GRAPEVINE SPRING TOUR@LINE CUBE SHIBUYA

2025年03月21日(金)
好きなものの熱量って比べるものでもないと思うけど
北山くんをソロで追うことができるようになり
アニメやら二次元系にも手を出すようになり
バインそんなに聴いてないといえば聴いてないよ
配信の新曲も聴いたけど
熱量あるのか問われたら、さ

そうはいっても仕事終わりに
間に合うかギリで到着になりそうだから
乗換案内めっちゃ調べて駅からの道も最短距離選んで
走るくらいの熱量はあるのよ

かなり久しぶりだったよね思い出せないくらい
おそらく去年の秋以来
平日のホール満員になるくらいの大盛況で
息を整える間もなく開演、大きな拍手に包まれる
タナカさんは客席を嬉しそうに見渡しているのがわかり
テンション高そう、声ものびのびしてる
2曲目から西川さんが前にスタスタ歩み出て
煽りソロをやってくれるサービスタイム
西川さんのあれは、煽りのはずなのに限りなく徒歩
って感じられる趣がある。

去年と似た感じの最近なセットリストだなと思ったら
ナポリが始まり、客席もどよめく
これ聴くとリーダー思い出すよね
なんて思ってたら次も次の曲もHereからの選曲
Hereの発売から25年という節目なのもあり
再現に近いなみのセットリストにしていた模様

そういうことは、言っておいてくれていいんだよ?
Hereやるよ、ってさ。
私も友だちもそうなんだけど
25年前というのはまだ若くて青くてさ
青春なんて言えるかわからないけれど
青くて暗くて狭い世界で
こんな気持ちを動かしてくれる数少ない音楽が
Hereに重なっていたわけなのですよ

要するに、観客も爆沸きしていた
長年バイン聴いてるやつらにとっての青春だからよ
世間一般の青春ソングと色が違いすぎるが

青春の合間に最新曲天使ちゃん
これはタナカさんがギターなしで
ハンドマイクとブルースハープをやる珍しいスタイル
昔よりはハンドマイクスタイルも慣れてきたのかな
相変わらず動きは多かったけど、右往左往はしてなかった
盛り上がってたなー

Hereの曲たち、
もはや突然聴いても曲名が出てこないのが正直なところ
そのくらい普段聴くものからは遠ざかっている。
なのにほぼフルコーラス口ずさめる
CD買ってダビングして持ち歩いて
地元も東京もいろんな景色の中で聴いてきた
一番思い出すのは
初めてお台場のZEPPワンマン行ったときかな
最前列だった
上京して、東京ってライブてすごい!と感激した
あのときの高揚感まではっきり思い出せないけれど
嬉しかった感触はずっと残ってる
それがHere

曲名出てこない中だけど
白日だけはさすがにすぐ曲名出るよね
やっぱり白日は好きだし自分の中での比重が重いんだなと
以前はライブだと結構速めだった気がするけど
今日は通常テンポだったのかな?むしろ遅く感じた

新アルバムの告知や、ツアー告知もあり。
アンコールの羽根は懐かしすぎた
羽根は歌番組も出てたなーって思い出したりして。
ハレルヤはイントロだけで沸いてしまうのがむしろ悔しい
そのくらい飽きるほどしみついた曲

熱量が高いかと言われたら、高くはないけれど
なにがしみついているか、なにが自分の奥にあるか考えたら
抗うのも無駄なことは明らかなんだ。
ライブ行ったら楽しいし
いろんなアレンジかましてくるバインチームはすごいし
音楽性の細かいことなんか知らなくても沸いてしまうし
向き合って楽しそうに演奏してくれる姿は有難いし
感想を言い合いながら友だちと飲む酒も美味い。

久しぶりにここ更新にきてしまうのも
結局はバインだからなのかもしれない



1.SEX
2.Ready to get started?
3.ねずみ浄土
4.雀の子
5.ナポリを見て死ね
6.ポートレート
7.リトル・ガール・トリートメント
8.想うということ
9.南行き
10.天使ちゃん
11.こぼれる
12.Reverb
13.B.D.S.
14.loss(Angels)
15.NINJYA POP CITY
16.実はもう熟れ
17.Scare
18.白日
19.gifted
20,here

E1.棘に毒
E2.羽根
E3.アンチハレルヤ



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