難しい法律用語飛び交えば何かが起きたことのみわかる
茜色帯びてる光はんなりと地球を包むことを感じて
動かした家具の下より青畳顔覗かせる時の流れよ
まろやかに姿を変えるお湯を浴び明日はどこまでやるかと思う
2003年11月21日(金) |
『Still Blue』 |
まだ青い地球のためにできること伝える曲が胸に沁みこむ
検索を叩いて不備にため息をつきたくもなる雨の激しさ
雑談で部下の不満を吸い上げる場当たり人事いつまで続く
街路樹の色づきかたもそれぞれで人の想いを映して淡く
木枯らしの吹く街角で仰ぎみる窓の明かりの暖かさかな
今月は住まいのための正月とそんな話を今年も読んで
学生の呼び声高く響いている構内抜けて過去へと歩む
とりあえずボーナス貰い自分への褒美を何にするかと思う
いつの日か色なき風となり君の心の中で生きたく願う
単純に契約取れた喜びをかみしめられた昔恋しく
いつの間に冬へと急ぐ心地して山茶花梅雨に包まれている
存在の大きさを知る週明けの活気に満ちた会議の中で
いつの間に街を染め行く風が吹き欅通りの秋も本番
心地よい汗に日頃の憂さも晴れ少しは前を向こうと思う
ひたすらに文字追いかけて読み上げる時間は早く流れて消えて
訂正の仕事の山を切り崩す若手の力感じておりぬ
銀杏黄葉季節の歩み感じつつ見上げる空の高さを想う
秋が来て庭先染めてゆく風の色など想う実りの季節
霧深い街を眺めて一日を過ごして思う今日文化の日
音楽に包まれている休日の贅沢を知る午後のひととき
2003年11月01日(土) |
カンパリ・シャカラート |
カンパリと氷がつくるハーモニー秋の夜長の愉しみとする
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