風のない町を巣立つ夜の間。
南へ向かえよ話はそれから。
見えないとこから焦げてゆく。
色は変わって白い方へ。
身の丈の暮らしが波の向こう。
降る雫が甘いなら上を向いて。
そぐわない気持ちはビニール袋へ。
どこかくだかれる音がしてる。
なんでもないよと机を叩く。
熱のもとは海の向こうの地の上から。
やっとつながるドアの先と。
少しの約束ふくれる楽しみ。
電波が届かないところでコールサイン。
ANATAKIKOU V.S. 野孤禅@渋谷O-NEST
HiGE2009 CLUB JASON@恵比寿リキッドルーム
先に針があっても跳んでゆく。
見えない指輪とぼくのウソ。
きみの悲しみを煮溶かすまでは。
氷の芯で燃える火の気持ち。
雪はまだかい私は待ってる。
クリームソーダに溶ける夕空。
ふんわりへこんでぼくらは続く。
流し込んでしまえる終い。
身はちぎれて半分枯れる。
進む気持ちと分かれる気持ち。
次なるステージ終わりは火の中。
やがて滅びる世界の底まで。