どんぐり1号のときどき日記
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今日は早く帰ってきたのだが、それでも21時は過ぎているあたり、この会社は異常であろう。
そんな帰宅途中でGUN誌を買う。 読んでみると、「編集部からのお知らせ」に、来月から付録のDVDがなくなるとの記述があった。万引きや破損もあるのだろうが、やはり毎月映像ソースを見つけて作るのがかなり大変だというのが本音ではないのだろうか。 むしろこれを機に不定期にした方が、よりマニアックな濃い内容になっていいのかもしれない。
ついでに電撃ホビーマガジンを買う。この雑誌は本当に見るところがないので買いたくはないのだが、ゼロエックス復刻計画の第二弾が載っているので、仕方なく、である。 あとはメーサー殺獣光線車の情報も、本当にちょっとだが載っていた。いずれこの辺の事は、2月25日に立ち読みした記憶で書いてあるから、そのままだ。
しかしこの手の雑誌にはマンガが連載される事が多く、普通はつまらないので読む事もないため全然気がつかなかったのだが、なんと八房龍之介氏の連載が載っていたのである。 ただしスパロボ系なので今ひとつ面白くないし、読者も若年層が想定されるので、いつもの彼からすれは大甘の出来だ。さすがにこれだけを読むために買おうという気にはならないのだった。実に惜しい。この人なら大人の鑑賞に耐える内容で描けるのに。 でももし板橋しゅうほうなんかが連載を始めたら、これだけで買ってしまいそうだなぁ。
またも急ぎの仕事で、0時まで会社にいたのだった。いい加減集中力がなくなったので退散したのだった。
そして突然だが、久々にまとりさんのところの掲示板を読み返してしまった。 いつから私が書き込み始めたのかといえば、2004年である。攻殻機動隊のタチコマについてのネタからだったと思うが、そのあたりが消えているので、はっきりとは判らない。 しかし我ながらマトモな事を書いていたものだと感心する。好きこそものの哀れなりけり、だ。
でも改めて自分の日記なんかを読み返すと、最近は書く内容がどんどんつまらなくなっているような気が…。ヤヴァいと感じてしまう今日この頃なのであった。 やはり日記というからには、毎日書いていれば波もありそうだと想像がつくが、実は作家と同じでピークがあるのかもしれない。 そう考えると、なんだか寂しいものがあるなぁ…。
そして再読し始めたブロックの「アーカム計画」は、かなり面白くて困ってしまう。寝る時間がますますなくなってしまうではないか。
円楽がついに噺家を引退するそうだ。 小学校の頃から笑点を見てきたから、随分経つ訳で、やはり感慨深いものがある。脳梗塞後に復帰したが、やはりろれつが回らなくなり、これは噺家として恥ずかしいとの思いで勇退するのだから、まずは一流の噺家らしい潔さといっていいだろう(でも根本的に、この人の落語自体はあまりきちんと聞いた事がないのだった)。
割と早く死ぬ人も多かったこの業界で、むしろ今まで第一線で活躍した事だけでも、いい人生だと言えるのではないだろうか。
そして今日も急ぎの仕事で0時の帰宅である。 遅くなるのは判っていたので、子どんぐりに実家へ電話させる。今日は実家の母親の誕生日なのである。まあ何かするにしても受験後だと話してあるから、後で色々考えよう。
ちょっと本屋へ行って立ち読みしたら、「メーサー殺獣光線車」は6月発売予定になったという記事があった。思ったよりは早い発売だ。 気になるお値段だが、予定価格15,000円強というところだ。LEDを使用した発光ギミック付きでこの価格に抑えるとは頑張ったとは思うが、やはり10,000円位にして2台買えるようにして欲しかったと思うのは私だけではなく、全国1,000万人のファンが望んでいる事だろう。 この超兵器は、2台あるところがいかにも兵器なのである。映画の中では複数で運用するというところが現実の兵器を連想させ、説得力を持たせる一端となっているのだ。
そして先月から注目している「ゼロエックス号復刻作戦」は、どうも当時のオリジナルにこだわる方向で進み始めたようだが、やはりゼンマイ部分が最大のネックで、コストに折り合うような価格での製作が難しいようである。結局は日本も中国も、仕事として玩具用小型ゼンマイを製造しているメーカーは皆無だと判明したという事だ(さらに団塊の世代の大量定年で、ゼンマイの技術そのものが失われようとしているらしい)。
だが私としては、当初バンダイ側が提示したディスプレイ・モデル案で構わなかったと思っている。 特にバンダイが示した「胴体を2プロック延長するパーツを付ける」という案には、無条件で賛成する。これを提案したというだけで、現在のバンダイはガンダムとヤマトだけのメーカーではなく、まだまだ模型メーカーとしてのセンスがあると私は判断する。逆に、この案を一蹴した某サンダーバード研究家には落胆してしまった。
ちなみに私は、サンダーバードをNHKの初回放映で見て、プラモデルはゼロエックスも含めて全て作ったし、今でも番組は好きだしプラモも好きである。 だが当時の復刻が事実上不可能であり、どうしても価格が上がってしまうのであれば、復刻にこだわる事はないと考える。私はあの世界のメカが好きでプラモを作ったのであり、リアルであればあるほど嬉しいのである。復刻版が10,000円を超えるようでは、やはり私には買えない。当時のファンのかなりの人も同じではないだろうか。 そもそも今更大金を出して、モーターで走らせようなどと誰が考えるのか。某サンダーバード研究家だって、入手したモデルを組み立てていないし、当然走らせてはいない。ある程度高くなるとそんなものだろう。 やはり組み立てられる価格設定をして欲しいと思うし、そういう意味でバンダイ側の当初提案が一番理にかなっているのだが…。
歯医者の後、会社に行き、パソコン関係の移動を行う。 来週、会社内部で一部の人の席の移動があるからなのだが、だったらついこの間の移動の時にやれば良かったのであり、本当に思いつきだけで動く会社だ。 結局いつもの事ながら、無駄なタダ働きである。
そして夕方、久々に床屋。 今日は全然客がいなかったが、なんでもイヴェントや大型店舗の開店などがあると、とたんに客が少なくなるのだそうだ(今日は風が強く寒いという事もあるのだろうが)。 確かに昨日から駅前のヤマダ電器が開店となったし、今日から名取のショッピング・センターがブレ開店である。どちらもそれなりに人が行きそうだ。個人的には名取の方にワーナー・マイカルのシネコンができるのが注目である。 しかし名取近辺は、それでなくとも道路が混むところなのに、こんなのが出来たら動かなくなるのではないだろうか。これでは当分近寄れないではないか。 という事は、映画を観に行けないという事でもあるか。
そして、とり・みきの「街角のオジギビト」を買う。 今回彼のマンガはなく、純粋に路上観察のトマソンから派生したオジギビトの報告書である。良くまあ続くものだと感心する。買う方も買う方だが…。
そして突然だが、ロバート・ブロックの「アーカム計画」を再読する。 これは出てすぐに買ったから、1988年の冬の事である。もう20年近く前の話だ。それでも読み始めると面白いのは、さすがロバート・ブロックである。 ちなみに「アーカム計画」は、アプトンが描いた絵である「ピックマンのモデル」が見つかる、というところから始まる。つまり判る人にはすぐ判るが、ラヴクラフトが書いた話は実際にあった事ではないのか、という内容である。 クトゥルー神話をベースにした話は今でこそありふれているが、当時としてはあまりなかったし、そもそもこういうテーマでのものがなかった。 いずれ小説自体が良く出来ているので、ラヴクラフトのファンは読んで損はないだろう。
首都高で大型トレーラーが単独事故を起こしたというニュースがあった。 これは一歩間違えば大惨事になるところだが、幸いな事に運転手が死んだだけで済んだ訳だ。まあ自業自得だし、以後同じ運転手による事故はないと考えれば不幸中の幸いだろう。
こういう大型車輌というのは、普通の車と違って簡単に曲がったり止まったり出来ない。重量が重いのだから当然なのだが、そういう事を認識していないトラックの運転手というのは、バカ以下である。そして、そもそもトラックの運転手とはそうした輩が非常に多いのも事実だ。何故そういうバカに免許を交付するのか、不思議である(とか言いつつ別に不思議でも何でもないのだが、それは長くなるからまた別の機会に)。
こういうはた迷惑な事故を起こしても、本人が死んだから「さん」付けにしているが、酒酔い運転と同じで犯罪者だという事を認識してもらいたいものだ。 とにかく大型車輌の運転手にまともな人間はあまりいないと認識していないと、こちらの身が危険だ。バスだろうがトラックだろうが、気をつけて見ていればまともではない走りをしている輩が多いのが良く判るはずだ。 そしてそんな大型車輌にぶつけられたら、死ぬのはこちらである。彼らは自分が安全だと思っているから、とんでもない運転をしているのである。そういう運転手がどれだけムダに被害者を殺してきたか、それを考えれば大型車輌の事故を起こした運転手を責めるのは、当然の事なのだ。とにかく普通の車と違って、被害者の死亡する可能性が非常に高いのだから。
結局、警察から交通に関する部分は切り離す必要があるのかもしれない。ただし民間に委託すると、運輸・交通関係を業務としている会社が名乗りを挙げて、さらに無法地帯になりそうだが。
最近、この日記に検索で来る人が飛躍的に多くなった。昨日など検索だけで30件である。常連はほぼ1桁なのだが…。 ただこの検索もほとんどが商品名から来ている。これは商品で検索した場合、ヒットするほとんどがショップだからなのだろうと想像がつく。そんな中に日記がぽつんとあるのでついつい覗いてしまう、という程度の事だろう。 もちろん心情として良く判る。欲しいと思う商品の評価が知りたい場合、ショップの情報はあまりあてにならない。売るためには基本的に褒める事しかしないからで、こういう時に頼りになるのが個人の日記である。 ただしこれも鵜呑みにすると危険なのは当然で、やはり最後は本人のセンスと勘がものをいうのだ。だから初めて見る人の意見はすぐに信用せず、しばらく様子を見る必要性が出てくるのだ。
こんな私の日記が人の役に立っているとは思えないが、それでも暇つぶし程度にはなっているかもしれない。 現在の私の心境では、人を楽しませようと思っても、そんな内容ではそうそう書けない。転勤してからというもの、書きたい事を書いているとは言え、時間がないので内容を推敲するところまで出来ないのだ。 もっとも、ある程度とはいえ書きたい事を書けるというのは、意外と楽しかったりするのである。だから続いていると言えるのかも知れない。
今日は映画秘宝を買うために、21時に帰る。 近所の本屋は、本屋のくせにろくに本を置いていないのだが、映画秘宝とCAPAとGUNは置いてあるのだ。かなり片手落ちなラインナップではあるが、文字通り「ないよりマシ」なのである(というか、だんだん置いてある雑誌の種類が少なくなっている…)。一応22時までやっているのが便利といえば便利ではある。
今月もなかなか恥ずかしい表紙の「映画秘宝」だが、今月で「裁くのは俺たちだ!」が終了である。こういうバカバカしくも本質を突いた対談というのは大好きなので、終わってしまうと買う価値が半減してしまう(ロッキンオンの渋松対談のようだな)。 基本的に映画のネタバレも大好きだし、それを元にした批評が好きだ。逆にネタバレされたから怒るという心境がまったく理解できない。それではまともな批評などできるはずがないからだ。映画公開直後ならともかく、1年以上経っているものまでネタバレ禁止などというのは、無意味だろう。 ネタバレは、特撮の裏や手品のタネを知っていても、その作品なりマジシャンのテクニックが素晴らしければ、何も問題はないのと同じである。特に手品は、タネを知っていても一流のマジシャンのテクニックは素晴らしいので、やはり感動するものなのだ。 そういう裏を知るという行為に対して「夢がない」などという戯言を吐くのは、やはり考えるという事を放棄しているし、人類として進歩がないという事になると思うのだが。
それはともかく、帰宅すると「謎の円盤UFO・アルティメット・コレクション」が届いていた。 半分は以前出ていた食玩で、実はこのシリーズすべてを持っている(しかも複数)のだが、新作があるので、やむなく一番安いところで予約していたのである。なにせ定価でほぼ10,000円である(おつりは25円…)。こんなもの、定価で買える訳もない。
しかし前回のサンダーバードの時と同じで、相変わらず箱が巨大である。というか、巨大すぎる。ムダに巨大であると言ってもいい。もうちょっとなんとかして欲しかった。 そしてその巨大な箱に、シャドーモービルは都合三種類入っているのだが、一番小さいのは、シャドーキャリアに内蔵できるサイズなので、ほとんど米粒サイズである。いや、冗談ではなく。 食玩へのタンポ印刷が一般化したので、車体の裏にお経を書いてあるかもしれない、などと思ってしまう。
いずれ値段を考えると、「謎の円盤UFO」の大ファン以外は買わないだろう。おそらく生産数は少ないだろうが、売れ残って投売り、というパターンかもしれない。安かったらもう一箱欲しいのだがなぁ。
会社で、昨年福島から転勤してきた人と話していたら「冬は子供をつれて良く栗子の栄ちゃんに行っていた」というので非常に驚いた。この栄ちゃんというのは、栗子国際スキー場にあった「栄ちゃん山の家」の事である。
いや、確かに福島市内からすぐにスキー場へ行けるのだから、使っていた人も多かったのも別に不思議ではない。驚く方がどうかしているのだ。 ちなみに現在は建物も無くなっていると教えたら、残念がっていた。やはりそれなりに皆、思い出があるのだろう。 こうしてみると、「栄ちゃん山の家」というのは、自分が考えていたより認知度が高かったのだなぁ。いい事だ。
そして我々にとっても大事な思い出の場所なのである。SFコンヴェンションを夏の間に何度も開催して、皆でいろいろと遊んだのである。だから私の場合、栄ちゃんは夏の風物詩なのだ。 その大切な思い出を作ってくれた正明さんにも感謝、である。
行きたくなかった会社へ、仕方なく行く。 なにせ急ぎの仕事が入ってくる事が判っているし、遅くなるのも判っている。これで喜んで会社に行くのはバカくらいのものだろう。
ところで。 会社の現場管理用に携帯から写真を取り込んで、それを簡単に整理できるソフトを導入するというので、その説明を聞く。 その中で、使える携帯の機種を指定されたのだが、どれもdocomoかauである。ソフトバンクの携帯電話は使用するなと言われたのだ。これには理由があって、メールが時々届かなくなる事故が多いためであり、しかもその原因が全然判らないのだという。 つまりせっかく送った写真が消えてしまう可能性が、他の会社に較べて格段に高いという事なのである。 ネットや携帯メールが日常化した現在でもこうしたトラブルが起こり、なおかつその原因が不明だというのは、やはり問題である。というか致命的だ。
そもそもソフトバンクというのは、かなり綱渡りをして大きくなった会社である。言ってみれば某ライブドアと同じような事をして伸びてきたのだ。違いは今のところ粉飾決算をしていないという、ただそれだけである。 だからいつも何かしらの問題を抱えつつも、なんとか大きくなってきたのだが、そもそも事務処理がヘタな会社である。なにがきっかけで財務上のドラブルを起こすかは判らないのが現実だ。
昔からソフトバンクという会社は、諸手続きがヘタというか、いい加減だったのは有名な話だ。ネットに参入した時の様々なトラブルは聞いた人も多いだろうし、外部の人間を多用したせいで、実際悪質としか言いようのない事も平気でしていたのである。私もそれでテレコムが買収された時にはさっさと解約したくらいだ。 さて、そろそろ携帯も他の会社にしたいなぁ。
2007年02月18日(日) |
正明さんち再襲撃・その2 |
いわさきさんが朝早く帰還。午後から仕事なのだが、昨日も仕事を終えてから来た訳で、大変だったと思う。そしてしばらくして、所用のあるチャウチャウも帰還。二人とも色々なスケジュールを調整して来てくれたのである。本当にありがたい。 でも久々にチャウチャウのイビキは凄かったなぁ。二階の正明さんの部屋まで響いていたそうである。だもんで、皆ちょっと寝不足〜。
起きてから正明さんとダベリング。いつもより少し多めに飲んだが、今日は体調に何の問題もなく起きられたそうで、一安心。これでOB-CONも大丈夫かもしれない。 昼過ぎにチュウジさん起床。でも寝る少し前からの記憶がないそうで、デジカメで写真を撮っていたのすら覚えていなかったそうである。でもデジカメを見て納得していた。
チュウジさんと14時に退去。 仙台に着いてからスタンドに寄り、高速で付着した下回りの塩を洗浄する。高速利用後は毎回やっているが、これをしないと早く錆びてしまうのだ。そして戦いすんで日が暮れた頃に帰宅したのだった。
帰宅後日記を書きながら、改めて昨日ほにゃららした「ラヴ」を聞く。 誰がどう聞いても、絶対にビートルズの新作ではない。むしろジョージ・マーティンと彼の息子のエンジニアとしてのセンスが素晴らしいと思う。そして昨日の第一印象に間違いはないと確信する。
こうして二日間に渡る楽しい時間は終わってしまった。やはり皆、基本的な部分は変わらないとつくづく思う。 あ〜、明日は会社に行きたくないなぁ…。
2007年02月17日(土) |
正明さんち再襲撃・その1 |
午前中は歯医者に行く。毎回1時間近くかかるので、こちらとしても疲れる。
午後から正明さんちへ向かう。正明さんち再襲撃計画を実行するためだ。 途中、チュウジさんを拾い、また福島市内でTAMから名簿の入ったUSBメモリーを受け取る。なんだかスパイ映画のようだ。この後TAMが謎の失踪、チュウジさんも命を狙われる、なんてなったらりっぱなスパイ映画だが、実際にはそんなのはご免だ。でもTAMの実家が福島市内だったとは知らなかった。
正明さんちへ到着後、車の置き場所を確保(要は雪かきである)。すぐにいわさきさんを迎えに福島駅へ向かうが、途中工事だの自然渋滞だので、とにかく時間がかかってしまった。その上帰りに迷ってしまい、到着するまで時間がかかってしまった。
宴会を始めるにあたって、過去のKOMOCONの映像をBGVにする。 ついつい見てしまうが、やはり話が盛り上がる。相変わらずのバカ話と、いつも驚かされるチャウチャウの人脈の記憶で延々話は続くのだった。しかしどう考えても、チャウチャウの腹は大容量記憶装置だ。そうとしてか思えない。これならOB-CONの企画の一つは、「チャウチャウの昔話」で立派に成立するのは間違いない。 これに関して、OB-CONの時に全員に相関図を書いてもらったら面白いのではないか、という話が出た。多分完成したらキング・クリムゾンのファミリー・ツリーのようになるだろう。でもそこから外れていたらなんだか哀しいかもしれないなぁ。
いわさきさん、チュウジさんが寝た後、正明さんの部屋でジョージ・マーティンの「ラヴ」(私としてはビートルズの新作という見方は出来ない)の一部を聞かせてもらった。 リミックス・ヴァージョンとしては予想より素晴らしい出来だと言える。もちろん元の曲が素晴らしいから当然なのかもしれないが、やはりジョージ&ジャイルズ・マーティンという親子の仕事として、非常に優れた作品に仕上がったと断言できる。 バックの音などは徹底的にいじっているのだが、4人の声の音質については、全く変えていない所にこだわりを感じる。もちろんスピードは多少変えてある部分もあるが、基本的にはアナログのままの音を再現している。 しかし「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」は、完全にアンプラグド仕様にしてあり、ここまでイメージが変わるものかと驚いてしまった。
戦果を時系列で記すと、いのじさんが0時頃轟沈(遠方なのに、昨日も今日も仕事なのである)、その直後にチュウジさんが轟沈(翌日、写真を撮った事を覚えておらず、カメラを見て驚愕する)、さとうまさんとチャウチャウ、私の3人は2時30分に沈没。 結果は引き分けだが、1対4の戦いとしては、当方の負けであった(なんのこっちゃ…)。
今日も遅い帰宅。でも昨日よりは早く、23時である。いい加減疲れてしまうぞ。 そして来週も忙しくなる事は目に見えているのだが、どうもその忙しさを上の方は理解していない。KCは努力すれば報われると言っているが、この会社ではそれはないと断言できる。 そんなKCが帰宅途中に会社へ寄って、明日正明さんちへ行く時のお土産を渡してくれた。結構こういうところはマメにやってくれるので、とても嬉しい。
その明日の再襲撃計画実施にあたって、ちまちまと連絡をとりつつ調整。いわさきさんはかなり忙しいのにわざわざ遠方から新幹線などを利用して来てくれるのだ。これまた嬉しい。 ちなみに私は時間がなくて、何も準備できなかったのが哀しい…。
今日は朝が比較的暖かかったのだが、いきなり雪が降り始めた。そうなると寒いのである。 またまた仕事がこみいって、帰宅は0時を回っていたのだった。やはり会社としての運用に大いに問題があるなぁ。
ところで。 ロンドンにバターシー発電所(Battersea Power Station)というものがあった。日本においてはピンク・フロイドの「アニマルズ」のジャケットで有名な、あの煙突が4本ある発電所だ。 実はこの発電所、20年も廃墟同然になっていたというのだという。これは全然知らなかった。 そして現在は再開発計画が進行中で、改修中との事である。つまり複合施設として再開発されているのだそうだ。そして完成後はロンドンを代表とする産業遺産ランドマークとなるという。 こういう開発は日本では数が少ないし成功した例もほとんどない。だがヨーロッパではそれほど珍しい事ではないようだ。まあ文化が違うのである。 実際、イギリスでもいくつかそういう施設があり、それなりにうまく運用されているらしい。 と言う事は、イギリスに言ったら、アビー・ロードとバターシー発電所を見るという観光コースが出来そうだ。実際今でもマニアは、そういうコースを回っているのだから。
今日は全国的にヴァレンタイン・デーなのだそうである。珍しい事に会社でひとつもらってしまったが…。
ところで今朝はかなりの雨が降っていたのだが、Kattaruiさんの日記の写真には雪が積もっていた。やはり泉区は昔の山間部なのだというのが良く判る。 昔は北仙台から向こうは山の中、滅多に行く事はないエリアだったのである。おかげでモデルガンは撃ち放題だったのである(というには問題がある程度には住宅街になっていたが)。
ところでAnimusicというシリーズがあるらしい。と ある人の日記で知って色々と見たが、とあえずこの映像がなかなか楽しい。実際にはまずあり得ないような楽器の演奏だが、なんとなく出来そうな気にさせるあたり、かなり良く出来ている。こういうのがCGIの真骨頂といえるだろう。 http://www.youtube.com/watch?v=KAvPRbh0jmE
そしてもうひとつ。 http://www.youtube.com/watch?v=yr5z2D2i2zs
こちらはどう聞いても「EL&P」をベースに作られているとしか思えない、というか絶対にそうだろ。 こういうのを見ると、一体どういう基準で作られている映像なのだろうと考えてしまう。やはりロック、ポップスというカテゴリーが中心なのだろうか。 いずれこのAnimusicというシリーズ、なかなか丁寧なつくりで面白い映像だ。できればソフトが欲しいが、現在のところまだ日本では扱っていない。こういう時に英語の必要性を大いに感じてしまう。
そして今日も帰りが遅いのだった。
土曜日に2階から1階への引越しをしていたが、実は電源も通信ケーブルも接続していなかったのである。日月で業者が入って工事をして、結局今朝になってようやく接続できたのであった。泥縄である事だよなぁ。 そして当然の如く、トラブル続出だ。おかげで今日も帰宅は23時である。
ところで、米軍三沢基地司令官兼第三五戦闘航空団司令官が交代となった。 前後して、1月にはF16での曲技飛行実施の通達、2月には米軍嘉手納基地の第二七戦闘飛行隊F22部隊の幹部が日本での共同訓練の相手として第三五戦闘航空団を挙げたり、どう考えても司令官交代のセレモニー的要素が強くなっている。 こうなると今年度は、サンダーバーズの来日の可能性があるのかもしれない。その点だけはちょっと期待してしまう。
そもそも三沢のF16部隊は、アジアや中近東への実戦配備部隊である。今回のイラク戦争へも戦闘参加しており、今年の1月にも陸軍の支援のために地上への攻撃を実施している。 つまり日本国内の米軍基地の中でも経験値の高いかなりのベテラン部隊であり、緊急時の戦闘部隊としても超一流なのである(だから核を配備していないと考える方がどうかしているし、実際に冷戦時には核があったというのは東奥日報が地道な調査で調べあげたのである。理想と現実は、こと軍隊に関してはギャップが大きすぎるのだ)。 もともと三沢の基地司令官交代時には、かなり大掛かりなセレモニーが行われる可能性が高く、直接セレモニーがなくとも、軍として内外にその存在感をアピールするための行事があったりするが、やはり大がかりな演習を行うのが一番なのである。
まあそうなると事故の件数は増えるだろうが(単純に飛行件数が増えるからで、飛行時間あたりの事故の確率はそう変わらない)、ここしばらくのF16の墜落件数はほぼ年に一機だ。これは墜落事故が頻繁に起きては、さすがに部隊の士気ひいては米軍内の信用にかかわるので、墜落した後は事のほか注意するためしばらくは墜落しなくなるためで、決して三沢の住民に配慮して減らしている訳ではない。軍隊とはそうしたものだ。
ちなみに三沢のF16は、高速低空侵入を行う部隊である。従って三沢近辺で見ていても判るが、そのための訓練を重点的に行っている。つまり墜落するのも当然な機動をしているのであり、それゆえ実戦では落ちないし、そもそもがそのための訓練である。 日本人は訓練で墜落すると大騒ぎするが、騒ぐ論点がずれている事が圧倒的に多い。実戦で落ちないための訓練であり(効果的に相手を制圧するためには、墜落などしていらけない)、訓練で落ちればそれを教訓として生かすのが本当の訓練なのだ。死ぬかも知れない訓練をするのが軍隊という物なのである。その軍隊を自治体として受け入れている限り、墜落事故を批判するのは本来論点がずれているのだ。
そしてあれだけの機動を行う訓練をして墜落が年に一度というのは、ある意味大したものである。自衛隊が同じ訓練をしたら、年に一体何機墜落する事になるのだろう。もしかしたら使える戦闘機がなくなるかもしれない。
2007年02月12日(月) |
地方都市は田舎である |
子どんぐりが受験予定の公立高校の場所を確認しに行く。 しかし辺鄙な所だ。駅から直線距離では8キロ程度なのに、田んぼの真中で周囲には何もない上に、うちの近所からは直行のバスもない。しかも田んぼの真中の狭い道なのに、思った以上に交通量が多く危険だ。これは天気の悪い時や冬は、もろに風が吹き荒れる環境になるのは確実で、かなり大変だし危険な通学路だ。 まあそんな事は合格してから心配すればいいのだが…。
ところでマルシンから、モデルガンのコルトM1911A1・リミテッド・エディションが出る。 今回は表面仕上げに少しばかり凝っていて、HWの表面を研磨して金属に近い光沢処理にしているのである。しかもグリップに木製の物を二種類用意してある(「ブレイズマイカルタ・ヴァージョン」と「フォックスシルバーマイカルタ・ヴァージョン」)となると、今回は久々に、これはもうちょっと相当に激しく欲しくなるモデルである。 知っている人は知っている(知らない人は当然知らない)が、私はガヴァメントが大好きで、一番好きなのはシリーズ'70、次がナショナルマッチなのである。しかもカスタムよりはノーマルが好きというきわめて平凡な嗜好なので、今回のようなモデルは本当に大歓迎だ。
ただやはり問題は定価で18,690円という値段である。マルシンはこの業界では老舗のため、他社に較べてお買い得感が高いモデルが多いとはいえ、やはり純粋に20,000円近い金額というのは厳しい。 今回はチュウジさんやflintlockさんから価格情報をもらったが、それでも16,000円前後であり、やはり現状ではきついものがあるのは確かだ。
と、悩んでしまうほどに魅力的なモデルなのだった。
昨日の引越し作業のおかげで、今日はさすがに足腰が痛い。運動不足である事だよなぁ…。
つい先日のニュースで見たのだが、音楽産業の某メーカー(コロンビアだったかな?)のトップがいうには、LPとCDでは聞いた時の感動に差が出るので、団塊の世代をターゲットとしてLPの製作を再開するのだという。 今更何をぬかしているのだろう。人間の耳に聞こえないから不要だとしてサンプリング周波数を44.1KHzでカットしたのは、他ならぬ音楽産業のアホウどもではないか。CDが世に出た当時から、聞こえない部分も音楽には重要だと言われ続けてきたのに、それを全否定してきたのも音楽産業だ。
だからサウンド関係者はなんとかしてLPの音に迫るよう努力を続け、現在ではSACDがかなりいいスペックになったし、リマスターの技術のレヴェルアップもあり、ようやくCDの音もかなりの高音質になってきたのだ。疑問に思うなら、同じタイトルのアルバムを1980年代に出たCDとここ2〜3年に出たCDで聴き比べてみるといい。1980年代のCDの音の悪さには呆れるだろう。 だが我々の世代はLPから聞いていたので、当初のCDの音が悪い事は常識だったのである。
結局CDが世に出てからというものLPを全否定してきた連中が、今ごろになって何を語っているのだとしか言いようがない。年をとってかなりボケてきたとみえる。 所詮は「音楽産業」、音楽を文化としては見ていなかったのが良く判る。
去年の同じ時期に、会社の1階から2階への大移動をやったのだが、今日はそれを全部戻したのだった。しばらくするとまた動かす可能性があるが、いずれにせよもう少し計画性が必要だろう。そもそも今日になっても色々と決まっていない事があるし、せっかくセッティングしてもさらに色々と動かして調整するし。 もうここ数日の移動準備の騒ぎで、肉体的にはえらく疲れたが、それ以上に精神的に疲れた…。
全然関係ないが、子どんぐりは去年の夏頃から急に変声期を迎えたようで、本当に半年で一気に声が低くなった。T寺家の息子さんはうちより一つ年下だが変声期は早く、声があまりに違うので、驚くとともに妙におかしかった。 同時に身長もかなり伸びた時期だった。食事量も自分の中学の頃と較べると、桁違いの量を食べている。もっとも私の場合はサッカーをやっていたので、部活終了後は疲れていたし水も飲むので、結局あまり食べられなかったのだ。もう少し食べられたら、多分身長はもうちょっとだけ伸びたのだろうに…、残念である。
そんな今日は、マイク・オールドフィールドの「チューブラーベルズ3」と、ウェットン・ダウンズの「アイコン」を聞いた。 前者は評判があまり良くなかったが、ラストの一曲は名曲だと言っても過言ではない。全体を通して聞くと、この部分で恐ろしいほどに感動するのだ。特にライヴの映像ではそれが倍加されて、鳥肌が立つほどだ。 後者は、そろそろ「アイコン2」を買わないといけないのだが金がないので、買うためのモチベーションとして聞いているのだ。 曲自体は多分平均点だろうし、ジョン・ウェットンはそこそこ作り方が上手いのであまり心配はしていないが、やはり最大の問題は「声がちゃんと出ているか」に尽きる。それだけが心配なのである。
いよいよ沖縄にF22が配備された。 個人的にはトライアルに負けたYF23の方が好きなので、なんとなく気に入らない。なにせYF22だった時のウリであるベクタード・スラスト・ノズルは、結局機体が高騰するためにオミットされてしまい、では何のためのトライアルだったんだ? という事になっているのだ。
元々空軍はあまりに革新的な機体は好まないという傾向があるので、トライアルはYF22の勝ちだろうという予感はあったが、やはり大人の世界は詰まらないと思ってしまうのだった。
しかしニュースでは、配備は北朝鮮への威嚇だというような事を言っているところが多いが、北朝鮮がそんな事で驚異を感じるほど軍事的知性を持っている訳がなかろう。F22が配備されたからと萎縮するような国だと誰が思うというのだろう。 むしろこれは中国に対する威圧と考える方が理にかなっている。北朝鮮を何とかできないなら、自分達で暗殺でも何でもするという意思表示である。そんな事をしたら経済難民が大量に発生する可能性があるので、中国としては金正日の緩やかな政治的亡命をして欲しいのだ。 だからこそ自分達で何とかしろと追い詰められるのである。
昨日は書き忘れたが、子どんぐりの滑り止めはOKだった(というか、滑り止めを落ちるようでは終わっているだろう)。だがどうもこいつはそれで安心しきっているような気がする。私立に行く気か?
関係ないが。 インド南部バンガロールの空軍基地で、国際航空ショー「エアロインディア2007」が開幕されたそうである。まあ通常ならどうという事もないのだが、インド空軍は老朽化したロシア製ミグの後継として126機の多目的戦闘機の購入を検討しており、総額50億ドルの予算規模ともなると、米ロが競って販売合戦をする事になるのは明白だ。 ニュースには「今回の航空ショーでは、アメリカがF16とFA18を、そしてロシアはミグ35を売り込む」と書いてあった。だがミグ35? スホーイのSu-35の間違いではないのだろうか(でもSu-35って量産販売できるような機体だったかな)。 まあ性能と購入後も安心して使えるという意味ではF16を買うのが常識的だが、ロシアの機体は安くて高性能という、非常にコストパフォーマンスに優れたものである。どうなるのかかなり気になってしまう。 だが多目的戦闘機なら、やはりパナビア・トーネードだろう。なにせ元々がマルチ・ロール・コンバット・アエクラフトという名称だったのだ。もっとも可変翼というのがネックで、メンテナンスも手間がかかる。やはりF16が妥当なラインだろう。
そもそもアメリカは現在、インドの工業を推進するべくバックアップをしている。これはアジアにおいて中国が単独で工業を伸ばしては困るからだ。資本社会ではライヴァルがあってこそ、交渉というカードが使える。アメリカは常に自国が最高でなければ気がすまない国なので、中国とインドが対等に産業、工業で競走してくれないと、いざという時に強権発動がしにくい。だからこそ自国の戦闘機を売りたいのだ。 つまりインドをバックアッブする事で、中国を抑えにかかっているのである。
なんて書いていたら、チャウチャウから電話。 17日に正明さんのところへ遊びに行く予定なのだが、どうも排水が出来ない状況らしい。つまり調理が出来ないと言う事だ。こうなると夕食をどうするか、ちょっと問題である。 出来合いの物を用意するのは簡単だが、やはり暖かい物も用意したかったのだ。でもメンツがメンツだから、皆で騒ぐというだけでも楽しいとは思う。 まずは遊びに行く事が第一だろう。
フジが「カノッサの屈辱」をスペシャルでやったと思ったら、どうも「バブルへGO!! タイムマシンはドラム式」の宣伝も兼ねているらしい。いわゆる番宣である。どちらも中心はホイチョイ・プロダクションなので、つまり今年はホイチョイが久々に活動を活発化するという訳だ。バブルの申し子のような集団だが、とりあえずはお手並み拝見である。
そしてホイチョイ・プロダクションの「気まぐれコンセプト クロニクル」も小学館から出ていた。ただし気になるお値段は2,310円也。ちと高い。こんなのより「極楽スキー」を復刻して欲しいと思ってしまう。この本は意外と傑作なのである。 なお、彼らの映像における傑作は「カノッサの屈辱」と「私をスキーに連れてって」に尽きる。これ以外はどうしても標準作でしかない。やはり作り手の熱意がストレートに伝わってくるのはこの2作なのだ。
全然関係ないが、「ネクター」と「エニワンズ・ドーター」を大きな音で聞きたいなぁ。
昨夜はスペシャルとして新たに作られた「カノッサの屈辱」が、なんとこちらでも放映されたので、とりあえずKCに録画してもらう。なにせ現在の住居は、著しく電波状況が悪いので、録画しても見られるかどうか、本当に時の運なのである。しかもなんとか見られるという程度の画質なので困ってしまう。 さて、どの程度の出来なのか、非常に気になってしまうのだった。
帰宅途中、喉飴を買いにコンビニへ寄ったら、1/144現用機コレクションの第5弾「ドラ猫飛行隊」があった。当然F-14の事で、発売がアナウンスされてからちょっと気になっていたのである。 童友社の製品なので、ある程度期待していたのだが、どうも各部の合わせ目が弱い。可変翼だからというだけの問題ではなさそうだ。なにせキャノピー前方という一番目立つノーズ部分のパーティングラインがはっきりと判るようでは、ちょっとガッカリである。 そして機体下面の合わせ目は、もっとすごい。なにせこのまま機首が折れてガウォーク形態になるのではないかと思った程だ。
いずれ主翼は可変ではなく差し替えにして、パーティングラインの処理をもっとキレイにするべきだ。なにせ本物は翼を動かすと角度によって胴体と主翼に隙間ができるので、シールド・パーツが動いてこれを隠しているのだが、さすがにこのレヴェルのモデルではこの処理が出来ない。だからヘタに翼を展開すると、非常にみすぼらしい姿になる事もあるのだ。 メーカーはこのあたりの事を、もっと良く考えて欲しいのだが…。
朝は子どんぐりを最寄の駅まで送る。 昨日の天気が天気だったので、電車がちゃんと動いているのか気になってしまう。それでも何事もなく受験場所までは行けたらしいが、実は帰りがとんでもない状況だったらしい。 なにせホームが極端に狭いのに(そもそも4両編成の列車だ)大量の人数が押しかけ、券売機は2台しかなく、電車を一台やり過ごしても更に大混雑だったとの事である。事前に帰りのキップを買えと言い忘れていたので、それだけでかなり時間をくってしまったようだ。これは迂闊だったと反省。 ライヴに行く時は帰りのキップを買うのが鉄則なのだが、受験なのであまり気にしていなかったのである。 いずれ滑り止めなのだが、ほんとうに大丈夫なんだろうなぁ。
しかし土日でかなりの数のメールを打ってしまった。こんな事も本当に珍しい。内容自体は楽しいのだが、やはり時間が少々足りなくなり、何件かは後回しになってしまった。 こうしてみると、メールを打つのが早い人というのは、頭の回転が速く、なおかつそれなりに知識も豊富というパターンが多いようだ。少なくとも私の周囲はそういう人ばかりである。少しは見習いたいものである。
明日は子どんぐりの滑り止め用に私立の受験である。本人はいたくのんびりと構えているので、限りなく不安であるが…。いずれ明日の朝は最寄の駅まで送る予定である。
さて、以前からIMAX用に作られた映像ソフトで探しているものがある。現在はDVDで出ている作品もあり、もしかしてあるかもしれないと探しているのだが、残念ながら見つからない。 これは1976年製作の「人は大空へ」(To Fly!)で、元々はスミソニアン航空宇宙博物館のために制作された作品である。内容は熱気球から恒星間宇宙船までという、人類が飛ぶという事の歴史を描いたドキュメンタリーで、上映時間は27分、監督はJim FreemanとGreg MacGillivrayである。
実はこの作品、1978年に品川で開催された「宇宙科学博覧会」の4号館<宇宙博ホール>に設置されたIMAXシアターで上映されたもので、あまりに気に入ったため、当時静岡から通って都合6回も観たのである。 オープニングから一気に大空へと舞い上がる部分では、観客のほぼ全員から「うわぁ」という歓声が上がったものだ。本当に感動的な内容のプログラムだったのである。
そしてこれを調べているうちに、意外な事実が判った(というか単に今まで気がつかなかった自分がマヌケだったというだけの事なのだが)。 あの1970年に開催された日本万国博覧会で「富士グループ館」というのがあった。ここでは大型映像システムの上映が目玉だったのだが、実は当時あれだけの大スクリーンで上映する技術は存在していなかったのだという。 そこでスタッフは色々と検討をする事になる。まず市販の70mmフィルムを利用することが選択され、横走りで1コマに15パーフォレーションを用いることになった。だがこれほどのサイズのフィルムをスプロケット方式で走らせるのは、物理的に不可能だったらしい。 だがその頃偶然にも、オーストラリアのロン・ジョーンズという技術者が、ローリングループ方式というフィルム走行技術を発明していた。これは金属の爪をパーフォレーションに引っかけてフィルムを走らせるのではなく、シャクトリムシのように蛇行させて、フィルム自体の弾力を利用する方法なのだそうだ。マルチスクリーン社はこの特許を買い上げ、自転車技師だったウィリアム・ショーがこの技術をベースとしてIMAXプロジェクターを完成させたのだという。現在もなお、これを超えるフィルム映写技術は考案されておらず、結果としてIMAXシステムの基本となっている。
その後マルチスクリーン社は、社名をアイマックス・システムズ・コーポレーション(現在はアイマックス・コーポレーション)と改め、日本万国博の後も、全世界の博覧会や常設の劇場に、IMAXシステムとフィルムを提供し続けている。 つまり、「富士グループ館」の映像システムが、その後アイマックス・シアターになったのである。当然といえば当然なのだが、迂闊にも知らなかった。
勉強になるなぁ。
今日も粗仕事。疲れるなぁ。
午後KCが会社の近くまで来たので、DVDを受け取りDVDを渡す。なんのこっちゃだが、貸していた「ウルトラヴァイオレット」を受け取り、「アタック・オブ・ザ・キラー・トマト」を貸したのである。そのほかにも少々。
mixiでコミュの運営をしている人からメールが来ていた。 内容は昨日の日記にも少し書いた件なのだが、マイク・オールドフィールドのファンなのだそうだ。別にこれだけなら驚くような事でもないが、実は運営しているのはモデルガンのコミュなのである。地方においては本当にマイナーな趣味の二乗であり、やはり珍しいのである。 そんなこんなで、試しに渋谷ライヴのブートをコピーしてみようかと思ったのだが、さすがに元が粗悪なCD-Rだけあって、音が飛ぶはスクニッチするはで、全然コピーできないのだった。これではヘタなコピー・ガードよりよほど有効だ。残念である。
チュウジさんからもメールが来た。 正明さんちの再襲撃計画を発動するのである。今回は泊り込みで遊ぼうという企画で、やはり正明さんを囲んでゆっくりと話をしたいのである。多分正明さんもそれを望んでいるのだし、我々も望んでいるのである。 日程とメンバーを詰めないといけないな。
その他にも、メールが10件近く来ていた。珍しい事もあるものだ。
ツノさんが紹介していたのだが、「世界で一番くだらない番組 意味なしほーいち」は笑ってしまった。 放映自体まったく知らなかったのだが、フジの深夜番組1990年4月から深夜枠不定期だったそうである。地方に住んでいたら、それは知る事すら難しい。 しかしこんなマイナーなものが見られるのだから、ネット環境及びyoutubeとはすごいものだと思うし、それ以上にそれをネットにあげた人の存在に感謝してしまう。やはりネットだPCだと言っても、「人」がいてこそ有効に働くのであり、性能云々、画質云々でしか語らないPC業界の環境には呆れてしまうし、ゲーム産業にはもっと呆れてしまうのだった。
そしてこれまたとある人の記事で見て驚いたのだが、「FEN」は1997年に「AFN」に名称変更していたのだそうだ。もう10年になる訳で、これには本当に驚いた。しばらくまともに聴いていなかったし、たまに聴いても局名の部分はあまり聞かなかったので、本当に気がつかなかった(英語に不自由なので、気づかなかっただけかも知れないが)。 元々は短波の3.91MHzで聞いていたのだが、青森に移ってからは三沢局がAMの1575kHzだったので、意外と気楽に聞いていたのだ。やはりアメリカを中心とする音楽を聞くのには便利な存在である。
私にとってFENで一番思い出深いのは、日本での発売前にマイク・オールトフィールドの「チューブラー・ベルズ」をA面全部かけてくれた事だろうか。これにはいたくショックを受け、おかげで安くはないのにすぐに予約して、それ以後ずっと彼のファンをしているのだ。 映画「エクソシスト」を見る前にこのアルバムを聞いていたので、幸いな事に映画のイメージがこの曲と結びつく事はなかったのは、まさにFENのおかげと言ってもいいだろう。
もう2月である。今年もあと余すところ11ヶ月…。
ネットのニュースで見たのだが、アニータが来日したそうだ。 彼女は青森県の県住宅供給公社をめぐる巨額横領事件で捕まった、元職員千田郁司受刑者のチリ人妻である(実質的には共犯者なのだから、私は敬称を付けない)。 今回は千田受刑者に会うため来日したというのだが、彼は山形に収監されており、青森には当然いない。こんな初歩的なミスをするとは信じられないが、そもそも何のために来日したのだろう。謎である。離婚するつもりはないというが、離婚すると本国で何か不都合な事でもあるのだろうか。まあ10億以上の資産を受け取ったのだから、簡単に手放すような事態は避けたいだろうし。
でもそれを追いかけていた報道陣が、青森市内でタクシー同士の事故を起こしたそうな。荒川だから町中である。 相変わらずワイドショー関係の連中はバカだ。自分達の事故だからいいが、関係ない市民を巻き込んだらどうするつもりなのだろう。別に日本中がワイドショーに熱中している訳ではないし、そもそもワイドショーは存在意義すら怪しい番組なのだ。
それはともかくこの事件、本当に責任を問うべきなのは当時の副知事である。彼が当時の県住宅供給公社のトップであり、いい加減な印鑑の管理をして、その上帳簿のチェックをまったくさせていなかった張本人なのだ。 直接関係のない知事が謝ったのに、彼からの謝罪の言葉は文字通り一言もなかった。そればかりか県住宅供給公社は良い仕事をしたと、事件の後で言い切っている。 どうやら青森県では、税金を14億も外国に取られる事が良い仕事らしい。さすがは小役人、とんでもない大ヴァカ者だ。
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