うたのかけら

2002年09月30日(月) 上半期終わる

上半期振り返りつつあれこれと考え込んで夜は更け行く



2002年09月29日(日) 徹夜

明け方の静まり返る街の色幽かに秋の訪れを知る



2002年09月28日(土) お疲れモード

今日もまた仕事に挑む週末となれば栄養ドリンクを飲む



2002年09月27日(金) 心象風景

修羅場果て仕事の山のその上にぽかりと浮かぶ月を思う夜



2002年09月26日(木) 鳩首会議

山場越え懸案残る職場では重い空気が漂っており



2002年09月25日(水) 最終日

渡せずにいた餞別を眺めてはため息をつく最終日の夜



2002年09月24日(火) 金木犀

青空に金木犀が香る午後慌しさを少し忘れる



2002年09月23日(月) 秋分の日

秋の夜のだんだん長くなりゆけば仕事の山も高くなりゆく



2002年09月22日(日) 雨音

今宵また月諦めて仕事する心を叩く音の激しさ



2002年09月21日(土) 雲間の月

雲間より幽かに覗く月の影心の迷い映して冥く



2002年09月20日(金) 十三夜

少しだけ足りない想い抱いてる我を照らすは十三夜月



2002年09月19日(木) 部下の退職

指を折り部下と別れる日を数え折り合いつけることむずかしく



2002年09月18日(水) ひとつの山場

山登る術を知らないボクといてストレス溜めることも多くて



2002年09月17日(火) 休暇

休暇取る部下と喧嘩の相方にほとほと疲れ言葉をなくす



2002年09月16日(月) 秋の雨

秋雨を眺める時間欲しいなと思いながらも仕事は続く



2002年09月15日(日) 虫の声

虫の声いつしか高くなることに気づいて秋の訪れを知る



2002年09月14日(土) 仕事ばかり

本当に仕事ばかりの毎日に自問自答を繰り返している



2002年09月13日(金) サンバ

軽快なサンバのリズム耳にしつデータベースの直しは続く



2002年09月12日(木) 寝不足

衝撃の映像続き寝付かれぬ夜の闇など見つめておりぬ



2002年09月11日(水) 部下の背中

ひとまわり成長遂げた部下の背を感慨深く眺めておりぬ



2002年09月10日(火) 疾風怒濤

山のよな仕事の山に挑むとき疾風怒濤で時は流れぬ



2002年09月09日(月) 重陽

菊の酒不惑も近くなりぬれば交わしてみたいあの頃のよに 



2002年09月08日(日) 徹夜

稲妻に心の中を照らされて修正急ぐ夜の静寂



2002年09月07日(土) 『忘却の天才』

憶えずにいれば忘却することも必要ないと気づいたりして



2002年09月06日(金) 説明会

机上ではなんとでもなる空論を立てても何になるかと思う



2002年09月05日(木) 説明会前日

まだできぬ資料を眺めため息をつく相方を置き去りにして 



2002年09月04日(水) 微温湯

微温湯につかることにも飽きた頃秋が近づき忙しくなる



2002年09月03日(火) 風の盆

風の盆来年こそと思いつつ書庫に降り立ち確認急ぐ



2002年09月02日(月) サウナのような・・

じりじりと気温が上がる書庫の中汗にまみれて確認急ぐ



2002年09月01日(日) 深夜放送

柔らかな声が流れて夜の闇溶かす心地が続いておりぬ


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遠峰あかね [MAIL] [HOMEPAGE]