なんもやりたくなくなることも。
いや、けっこうそんなこと多いのかもしれない。
でも、今回はいろいろショウゲキが多くて、なかなか楽しい気分にはなれないし、いろいろもう、めんどくさい、みたいになったりもする。
そんな今日この頃。
凹む。いろいろ凹む。
文字にしたら自分でもわかりやすくなるかなと、書いてみました。
まあ基本、自分のことです。
だれでもそうか。
宇部を前にいろいろと気分があがらないのは、理由はいろいろあって……
いろんな人がまわりからだんだんといなくなっていく、そんな感じが、やっぱ、心許ない。
というところでしょうか。
まず、宇部は宇部で、一番親しい、今回宇部に帰ったら一番に会う予定の叔母が、最近ちょっと認知が入ったようだと聞いていたけど、先月急に入院して、でも、宇部に帰ったら病院にお見舞いに行く話になっていたのに、またまた急に博多に転院してしまって……すぐには会えない状態になってしましました。宇部に帰ったときには叔母に会うのが楽しみだったのに、それも難しくなってしまってとても残念なのです。
………そもそも全日空ホテルが倒産して、いまある宇部のホテルって、一応ちゃんとしたホテルって「国際ホテル」と銘打ってるけどそんなでもないホテルひとつで、あとはみんなビジネスなんだよね。で、その唯一の国際ホテルに泊まることにしたのは、叔母の家がすぐそばだったからなのに、……その叔母がいなくなっちゃったわけです。なんか……さみしい。
帰ってもなんかつまんない。
従姉妹とかに会うことにはなってるけど、……もちろん弟夫婦にも何日かお世話になるけれども……両親のお墓参りとか、秋吉とかにも連れていってもらう予定もあるけど……
でも、宇部にいた親友も、もう亡くなってるし、もうこのトシだと、だんだんとまわりから人がいなくなっちゃうんだなあ、と………しみじみと哀しくて寂しい。
それでも、中学の同窓会だから、あるていどの顔見知りには会うんだけど、実は向こうは私を知っていても、わたしはほとんどの人との交流を忘れている。必ず呼んでくれるし、良い席もいただけるけど、実はなんも覚えていないし、そのころの恋バナとか出てきてもぜんぜん興味ないし、わたしは中学の同窓会に必ず出るのは、この名目のモチベが必要だからだなと思っているし、いまや、今できた新たなお友達たち、な雰囲気でのお付き合いになってます。
それはそれでいいんだけど……でも……なんだろ、これだけでは、いろいろ「盛り上がる!」気分からどんどん下降線になっていく。
それとは別に多分、1番の理由は…、わたしが糖尿1型になって、いままでしつこくログ取ったりブログにごはん載せたりしていたのは、わたしと二人三脚みたいにこの病気とつきあってくれる女の子がふたりいて……、それがかかりつけ薬剤師さん(小川さん)と管理栄養士さん(元木さん)だったので、わたしはなんでも相談できて、そのふたりでまわっていて、わたしも凹まずにやってこれて、…だったんだけど……
このふたりともが30代で……そしてまずかかりつけの薬剤師さんが結婚して退職して……
そしたらもう片輪の栄養士さんも、今月急に退職になってしまって……
宇部から帰って、次の日帝京なんだけど、もうそこでラストと言うことで…
この話、昨日たまたま帝京に行ったら彼女と会って、それで急に聞いたんだよね…。
「29日がラストになるのに急に辞める話をするのは、ほんとに心苦しくて」とか言ってて、でもいま聞いてもすごいショックだったわ。……あともう一回は会うけど、そしたらもう病院にいないんだもんね…。次から通院してても、もう会えないわけで…いろんな医者では相談できないことも(つか医者は時間がないので手が回らなくて、だいたいはわたし自身の判断に任せられている。よく、なにかあったら医者に相談して、って言うけど、その医者はわたしの判断に任せているという、なんか普通と違うパターンが定着している…。インスリン量変えたりするのも、本来は医者が指定するんだけど、わたしが計算してこれでいきます、みたいになっている…)
まあほんと、この微妙な毎日の生活の血糖値のあれこれを、こまかくちゃんと考えてくれる、その子がいなくなってしまう……ってけっこう大変なことですよ……
もともと、このふたりのお仕事って、そこまでやる必要はないんだけど、ほんと、友達のように、親身にいろいろやってくれて、お仕事だけではないこともやってくれてて、それでほんとに、最初は無知だったのに、5年かけて、ようやくなんとなくいろんなことが少しは分かりかけてきたけど、それでも人の身体ってほんとにわからないじゃない? それを、なんとかモチベを保ってやってこれていたのは、ほんとにこのふたりのおかげで………
それなのに、ふたりともいなくなっちゃって!!!(T_T)
で、……わたしはこれから誰になにを聞くことができるの……
という途方にくれた状態です…
この病気は一生なのに、だれも助けてくれない。
お医者さんは一番助けてくれないところにいると思うので、身近なふたりはほんとにありがたかった。話し相手にもなってくれたし、こうやったらどうかなっていろいろ考えてもくれた。
若いのに、いろいろわたしに合わせて勉強してくれた。
その長い5年分のいろいろがいまのわたしを作っているけど……
これからはほんとに孤独な戦いになると思うと、なんかもう、いろんなことにヤル気がしない。
なんか、また新しい人がやってくれるよ、みたいな話じゃなくて…もう、だれも同じことができるひとはいない。
この間も、違う薬剤師が薬を出してくれたけど、すっごいいい加減なこと言うし、もうなんかすごいイヤになったよね。そりゃ、薬剤師だからアタマはいいだろうけど、身体って学校で習ったモノが正義ではないんだよ。でも、若くて、とくにオトコノコには解らんのだよ。自分の理論が一番正しいって話になってて、それって違うんだけど、まだそんな世間慣れもしない人たちばっかりになっちゃって……実はこれって、わたしの命もかかってるんだよ! なんて、これっぽっちも思ってなくて、自分の正義と正当性優先で、そしてオトコノコに限らず、まあ、…人のことだしね、どうせ。だから薬出すときも、まあ…間違ってなければヨシ学習のとおりならヨシ、ってなるけど……でもほんとは違うんだよ………。ああ、わたしにとってのいい加減は、わたしに合わせて無くて自分の学習してものだけを基準にしている、ということかな。
でも、患者は教科書どおりにはいかんのだよたぶんだれも。
で、いままでの担当さんがそうではなかくて、ちゃんとわたしに向き合ってくれてたから…そのギャップがすごくて、あまりのいいかげんさにげんなりする。わたしのなかで折りあいをつけるのがほんとにきびしい。あなたは正しいよ、でもわたしには正しくない、ということを解ろうとすることは他の薬剤師さんにはないんで、だからほんとはそれくらいがふつーなので、わたしが受け入れなければならないんだけれども、どうしてもどうしても、それができないんだわ。
あんまり70すぎて新しいことをブツけてこないで欲しい。……いろいろしんどい。
もう、ほんと、病気がしんどいのよ……これって、一生だし。
毎日いろんな計算をして、インスリン打って、血糖値のために生活して、って、なんかもう、すごい疲れたのよ。いままでは、このふたりがいたから、自分にモチベがあって、ちゃんとやろうってやってたんだけど、いないとなんか、どーーーでも良くなるよね……
自分のことだけどね……でも、めんどくさくなるのよね……
つか、いま、一番、めんどくさい。
で、こういう気持ちでいるから、血糖値ずっと高いし安定しない。
なんかたぶんストレスホルモンが余計なことしてるよね、って思うけど、自分の気持ちが自分でうまく制御できない。ということで。
さて、どーーーしたもんか……という、今日この頃です……。
まあ、ふつーに生活はしているけどね。
毎日のことだからルーティンみたいに計算してインスリン打って、血糖値下げるためにウォーキングもして、ってやってるけど、なにかがもう、違う。
そして、そう思っているから、脳がなにか出してしまって血糖値も下がらない。
合併症まっしぐら中。
はあ。
どうしろと。
毎日300近い数字(血糖値)を見ているのもしんどい。
まあこれってもうちょっとすると入院レベルだよね。
でも、どうしろと。
そんな中途半端な毎日をいま送っております。
だれかがどうかしてくれることは無いことは、解っている。
解っているけど……抜け出せない。
まあ、今回はこんな愚痴のようなお手紙で終わります。
とりあえず、行ってくるわ、宇部。
なにかしら、こう、……帰省で、なにかを受け入れている自分になっていると自分でもうれしいのだけれども。
どうだろう。
ねえ。
ではでは、次回は宇部から帰ったあとに。