行ってしまえよトンネルの先暗くても。
苦いキャンディーなめても笑っていられるのさ。
ノートの上で躍る空虚な褒め言葉たちと。
たやすい挨拶、入口は無関係に自動で開くように。
机に並べた消しゴムいくつに名前をつけて。
通り抜けるための管を掃除しておいてくれ。
折り返した袖に仕込む便箋もペンがなければ。
HiGE2010 サンシャイン TOUR@ZEPP TOKYO
The Analogfish Orchestra@九段会館
マグカップに注ぐのは溜息とミルクの泡。
あの背中に自転車のベルは鳴らせなかった。
夜は今からはじまるんだと鈴虫が教える。
水辺を歩いて遠回りしたから潤うもの。
悲しい歌に 愛がしらけてしまわぬ様に。
66NITE@下北沢QUE
もぐらの寝床で爪を研いでる午後のとき。
こぼれないように、そっと運んでいく途中。
ボールが転がる坂道の下で靴ひも直すふり。
小さい望みでめくるページの隅に。
また、お会いしましたね。
甘くてからみつくのは苦い思い出とか的な。
こまってしまうからこれ以上は知らないで。