この当時、あるインディーズアーティストが出ていたので、
深夜番組「Break Out」をよく見ていた。
夏のある日、高校の友達がこの番組のイベントに行くことを知った。
後日、その模様がテレビで放映されるのを知って、
純粋に「友達が映ってたらおもしろいね」って理由（爆）で、
ビデオに録って見ることにした。
いろんなバンドが出てて、一応全部見てみたけど、
とても印象に残ったバンドがNo?Yes!!だった。
楽屋の様子も少し映ってて、すごくおかしかった（笑）んだけど、
ライブ（「Sunday」を演ってた）はとってもさわやかだった。
そのギャップがよかったのかな。
あとは、覚えやすいバンド名。ずっと名前だけ覚えてた。
どこからか（推測すると、KANちゃんのライブの時にもらったチラシ）
No?Yes!!のライブがあるという情報をキャッチ。しかもワンマン。
行っとこ！と即決定。若いと決断が早い（笑）（当時高校2年生。）
で、そのライブがこの日だったのでした。

初めの方は、詩がとってもかわいくて、元気いっぱいで、
曲は疾走感に満ちてて、ウキウキできて、
とっても楽しい！って感じの曲たちばっかりだった。
もちろん、ちょい考えさせられる内容の詩もあったりしたけど、
メジャーデビューが見えてきたあたりから、
そんな曲たちがとっても多くなった。
詩が重くて、心にぐさぐさ刺さってきて、苦手だった時期もあったけど、
今では自分を見つめ直させてくれるもの。
このサイトのタイトル「思うままに」は彼らの曲からもらった。
書き始めた当時、この曲が痛すぎるくらい響いていた。
もちろん、今でも大好きな曲。落ち込んだら1曲リピートな曲。



「　　　　　思うままに

　　　左手の薬指　キラリと光放つ指輪
　　　そのダイヤ奪い取り　そこらへんに投げつけてやれ
　　　違う色の輝きを　与える勇気があれば
　　　答えなんてすぐそこに　転がってると思うよ

　　　24時間素直なまま明日を　迎えられればいいね
　　　24時間ウソつきな自分に　別れ告げて

　　　戸惑いや不安とか　つきまとう気持ちわかるけど
　　　臆病な自分なら　昨日に投げ返してやれよ
　　　君が君らしく笑う　意識がまだあるのなら
　　　答えなんてすぐそこに　転がってると思うよ

　　　24時間素直なまま明日を　迎えられればいいね
　　　24時間ウソつきな自分に　別れ告げて

　　　思うままに...　　　　　　　　　　　　　　　　　　　」