなみに今日は某所で「謎の円盤UFO」の中古DVDセットを見つけたとの事だ。こういう所もマメに活動しているようだ。ただし見つけたのはボックス二つで三万円を越えるものだという。これではまだ高いと感じる。いや、何も持っていなければそう高い買い物ではないかも知れないが、そもそも私はLDのボックス・セットを持っているので、あえてDVDで買う必要性が乏しいのだ。つまり感覚としては高いのである。
 まあこの作品は大好きなので、本当はDVDで欲しいのだが。
 とにかく、近いうちに遊びに行く約束をして電話を切るのだった。

 その後「弾痕」を見る。詳細は後日。


2010年05月05日(水) 連休最後

 母親の一泊外出2日目。世間一般ではこどもの日、らしい。
 両親と一緒に、5人でプラザホテルで昼食となった。やはり病院食が2ヶ月も続いたからたまには豪華な物が食べたくなるのだろう。とりあえず15階にある鉄板焼きの「メープル」に行く。ここは2回目なのだが、目の前でシェフが全て調理して出してくれるので、見ていてなかなか面白い。当然、安くはないが…。
 ちなみに少し早く着いたが、さすがはホテル、フロントでちゃんと空き具合を確認して席を予約してくれた。あとは呼ばれるまでロビーで待機していればよい。価格が高い場所では、こういう気配りが心地よいのである。

 18時から病院に戻る準備をして、30分前に出かける。
 以前は知らなかったが、遅れる時はナース・ステーションに電話連絡をすれば構わないのだそうだ。要は今どこにいるのかが判れば良いのである。確かにあの病院に行くルートは休みには混雑するから渋滞で遅れる事も考えられるし、私はそれを見込んで早く出るが、そうでない人も多いのだろう。

 実家に戻ってから「大魔人」を見る。
 フォーマットは特撮版水戸黄門である。それ以上でも以下でもないストーリーと演出だ。日本初の特撮時代劇というふれ込みだったが、内容的には単なる時代劇と変わらない。こうなると大魔神3部作は年をとって感覚が鈍くなった元特撮ファンにこそ受けるのかも知れない。いや、テレビシリーズとして水戸黄門と全く同じフォーマットでのシリーズ化でも、案外高視聴率を稼いで良いのかも知れない。


2010年05月04日(火) ちょっと買い物

 一昨日に続いて、母親の一泊退院なので朝から病院へ行く。明日の19時までに病院へ戻るというパターンになる。
 結局のところ連休中は先生が休みで、さらにリハビリも休みとあっては、病院にいる意味がないのである。特に外科で退院が近いと言う事は、かなりヒマになってしまうのだから、なるべく外出した方が良いと言う事になる。この辺が、内科などの病室とは完全に異なる部分だ。

 午後はちょっと駅前に出る。
 探していた斉藤光政による『偽書「東日流(つがる)外三郡誌」事件』があっさりと見つかったので購入。著者は東奥日報の記者で、あの話題になっていた「東日流外三郡誌」が戦後最大の偽書だったと判明するきっかけを作った人だ。たまに記事を読んでいたが、最後はかなり感動的だった。とにかくへたな推理小説を読むよりも刺激的である。
 意外に感じるかも知れないが、東奥日報というのは中央紙に負けない立派なレポートが結構あるのだ。三沢基地にはかつて核があったというあの記事も、やはり刺激的だった。もちろん当時の世界情勢と軍事組織の運用を考えれば、核がなかったと考える方がどうかしている程に自明の理ではあるのだが、それを地道に検証するというのはトンでもなく大変な仕事だったはずだ。

 ところで実家に置いてあったDVDプレイヤーの挙動がおかしくなってきた。最新DVDソフトの読み取りがうまくいかなくなったり、そもそも読み取り時に異音がするようになってきたのである。
 この機械はDVDプレイヤーとしてはかなり初期の物で、まだDVD-R等という概念がなかった頃の機械だ。元々はモンティ・パイソンのボックスを買ってそれを見るという目的のためだけに買ったので当時は良かったが、今ではあまりにも使えなくなってきたのである。
 と言うわけで、とりあえずヨドバシでパイオニアのDVDプレイヤーを購入する。7,000円ほどだが、パイオニアのこのシリーズは思ったより使える機械なのである。


2010年05月03日(月) ちまちまと連休中

 世間は連休中である。でもこちらに連休という感じは全然ない。
 とりあえず父親を1人にしておく訳にもいかないので、実家とアパートを行き来する。

 そんな中で久々に「リベリオン」と「ウルトラヴァイオレット」を見る。
 「リベリオン」は、GUN-KATAという驚異のアクションが何度見ても素晴らしいと思うが、やはりB級映画として非常に良く出来ているからアクションが映えるのである。何事も基本が大事なのだ。そして「ウルトラヴァイオレット」は、どうしても映画としては今ひとつの部分もあるが、やはりGUN-KATAを発展させようという意欲が見てとれるので、アクション・シーンは素晴らしい。ただ問題なのはデジタル・カメラでの撮影が上手く機能せず、画面が荒くなってしまい、「リベリオン」との画面の整合性が崩れてしまっている。これは非常に惜しまれる。監督はフィルムで撮りたかったらしいので、やはり非常に惜しまれる部分だ。

 そしてこちらも久々だが、川井憲次版「修羅雪姫」のサントラを聞く。これを入手した時は八戸在住だったので、扱っているルートがなく、CD入手には非常に苦労したのだ。最終的にはショップから版元へ直接注文という形を取ってようやく入手したので、なかなか思い入れも深くなろうというものだ。いすれオープニングは川井節で、映画のシーン共々燃えるのである。

 日中、いわさきさんから電話。色々と楽しく話をする。やはりそろそろどこかで会って、ESIFCONの話などをしたいものである(そこかい、という突っ込みが来そうだが)。夜は日記の更新をしてタイム・アップ。実家へ移動する。

 なおネットで知ったが、神林長平の「狐と踊れ(新版)」というのが文庫で出ていたが、これは単行本未収録篇(SFマガジン掲載以外の短編だ)を入れて再編集したものなのだそうだ。道理で以前のよりも厚いはずである。と言う訳で、今回も買わなくてはいけないのだった。


2010年05月02日(日) 世間は連休である

 うちの会社は、今日から連休である。世間一般が週休2日と言うわけではないのだが、ニュースでは必ず土曜日は休み扱いだ。ふざけている。

 今日は母親の一日帰宅なので、朝から病院へ行く。
 夜は19時までに病院へ戻らなければならないので、色々と用事を片付けたりしなければならないため、何かと慌しい。とりあえずは町中に出て、必要な物の買出しである。特に病院内で履くシューズは、軽い物が必要なので藤崎まで行く。面倒なので、ほぼここで済ませてしまう事にした。
 午後には少し脚がむくんできたようだが、これだから退院の日程は簡単には決められないのである。

 夜に病院まで送っていき、途中でもう出ていたジャンプSQの「クレイモア」を立ち読みする。
 しかしプリシアの記憶が戻ってしまったが、この状態では誰も太刀打ちできない。そうなるとそろそろミリアたちが登場して集団戦にしないと、簡単に全滅だろう。というかこの状態では、どうやってもクレアたちに勝ち目はないのだ。とにかくここまでで七人のキャラクターは全て立派に成長したので、あとは集団戦をどう持っていくか、作者のお手並み拝見である。
 ページの最後にひっそりと、来月には単行本が出るというアナウンスがあった。さて、どこまでが載るのだろうか。楽しみである。


2010年05月01日(土) 最近見かけない

 ディアゴスティーニ版DVDの「宇宙大戦争」購入。
 この映画のX15を利用した宇宙艇の戦闘シーンは、乱舞する光線が明らかにスター・ウォーズに影響を与えている。雰囲気がそっくりなのである。いずれ怪獣の出てこない、あるいは怪獣がメインではない東宝特撮映画は、やはり独特の味があって楽しめる。早く「世界大戦争」が欲しいところだ。

 だが最近はこのシリーズを書店であまり見かけなくなった。数枚欲しいのがあるので、もう少し置いて欲しいと思うのだが。ちなみに次回は5月11日に「フランケンシュタイ対バラゴン」である。これも買っておきたい。

 買った時に「丸」も立ち読みする。フランカー・シリーズの小特集だったのだ。
 しかしフランカー・シリーズの最新型からはカナードがなくなっているというのは知らなかった。高性能化に伴い、不要になっていたという事だ。それはそれで凄い。
 そして現用戦闘機としては、同シリーズで進化し続けている唯一の機体かも知れない。


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