Seakの日記
日々感じたことを書き留めていこうと思っています。

2002年08月31日(土) 千と千尋の神隠し

2002/8/31 0:22
千と千尋の神隠しを見た。
今さらという気はするが…。
どうせなら旧作になるまで待っても良かったのだが、
まあ、そんなに料金は変わらないだろう。

感想は、思ったより良かった、という感じ。
もののけ姫より良かったかな。
ただ、もののけ姫もそうなのだが、
どうも名前だけ見るとつまらなさそうに見える。
今まで見ていなかったのも、その辺が原因だ。
今日だって、母が見たいと言わなければ借りてきたりはしなかった。

ところで、序盤に千尋が署名するシーンがある。
そこで、名字を書いているわけだが、
その名字が、どうも「藤見」に見えてしまった。
まさか、そんなことはないと思うのだが。
マンガの読み過ぎかも知れない…。

調べてみたが、案の定、違った。
主人公の名前は「荻野千尋」らしい。
うーん、名前だけだと特徴的な気がするが、名字も合わせるとかなり平凡な印象を受ける。
そういう名前を選んだのだろうか。

どうせだから、他で見ないような分析をしてみようかと思う。
まず、物語の展開。
外連(けれん)というべきなのか何なのか、よく分からないのだが、
とにかく、見る人間の理解力に任せ、
いい加減になっている部分は確実に存在するように見えた。
まあ、これをいい加減と取るか絶妙なバランスと取るかは人それぞれだが。
ファンタジーを描くとき、絶対不可欠な要素が存在する。
それは、物理法則以外の法則を、どのように表現するか、ということだ。
今時の人間であれば、物理法則以外の法則が存在することに
抵抗を示すことは少ないだろう。
それこそ、そんな人間は科学者くらいだろう。
科学者だって、証明が不可能だというだけで、物語で描くことまでいちいち文句を言ったりはしないはずだ。

だが、問題は程度だ。
そして、この部分に必ずごまかしが生じる。
法則を提示し、それが感覚的に理解できなければ、
定義と法則をもって証明する必要が生じる。
そこまで厳密でなくても、それに近いことをする必要がある。
ファンタジーにおける非現実的な現象は、
それがあることを納得するのは容易だが、程度を納得できるように示すのは極めて難しい。
あれができるなら、なぜあれができないんだ、おかしいじゃないか、となる。
このとき、ファンタジーとして進むべき道は2つ。
まあ、他にもあるかも知れないが、僕の知る限りは2つだ。

一般に、世の中でファンタジーと呼ばれる小説などの手法が、
何らかの理屈でできることとできないことを説明する、という方法だ。
例えば、精霊の力を呪文によって借りている、などということだ。
精霊の力を借りているから、精霊にできないことはできないし、
呪文を知らなければ精霊を行使することはできないから、自ずと制限が生じてくる。
このような制限を明示しているのがハンター×ハンターというマンガだ。
まあ、ファンタジーと言えるかどうかは分からないが、とにかく、「制約」という言葉を示している。

そして、千と千尋の神隠しで用いられている手法は、そうではない。
圧倒的なストーリーと目眩く展開で、細かい矛盾を飲み込むという方法を採っている。
見る人間は、主人公の千尋と同様、
なんだかよく分からないがそういうことなんだと思って、物語を見ていくことになる。
自分たちの作り出す世界と物語に、絶対の自信があるからこそできることだ。
本来なら大きな問題となりうるリアリティを、問題としないだけの出来だと信じていたのだろう。
そして事実、多くの人間が、それを認めたはずだ。
あの世界にどのような魔法が存在するか分からず、細かい疑問が無数に存在したまま放置されても、
物語を純粋に楽しめたはずだ。

ただ、問題はあると思う。
僕の周りではよく聞くことだが、
スタジオジブリの作品は、序盤の方が良かった。
天空の城ラピュタや風の谷のナウシカなどは、何度でも見ようと思うが、
もののけ姫や千と千尋の神隠しは、そういう印象は受けない。
原因はいろいろ考え得るが、
その一つとして、物語の性質が上げられる。

序盤の作品は、よく言えば簡単、悪く言えば内容が浅かった。
浅いと言っても、十分訴えるものはあるし、2時間のアニメーションとしては十分すぎるほどの内容だ。
だが、おそらくは、それでは満足できなくなったのだろう。
誰がそう思ったのかは、よく分からない。
宮崎氏かも知れないし、よく多くの利益を求めたスポンサーかも知れない。
とにかく、より重い、より強いメッセージを、映画にこめようとしたのではなかろうか。
もちろん、宮崎氏が疲弊したとか、そういう原因も考え得るが。
結果として、作品としては決して悪くないものであるにもかかわらず、
見ていて疲れる、分かりづらい、負担に感じるものに仕上がってしまったわけだ。
もちろん、これは僕の感覚で、他の人がどう思っているのかは知らない。
ただ、シンプルさを失っていることは間違いない。

これは、スタジオジブリの映画に限った話ではない。
世の中のいろいろなところで、そういう兆候が見られる。
今まで多くの人が多くの作品を発表してきたことで、
独自性を発揮するには、物語を複雑化させなければならなくなってしまったのではなかろうか。
その端的な1つの部分として、登場人物の増加が挙げられる。
ゲームの場合は特に顕著だ。昔はせいぜい4人程度だった仲間が、
ものによっては100人を超えるものだってある。
キャラクターを丁寧に描写すること自体はいいのだが、数が多すぎて疲れてしまうのだ。
それもまた、仕方のないことか。
ある意味では、作品を提供する側が、わざわざ見る人間のために
レベルを落とさなくても構わない、と考えるようになったとも言える。

しかし、千と千尋の神隠しで見る限り、
傲慢な経営者の心理や中間管理職の態度、その他様々な登場人物に反映させた現実社会は、
小学生に理解しろというのは少々酷なのではなかろうか。
分からなくてもそれなりに楽しめるかも知れないが、
ただでさえ疑問点が残るこの作品で、さらに疑問点が増えてしまう。
…そういう細かいことなど気にしないようにしなければ楽しめないということだろうか。
まあ、こう言う僕だって、今になって思い返しているからこう思うだけであって、
見ているときは抵抗など感じなかった。
それでいいのかも知れない。
理屈など関係ない。見ていて楽しければいいのだ。

ところで、鳥人間コンテストを見た。
東工大が優勝した。
機体などもなかなかすばらしいと思ったのだが、
それ以上に印象が強かったのは、彼らの話し方。
先輩によると、あれこそがアニメオタク、通称(?)アニオタというやつらしいのだ。
まあ、テレビの話し言葉をそのまま使うよりマシだとは思うが、それにしてもすごい。

ああ、また遅くなってしまった。
もう寝なければ…。
気づけばもう9月だ。やれやれ…。

2002/9/1 3:47



2002年08月30日(金) 幸せの便りは綴る

2002/8/30 5:19
続き
たぶん、それは僕が敗者であり続けたからだろう。
人生を通してみれば勝者なのだと思うが、
個々の細かいことがらを見れば、ほとんどの場合僕は敗者だ。

今日はやけによく書ける。
こんな時間になっても眠くない、と思ったら当たり前だ。
今日(もう昨日だが)は、久しぶりにコーヒーを飲んだのだ。
久しぶりにカフェインを摂取したから、もうすぐ24時間になろうというのに、
まるで眠気を感じないのだ。
ちなみに、コーヒーを飲んだのは昨日の午前10時。19時間前だ。
我ながら、よくこれほど長持ちするものだ。
ちなみに、その前は4時間しか寝ていないのだから、
なにもなければとっくにダウンしていてもおかしくはない。

それで、敗者であり続けたからこそ、僕は敗者の苦しみを知ることができた。
たいした敗北ではないが、それでも、苦しみを味わうには十分だ。
これは、勝者には絶対に分からない。
病気の人間の気持ちが、健康な人間には絶対分からないのと一緒だ。
勝負というのは、勝者の栄光の代わりに、必ずこのような敗者を生み出す。
必然性があるなら分かる。しかし、何の目的もなく、
ただ勝利の栄光のためだけに、勝負をすることには意味があるのだろうか。
理性的な判断があれば、そう多くは、争いが必要になることはないだろう。

2002/8/30 5:25

2002/8/31 14:48
昨日は弟がバイトということで、早く寝た。
…それでも2時頃だったのだが。
まあ、そういう事情で少し遅めに更新。

とは言え、別に書くほどのことがあったわけじゃない。
ただ、いつもは夜になれば調子が良くなるのに、
昨日だけは夜になってもいまいち調子が上がらなかった。
歩行者耐久12時間秋葉原レースの疲れが残っていたのかも知れない。
足の疲れはなかったが、全身の疲労は残っていたようだ。
ちなみに、今日はもう、ほとんど疲れはないようだ。

また、ふと思ったこと。
誰かを好きになったとき、行動を起こすかどうかは、
その人が本当に好きかどうかとか、そういう基準で考えるべきじゃないのかも知れないと、思った。
では、どう考えるか?

それは、そのままで自分が苦しいかどうか。
自分が、友達のままでも構わない、と思えるのなら、
あえて関係を変えるようなことをしなくてもいいんじゃないか、と思う。
もちろん、心のどこかで逃げていたり、実はやっぱりそんなのいやだったとか、
そういうこともあり得るわけだから、自分との対話、というか、
とにかくじっくり考えることは必要だと思うが。

もうすぐ夏休みも終わるなあ。
試験対策、始めなければ…。
と言っても、今回は暗記物が多いから、ノートをまとめればいいか。
どうせまとめるなら、PCでまとめた方が扱いやすいだろう。
Web上に上げれば割といろいろなところで使えるはずだ。
プリントアウトすれば紙のメリットもカバーできる。

2002/8/31 15:06



2002年08月29日(木) 唐突な幸せの便り

2002/8/30 2:39
今日は秋葉原に行った。
ラジオデパートで先輩とちょっとした議論、と言うより、
訓辞のようなものを受けた。
企業は短い寿命で壊れるものを作るという事実。
そうしなければこの資本主義社会で生き残れないからだ。
与えられた情報からすれば推測でしかないが、
しかし、かなり確度の高い推測と言える。
僕だって知っていたのだが、いつの間にか忘れていたのだ。

なぜ、こんなことから書き始めたか?
それは、普段僕がどういう文章を書いているのか、
彼女に紹介するためだ。
こんなもん、紹介しなくてもいいじゃないかと思ったのだが、
別に、減るものじゃないし、別に構わないか、ということで。

そう。
彼女からメールが来たから、その返事を書いたのだ。
日記なのだから、本来先輩と一緒に秋葉原に行ったことを書くべきなのだろうが、
先輩には悪いが、んなことはどーでもいいのだ。
ちなみに、フォントカラーは"aqua"だ。なぜラテン語なのだろう?

とっくに忘れているつもりでいた。
すっかりあきらめたつもりでいた。
しかし、いざこうやって示されてみると、やはり嬉しいものだ。
まあ、これでいい区切りになる。
忘れられていないだけで十分だ。

ちなみに、返事を書くのに2時間ちょっとかかった。
その間に先輩とメッセで会話をしていたり、
落ちてしまって書き直したりというのも含む。
まあ、何にしても、バカだ…。
とりあえず、彼女のメールからは「友人としての好意」を感じられる気がする。

うーん、送ってみてから読み直してみると、…長い。
明らかに長い。うっとうしいほど長い。
だいたい、テキストデータなのに5KBってのはどういうことだ?
概略5000バイト程度ということだから、
2500字にもなってしまう。
たぶん、普段の日記の半分程度の長さはある。
わざわざここまで読みに来ている変わった人は別として、
送りつけられたもんを、そこまでちゃんと読むのだろうか。
文章を読むのは苦にならないようだが、
いかんせん、僕の文章だ。どうなることやら。
ちなみに、こんな書き方をしているわけではない。
この文章をそっくり変換してみる。

うーん、送ってみてから読み直してみると、…長いね。
明らかに長いよ。うっとうしいほど長いね。(爆)
だいたい、テキストデータなのに5KBってのはどういうことだろう?
5000バイトくらいなんだから、2500字くらいかな。
たぶん、普段の日記の半分はあるね。これ。

…面倒なのでここまで。
見てもらえれば分かるが、たぶん、普段の書き方よりこちらの方がうっとうしいだろう。
分かっちゃいるが、どう書けばいいのかなんて、僕には分からないのだ。
まさか、この文章で書くわけにもいくまい?

まあ、浮かれるのはこのくらいにするとしよう。
現実を冷静に見据えれば、単にこっちが出したメールの返事をくれたに過ぎない。
確かに喜ばしいことではあるが、狂喜乱舞するほどのことではないのだ。

それに、PSとして書いてあったことが主な要件であった可能性もある。
それは、実験のレポートに関する質問…。
プロペラの運動量理論の話だ。

この日記に書いたかな、と思って古い日記を見ていたが、
そこに、「最近、よく話す女性の友人がいるのだが」などと書いてある。
その気はないとか何とか書いてある。
短い間に、ずいぶん変わったものだ。
前も一度書いたような記憶があるが…。

見返してみると、しっかり記述があった。
「レポートの提出期限が迫っていて日記どころではない。
以上。
…はぁ、やだなあ、こんなせっぱ詰まった生活。
もっと早くやってりゃよかったんだろうけど。// 」
とある。
昔の俺のバカヤローーーーーーー!!!
もっと役に立つこと書きやがれーーーーーっ!!

…失敗は生かすべきだ。
今後このようなことがないよう、今のうちに書いておくことにする。

プロペラの運動量理論は、F=ρQvという式で表現できる。
もちろん、これで終わりではないが、今回のレポートで要求されていることに
それ以上はないので、とりあえずここまでにする。これを次元解析してみる。
…もちろん、式が簡単だからわざわざ日記上でやるのだ。
もっとややこしい式だったら、紙に鉛筆で書く方が早いに決まっている。
今の時代になっても、この方式が優秀であることは疑いようもない。

左辺は、[kg*m/(s*s)]と書ける。もちろん、かの有名な運動方程式によっている。
右辺は、[kg/(m*m*m)]*[m*m*m/s]*[m/s]となる。
これを解けば、[kg*m/(s*s)]となることは自明だ。
ああ、何だ。書くほどのこともないじゃないか。
昔はこんなことで苦労したのか…。どこで悩んだんだっけ…?
それよりも、これって合ってるのか?
この程度で間違ってるようじゃ、物理なんてなにもできていないと言うに等しいのだが。

まあ、いい。たいした内容でなかったとは言え、
彼女のおかげで復習できた。
ついでに言うと、全教科のノートをまとめてWeb上に公開すると、
彼女へのメールに書いてしまった。
書いてしまった以上はやるしかない。
先輩に対して、グラフィック表示のプログラミングを練習するとか言った気がするが、
優先すべきは、試験だ。

ところで、企業が短い寿命の製品を作るという話だが、
説明の必要はないだろう。
回転率が上がれば利益が増すことは、ちょっと考えれば誰にでも理解できる話だ。
それを、感情的になってしまっていつまでも理解できなかった僕は相当な間抜けだが、
まあ、世の中そんな人間なんてそう多くないだろう。

それを証明するような話があった。
昨日、塾の生徒に、携帯電話が壊れたから何とかならないかと言われた。
その携帯電話はSONY製のものだ。
SONYの製品には、最近多くジョグダイヤルが搭載されている。
回せるだけでなく、押すこともできるマウスのホイールのようなインタフェースだ。
その携帯電話、買ってからほんの数ヶ月という話だ。
昔は、このようなことは決してなかった。
それだけ、ものが壊れやすくなったのだ。
当然の話で、昔の電子レンジのように、10年以上前の製品を
いつまでも持っていられたら、新しい製品が売れない。
携帯電話は特に顕著で、早く新機種に買い換えてもらわないと困るのだ。
そのために、携帯電話の強度は極めて低い。

ご存じのように、携帯電話とは携帯する電話だ。
携帯するというのは、かなりの温度変化、衝撃、揺れなどを伴うことだ。
このため、携帯電話には本来、かなりの余裕ある耐衝撃性などが求められる。
ところが、実際の携帯電話は非常にもろい。
ただ落としただけで故障を心配しなければならないほどだ。
日本の高い技術を持ってすれば、
この程度のダメージを耐えることは比較的容易なはずだ。
また、半導体部品にしてもそうだ。
いくら寿命が短いとは言え、保証期間が切れるのを待っていたかのように壊れるのはおかしい。

僕はこれを、技術的限界だと思っていた。
しかし実際には、技術的限界と考えると説明しにくいことがいろいろあるようだ。
極端な反例が、引退した技術者の言葉だ。
技術者は、はっきりと証言しているそうだ。
「初めから、壊れるように設計している」と。
直接聞いたわけではないので何とも言えないが、あえて疑う理由はない。
それを教えてくれたのは2人の人だが、2人とも、企業とは特に関係がない。
1人は学生だし、もう1人は主婦だ。
その主婦の旦那は某電機メーカに勤めているらしいので、
本来ならこのような発言は、旦那の足を引っ張るような性質のものだ。
にもかかわらずそのような発言をしたことが、より信頼性を高めているように感じる。

ちなみに、その生徒の携帯電話だが、
まだ保証期間中だったため、無償で交換してもらえたそうだ。
故障というのは、いくら巧妙に設計しても、どうしても確率分布的に起こる。
そうとは限らないが、イメージとしては正規分布を考えるといいだろう。
そうなると、保証期間内に壊れる場合も当然出てくる。
ついでに言うと、僕の高校生の生徒の場合、
きっちり保証期間が過ぎてから、操作が不能になっている。
ただ、この場合は機体の限界まで使ったのではないかという可能性もある。
なんせ、連日100通ものメールを、1年に渡って書き続けたらしいのだ。
その程度で故障すべきでないと言ってしまえばそれまでだが、
まあ、あの程度の筐体でよくもったと言えるのではないだろうか。

さて、どーでもいいと切り捨ててしまった今日のことなのだが、
日記なのだから、今日一日のことを記録すべきだろうと思う。

ということでだいたいの行動を述べる。
朝は7時に起きた。
なぜ起きられたのかは不明だ。だが、夜は本気で眠れなかった。
だから、深い眠りに落ちる前に目覚まし(PHS)が鳴り、目を覚ましたものと考えられる。
ちなみに、眠れなかったのは熱帯夜のためだ。
熱帯夜とは言え、あれほど眠れなかったのは久しぶりだ。

9時半に約束していたので、まだ少し時間があった。
だから、火曜日に録画していたプロジェクトXを見た。
この番組だけは好きなのだ。
ところが、今回だけは期待を裏切る出来だった。
そもそも逆転の物語なのに、出てくるのは料理人の武勇伝ばかり。
偉い人ががんばって立派な仕事をしました、という、
とてもプロジェクトXとは思えない、お粗末な構成だった。
はっきり言って、プロジェクトXの史上に残る駄作だ。
僕の知る限りでは明らかに最低だ。
稚内の料理人が現れてまだ救われたが、
あの帝国ホテルの料理人の態度はあまりにひどすぎる。
この後、サトームセンの店員の態度にも辟易したものだが、
プロジェクトXに出てきたこの料理人ほどではなかった。
だいたい、この番組は登場する人が皆、謙虚だから成立するのだ。

9時半になって、先輩の家を訪れた。
そのあと、すぐに出発した。
割とダラダラ話し込んでしまうことが多い僕たちにしてはいいスタートだった。
秋葉原に到着すると、まずサトームセンに向かった。
おとといあたりの日記に書いた、トールボーイのスピーカを視聴しに行ったのだ。
ちなみに、目的は視聴であって、購入ではない。

このときのサトームセンの店員はひどかった。
サトームセンそのものを否定するつもりはないが、
少なくともこの日のオーディオ売り場にいた店員はひどすぎた。
敬語も使えない店員など、即刻解雇すべきだと思う。
いったい、何だったのか今でもよく理解できない。
もしかしたら、その店員には知的障害があったのかも知れない。
それなら、挙動不審な動きも、理解不能な言動も理解できるのだが。
だいたい、店員なら客の趣味にケチをつけないで欲しいものだ。
確かに、トールボーイのスピーカを2つ合わせて40000円だなんて、
オーディオを知っている人から見ればかなりのムチャだ。
頭が悪いと言われても仕方がない。
しかし、経済的な事情というのは、往々にして理想を押しつぶすのだ。

結局、なにがなんだか分からない店員に訳の分からないことを言われて、
1つのスピーカしか視聴できなかった。
僕には当然のことながら絶対音感などないし、音楽に関する圧倒的な記憶力もない。
だから、比較しなければほとんどなにも分からないのだが、
あまりに要領を得ない店員だったので、そのままその場を去ることにした。
それ以上そこにいても時間の無駄と判断したのだ。

そのあとは、ひたすら先輩のトランジスタを探した。
パワーMOSFETと呼ばれるものだ。
詳しいことは知らないが、秋月が休みでは、とてもすべてを調べ尽くしたとは言えないかも知れない。
まあ、それはともかく、あちこちを回って一通り調べた。
マルツパーツという店が、きれいで印象がよかった。
秋月と比べるとだいぶ高いようだが…。
秋月で200円のパーツが、1380円で販売されていた。
流通経路の差でここまでの価格差になるとは。
なんかいつも言っている気がするが、流通を専攻する人間としては興味深いことだ。
規模の経済だけでは説明できない気がする。
秋月の卸やメーカに対する信頼が、これを為しえているのだろう。

そのあと、ステーキを食した。
それも、ガーリックステーキだ。まだ、ニンニクのにおいがこみ上げてくる。
それほど、すさまじいニンニクだった。
ニンニクは好きなので構わないのだが、それにしてもすさまじかった。
これを食べてみて、自分の味覚が変わっていることを改めて思い知った。
ニンニクをおいしいと感じることもそうなのだが、
それ以上に、肉を以前ほどおいしいと感じない。
むしろ、おまけのようについてきたカレーライスの方がいいと感じた。
次に来るときはカレーライスにサラダでもつけるべきか。
…ステーキ屋でそんなものを注文できるだろうか?

そこにしばらく居座って、先輩といろいろ話をした。
僕だけの話ではないので細かいことは載せないことにするが、
ハイブリッドというのは結構印象に残った。
これはあくまでも備忘録だ。僕だけ分かれば、それでいい。
人間は生まれと育ちの環境に大きく左右される。
それは、才能よりもずっと大きな影響を与えるのではないだろうか。
多くの人間は成長の過程で、だいたい才能をつぶされるようなことに遭遇している。
僕だって、できるはずのことをやらせてもらえずに妥協することが、昔はよくあった。
そのうち、周囲と同じだけできればそれでいいのだという、おそらくは誤っていると思われる
感覚が身に付いてしまった。

そのあともしばらくパワーMOSFETの探索を続けた。
そのついでに、先輩が、先輩のお兄さんに頼まれていたHDDを購入した。
SEAGATEの80GB、7200rpmのものだ。
流体軸受けを採用し、7200rpmの製品の中ではもっとも動作音の少ない機種らしい。

細かい経緯が抜けてはいるが、そのあとに、T-ZONEに向かった。
そこで、液晶ディスプレイ用のアームを見つけた。
これも、先輩には必要らしい。
しかし、結構価格が高いということで、後回しにするようだ。
どちらにしろ通販で購入するということで、
ここには実物がどのようなものか、触って確認するためだけに訪れたようだ。
未来の姿が、少しだけ見えた気がした。
実物を見て確認しないときが済まないのは、いつの時代の人間も変わらないだろう。
しかし、購入は便利な通販で行う、という…。

そのあと、御徒町にある多慶屋に向かった。
たけやと読む。
一見、ただの大型スーパーなのだが、その価格はかなり安い。
家具は日本一安いという話だ。

その頃には、もう足が棒のようになっていた。
多慶屋であれこれやり終わった頃にはもう、ヘトヘトに疲れ切っていた。
最後に、ケンタッキーフライドチキンでジンガーチキンサンドというのを食べた。
330円も取っているだけあって、マクドナルドのハンバーガーとはまるで違う。
ちなみに、とある手段を用いることで、無料でこのサンドを食べることができた。
まあ、この手段がどのようなものか、分かる人はまずいないだろう。

なんと、その先輩がケンタッキーフライドチキンの株主優待券をもっていたのだ。
なぜケンタッキーの株主…?
理由はいろいろ考えられたが、結局は謎のままだ。

とまあ、これがだいたいの一日だ。
帰りは、混雑していたために、山手線に逆回りで乗った。
どっちが内側か知らないが、時計回りに回る方だ。
ちなみに、その多慶屋は御徒町にあるのだが、秋葉原から御徒町までは歩いた。
そんなことをしたから足が疲れたのだと思うのだが。

帰りの電車の中では、ずっとパワーMOSFETの検討をしていた。
このトランジスタ、かなり数が多い。
概略にして、3500程度の数がある。
その中で、もっとも適切なものを選ばなければならないらしい。
基本的に電力を基準にしていたが、多くの電力を扱えるものは価格が高くなる傾向にあるらしい。
結局、2SK2957というのをあきらめ、2SK3178…?失念した。違うかも知れない。
とにかく、そのようなパワーMOSFETを使うことに仮決定したようだ。

そのあと帰り道で、ガード下の落書きにどう対策すべきか考えた。
僕は前に、スプレーに反応して毒を発生させるような塗料を塗るべきだ、という、
かなり非現実的なことを言ったのだが、
先輩はこのとき、かなり現実的な意見を示してくれた。
要旨は簡単だ。落書きしたとき、きれいに落書きできないような色に、
あらかじめ通路を塗っておくのだ。
どのような色もなじみにくいという理由で、オレンジ色が適しているという意見だった。
さらにその補色である水色も混ぜ、ストライプにするとより効果的なのだそうだ。
確かに、補色があれば、どのような色も目立ちにくくなる。
もちろん、色は他にも考え得る。
通路が多少暗くなるが、暗い緑色というのもいいそうだ。

他に、シンプルな絵を描くのも効果が期待できるという話が出た。
木だとか、土だとか、草だとか、そういうものだ。
それ以前に子どもということも考えたのだが、
子どもというのは好き嫌いが存在する。
ちなみに、僕は嫌いだ。
不機嫌なときに子どもの絵が大書された壁を見たら、
思わず殴りたくなることは間違いない。
手で叩いたら痛いので、きっと蹴ることだろう。
子どもは不完全、不条理の象徴だ。
理由あってのこととは言え、明らかに低い能力なのに、優遇される。
それはもちろん、子どもが冷遇されたという歴史的背景があるわけだが、
子供心に僕は不安に思ったものだ。そしてそれは今にも続いている。
これほどまでに優遇されることは、僕の人生ではもう、二度とない、と。
このあとは、悪くなるばかりだ、と。

ラスト。知的障害者のサッカー。
実はこれ、前にも書いた。概略を示すが、
結論を先に言うと、知的障害者のサッカーはスポーツと見なされ、
実際、新聞報道でもプロスポーツと同様に扱われているらしい。
だが、新聞記者の父は主張する。
スポーツとは結局結果のみが評価されるもので、
選手の感想も意見も、すべては勝敗から派生するものだと。
少なくとも、報道におけるスポーツはそうだと言うのだ。
それが間違っているとはとても思えない。

ここからが新しい話なのだが、
差別はいけないという、よく分からない逆差別によって、
無理矢理スポーツのカテゴリに放り込まれた障害者スポーツなのだが、
その性質上、勝敗という結果から議論することがなされることはない。
それは、「薄情」であり「非人間的」だからだ。
だから、スポーツのはずなのに勝敗にこだわらないという、異常な状況になっているのだ。
が、ある意味で純粋なテレビは違った。
テレビは、視聴者の意志に、比較的忠実に動く。
忠実に動くという表現が不明瞭ならば、追随すると言うべきだろうか。
すると、テレビの特集は、
勝敗の結果をテロップで軽く流し、
その努力と苦難の道のりを、両親や指導者を交えてまとめるという、感動物語へと仕上がる。
こうなればもはや、スポーツという概念は跡形もなく消え去る。
やったことなどなんでもいいのだ。サッカーだろうが車椅子マラソンだろうが、パターンは一緒だ。
このような形になると、障害者スポーツをプロスポーツと同一視することに無理があることがよく分かる。
高校野球ですら、勝敗で厳密に明暗が分かれるのは問題になりかねないのだ。
障害者スポーツでそのようなことが許されるはずがない。
あるいは、許されなければスポーツとして報道されるべきではない。
これは、あくまでも社会的なニュースであるべきだ。勝ち負けではなく、
障害者がサッカーなりなんなりを、成したことが重要だからだ。

こう言うと、勝敗を厳密に分けることを好むように見えるかも知れないが、
僕はそのような発想は嫌いだ。
ただ、好き嫌いの問題ではなく、プロスポーツが存在する以上、
勝敗があることも、それが重要な意味を持つことも仕方がない。
だが、それをむやみに振り回すべきでないと考えるのだ。
徒競走で全員一緒にゴールすべきだとは思わないが、
不必要な勝負は避けるべきではないだろうか?
人間は、争うだけの生物ではないはずだ。そう、信じたいのだ。
続く

2002/8/30 5:10



2002年08月28日(水) 笑えない事態

2002/8/29 0:19
昨日書いた生徒、まだこの日記を読んでいたらしい。
…もうとっくに忘れていると思っていたのに。
おもしろいからいいけど、あんまり自分のことを書くなと言われた。
や、やばい。なにを書いたかな…?
…思い返してみると、かなり自意識過剰なことを。
読まれないと思いこんで、とんでもないことを書いていた…。
笑ってごまかしたつもりだったが、ごまかしきれなかったかもしれない。
…ってまさか、今日も読んでたりして。
まあ、今さらどうしようもないのだが。
僕は、一度かいたものは二度と消さない主義なのだ。
まあ、主義と言えるほど立派なものではないが。

今日は、先輩の家に遊びに行った。
いつもそうなのだが、この先輩の家に行くと時間が短く感じる。
気づいたら6時半だった。
今日は彼女にお返しを買おうと思っていたのに。
そう言えば、今日はそのことを謝ろうと思っていたのに、その機会もあったのに、なにも言えなかった。
意志が弱いのか何なのか…。

その先輩とはいろいろ話をしたはずなのだが、
いざPCの前に向かってみると、実際はそんなたいした話はしていなかった気がする。
確か、僕の家にもオーディオ機器をそろえるという話が一番盛り上がったような…。

僕の部屋は、弟と共有しているおかげで、
広さだけは世の中一般の大学生の部屋より、だいぶ広い。
多少部屋の隅に欠けている部分はあるが、概略で10畳だ。
これだけの広さがあれば、実はオーディオを楽しむには十分らしい。
もちろん、細かい要件はいろいろあるだろうが、
そんな細かい部分を要求するつもりは初めからない。

ああ、涼しかったのもほんの数日か。
最近になって、また湿度がぐんぐん上がってきた。
こんな調子では…。
教職、どうするかな…。

トールボーイのスピーカに、アンプとCDプレーヤはヤフーオークションで調達。
こんな簡単な計画だが、結構安く上がるようだ。
もちろん、アンプなどは旧時代のものになるが、
オーディオ機器の進歩なんて、PCや携帯電話と比べれば、たかが知れている。
そのくせ、価格差だけは大きいのだ。これを利用しない手はない。
ただまあ、そうは言っても、安くはないだろう。
少なくとも、稼いでからでないとなにもできないことは間違いない。

おっかしいな…。
なんか他にもいろいろあったはずなのだが。
眠くてボーっとしているのか、なにも思い出せない。
そんなに眠いはずもないのだが。
暑さで脳がダウンしているのだろうか。
それとも、今日は夕食しか食べていないということが、災いしているのだろうか。

なんせ、今日の食事は、朝、家で牛乳だけ飲んで、
その先輩の家で出されたアーモンドチョコレートと牛乳。
あとはいきなり10時頃になり、それから初めてまともな夕食。
こんな状態だったのだ。
アーモンドチョコレート、1人でほとんど全部食べてしまった。
いかんなあ…。
そんなに空腹は感じていなかったのだが、無意識のうちに食いまくっていたようだ。
次に先輩の家に行くときは、お菓子でも持参して行くべきだろうか。
今日は一応、塾の講師代が手に入ったし。

暑いせいか、調子が出ない。
明日は早くから出かける予定があるし、
今日は寝ることにするか…。
塾からの帰り道、何か考えていたことがあったような気がするのだが…。

2002/8/29 1:24



2002年08月27日(火) 恋愛の形

2002/8/28 0:34
今日は遅く起きて、夕方から家庭教師に行った。
先週休んでしまったせいで、給料は9000円。
まあ、自業自得。仕方のないことだ。
来週は休講がないはずだから、17000円にはなるはずだ。
僕の方にもテストがあるが、
それで休むくらいなら、今のうちから勉強しておけばいいのだ。

さて、明日は生徒からもらった指輪とネックレスのお返しを買わないと…。
一応大学生だし、なにもしないわけにはいかないだろう。
と言うか、さすがにそれは社会通念的にどうかと思うし…。

しかし、なにがいいのだろう?
指輪に対して指輪を返すのは安直だし…。
まあ、僕の好みから言えばブレスレットだが、
中学生にブレスレットってのもなあ…。
やはり、学校でも使えるものの方がいいと思うのだが。
中学校の厳しさにもよるが、使えないかもしれないものを渡すわけにもいかない。

まあ、いいものが思いつかなかったら、
直接相手に聞いてしまうのもいいだろう。
そもそも僕は、気の利いたプレゼントを用意できるほど器用じゃないし、
中学生にそう思われるのもどうかと思うが、
彼女だって僕がそれほど器用じゃないことは分かっているはずだ。

なにがいいかなあ。
うーん。消耗品というのも1つの手ではある。
今日、高校生の生徒に相談したら、
ペアリングと香水くらいしかプレゼントしたことがないと言っていた。
さすがに、ペアリングなんてプレゼントするわけにはいかない。
香水は…、どうだろう?
あの子には合わない気もするが。

店を回って考えてみるのも一興だが、
そうするとますます迷う気がする。
いつも店で考えるとそうなるからだ。
やはり、ここである程度考えておかなければ。

試しにインターネットで検索してみたが、
冠婚葬祭のお返しと、ホワイトデーのお返しの話ばかりだ。
それはそうかもしれないが。
ただ、ホワイトデーのお返しの話が多かったのは、少し意外だった。
それだけ、ホワイトデーで困る男が多いということだろうか。
目に付いたのは、統計を取っているページと、
お返しは絶対にするべきだと主張する女性のページ。

気になるのは、その生徒にどういう意図があるのかということ。
プレゼントをくれたのだから、嫌われているとは考えにくい。
あまりにも格好に気を使わなさすぎるという意見ももっともに見える。
それだけの理由でプレゼントをくれるというのは
少々金銭感覚に乏しすぎる印象は受けるが、
実際、金銭感覚に乏しい感じはする。
お金のことには構わない両親だったおかげで、
僕も、中学生の頃はこの程度の金銭感覚だった。
50万円以上かけてアメリカにホームステイに行くなんて、
今の僕ならよくよくの覚悟がなければできない。
例えそれが、親のお金であったとしてもだ。
少なくとも、それだけのものを得てこようと努力はするだろう。
しかし、僕は遊んできただけだった。
いい経験はしたかもしれないが、少なくとも努力はしていない。

とにかく、問題なのはそれ以外の場合。
まあ、ほんの数回しか会っていないし、あり得ないとは思うが、
もしその生徒が僕に対して何らかの感情を抱いていた場合、
僕もそれ相応の対応をしなければならないだろう。
かなり下手に出ていたし、とてもかっこいいようには見えなかったはずだが。
まあ、唯一可能性があるとすれば、
それは周囲の中学生と比べて大人に見えることくらいか。
僕は確かに思考回路は幼稚だが、
それでも、中学生に負けるつもりはない。
もちろん、中学生と言ってもいろいろいるが。
明確な目標を持って努力している中学生がいたら、僕にはとても勝てないかもしれない。

もし彼女から意思表示があったら、
僕はそれに応えるべきなのだろうか。
僕はまだ、その生徒のことをよく知らない。
いいとも悪いとも思わない。
こんな中途半端な気持ちでは、受け容れるべきじゃないのかもしれない。
まあ、こんなことを考えていること自体が、彼女に対して失礼なのだろうが。

恋愛の形。
世の中には、いろいろな恋愛の形があるし、存在しうる。
同年代の恋愛、どちらかが年上の恋愛。
社会的な立場の異なる恋愛。社会的にも極めて近い立場での恋愛。
そういう、環境が与える影響というのは、どのようなものなのだろう?

ずっと長くつきあってきて、
今はもう、お互いのことを実によく知っているというカップルがいても、
それだけで幸せとは言えない。
その上に、これと言った障害がないとしてもそうだ。
障害がないということは、これから障害が起こりうる心配をするということだ。
ほとんどの人間は、物事がすべてうまくいくということに慣れていないし、
あまり慣れるべきではないだろう。
だから、何の障害がなくたって、お互いに不安になる。
このまま一緒にやっていけるのだろうか、と。

障害があれば、当然、その障害が2人の行く手を阻む。
社会的な障害、経済的な障害、年齢的な障害、価値観の相違、その他、
障害となりうる事柄は無数に存在する。
乗り越えられれば一層強い絆になるだろうが、
失敗したらそれまでだ。
どんなに固く結ばれていた絆でも、断ち切られてしまえばそれでおしまいということだ。

どちらがいいのだろう?
理想なんて存在するんだろうか?
歴史上、恋愛ほど人の心を悩ませてきた問題は、他にあるまい。
哲学、数学など、人の心を悩ませてきた問題は多いが、
これほど普遍的な問題となると、僕は他に知らない。

僕は、どんな恋愛の形がいいのだろうか。
理想としては、年上の人に引っ張ってもらうと考えていた。
しかし、本当にそれが理想なのだろうか。
相手に負担がかかるし、それで本当にいいのだろうか。
なにより、そんな都合のいい相手がいるのだろうか。
そして、そんなことを望む相手がいるのだろうか。

冷静に考えてみたら、彼女と合わないことはよく分かった。
彼女は基本的に、かなり受け身の印象を受けた。
僕だってそうだ。
よほど無理しないと、自分から能動的に動くなんてことはない。
リスクのあることは、基本的にしない主義だ。
リスクを負ってまでしたいことなんて、そうはないからだ。
彼女とつきあっていくなら、お互いが自分の性格を曲げて、
相当無理をしなければならない。
まあ、万が一うまくいっていたとしても、破綻することは目に見えていたと言える。
実際の彼女がどんな人なのかは、全然分からないのだが。
まあ、相当強いコンプレックスを抱いていることは確かだ。
こればかりはどうしようもないだろうから、気長につきあっていくしかないだろう。

そういえば、今日、帰りの電車の中で、きれいな人を見かけた。
その人が寝ているのをいいことに、乗った駅から下りるまでの3駅の間、
ずっとその人の顔を眺めていた。
きれいな女性の顔というのは、いくら眺めていても飽きないものだ。
どんな芸術品よりも美しい。
…なんだか変態じみてきたな。大丈夫かな、俺。
そのうちストーカーになったりするかもしれない。
まあ、この不器用さでそんなことをしたら、アッと言う間に捕まってしまって終わりだろう。
こんなことを書いていて、僕の住んでいる近隣でストーカー被害が出たりしたら
疑われりしないだろうか。
まさか警察がこんなものを見たりはしないだろうが…。

物足りないが、今日はこんなもので。
ああ、毎日毎日遅いなあ。

2002/8/28 4:32



2002年08月26日(月) 旅行

2002/8/27 4:50
時間がかなりヤバいので、今日は手短に済ませるつもりだ。
まあ、実際どうなるのかは分からないが…。

今日は、日帰りの旅行に行ってきた。
まあ、そう言うと少々大げさか。
要はドライブだ。
熱海や伊豆の方に行ってきた。
あの辺は、おもしろいほど有料道路があった。
なんと、全部で8つだ。これには驚いた。

さすがに眠くて書くことが思い当たらない。
いろいろあった気がするのだが…。
とりあえず、熱海まではなにもなかった。
なんだか道が混んでいたことくらいしか記憶にない。

そこから先はさらに記憶がない。
ずっと寝ていたからだ。
公園で少し下りたりしたが、それ以外には特に何もしていない。

いろいろあったはずなのだが、どうやら書く気分じゃないようだ。
やはり、一睡もせずに朝日を見てしまうと少々不安になる。
まあ、不安になる原因はそれだけではないが。
夏休み、ほとんどなにもせずに終わりになってしまっている。
教職の課題にも手をつけていない。
教職なんて必要ないのだが、どうすべきだろうか。

そう言えば、試験の勉強もしていない。
夏休み前までは、彼女のことを思うとやる気が湧いてきたもんだが、
今はもちろん、とてもそんな気分にはなれない。
我ながら単純な精神構造だ。
…これでは、フラれるまでもなく、彼女にはふさわしくないな。
やれやれ…。それが分かっていても、どうにかしようという気になれないのが一番問題だ。

明日には父が単身赴任先の八戸へ帰ってしまう。
結局、父にはなにもしてあげられなかった。
将来、このことを後悔することになるのかもしれない。
と言っても、僕はこのような感情的問題でいちいち深刻に考えたりはしないので、
そんなことはないかもしれないが。
まあ、未来のことは未来になってみなければ分からない。
こんなことを思うと、自分が少し、人格的に破綻しているような気がする。
しかし、当然のことを当然と思わずに、
冷静に考えてみれば、感情的になる道理はない。
どのような場合でもそうだが、感情的になって得をすることなどないはずだ。
他者の評価の点では大きく異なるが、
その場合、感情的になったように装えばいいだけだ。
僕は、残念ながら今までは感情を表に出すことも多かった。
だが、その経験を生かせば、適切なときに適切な反応をすることは比較的容易だ。

それにしても、今日一日、
熱海から伊豆にかけてあれだけ走り回ったのだから、
何か気づいたことがあっても良さそうなものだが…。
眠くて、とても記憶をたどれない。

そう言えば、今日もまた夢を見た。
また、彼女が現れていた。
ただそれだけ覚えていて、内容はまったく覚えていないが…。

さて、いい加減に忘れないとな。
果たせない夢をいつまでも追うほど馬鹿馬鹿しいことはない。

2002/8/27 5:24



2002年08月25日(日) 独断と偏見によるオーディオ機器の考え方

2002/8/25 1:00
特徴として、スピーカは自然な音が楽しめて、ヘッドホンははっきりとした音が楽しめる、というのがあるようだ。
要するに、金をかけなければ、という条件付きだが、
スピーカは細かい音がよく分からないのだ。
そして、ヘッドホンは安くてもまあまあ分かる代わりに頭の中で鳴り響くような不自然な音になる。
僕はそれがすごく好きなのだが、違和感を感じる人も多いだろう。
さらに、左右にパンが振ってあると、さらに違和感を感じる人も多い。
スピーカなら左右から自然に聞こえるが、ヘッドホンだと、耳の片方からしか聞こえないという、
自然の中ではほとんどあり得ない事態が起こる。
まあ、そんな音源は、よほど変なものでない限りないのだが。
ゲームやMIDIデータなどによく見られる。

とまあ、そんなわけで、
普通に考えて、普通に投資するならスピーカの方がいい。
安上がりに効果的にクリアな音が聴きたいなら、デメリットに目をつぶってヘッドホンがいいだろう。

ただし、ここからが問題だ。
オーディオ機器はオーディオ機器のみで使うのではない。
…音楽を聴くという用途以外にオーディオ機器を使うつもりがない人間は
ここから先はまったく関係のない事柄になるだろう。

僕の場合は特にそうなのだが、
せっかく買ったオーディオ機器なのだから、なるべく多用途に使いたいと思う。
「音楽」だけでなく、「音」も聞きたいのだ。
例えば、ゲームの音楽や効果音、Windowsの効果音、その他、いろいろなものがある。
僕は使っていないが、テレビの音を聞きたい人もいるだろうし、
映画の音を聞きたい人もいるだろう。

このような場合、その目的にもよるが、
ヘッドホンが適している場合も多い。
特に、テレビ電話には絶対ヘッドホンの方が適している。
スピーカで電話などというのは、試してみると分かるが、
かなり間抜けと言っても過言ではない。

デメリットは数多い。
まず、先程述べたように、よほどのスピーカを使わない限り、
スピーカというのは音が聞き取りにくい。
特に、全体の流れを聴けばいい音楽と違って、会話は音質よりその言葉の内容が問題だ。
固定電話など、11kHzというあきれるほどの低音質であるにもかかわらず、会話は成立する。
こんな音質では音楽を聴くことなど期待すべくもないが、
それでも会話は成立するのだ。そんなことより、重要なのは音がクッキリと聞こえることだ。

他にもデメリットはある。
試してみるとすぐに分かるが、スピーカから音が出ると、
音を四方八方にまき散らす。
当たり前だ。スピーカというのはそういう仕様だ。
少なくとも僕は、指向性の極端に高い音を出すスピーカなど見たことはない。
高音は指向性が高いようだが、人の声程度だと、すぐに回折などの現象を起こすことだろう。
そうすると、当然マイクもその音を拾うし、周囲の人間にも聞こえる。
マイクが音を拾うと、エコーのように反響することになる。
ボリュームの設定やマイクとスピーカの位置によっては、
その音がどんどん増幅され、ハウリングのような現象を起こす。
さらに、周りの人間にとっても迷惑だ。

ということで、電話にはヘッドホンが適している。
コストパフォーマンスを考えると、ヘッドセットマイクがいいだろう。
価格は1500円程度だ。
ちなみに、わざとなのか、それともコストの問題なのか、
このような安価なヘッドセットマイクは、極端に音質が落ちていて、
低音や高音の特性が非常に悪い。
悪いと言っても、会話には適している。
余計な音が消えるからだ。
人の声以外はカットするフィルタに近いと言ってもいい。実際はフィルタなどではないはずだが。

他に、ゲームをするときにもヘッドホンが適している。
バイオハザードやクロックタワーなど、ヘッドホンの使用を推奨しているゲームもあるが、
そうでなくても、ヘッドホンを使った方がいい。
ヘッドホンの方が、左右が分かりやすいからだ。
何度も述べているように、安価なスピーカの音ははっきりしない。
だから、右で鳴っているのか左で鳴っているのかも、
わずかなパンでは分かりにくい。
スピーカ同士の距離を開ければ分かるが…。
しかし、ヘッドホンなら、頭の中で鳴り響いている音が横に寄るのだから
割と小さな変化でもよく分かる。
鬼武者やバイオハザードなど、主人公に近い視点のゲームなどは、
ヘッドホンを使うだけで、敵の方向が分かるようになる。
鬼武者などの場合は特に、サウンド設定がステレオだけで3つあるが、
この設定の恩恵は、ヘッドホンでないと少々分かりにくい。

あと、人の声が入るゲームも、ヘッドホンの方がいい。
Final Fantasy Xは、ヘッドホンなら字幕なしでもよく分かる。
せっかくのCGも、字幕を見ていたのでは目に入らない。
CGを見ないのでは、Final Fantasyを買った意味がない。
サウンド・エフェクトの場合、はっきりとした音と方向性を考えると、ヘッドホンの方が有利だと思う。

それから、ゲームの場合、
部屋の残響音が考慮されていないと思われるものが多い。
特に、Star Oceanシリーズはその傾向が顕著だ。
リバーブと呼ばれる残響効果がかなり強くかけられているのを感じる。
あと、今ではあまり考慮する必要はないが、
スーパーファミコンのゲームも、残響効果はすさまじいものがある。
スーパーファミコンの音楽をMIDIで再現しているデータを見ると、
リバーブ効果が限界までかけられている場合がある。
このようなゲームの音楽をスピーカで鳴らすと、
音量が小さいときはあまり影響を感じないが、
音量を大きくすると部屋に響きまくってひどくうるさく感じる。
このような場合も、ヘッドホンの方が有利だろう。

ヘッドホンにはもともと、耳に装着するという仕様から、
どうしても不自然な音という特徴がある。
だがこの特徴は、初めから不自然な音を聞くときには、それほど問題にならないのだ。
むしろ、有利になる場合も多いと、僕は思う。

人の声は不自然ではないが、
スピーカから流れるのと比べれば、ヘッドホンの方が聞きやすいことは間違いない。
…考えてみれば、人の声を、面と向かって話しているのと同じくらい聞き取りやすくする技術というのは
あまり考えられていない気がする。
どのようにすると良いのだろうか?
やはり、目的に特化したスピーカがもっとも良いだろうか…。
大企業のトップがテレビ電話で会談するような場合、
どのようなシステムが用いられているのだろうか。
今度、セットアップに行ったときにでも見てこようか…。
案外、黒電話だったりするかもしれないが。

有名な話ではあるが、
内部に一切電子回路を持たない黒電話は、
もっとも盗聴が難しい電話機なのだそうだ。
盗聴しようにも、仕掛けようがないらしい。
我が大学でも、一部の教室には黒電話を設置して、連絡にはそれを用いている。
一度、実験中に突然黒電話が鳴り響いたことがある。
まさか、教室に設置されている電話が講義中になるなどとは思わなかったから、
僕たちはひどくびっくりしてその様子を眺めた。
教官は電話を取り、ひどく深刻そうにうなずいていた。
いったいなんなのかと思って、一同は息をのんだ。
教官は、元の位置に戻ると、軽く言い放った。
「間違い電話だった。」と。

考えてもみるがいい。
そもそも、教室に黒電話というのが相当嘘臭い光景だ。
しかも、なんなのか知らないが、その電話は床に直接置いてあった。
だから、教官は床にしゃがみ込んでその電話を取ったのだ。
あり得ない…。天下の助教授が、学生たちが見つめる前で床にしゃがみ込み、
突然鳴った黒電話を取るなんて…。
しかも、大学の構内にある教室なのだから、間違いなく内線の電話だ。
それなのに、間違い電話と言う。
いったいあれはなんだったのか、今もって謎なのだ。

ちなみに、まるで盗聴防止のために黒電話を設置しているかのように書いたが、
黒電話を置く台すら存在しないことを考えると、
おそらく、コストパフォーマンスを十分に考えた結果なのだと考えられる。
ひらたく言えば、金がなかったのだ。きっと。

オーディオ機器の話が途中で飛んでしまったので、
一応ちょっとまとめを書くことにする。
知っている人には常識なのだろうが、
オーディオ機器というのは、「これが一番いい」という言われ方をすることがままある。
しかし、今の時代、オーディオ機器の用途は多種多様だ。
バッハしか聴かない人もいれば、古代の宗教音楽から現代の前衛音楽、
さらにはゲームのBGMや声優のアニメソング…、ごほごほ…。
とまあ、何でもかんでも聴きまくる人だっているだろう。
彼らはそれぞれ、まったく違う趣味趣向を持つ人だ。
オーディオ機器は、彼らのように様々な感覚を持つ人たちの需要を満たすために
多様化したと考えられるだろう。
と言うよりも、そう考えた方が、オーディオ機器を選ぶ上で都合がよい。
そのように多様化したオーディオ機器が存在するのだから、
自分にとって、どれが最善であるかを考えればいいだろう。
それは人によって、様々な結論になるだろう。
経済的な状況も考えれば、ラジカセだって最善の選択になりうる。
小型PCを持ち歩いて、そのPCでMP3データを再生して楽しむという方法だってある。
要は、求めるものと、それを実現するための犠牲だ。
ちょうどバランスが取れるものを用いればいいだろう。
まあ、バランスが取れていたって、
最高の投資で最高の装備を調えてしまうと、他のことができなくなってしまうが。
同様に、最低の投資で最低の装備を調えてしまうと、
結局、不満が出てくる可能性が高い。
その辺りもバランスだろう。

2002/8/25 2:04

2002/8/26 2:29
早くも追記。
昨日のことなのだが、ハーゲンダッツのロイヤルミルクティーを、昼食のラーメンのあとに食べた。
2年前、この川崎に来たときも、やはりラーメンだった。
そして今回も…。とんこつしょうゆラーメン。チャーシューがおいしかった。
で、ロイヤルミルクティーを食べたことで、残るはコーヒーのみ。
まあ、他のシリーズがいろいろあるのだが、その辺は知ったことではないということで。

あと、おとといくらいから、腕立て伏せを再開した。
しばらくサボってしまっていたのだ。
ただ、連続で100回やるのは、体力的にはともかく、時間的に面倒くさい。
毎日毎日そんなに時間をかけたくない。
…ということで、片腕で20回ずつやって、それから両腕で50回やることにした。
まあ、効果があるのかどうかは知らないが、やらないよりマシだろう。
足りないと思ったらスピードを落とせばいい。
中途半端な姿勢で長くいれば、その分負荷がかかるのだから。

2002/8/25 2:33

2002/8/26 2:02
今日は、友人とカラオケに行った。2人で5時間歌い続けた。
さすがに、少々喉が疲れた。
しかし、そういう問題とは別に、声がかれてから声が出にくくなっている。
別に歌手になりたいわけではないのだから、別に構わないのだが。
歌手になれるような特殊な声を持っていないことは、自分が一番よく分かっている。
昔は結構きれいな声だったのだが…。
たぶん、どこにもその記録はないだろう。

大学の近くの店に行ったのだが、
その途中、大手町駅にて、火災非常放送の訓練があった。
サイレンが鳴って、一生懸命放送していたのだが、
何を言っているのかなかなか聞き取れなかった。
どういう意図なのか知らないが、上に書いた「聞き取りやすい言葉」の条件から明らかに逸脱している。
残響音が異常に大きいのだ。
改善の余地が十分にあると思うのだが、当事者は誰もそうは思わないのだろうか。
あんなに聞き取りにくくては、いざというときにパニックになりかねないと思うのだが。

で、先週を除いて毎週おなじみのドラマ。
内容については、Webを見ればすぐに分かるという、実に当たり前のことを失念していた。
ということで、内容については特に触れない。
まあ、物語が展開するにつれて、徐々に制約が大きくなってきた。
今まで張った伏線に縛られている感じは否めない。
だから、今までと比べて大きく物語が動いた感じはしない。
それにしてもこの主人公、ヒロインとの約束を一度も守っていないのではなかろうか。
それでもモテるのだから、世の中は不公平だ。
約束をすれば必ず破られるという、お約束なのかもしれない。

それから、これも前に書いたかもしれないが、
このドラマ、服装を効果的に用いている。
ヒロインのイメージを作るにももちろん服装は重要だ。
だが、そんなものはドラマに限った話ではない。
このヒロインの服装と彼女の服装のイメージが似ていると書いたことがあるが、
普通の人だって、自分の示したいイメージに合わせた服を着るものだ。
僕だって、基本的には服なんて安ければなんでもいいが、
それでも、ある程度無難な格好を心がけているつもりだ。
ちなみに、彼女がこのドラマのヒロインのような雰囲気を醸し出したいと思っているのかどうか、
なんてことは知らない。ただの偶然かもしれないし、僕がそう思いこんでいるだけかもしれない。

で、そんなことより注目すべきなのは、スーツだ。
クーデターに失敗して閑職に追いやられたサラリーマンを表現するとき、
サイズの合わないスーツを着せてうまく表現している。
また、主人公自身の場合も、少しサイズの合っていないスーツを着せて、
まだまだ学生で、スーツを着慣れていない様子を表現している。
ただ、主人公の場合、顔が顔なので、あまり違和感を感じないのだが…。
あれだけの男前になると、なにを着せてもそれなりに様になるらしい。

僕は、ものの考え方は、比較的古い考え方が好きだ。
最近の冷静な考え方は、それが正しいと思うし、実際自分もそういう判断を行動の指針にしているが、
どうしても好きにはなれない。
こういう、半分時代劇のようなドラマを見ると、
物事の考え方が、30年程度で大きく変わってきていることに気づく。

個人的に一番大きく変わったと思うのだが、苦しいという概念。
昔の苦しみというのは、ある意味で身近だったようなイメージがある。
そして、昔の人は、苦しんでいる自分というのを、ある意味自己陶酔的に見つめている部分があったように思える。
ああ、私は今、苦しんでいるんだ…!という感じだ。
歌などを聴いても、この時期の歌にはそういう歌詞が結構見られる。

ところが、最近になると、この概念に少々変化が現れているように感じる。
身近でなくなったというか、非現実的な印象を受けるのだ。
それは、僕の生活が苦しみから遠いせいなのかもしれないが。
ただ、私は苦しいのだと、主張するような場面は明らかに減っている気がする。
そういう言葉で同情を買うような行為がさげすまれるようになったのだと思う。
悲しみはともかく、苦しみなんて自分の考え方と努力次第で
どうにでもなるという考え方が一般的になったのだろうか。

今、苦しみというと、漠然とした、現実感のないマイナスイメージという感じだろう。
悪く言えば、「ほら、私はこんなに苦しんでいるんだ!すごいだろう!?」というような
押しつけがましい感じはなくなってきた。
昔は、そういうことを表現する文学者が多くいて、
今は文学者そのものにインパクトがない、というのが原因のような気がする。
苦しい苦しいと言われることなんて迷惑以外の何者でもないが、
他人がしていれば、自分もしていいと勘違いするものだ。
昔は、そういう環境があったのだろう。

こんな短い時間でも、苦しみだけでなく、
多くの感情に対する感覚が変わってきているように思う。
たったこれだけの時間でこれだけ変化するのだから、
人間とは変化する生き物だとしみじみと実感する。
それと共に、価値観なんてものにはそれほど意味がないとも感じる。
周りの環境などで、容易に変化しうるものだからだ。
僕だって、今が安保闘争真っ盛りの頃だったら、学生運動に参加していたに違いない。
しかし今は、少々政治に不満を感じないこともないが、
基本的に、行動で政治を変えようとは思わない。

一応大学生活に関する日記なのでそれっぽいことを書くと、
今の学生がもっとも好むのは、おそらく楽しみだろう。
同じプラスイメージの感情でも、喜びにはそれほど興味がないようだ。
基本的に、楽しみは現在や未来に関する感情だし、喜びは過去に関する感情だ。
だから要するに、済んだことには興味がないということだ。
終わったことよりも、これからどうすれば楽しめるのか。
そういう感覚が、常識的に身に付いているように感じる。

自分のことならともかく、他人が感情的になることは、とにかく極端に嫌がる。
まあ、僕だって周りの人間が感情的になるなんて嫌だが。
それがどのくらいなのかというと、議論が成立しないほどだ。
普通、議論をするときは反論をする。
何らかの意見があって、それに対する反論がないとなかなか議論なんてのは成立しない。
しかし、ただ対立する意見を示したということだけで、「逆ギレ」などと称して
そういう行動を戒めるような風潮がある。

そもそも、なぜ「逆」なのかと言うことを考えると、
このことが示す根本的な問題に思い当たる。
「逆」と言っているのだから、当然、逆でない元のものが存在する。
それが、最初の意見だ。
つまり、普通にただ意見を提示するだけで「キレた」とし、
それに反論すると「逆ギレ」などと言うことが現実としてあるのだ。

幸いなことに僕自身は、そういうことを言われた経験はあまりないが、
それでも、周りにいる人間によっては、そういうことを言われることもある。
では、そんなことを言われるとどうなるかと言えば、ことは単純。
議論が成立しないのだ。先ほどは成立しにくいと書いたが、
そもそも意見の提示すら阻まれるような雰囲気では、
成立しにくいという表現では控えめすぎる。
成立しないと言うべきだ。

本来議論を闘わせ、互いを高める場であるべき大学ですらこうなのだ。
社会一般にもそのような風潮はある程度存在するだろう。
議論を善とする価値観がないのだ。

だから、楽しみだけが善となる。
過去のことは振り返らないという風潮があるので喜びもない。

それから問題なのは、木を見て森を見ず、という態度に関して。
まあ、一般的には、そのような態度は悪いとされている。
しかし、考えてみれば、物事の全体を把握して、冷静に自体を傍観しているような人間が、
圧倒的な行動力で一直線に突き進めるとは思えない。
そういう人間はみんな、どこか視野の狭い部分があるはずだ。
自分の目標とすべきことだけをにらみ、他は捨ててしまっているのだ。
そうでもしない限り、他の人間が為しえないことを成すなんてできないだろう。
時には細かいことを忘れ、すべてを1つのことに集中することも必要だ。

だが、そういうことに対する価値が、異常に低く見られている。
夢を持つことは大事だと言いながら、
夢に向かって進みはじめた人間に対しては、みんなで足を引っ張る。
夢を持たず、漠然と生きている人間の群に無理矢理放り込もうとする。
そのうち、多くの人間は夢から覚め、現実を見据えるだろう。
現実を見据えてしまっては終わりだ。
障害を冷静に認識してしまっては、その障害を乗り越え、突き進む意欲など湧かないだろう。

それで、いいのかもしれない。
みんながみんな夢を見て、それぞれ勝手なことをやり始めたら社会は成立しない。
多くの人が世を見据えて、犠牲になることで社会は成立しているのだ。
ただ、そんなことでは、次代を築くことはなかなかできないと思うのだが。
ああ、今日も遅い。早く寝るようにしないと。

2002/8/26 3:09



2002年08月24日(土) 再び悪夢…

2002/8/24 7:13
また、悪夢を見た。
だから、こんな時間から日記を書いているのだが。

今度は、自分が苦しむ夢ではなかった。
始まりは覚えていない。
自転車で野球のグラウンドに通りかかったとき、歩いていて膝に猛烈な脱力感があったことを覚えている。
そして、その脱力感は徐々にひどくなった。
練習が終わる間際にグラウンドに行ったのだが、
そんなことは構わずベンチまではうようにして歩いた。
ベンチにたどり着いたときにはもう、あまりにひどい脱力感で歩くことすらできなかった。
休めば治るかと思ったが、結局入院することになってしまった。
この時点で夢だと気づけよ、と思ったのだが、
なぜか入院した病院は、父の会社の系列の、東工大付属病院。(笑)
東工大に付属病院なんてないはずだし、
民間企業に国立の系列病院があるはずもない。

結局、僕は謎の病名(病名を言われたのは覚えているが、オスカー・なんとかとしか覚えていない)の病気だと診断され、
入院することになった。
しかし、ベッドに寝ているともう、膝の脱力感はなかったので、
歩いてみたら案の定、何の異常もなく歩けた。
そこで一階のロビーに来たところで、医者と看護婦に見つかった。
歩けないはずの患者が歩いているのを見て、医者はあわてて僕の膝を見た。
医者は「治っている…!」と唖然としていた。
さすが夢だ。
一階のロビー、どこかで見たような風景だったのだが…。
吹き抜けがあって、ガラスの柵があって…。
そうだ。少し違うが、大学の新二号館一階のロビーだ。
そのロビーを、少しきれいにリニューアルした感じだった。

その後、展開を覚えていないのだが、
なぜか僕は、…。いや、待てよ。
そうだ。僕は、鞄をなくしたのだ。
鞄をなくして、なぜか4階に隠された特別処置室に行くことになった。
入室が許可された時間は21時6分ちょうどから、21時7分20秒まで80秒のみ。
厳重に保護された部屋へ、行くことになった。
理由なんざ覚えちゃいないが、
たぶん、僕が入院したときの処置をそこでしたとかそんな理由だろう。

特別処置室の入り口には女性が立っていた。
出入りする人を監視しているらしい。
関係者以外は立入禁止の部屋で、そんなところに入れたのは
父の会社の系列の病院だったからだ。

特別処置室の中は凄惨な状況だった。
ちなみに、「特別処置室」というのは夢で見た言葉ではない。
ただ、それっぽい言葉を適当に当てはめただけだ。
なぜか女性ばかり、ベッドにズラッと並べられて寝ていた。
4人部屋とか8人部屋とかそういうレベルではない。
生まれたばかりの新生児の部屋のように、ズラッと並べられていたのだ。
目を反対側の廊下に向けると、そちらにもすさまじい病状の人間がいた。
そちらはなぜか1人しか印象に残っていない。
豚のようにむくれた、異常な顔の女性がいた。

結局、特別措置室の中には、鞄はなかった…。
ん?いや、おかしいな…。
そうだ。特別措置室へ行く前に、鞄は見つかったんだったか?
なぜか友人が3人ほど来ていて、彼らが持ってきてくれた気がする。
吹き抜けの2階部分から身を乗り出して鞄を見せてくれた記憶がある。

いや、やはり一度、僕はその場を去ったはずだ。
その去り際、なぜかそこに、彼女にそっくりな人がいた。
苦痛に顔をゆがめて、ベッドに横たわっている。
僕と目が合ったが、まさか、と思って僕はその場を去った。
父の力で無理矢理入っているのだ。
あまり余計な干渉をすべきではない。

一度目はエレベータで出入りしたのだが、
二度目は「秘密の部屋にエレベータが止まるはずはない」という矛盾した理屈があり、階段で向かった。
足が悪かったのは、いつの時代の話だろう?

いったいどの場面だったのかは覚えていないが、
背が高くて、黒縁のメガネをかけたやせ形の医者がいたのを覚えている。
読んだことのない人ばかりだと思うが、
「エンジェリックレイヤー」や、「ちょびっつ」に出てくる
白衣を着た男をイメージするといいのではないかと思う。

とにかく、また特別処置室へ向かった。
階段では、まるでドラマの「サトラレ」に出てくる監視役のような2人組の男女が見張っていた。
ただ、顔は神田うのではなかった。
なかったが、美人なのに化粧が濃すぎる嫌な感じだったので、
おそらく僕の神田うのに対するイメージが反映されたのだろう。

2度目も、なにをしに向かったのか、よく分からなかった。
今、39分。
日記を書き始めてから26分も経って、だいぶ夢の記憶も薄れているようだ。
とにかく、特別処置室に入って、中を見た。
今度は、彼女たちの会話が聞こえた。
「あなた、ランクはいくつ?私はAよ。」
すると、病状のひどそうな人間が、つらそうに答える。
「私は…、Kよ。」
そんなような会話がわいわいと聞こえる。
僕の耳に、ナレーションのような声が聞こえる。
ここは特に重症の患者を、隔離するための部屋だと。
…いや、違うな。僕が夢の中で思ったのか。
まあ、どっちなのかは覚えていない。

やはり、彼女に似た患者がいた。
また、目が合った気がした。
今度は、僕は室内まで入ったが、やはり彼女には声をかけなかった。
彼女は苦痛に顔をゆがめて、僕を見ている。
ここで、僕は医者と何か会話を交わした気がするが、覚えてはいない。
それが当初の目的だったのかもしれない。

患者の部屋は、すべてガラス越しだ。
だから、中に入らなくても中の様子が分かる。
僕が部屋を出て、部屋の前から立ち去ろうとしたとき、彼女が叫んだ。
僕の名字を呼んだのだ。僕がビクッとして立ち止まり、振り返ると、
顔の皮膚が変色している彼女が、今度は僕のファーストネームを呼んだ。
どうでもいいが、どちらも君付けだった。
僕は、その場に立ち止まって恐怖した。どうしよう…、と。
次に、再び彼女は僕の名字を呼んだ。
そこで僕は、たまらなくなって、扉のところまで走って病室に駆け込んだ。

お節介な患者が僕に教えてくれた。
「彼女、これからレーザーメスで顔を焼き切られるのよ。」
僕は、ハッとして彼女の方を見つめた。
「助けて!」
彼女は苦痛にうめきながら叫んだ。
僕は、その場に立ちつくしてしまった。
手術のためだろう。看護婦と医者がベッドを運び出していく。
しかし、なぜか彼女と僕との距離は離れることはない。
すぐ近くにいるのに、僕は彼女になにもしてやることができない。
手を握ろうにも、皮膚病ではそうはいかない。
あたりが暗転し、ベッドに横たわった彼女と僕だけになる。
僕の名を呼びながら助けを求める彼女を前にして、
僕は、なにもできない…。
ただひたすら無力感を感じて、目が覚めた。

…自分は特にひどい目には遭っていないが、たぶん、悪夢だろう。
足の脱力感は、さすがにひどい感触だったが、それでもたいしたことはない。
むくんだ顔で僕に助けを求める彼女に、なにもできなかったことの方がよほど悲しい…。
なぜ僕は、悪夢ばかりが記憶に残るのだろう。
いい夢だって記憶に残ってもいいのに。
たぶん、悪夢じゃないと、夢を見た直後に起きないからだろう。
とにかく、こんな夢を見たおかげで、朝早かったのに寝起きはよかった。

2002/8/24 7:54

2002/8/24 22:48
アクセス解析を見たら、またGoogleから検索してきている人がいた。
言葉は、また「汐路丸」…。
確か、24個目にヒットしたはずだ。
さすがに、汐路丸についての情報を載せているページは少ないのだろうか。
そのとき、少しおもしろいことに気づいた。
Googleのキャッシュが、7月31日のものになっていたのだ。
前のキャッシュは6月28日や7月3日のものだったので、少し新しくなったようだ。
Googleというのは、どういうシステムなのだろう?
ちょくちょくこの日記を検索してみて、
どのくらいの頻度で更新されているのか、見てみるとおもしろいかもしれない。

今日は、先輩と一緒に川崎のロボットコンテストに行ってきた。
相変わらず正式名称はよく覚えていない。
バトルロボットコンテストでないことは分かった。

このコンテスト、簡単に言えば、ロボットにケンカをさせる大会だ。
特徴は、なんと言っても足で歩かなければならないことだ。
やけっぱちだろうがうそっぱちだろうが、とにかく見た目は足のようになっていなければならない。
つまり、人類の生み出した最高の発明と言っても過言ではない、
車輪を使うことが禁止されているのだ。
もちろん無限軌道、通称「キャタピラ」も使用禁止だ。
まるで無限軌道に見えるような機体も存在するが、それはあくまでも見えるだけで、実際は違うらしい。

先輩と一緒に行って、実際、先輩の同僚の試合を見るために行ったのだが、
驚くべきことに、僕の大学の人たちが、その大会に参加していた。
その機体は、優れているとは言えなかったかも知れないが、
少なくとも、僕に作れないことは間違いない。
まさか出ているとは思わなくて、ひどく驚いた。
2機出場していたらしいのだが、結局、最後まで2機目は分からなかった。
今度、大学に行ったときにでも聞いてみることにしよう。
午前中、何度も何度も、見たことのあるような人たちがいたのだが、
まさか本当に同じ大学の同級生だとは思わなかった。
足で歩くロボットなんて、誰にでも簡単に作れるものではない。
それは、多数の不戦敗を出していることからも容易に想像しうる。
2割ほどが規定違反などの原因で試合会場に現れず、
現れてもそのうちの1割ほどが、試合前の歩行試験をパスできずに敗退する。
もちろん、これは僕の目測に過ぎないが、
たぶん、誤差はそれほど大きくないと思う。
実に、全体の3割が、試合前に消え去るのだ。

その先輩の同僚の人たちなのだが、実におもしろかった。
僕の見た限り、勝つことを目的にした機体がほとんどなかったのだ。
まったくないのかもしれない。
歩行する機械なのにプロペラがついていたり、展開して巨大化したりと、奇妙な機能がいっぱいだった。
勝つことは二の次、おもしろいことを最優先に作ったとしか思えなかった。

それにしても、久しぶりにまともに外出して実に疲れた。
今日は、一番上を見れば分かるように、7時過ぎには起きていた。
機能は2時頃には床に着いていたのだが、
ずっと夜更かししていたツケなのか、なかなか眠れなかった。
ようやく眠れそうになったら友人からメールが来たりもした。

そして、なんとか眠れたと思ったら、朝の悪夢。
確かに、パッチリと目は覚めたのだが、
睡眠によって疲れがとれたとは言い難い状況だった。
昨日、実際に眠ったのは3時も近かっただろう。
それで7時に起きたのだから、実際は4時間あまりしか寝ていないことになる。

突然だが、僕は金縛りが嫌いだ。
幽霊が嫌いだとか、そんな理由ではない。
残念ながら理由を明示することは、僕の能力では難しいが、
金縛りはおそらく、幽霊のせいではないだろう。
霊の存在は、科学的に証明されていないはずだ。
そんなものが原因で、実際に人間の体が動かなくなるはずはない。

僕の知る限り、金縛りの原因は、
脳が覚醒状態にあるにもかかわらず、体が睡眠状態にあるということだ。
体と言っても、実際は小脳が眠っている状態と言うべきだろうか。
体、特に筋肉は、電気信号が来たら収縮と伸張を繰り返すだけの器官に過ぎない。
だからきっと、詳しいことは知らないが、
金縛りというのは、小脳が眠っている状態なのだろう。

これがどのような状態を指すか知らない方もいると思うので、
一応僕の経験を示す。
ちなみに、感情的な反応は、あくまでも各個人によって異なる。
あくまでも僕の場合ということだ。

まず、目が覚める。しかし、身体が動かない。
…まあ、はっきり言ってこれ以上説明する必要はないのだが、
一応、もう少し詳しく状況を説明することにする。
意識ははっきりしている。
起きたばっかりなので少しぼんやりしているが、
それでも、明らかに夢でないことが分かる。
僕は、夢は夢と分かるようにしか見ることができない。
夢の世界にのめり込むような、はっきりした夢は見られないのだ。
だから、冒頭の悪夢も、僕自身はあくまでも傍観者だ。
よって、映画や小説のように、足が動かなくなったあと、
いきなり病院まで場面が展開したりする。
ちなみに、聞いたところによると、
必ず午前一時にテレビ番組のように夢を見る人もいるそうだ。
しかも、僕とは違って内容をかなり克明に記憶している。
朝起きて、いきなりPCを起動して忘れないうちに記録する、
などということをしなくても、問題は起きないのだ。

ただし、そうは言っても、
たまたま現実のような夢を見ているに過ぎないのかもしれない。
そのあたりを証明する術はない。
手足の感覚はある。顔は、自由に動いたと思う。
目も開けられたはずだ。
しかし、首から下がまったく動かない。
感覚はあるのに、動かすことができないのだ。
まるで、マトリックスの世界に入ってしまったような感覚だ。

そうなると、僕は恐怖を覚える。
いくら動かそうと思っても、身体はまったく動かない。
頭では、これは金縛りなのだと理解している。
だから、動かないのは当たり前で、放っておけばそのうち治るということも分かっている。
しかし、それでも恐怖する。
なにもできないのだ。
もちろん、眠ろうと思ったってそんな状態でなかなか眠れるものではない。
結局最後には眠ったわけだが、
そうなるまで、僕はかなり長い間恐怖していた。

とまあ、金縛りというとこんな感じだ。
だから、頭が起きているのに身体が起きていない状態なのだ。
もちろん、繰り返すが、夢かもしれないし、反応に個人差はあり得る。
その点は十分注意すべきだ。
金縛りくらいで動じないと言う人も多い。

さすがに、出かけると途端に日記の量が多くなる。
今日は悪夢も見たことだし…。
まったく、日記を書くために毎日生活しているわけではないのだが。
ただまあ、前にも書いたが、
日記にいいことを書けるよう努力するのは、悪いことではないだろう。

それで、今日はその先輩の家で、
僕から見ればかなり高級なオーディオ・システムを聞いてみた。
…驚いた。さすがに、ものが違うだけのことはある。
圧倒的な臨場感。
…しかし、それだけ。
なぜだろう?としばし考えた。
少し考えると、それが当たり前であることに気づいた。

そのシステムは、そもそも迫力だとか
派手な重低音とか、そういうことをあまり重視していないらしい。
重視していないというか、ピュアな音さえ楽しめれば、
そんなものはどうでもいいと思っている、と言ってもいい。
だから、派手な音もなにもないのは当たり前だ。
ただ、ごく自然な音があるだけだ。
機種やセッティングによって多少音に違いはあるようだが、
基本的には音源の音をそのまま楽しもうという姿勢らしいのだ。
その特徴は、僕の耳には、ただひたすらクリアであるとしか感じられなかった。
1つ1つの音が極めてはっきり聞こえる。
たぶん、そんな簡単なものではないのだろうが、
それ以上のことはよく分からなかった。

僕の価値観の中で、それと対極にあるのがAVアンプと呼ばれるものだ。
サラウンドアンプというのもこれに属するようだが、よく分からない。
このアンプは、とにかくシンプルな回路で、
音源をそのまま楽しもうとする上記のシステムとはまったく異なるアーキテクチャを持つ。
…コンピュータでなければアーキテクチャとは呼ばないかもしれないが、そんなことはまあ、いい。
まず、見た目が違う。
まるで最高級品のサウンドボードのように、多種多彩な接続端子を持つ。
そして、当然のようにグラフィック・イコライザを装備している。
だから、それに伴って、楽しみ方も全然違ってくる。
元の音を楽しむのではなく、迫力ある重低音や、響き渡る高音など、
リスナの好みに応じた設定にして音を聴くのだ。
もちろん、音源の質に応じて設定を変えることも自由自在だ。
ジャンルごとにグラフィック・イコライザを調整することなど、
ほとんど基本と言っても過言ではないようだ。
グラフィック・イコライザをMの字になるよう調整するなど、
個々人の好みや音源の特性に応じたコツがいろいろあるようだ。

当たり前のことだが、
このアンプの場合、入ってきた音と出ていく音はもはや別物らしい。
どのような設定にしても、入ってきた音がそのまま出ていくことはない。
なぜなら、多種多様な回路が音に干渉するからだ。
グラフィック・イコライザをフラットにしたとしても、
それは加工後の音をフラットに調整しただけで、
音源の音が直接出るのとはわけが違うらしい。

これもまた当たり前のことだが、
これらはまったく別物であり、これらはユーザが自分の好みに応じて選択すべきものだ。
クラシックなどを好み、迫力のある重低音などに興味がないのであれば
ひたすらピュアで自然な音を目指せばいいし、
J-POPなどを好み、元のままの音と言うより、とにかく部屋中が揺れるような
派手な重低音や、気分次第で音を自由に操ることを好むのなら、AVアンプやサラウンドアンプを用いればいいらしい。

J-POPでも自然な音の方がいいじゃないか、と思うかもしれないが、
実は、アーティストによっては、ピュアオーディオには向かない録音をしていることがある。
この場合、自然な音で鳴るはずなのに、とんでもなく高音と低音を強く感じる場合がある。
僕の聴く限り、Mr.Childrenやスピッツなどはその傾向が顕著だ。
逆に、宇多田ヒカルなどは、あまりそういうことはしていないようだ。

これは、別にMr.Childrenが悪いと言っているわけではない。
むしろ、宇多田ヒカルの方にサービス精神が足りないと言ってもいい。
…まあ、実際はよく分からないのだが。
どういうことかというと、当たり前だが、
普通、Mr.ChildrenのCDを買った人が、10万円以上の高級なオーディオ機器で聴くことはあまりない。
ラジカセだとか、ローエンドのミニコンポなどを使うのが普通だ。
そのような再生媒体は、低音や高音の再生にやや難がある。
それを補うためにダイナミックベースブーストなどと呼ばれる、
低音強調の機能を搭載している場合が多い。
しかし、そのような機能を用いなくても、低価格の再生媒体で十分に楽しめるよう、
Mr.ChildrenなどのCDは調整されているのだ。
だから、元の音を忠実に再現するシステムに通すと、少々異様な音に聞こえる。
つまり、そのようなシステムには向かないのだ。
宇多田ヒカルのCDなどだと、声しか聞こえないような場合もあろう。
しかし彼女の場合、圧倒的な歌唱力があるから、それでも別に問題はないのだ。
ただ、それなりのシステムで聴けば、ベース音までクリアに聞こえる。
ここまでは、あくまでも僕の感想だ。
他の人がどう思うかなんて、僕は知らない。

人によっていろいろ考え方はあるだろうが、
このような音源の場合、AVアンプの方が適していると僕は考える。
もともと音自体が作られた音であり、それを丁寧に再現する必然性は、そもそもあまりない。
極端な場合、歌手の声自体が加工されていることもあるのだ。

それから、ヘッドホンとスピーカのどちらがいいかということだが、
これだって好みによって分かれる。
ただ、僕の知る限りでは、金がないならヘッドホンの方がいい。
10000円程度なら、ヘッドホンの方がはっきりと音が分かる。
…もちろん、これだってクリアな音を求めるのが前提だが。
ヘッドホンもメーカごとに特徴があり、
僕が使っているSONYのヘッドホンは低音をかなり強調する。
そのため、長時間使用していると疲れるが、簡単にいい音の気分を味わえる。
それがいいことかどうかは人それぞれだと思うが。

実際は、ヘッドホンなど検討に値しないと言う人も多いのではなかろうか。
一方で、スピーカが検討に値しないと言う人は、
よほど金銭的に余裕のない人でない限り、あまりいない気がする。
なんだかヘッドホンをけなしているように見えるかもしれないが、
僕はヘッドホンの方が好きだ。ただ、なるべく公平に書こうとすると、こうなるに過ぎない。

続く。
2002/8/25 0:59



2002年08月23日(金) 父の帰宅

2002/8/23 22:04
今日は、八戸に単身赴任していた父が久しぶりに帰ってきた。
前に帰ってきたときはすでに僕のPCが新しくなっていたので、そのときはたぶん3月頃だろう。
5ヶ月ぶり、ということになる。

ずっと先輩とFreshVoiceで会話をしていて、
食事をしにダイニングに行ってみると、
父と弟がやけに楽しそうに会話をしている。
僕がソファーに座ると、2人は僕においしそうな中華丼を見せた。
なんだか違和感を感じたが、僕はそのままソファーに座った。
中華丼にしては、湯気がまったくないし、なんだか冷えてしまっているように見えた。

弟は言った。
「これ、親父が作ってくれた中華丼だよ。俺はもう食べたんだ。うまかったよ。」と。
我が家では、父が結構料理に凝っていて、そのような料理を作ってくれることがよくある。
そのため僕は、疑いもせずにその言葉を聞いていた。
正直言って、かなりお腹が減っていた。
「なに?じゃあ、これは俺の分?」
僕は、弟に聞いた。父の顔を見ると、なんだか嬉しそうに僕の顔を見ている気がした。
「そうだよ。」
そう聞くと、僕はその中華丼を手に取り、
「いただきまーす!」
と言って、勢いよく箸を差し込んだ。…その瞬間、中華丼はあり得ない反発力で箸を弾いた。
「…なんだ?」
僕には、まったく原因がつかめなかった。
冷えてしまっていて、橋も通らないほどご飯が硬くなってしまっていたのだろうか。
僕が首をひねっていると、弟と父が唐突に笑いはじめた。いったいなにがおかしいのだろう?

父と弟の大爆笑は続く。
次の瞬間、僕は再び中華丼に箸を触れてみて、アッと気づいた。
その中華丼はなんと、よく飲食店の店先に置いてある、プラスチックの作り物だったのだ。
…まさか、僕をはめるためにそんな手の込んだものを用意したとは思えないが。
僕は、父と弟の策略にまんまとはまり、
作り物の中華丼を本物と信じ込んでしまったのだ。
「お前、それ見て不自然に思わなかったのかよ!」
不自然には思ったが、だからといって疑いはしなかった。
「だいたい、そんな器、うちにはないだろ!?」
父の大量の八戸土産を見たら、その中に器が混じっていたっておかしくないと思った。
「まさか、引っかかるとは思わなかった…!」
父も、弟と一緒に大爆笑している。
なんてガキっぽい親父だ…!

その後、焼き肉を食べたのだが、
食事中、一時間に渡ってずっとそのことを笑われ続けた。
一家団欒が盛り上がったのはいいが、そのネタが僕の失態というのは納得行かない。
料理の準備をしていた母まで一緒になって大笑いしていた。
いいんだ。僕は純粋なんだ。
まさか、一家総出で僕をはめようとしているなんて、思いもしないじゃないか。
…と言っても、母はなにもしていないが。

そもそも、弟の言動はあまりに巧妙だった。
いつも以上に自然な物言いだった。
普段だったら僕が食べるより前に弟が食べていてもおかしくない中華丼。
それを疑わせないよう、巧妙に言葉を操っていた。
僕が疑うより一瞬早く、その僕の疑心を解決していた。
僕は確信した。弟には、間違いなく詐欺師の才能がある、と。

そう言えば、その弟、
他に好きな人ができたと言って、彼女と別れてしまった。
その彼女からは、弟にはもったいないとしか思えないようなメールが来ていた。
まだ弟のことが好きなのだと。
そして、私は待っている、と。
なぜそれほどに好かれているのかサッパリ理解できないが、
何とももったいないことだ。

今日は、先輩とFreshVoiceというテレビ電話ソフトで遊んでいた。
初めはカメラのあるLibrettoを使っていたが、
遅延が5秒以上あり、少し異常な事態なので、デスクトップを用いた。
案の定、遅延はほとんどなくなった。
やはり、MMX Pentiumの266MHzでは、テレビ電話はまともにできないようだ。
NetMeetingだったらできたのだが…。

そう言えば、今日も外には出かけなかった。
…まあ、いいか。

2002/8/23 22:57



2002年08月22日(木) なにもない一日

2002/8/23 2:42
今日も一日、特に書くべきことのない生活を過ごした。
そろそろ危機感を持った方がいいかもしれない。
勉強もしてないし…。

さすがに、なにもないのに日記を書いていくにも限界がある。
なんでもいいから、ネタはないものだろうか…。

しょうがないので、「ネタ」と入れてGoogleで検索してみた。
うーん、末期症状だ。
まあでも、これで結構おもしろいものが引っかかる。

結局、一番おもしろいのは、ZDNet、ASCIIなどのニュースサイト。
同じニュースでも、新聞社などはどうもいまいちだ。
ただし、日経は専門のサイトを用意しているだけあって、十分に見る価値はある。
それでも、ASCIIやZDNetと比較してどうかと言われると苦しいが。

とりあえず、おもしろいと思ったのは携帯電話の話題。
極めて有名な話ではあるが、
最近の携帯電話は、著しい速度で機能向上を続けている。
さらに、様々なコンテンツ・プロバイダから膨大な数のアプリケーションが提供されている。
いいことばかりのような気もするが、これが新たな問題を引き起こしているというのだ。

それは、利用料金の高騰。
ちょっと考えてみればすぐ分かりそうなことだが、
様々なサービスが高速で提供されるようになると、
その分、利用者の負担は増加する。
今は大抵の携帯電話会社がパケットごとに料金を請求している。
そのため、低速の端末から高速の端末に換えたとき、
そのままの感覚で携帯電話を使い続けると、
高額のパケット通信料を請求されて驚くことになる。

思うに、そろそろこのビジネスにも限界が見えてきたのではないだろうか。
利用者から取れるだけ取りたいという企業の論理は極めてよく分かるのだが、
携帯電話端末で利用できるほとんどのサービスには、あまり必然性がない。
今までなくてもやってこられたし、別に前から需要があったわけでもない。
確かに便利だが、金をかけてまで使う必要などないのだ。
利用者がそのことに気づくのは、そう遠くない未来だろう。

一方で、情報探索の機能はまだまだ不十分だ。
PCですら難しい情報探索を、インタフェースがPCより使いづらい携帯電話で行うのは、かなり困難な仕事だ。
そのような情報探索を支援する機能が、もっとあってもいい気がする。
もっとも、利用者の求める情報の範囲は限りなく広いのだから、
そこから簡単に効率よく情報を見つけだすことは難しいかもしれないが。
だいたい、それができたら、PCによる情報探索だって苦労はしない。

あと、気になるのは漢字変換。
僕は、昔からATOKが好きで、使える限り、必ずATOKを使ってきた。
携帯電話でもATOKが出ているのは嬉しい限りだ。
まあ、僕はPHSユーザなので、嬉しくても使えないのだが…。
この漢字変換、実は、携帯電話ごとに性能がバラバラという面白い現象が起きている。
古い携帯だろうが新しい携帯だろうが、
いいものはいいし、悪いものは悪い、という状況になっている。

ザッと見た感じでは、POBoxとATOK Pocketが特徴的だ。
モバイルWnnというのもあるようだが、特徴としてはATOK Pocketに似ているようなので省略する。
本気で携帯電話のことについて知りたい方は、
こんな口から出任せの日記ではなく、ちゃんとしたソースに当たることを勧める。

POBoxは、予測変換がメインの機能だ。
「おは」と入力すると、「おはよう」という変換候補が現れる。
「おはよう」を確定すると、「ございます」という候補が現れる、といった具合だ。
革新的だが、古い入力に慣れた人間から見ると邪道だ。
PCだったらうっとうしくて誰も使わないような機能だろう。
入力インタフェースに厳しい制限がある携帯電話だからこそ成立するアイデアだ。

一方、ATOK Pocketは、そのような特殊な機能はない。
ただ、高精度の連文節変換と、最新の単語が登録された辞書があるのみだ。
しかし、記憶容量に厳しい制約がある携帯電話では、
シンプルな高機能ほど効果の高いものはないだろう。
実際使ってみてはいないが、ネット上の情報を見る限りでは、
PC版のATOKに近い高精度の連文節変換を実現している。

ただまあ、おそらく、URLトリガー変換のような特殊な機能はないだろう。
あると結構便利なのだが。
URLトリガー変換というのは、漢字変換する代わりに
ブラウザやメーラを呼び出す機能だ。
例えば、「えんぴつ」と入力すると、「エンピツ」や「鉛筆」とならずに、
確定した瞬間ブラウザが起動し、このサイトのトップページが起動する。
文字入力ができるアプリケーションを使っていれば、どこからでも起動が可能で便利だ。
もちろん、確定せずに次の変換候補を選ぶようにすれば、普通の変換もできる。
ただ、いちいち単語登録しないといけないのだが、こればかりは仕方がない。
ちなみに、インストール直後の状態では、
ジャストシステムと入力してもURLトリガー変換の候補が表示されないことから、
1つも登録されていないと考えられる。
まあ、できれば任意のアプリケーションを起動できるようにしてほしいところだが、それは厳しいだろう。
ATOK15ではできるのだろうか?

あと、おもしろいニュースだと思ったのは、
Yahoo!がGoogleとの契約をうち切るというニュースだ。
正確には決定していないらしいのだが。
現在の契約が9月までで、それ以降の予定は未定らしい。
もともとYahoo!の方がずっと優勢だったらしいのだが、
性能の差からか、あるいはうっとうしいトップページがユーザの嫌気を誘ったのか、
理由はよく分からないが、Googleが猛烈な勢いで追い上げてきているらしいのだ。
現在では、GoogleとYahoo!で、シェアをほぼ二分している状態のようだ。

ああ、もう4時だ!
いつの間に…。
余計なことを調べているとすぐに時間が経ってしまう。
それにしても、相変わらずこの時間になると目が冴えてくるな…。
キーを叩く手の動きも軽くなってくる。
良くない傾向だなあ。
昼間はずっとボーっとしているのに…。

2002/8/23 4:15



2002年08月21日(水) プレゼント

2002/8/22 0:55
今日は、塾の講師をやった。
そうしたら、生徒からプレゼントをもらってしまった。
なんと、指輪だ。
しかも、2つセットの上、チェイン付き。
いったい、なにを考えているのだろう…。
まさか、本気でファッションセンスのない僕に同情したとも思えないが。
安くはなかったと思うし…。
これほどのものをくれるとは思わなかった。

今日は、ぱどタウンで懸賞に応募して当たった
たこ焼き券を、たこ焼きに換えに行った。
ところが、どういう理由かは知らないが、その店は店主が外出中とかで
たこ焼きを売っていなかった。
しかも、のぞき込んでみたら明らかに人の姿が見える。
いったい、なんだったのだろう?
いるなら、開けてくれればいいのに。
まあ、ただ券だけ使って帰ろうとしている人間が偉そうなことは言えないが。

はぁ、やばい。
なんだか書く気力がなくなってきた。
本当に、毎日毎日良く書いていたものだ。
いったいなにを書いていたんだっけ…?
昨日も同じことを思ったような気が…。

たぶん、毎日毎日こんな調子で量を増やしていったのだろう。
最近の日記を見直してみると、やはり頭で考えたことが多い。
それだけ、自分の目や耳で感じたことが少ないのだろう。
明日から、意識的に日記に書くネタを探してみようかな…。
その方が、世の中が楽しく見られるかもしれない。

そうは言っても、
今日は考えたことなんてのも特にないしなあ。
そう言えば、日本ハムの事件があった。

あの事件、対処が甘いとかなり批判されているようだが、
僕には、なんとか残って責任を取ろうとしているように見える。
まあ、報酬だけ減らせば、それほど大きな問題ではないのではないかと思う。
やはり、この件でも目に付くのは、マスメディアの安直な報道だ。
いい奴はいい、悪い奴は悪いと、紋切り型というか単純というか、
どうしてそういう報道しかできないのかと不思議に思ってしまう。

ああ、なんだかボーっとする。
睡眠時間が足りない上に昼寝をしすぎたのだろうか。
16時から18時くらいまで、2時間くらい寝ていたからな…。

今日も昨日と同様、かなり涼しかった。
これからもこの調子だといいのだが、どうやらそうも行かないらしい。
また、これから暑くなってくるそうだ。
秋の訪れはまだ早いということか。
喜ぶべきか悲しむべきか。

これから後期に向けて、
生活のリズムを戻していこうと思っているのだが、なかなかそうも行かない。
どうしても夜が遅くなる。
とりあえず、朝は早く起きようと決めているのだが…。
睡眠時間が短くなろうがなんであろうが、
とにかく早く起きてしまえば、いずれペースは戻るはずだ。

そういうわけで、寝ることにする。
こんな調子で、後期は大丈夫なのかな…。
もっと細かい休みをたくさん挟むようにしてほしいものだが、なかなかそういうわけにもいかないのだろうか。

2002/8/22 3:04



2002年08月20日(火) Motion JPEGキャプチャカード

2002/8/20 23:53
僕が使っているビデオキャプチャボードは、
Motion JPEG形式でハードウェア圧縮を行うタイプのキャプチャカードだ。
これ、先輩に教えてもらったページをウロウロしていたら驚いた。
なんと、価格が40000円以上と記されている。
これ、3000円で買ったのだが…。
せいぜい20000円くらいだと思っていたのだが、まさか予想の倍もするとは思わなかった。

今日は、家庭教師のことをすっかり忘れていて、
気づいたら授業開始時間から10分後…。
…実に申し訳ないことをした。いくら夏休みで気がゆるんでいたとは言え。
もう、二度としないようにしなければ。

さて、毎日毎日これだけなにもしないで過ごすと、
本当にネタも尽きてくる。
今までなにを書いてたっけ…?

ちょっと読み返してみたが、
よくもまあ、毎日これだけ書いたものだ。少々あきれてしまう。
夏休みの初めには、人恋しさがあったようだ。
まあ、もともと僕にそんなのはないんだから、ずっと1人で過ごしていたら忘れたのだが。
いろいろ苦しみなどがあったとしても、すべては時間がいやしてくれる。
もっとも、それはこの程度のことだったからかもしれないが。
本当に苦しいことだったら、
きっといつまでも思い出して、自分で自分を傷つける。
治っても治っても、どんどん自分で傷を刻んでしまう。
そのうち、具体的な記憶は薄れていって、ただ漠然とした恐怖と不安だけが残る。
そうなれば、もう手の打ちようがないだろう。
漠然とした恐怖や不安なんて、どうしようもない。
記憶の残っているうちに、自分なりに整理できればいいが…。

8月2日に、自分の姿を見失っていると書いた。
あれから今まで、僕は自分の姿を取り戻せたのだろうか。
冷静にはなった。
疲れも感じなくなった。
感覚的には、もう理想の状態に戻っているのだが、実際はどうなのかよく分からない。

自分の姿なんて、見失っていた方がいいのかもしれない。
周りに流されていた方が楽なことも多い。
自分のためになることだって多い。
周りに流されなかったとしても、その場にずっととどまっているのでは意味がない。

ちなみに、このように抽象的なことを書く日は、
実際書くことがなにもない日だ。
具体的なことが言えないから、心の中に頼らざるを得ない。

具体的かどうかは知らないが、最近、グッと涼しくなってきた。
八月前半の暑さに慣れた体ではもう、汗もかかない。
夜のこの時間になると寒いほどだ。
今年は、残暑が少ないのかもしれない。
最近、気象がおかしいようだから、これからどうなるかは分かったものではないが。
僕も、毎日毎日暇なのだから、
日々の気候だとか雲の流れ、木々の様子などに五感を働かせるのもいいかもしれない。

少し物足りないが、もう遅いから寝ることにする。
さて、明日からもっと早く寝るようにしなければ…。

2002/8/21 2:59



2002年08月19日(月) 他人の日記

2002/8/20 0:17
もう8月の20日だ。
夏休みももうすぐ終わる。
ああ、何もしていない。

今日は雨が降っていて、一日中家にいた。
だから、何もしていない。
もはや、やる気などまったくない。
どこかで補充しなければ…。

だから、今日も他人の日記の話。
だいたいの日記は、普通の生活について書いてある。
でも、時々、とても幸福な日記や、とても不幸な日記がある。
そのような日記は、とても人気があるようだ。
見た感じ、不幸な日記の方がより人気があるようだ。
理由はよく分からない。
でも、読後感はやはり、幸せな日記の方がずっといい。
少し寂しくはなるが、それでも、幸せな気分くらいは分けてもらえる気がする。

日記を読むとつくづく思う。
人間は、どうしてそこまで冷たくなれるのだろう、と。
時として、人は人に対して極端に冷たく接する。
いったいなぜなのだろう?
ただ、見ていて思った。
冷たい人の接し方を変えるのはなかなか難しい。
それよりも、状況を冷静に見られる第三者に助けを求めた方がずっといい、と。
それができるだけの、情報機器が整っている。

昨日の夜、思ったこと。
人を信じるのはいい。でも、信じすぎてはいけない。
すべての人の意見はあくまでも参考で、判断は自分でしなければならない。
当たり前のことだが、忘れがちになる。
自分より優れた人の意見なら、自分よりも優れていると考えやすい。
それではいけない。あくまでも、そのような意見があるという程度にとらえなければならない。

そうだ。彼女を全面的に信じると勝手に決めたとき以来だ。
彼女を信じるのはいいのだが、ついでに他の人の意見もそのまま丸飲みしてしまっていた。
信じるのは彼女1人でいい。
それ以外の人の意見は、冷静に自分の知識や経験と示し合わせて判断しなければ。

ああ、最近本当に頭を使っていないせいで、
日記までまったく進まない。いったいどうしたものか…。

そう言えば住基ネット、
横浜市のデータは受け容れられないらしい。
少し意外な結果だ。まさか、そうなるとは思わなかった。

友人からメッセンジャーで話しかけられた。
その友人、彼女からメールを受け取っていたらしい。
暑中見舞いを書いたら返事が来たそうだ。
…別にたいしたことじゃない。
分かってはいるのだが…。
なんだろう?嫉妬か…?
もう忘れたはずなのに、何かあるとすぐに思い出す…。

さりげなく聞いていたつもりだが、
その友人はどうやら違和感を感じたようで、メールの内容がどんなだったか、
ちょっと細かく教えてくれた。
文字だけなのに、見透かされるとは…。
物事に対して、ずっと冷めた目で見てきたのに、
どうして彼女のことだけは、いつまでたっても冷静に見られないんだろう?
誰か他にいれば、こんな気分もなくなると思うのだが…。
今まで20年間生きてきてほとんど機会がなかったのに、
そんな簡単に他の人、というわけにも行かないだろう。
はぁ、やれやれ…。

そう言えば、その彼女から友人へのメールに、
僕からの連絡はないと書いてあったそうだ。
どういうことだろう?
着信拒否でもされているのかもしれない。
想像は悪い方ばかりへと進む…。
ダメだ。何を言っているのだろう。
いいも悪いも、もう終わったことだ。
彼女は道を示してくれている。僕は、それにただ従えばいい。

もう、記憶だって薄れている。
ただでさえ僕は最近、記憶の損失が激しい。
一ヶ月も前のことになると、ほとんど何も覚えていないに等しい。
必要があれば思い出せるが、漠然と思い出そうとしても何も出てこない。
彼女の顔を思い浮かべることもできない。

写真を見ているとむなしくなる。
もう手が届かないことは分かっているのに…。
いっそのこと、消してしまおうか…。
はっきり言って、写りも良くないし。

最近、人との接触が少ない。
だから、徐々に感覚が薄れていっている。
何が良くて、何が悪いのか。
一般的にどうするべきなのか。常識的にはどうすればいいのか。
…常識をうち破るためには、常識を知らなければならない。
こんなことまで忘れていて、果たして社会で生活していけるのだろうか。

忘れているのではなく、自分の価値観が揺らいでいるのかもしれない。
今まで信じてきた価値観は、彼女1人の存在であっさりくつがえされた。
だから、何が正しいのか分からない。
未来を信じて、未来のために今を生きるのが本当に正しいのか。
刹那的に、今このときをもっと大切にするべきじゃないのか。
そのとき一番自分が楽しいと思うことを…。
いちいち先のことを憂えていては、できることもできないのではないだろうか。
ちなみに、「憂う」は文語的表現で、口語的には「憂える」とするのが適しているらしい。

この日記、見てておもしろいのかな…?
おもしろいとしたら、どこがおもしろいのだろう?
どのような文章が人の心をとらえるかということにはとても興味がある。
特に、自分の文章が人の心をとらえるかどうか。
他人の優れた文章はなかなか真似できないし、
真似したところで本家と同じ質の文章を書くことは難しい。
しかし、自分の文章だったらそんなことは容易だ。
真似も何も、正真正銘自分の文章なのだから。

今日はこんなものだろうか。

2002/8/20 2:46



2002年08月18日(日) ランキング上位

2002/8/18 15:54
外へ出かけようと思ったが、
雨が降っていたのでやめることにした。
で、この「エンピツ」のランキング上位を見てみることにした。

…書いている人たちには悪いが、これはすごい。
作り話ではあり得ないほどの迫力がある。
もちろん、その人がそれぞれ自分の主観で書いているのだから、
事実を正確に伝えてはいないだろう。
なんせ、その人の表現力の他に、僕の理解力の問題もあるのだから。
文章にした時点で事実からは離れ、筆者の主観が入る。
さらに僕がそれを読む時点でも、僕の能力的な限界から、さらにそれは事実から離れる。
そして何よりも、僕は僕の知識と照合してその文章を読む。
その時点で、僕の生きてきた人生とその人の人生が交差して、現実は歪み、狂う。
だから僕は、正確な理解なんてできない。
ただ、すごいと思うだけだ。

しかし、それでも理解できる部分は当然、ある。
現実をそのまま書いた部分は、筆者がウソを書いていない限り真実だ。
文章にして書いているのだからこの表現はおかしいが、
全体としてみると、筆舌に尽くしがたいというのが、僕の印象をもっとも的確に表現している気がする。
僕の生きてきた世界とは明らかに違う。
でも、同じ世界に住んでいるのだから、僕だってどういう弾みでどうなるのかなんて、
誰にも分かりはしない。

あと、おもしろかったのがアクセス数の推移。
と言っても、その人の文章の中でアクセス数について触れられている部分はほとんどない。
しかし、少なくとも、「メールがたくさん来る」と言っている時期にはもう、
たくさんのアクセス数があったのだと考えられる。
内容的に、それほどの変化はない。
どんな原因があったのか知らないが、なかなかおもしろい傾向だ。

その人の日記ほど極端ではないが、
僕の日記にも、多少似た傾向が見られる。
明らかに、序盤より今の方がアクセス数が多い。
少なくとも、最初の1000アクセスまでより、次の2000アクセスまでの方がだいぶ早かった。
やはり、長く書いていればそれなりの効果はあるということだろう。

ただやっぱり、投票ボタンの効果は大きい。
僕はデフォルトの設定のままにしているが、
ランキング上位の日記は、みんな「変化する投票ボタン」を用いている。
下記のようなものだ。


↑エンピツ投票ボタン
My追加これをやるのは、実は見た目以上に面倒だ。
ソースを見てもらうと分かるが、全部で8行ものコードが必要になる。
変化する投票ボタンを使用している人はみんな、毎日それだけの手間をかけているわけだ。
試しに漢字変換で出せるかどうか試してみたが、
やはり、これほど長い文字列は登録できないらしい。

日記を書いて時間をつぶして、外に出かけようと思っていたが、
いつまでたっても雨がやまない。
さすがに、台風の影響と言うだけあってしぶといのだろうか。
もう小雨になったことだし、出かけるかな…。

2002/8/18 17:00

2002/8/18 23:41
この日記を、「大学生活」という言葉だけで検索してきている人がいた。
ヒット数は83400件。そのうち56件目でヒットしていたようだ。
2chの大学生活の板より上なのだから上出来かもしれない。

ああ、もう3時だ。
日が昇る前に寝なければならない。
今日は日記など放り出して、寝ることにするか。

ああ、そうだ。
リッチミルクを食べたが、さすがに横浜の花火大会で、
これから場所取りというときに急いで食べるのと
家で落ち着いて食べるのとでは味が全然違う。
家で食べたときの方が、ずっと味が濃厚だった。
品名がおもしろい。
リッチミルクと銘打っているのに、名前は「アイスクリーム(バニラ)」になっている。

そう言えば、上記のボタンに書いてあるように、
弟が彼女とデートだった。
ボタンを押したくないが結果を知りたいという人がいるかもしれないから一応書いておくが、
押したら「彼女とデート」と出るだけだ。

それはいいのだが、
間抜けなことに、弟は携帯電話の電池を切らしてしまっていた。
だから、代わりに僕のPHSを連絡先にした。
家の電話にしたかったのはきっと、母に出てほしくなかったからだろう。

という経緯で、弟の彼女の携帯電話の番号を入手した。
さあ、どう悪用しようか…?
もちろん、冗談なのだが。
ちゃんと弟が見ている前で着信履歴から消そうと思ったのだが、
またこんなことがあるかもしれないから番号は登録しておいてくれと言う。
案外信用されているのかな?
それとも、つまらない人間だから弟の彼女に手は出さないと思っているのか。
まあ、たぶんあまり深くは考えていないのだと思うが。

それにしても、ここでいろいろな日記を読んでいると、
自分は改めて幸せだと感じる。
それと同時に、強い不安を感じる。
今は、親や社会の力で幸せが維持できている。
しかし、自分の力で生きなければならないとき、
いったいどうすればこの生活を維持できるのか…。
向上心などはない。向上させる必要などないのだから。

さて、そろそろ寝るか。
今から寝れば、日は昇らない。
…新聞配達のバイクは来てしまっているが。
ああ、雨が降ると、涼しくていいな…。

2002/8/18 3:14



2002年08月17日(土) 半角カタカナ

2002/8/17 20:17
最近、半角カタカナを見る機会が増えた。
最近は、あまりこのネチケットを気にする人はいないらしい。
昔から2ちゃんねるには、Macユーザに嫌がらせをするためという
くだらない理由で半角カタカナを使う人がいたようだが、
今はMacでも半角カタカナを使えるのだろうか?

最近、ようやく疲れないキー入力のコツを覚えてきた。
分かってみれば当たり前のことだが、
一番大事なのは急がないことだ。急げば急ぐだけ、疲れる。
単純にタイピングスピードが上がるという問題もあるが、
それ以上に、ミスタッチの影響が大きい。
ミスタッチをしたら修正しなければならない。
そうすると、かなり余分に文字を打たなければならないことになる。

ふと、思った。
人にものを勧めるのは難しい。
僕は、非常に便利だと思ってタグブラウザを使っているのだが、
このタグブラウザ、いろいろな人に勧めたのだが、
まだこのブラウザに切り替えた人に会ったことがない。

一番の原因は、保守思想。
これは、どんなに革新的な考え方を持った人にもある考え方だ。
何でもかんでも変えようと思っている人がいたら、
それはその人の方がおかしい。
基本的に、何事もなく無事に動いているものには手を出さないようにするのが普通だ。
だいたい、そうでなくては、人類は進歩しない。
今まで築き上げてきたものを守りながら、
新しいものを築かなければならないのだから。

ブラウザというのは知っての通り、
Internet ExplorerとNetscapeがある。
最近のNetscapeは、Netscape Navigatorという名前ではなくなったようだ。
詳しいことは知らないが。
確か、バージョン7が出たとか…。

それで、これらのブラウザは、
7年ほど前からかなり熾烈な競争を繰り広げてきた。
Micro$oft側が卑怯な手段を用いたとの意見もあるが、
それはそれとして、双方とも長足の進歩を遂げたことは間違いない。
IEは4以降、たいした変化がないという意見もあるようだが、
HTMLの規格が変わらない以上、進歩のしようがないだろう。
だいたい、ライトユーザには、これ以上機能を追加しても、
どうせ使いこなせはしないし、その必要もない。

だが、ヘビーユーザにとっては違う。
毎日1時間以上PCに触れているようなヘビーユーザなら、
タグブラウザの導入は常識と言う。
もっとも、タグブラウザを導入していない人は通常、
タグブラウザのことについて意見は述べないのだから、
これはかなり一方的な意見でしかないが。

まあ、それはそれとして、IEもNetscapeも、
必要最低限の機能は持っている。
だから、あえて新しいブラウザを導入する理由がないのだ。
冷静に考えてみれば、これでは勧めても受け容れられるという道理はない。

まあでも、実際使ってみればこれは便利だ。
僕がどういう経緯でこのブラウザを使い始めたのかは忘れたが、
たぶんこの日記のどこかに書いてあるだろう。
検索はかけられないのだろうか?
たぶん、題名にMDIBrowserという名前が入っていると思うのだが。

まあ、便利だとは言っても、
自分用のカスタマイズと新しい機能の理解は必須だ。
僕だって、自分に必要な機能の理解はしているが、
それ以外の細かい機能は一切分からない。
複数の検索エンジンを同時に使用したりする機能もあるようだが、
僕はGoogleだけで、今のところ困ってはいない。

Googleと言えば、検索エンジンで、
"final fantasy xi windows"という検索ワードでこの日記にたどり着いた人がいた。
そう言えば、Windows版のFinal Fantasy XIについて少し書いた気がする。
結局、僕はβテスタには選ばれなかったようだが。

今日も、特に書くべきことはしていない気がする。
ちょっとマンガを読んでみて印象が強かったが、別に、だからどうと言うこともない。

そう言えば、大学生活のことを期待してここに読みに来る人はいるのだろうか。
だとすれば、夏休み中に来るのは完全に筋違いというものだ。
勉強していたっていちいち書くわけないし、
そうでなければ、普通の無職の人間と大差はない。
気楽かどうかの違いしかないだろう。

そう言えば、ここ数日、ずっと日が昇ってから寝ている。
そろそろこの生活習慣を修正しないと、まずいことになる。
完全に昼夜逆転したら目も当てられない事態になる。
試験に寝過ごしたら、笑っていられない。

まあ、こんなものか。
久しぶりに、小説でも書くかな…。

2002/8/17 22:24



2002年08月16日(金) 心を貫く事実

2002/8/17 4:29
彼女には、好きな人がいるらしい。
もちろん、僕ではない。
しかも、友人たちは2ヶ月前にそれを知っていたという。
…僕はピエロか?
笑えない…。これほど笑えない道化師なんざ、他にはいない。
乗船実習とか言って僕が浮かれていた頃、
すでに僕以外の人たちには、この結末が見えていたのだ。
そうだ。彼女にさえ、その結末は見えていた。
このときすでに、彼女は僕が自分に好意があると、認識していたのだ。
…それは偽りなのだが。

結末が見えたくだらない芝居に、
観客は狂喜し、当事者は戸惑い、そしてピエロは踊り続けたわけだ。

まあ、でも良かった。この時期で。
知るには最善の時だったのかもしれない。
これより前ではショックが大きかっただろうし、
もう少し経てば、また彼女と一緒に大学生活を送ることになる。
そんなときに知ってしまえば…。
うーん、影響、出たのかな?
分かっちまえばもう、どうでもいい気がするが。

これでますます、何が正しくて何が間違っているのか分からなくなった。
すべてを知っていて、それを僕に語らなかった友人たち。
そして、彼女に好意があると言ったとき、励ましてくれた友人たち。
どちらも、間違ったことをしているとは思えない。
しかし、全体としては不可解だ。
僕に挫折を経験させようと思ったのだろうか。
…なんだか、どこかに誤解があるような気がしてならない。

とりあえず、6月の時点では、彼女がはっきりと好きだとは思っていなかった。
強く意識はしていたが、それは、彼女が理想に近かったためだ。
いわば、「タイプ」だったのだ。
また、経歴が僕の憧れる人とかなり似ていた。
そして、強く勉学に取り組む姿勢は、大学生として見習うべきだと思ったのだ。
つまり、他人との比較で意識していたのであって、彼女だけという意識はなかった。
その時点で、彼女は僕に告白されても、受け容れることはできないと言っていたらしい。
告白する前どころか、恋をする前に終わっていた感じだ。
やはり笑うしかないか?

しかし、友人たちのもくろみ通り…かどうかは知らないが、
僕は、冷静で視野の広い判断が常に最高ではないことを知った。
例え感情的で視野が狭くても、それで自分が満足できたのなら、判断としてはそれでも良いのだ。
とは言え、結果として失敗に終わったわけだし、
客観的な見方や冷静な判断の優位は、僕の中でくつがえりはしないが。

その友人たちのうちの1人から、
彼女のメールアドレスを、そのメールを書く理由をもらった。
いったい、何を書くべきか…。

彼女はメールアドレスを変更して、その上、アドレス帳をなくしたらしい。
だから、こっちからメールを書いてやらないと、
僕のメールアドレスが分からないままになってしまうらしい。

それならどうやってその友人に連絡したのかと強く疑問に思うが、
今更そんなことは聞けない。
それで彼女の好きな人というのが、実はその友人だったなんてことになったら
今度こそ本気で笑えない事態だ。
ピエロを通り越して、ただの間抜けになり果てる。
まあ、ここまで来たらどっちも一緒だが。

それにしても、この休みの間、
何回か彼女にメールを書こうかと悩んだ。
結局、メールアドレスを変更していたのなら、
書いたとしても届かなかったわけだ。ばかばかしい話だ。

今日もまた、僕が眠るより早く日が昇る…。
本格的に夜型人間になりつつあるようだ。
これでどのくらいだろう?
1週間連続くらいではないだろうか。

ちなみに今日は、母としゃべったあと、
上記の友人と、その友人の友人の3人で、メッセンジャーで遊んでいた。
母は僕に、何かをしてほしいらしい。
思索や自分の理解できないことは一切評価しないあたりが、
さすが、酔っぱらいという感じだ。
一生懸命生きろと力説していたが、どんなに一生懸命でも、
知性のない判断には上記のような結末しか伴わない。
その結末を覆せるだけの事前の努力を、僕はしていない。

ああ、やっぱり早く知っておいて良かった。
今、彼女に会ったら、やけっぱちになって八つ当たりしそうだ。
やれやれ…。

…ダメだ。混乱している。
何がなんだか分からない。
何がウソで、何が本当だったのか。
彼女のことを信じると決めた僕の判断は間違いだったのか。
僕が勝手に誤解しているだけなのか。
それとも、友人が勘違いか誤解をしているのか…。
あるいは、僕の知らない第三者がいるのか。
少なくとも、僕が告白した当日、
ほとんど話したことのないような女子学生までこの件について知っていた。
隠すつもりはなかったが、それにしても、予想以上に話が広まっていたと考えられる。
やはり、夏休み前で良かった。
この時期なら、いくらなんでも他人事なんだから
9月には忘れていることだろう。
だいたい、みんな試験でそれどころではなくなっているはずだ。

今日は、何かしたかな…?
別に、何もしていないな。
そう言えば、マンガを見ておもしろいと思ったことがあったな。

それは、キャラクターへの思い入れだ。
よく言われることだが、実感したのは初めてかもしれない。
ゲームなどの場合は少し特殊だが、
そうでもない限り、ヒロインというのはだいたい1人で、読者が選べるものではない。
そういう意味でゲームというのは未来のあるメディアだと思うのだが、
どうも認識のレベルが低すぎるような気がしてならない。
あまりいろいろやらないで、1つの目標に絞ればいいのだ。
…と言っても、そうなるとサウンドノベルのようになってしまうか。
あれはあれでおもしろいのかもしれないが、いまいち好きになれない。
映像を使えるメディアなのに、わざわざ読ませるというのが…。

それで、なんでそんなことを思ったのかと言えば、
僕の思い入れのあるキャラクターとヒロインが違ったから。
脇役でも、それだけ魅力的に描けなければダメだということだ。
しかし、ちょっと前にも書いたように、脇役があまり変わってしまってもいけない。

あとは、細かい部分のリアリティ。
物語内部の例示を、物語内部でフォローしていること。
忙しいと言っているのに、何がどう忙しいのか分からないんじゃ不満だ。
唐突な展開なども困る。
特に、物語が入り組んでくるときは、そのあたりには細心の注意を払わねばならないだろう。
著者と読者の認識レベルには大きな隔たりがあるのだから。
こんなこと書いてて、実際小説を書くのかどうか…。
少しずつ書いてはいるが、上げられるレベルじゃないんだよな…。
まあ、こんな日記よりかはなんぼかマシだろうから、完成したらどこかに載せるつもりではいるが。

さて、彼女へのメールには何を書こうかな…。
LinuxとWindowsのデュアルブートをすると言っていたから
ブートマネージャのことでも書いて、
あとは、…そうだな。
電話の件も書いておくべきか。
出ていないとは言え、着信履歴には残っているはずだ。
僕の文章はとにかく長くなるからな…。
簡潔にまとめなければ…。

ただまあ、限度を知らないというのがまたある。
レポートを書くときは特にそうなのだが、
無駄なことをつらつらと書き連ねるのが嫌で、逆に、極端に短くなってしまうのだ。
だいたい、普通のレポートなんて、
本当に書くべきことだけ書いたら量的には本当に少なくなってしまうだろう。
…そうでもないか。そうなるのは僕の実力のせいか。

そう言えば、彼女は高専で鍛えてきただけあって、
本当にレポートがよくできてたな…。
文章の細かいところはともかくとして、極めて分かりやすい。
一瞥しただけで内容がつかめる文章を書くのは、さすがと言うしかない。
僕とはまさに正反対だろうな。
こんな日記、一瞥したところで何を言いたいのかサッパリ分からないだろう。
なんせ、改行するたびに話題にしている内容が違うのだから。

もうすぐ6時だ。
そろそろ寝るか…。

2002/8/17 5:34



2002年08月15日(木) 拘束と能率

2002/8/16 15:24
僕は、拘束されると作業能率が上がる。
学校という場所の、小さないすに座らされた方が、
家で自由なときよりもずっとやる気も出るし、結果も良いものが出る。
そればかりではなく、
この日記を書くときや寝るときにも、その影響は現れる。
とっさに思い浮かびはしないが、他にもそういうことはあるだろう。
こういう、パターンを見いだしたときはいつも思うのだが、
これは僕だけのことなのだろうか?
それとも、周りはみんなそうなのだろうか?
たぶん、多くの人が当てはまるときと、少数の人にしか当てはまらないときとあるのだろう。
この場合はどうだろう?拘束された方が能率が上がる…。
割とよく聞く話のような気もする。
だいたい、中学校や高校であれだけ拘束されるのは、
もともとはこういう話が基礎になっているはずだ。
ということは、それほど珍しくはないのかもしれない。

だが、寝るときやこの日記を書くときとなると、
少し珍しいのではないだろうか?
僕は、寝るときは、部屋で布団にくるまっているよりも、
ソファーに転がっていたり、電車の狭いいすに座っていたりする方が、ずっと眠りに落ちやすい。
また、日記を書くときは、何もしないよりも、ヘッドホンをして音楽をかけていた方が調子よく書ける。

なぜなのかはよく分からない。
ただ、こんな時まで、拘束されていた方が調子がいいのだ。
寝る方はともかくとして、日記の方は何となく分かる。
もともとこの日記は、思うがままにつらつらと書いているだけで、
全精力を注ぎ込んでいるわけではない。
毎日そんなことをしていては疲れ果ててしまう。
だから内容に矛盾や不備な点は無数にあるだろうが、
そんなことはいちいち気にしてはいない。

久しぶりにブラウザがダウンした。
やれやれ…。まったく困ったものだ。
しかも、そんなPCに愛着を感じているのだからますます困ったものだ。

ちなみに、今日の日記が遅れたのは、ずっとゲームをやっていたためだ。
昨日もまた、日が昇るまで起きていた。
友人はインターンで朝5時に起きる生活をしているというのに、
僕は朝5時に寝る生活をしている。実にすばらしい。
…もちろん、冗談だが。

まずい…。完全に夜型人間になっている。
昼からでは全然調子が出ない…。
それ以前に、昨日何をしたか、よく覚えていない。
少なくとも、一日中ゲームをやっていたわけではない。
他にも何かしたはずなのだが…。

さて、それにしても、
やろうと思っていたことが全然できていない。
ホームページを作ろうと思ったが、やはりデザインセンスがないものはどうしようもない。
テンプレートを使えばデザインはどうにかなるが、
自分でデザインしたものではないので、編集が非常に面倒くさい。
また、テンプレートのデザインは、どうも懲りすぎているものが多い。
もっとシンプルな方が見やすいと思うのだが、なかなかそうも行かない。

書くことがないのでゲームの話でも。
僕は、Star Ocean the Second Storyというゲームが非常に好きだ。
シミュレーションもいいと思うのだが、やはりどうしてもスピード感に欠ける。
その点、このゲームは非常に良くできている。
僕の知る限り、1秒間に10回以上攻撃できて、
飛び散るエフェクトで何がなんだか分からないほどになるほど派手で、
プレイやの努力と根性次第では、ラスボスに何もさせないまま倒せてしまうゲームを他に知らない。
ラスボスは変身するのが最近のRPGの常なのだが、
このゲームはスピード感を大事にしようと思ったのか、変身シーンが極端に短い。
正確なところはよく分からないが、だいたい5秒程度だ。
召喚魔法を一発撃つだけで1分もかかるようなFinal Fantasyなどのゲームと比較すると、この特徴は顕著だ。
ちなみに、スピード感があるとは言っても、魔法のエフェクト中は止まってしまう。
僕は、これが最大の欠点だと思っている。
ちなみに、Star Oceanの亜種(本流?)とも言えるTales Of Eterniaでは、
魔法のエフェクト中にも味方が動けるようになっている。
次回作では、是非やってほしいものだ。
ハードもPS2になって、能力が上がっていることだし。
ちなみに、この停止が嫌で嫌で仕方がなかったので、
このゲームをやるときは、基本的に回復と補助以外の魔法は使わないようにしている。
ドラクエで言うなら、戦士、戦士、戦士、僧侶のパーティという感じだ。
当たり前だが、バランスが悪い。それでも、スピード感を優先したいのだ。

このStar Oceanのもうひとつの特徴として、
敵にあまり変化がないというのが言えるだろうか。
だいたいどのゲームを取ってみても、敵はただ倒すと言うよりも、
その他の工夫がなされていることが多い。
例えば、アイテムを盗めるとか、仲間になるとか、そんなことだ。
でも、このゲームではそんなのは必要ない。
なぜなら、戦闘開始3秒以内にほぼ確実に1匹倒し、20秒もあれば全滅させてしまうことができるからだ。
妙なことをごちゃごちゃやるのではなく、とにかく瞬殺する。

母が部屋の掃除をしたいらしいので、いったん落ちることにする。
部屋の掃除くらい、自分でしたいのだが…。
よほど信用されていないらしい。
部屋を掃除することと、机を整理することは違うと思うのだが。
多少散らかっているように見えても、
必要な書類は机の上にあるのが一番便利だ。
普段はPCばかりで机なんて使わないのだからなおさらだ。
いわば、普段使用しないメモリが存在するようなものだ。
メモリがあるなら、HDDに収めるよりもメモリを使った方が効率がいいに決まっている。

2002/8/16 16:41



2002年08月14日(水) 野球観戦

2002/8/14 14:56
今日も何もせずに一日を過ごすつもりだったが、友人に野球観戦に誘われた。
ということで、ずっとイベントもなかったことだし、少し観戦してみようと思う。
巨人対ヤクルトの試合。
野球を見ること自体は、たぶん本当の野球ファンと比べればそれほど好きじゃないのだろうが、
あの雰囲気が好きだ。
ただ、人が多いのは少しいやなのだが。
まあ、前に野球観戦したときは、途中で帰る人が多かった。
たぶん、後半は気楽に見られるだろう。

3時には出るつもりだったのでもう出ないといけないが、
まあ、少しくらい遅れても大丈夫だろう。
ちゃんと約束したわけじゃないし…。
だいたい、誘ってくれた友人はインターンで仕事をしているのだ。
そんなに早く来られるはずがない。

…とは思うが、やはり早めに行っておいた方がいいだろうか。
こんな考え方をしているから、僕は時間を守れないのかもしれない。
最近、少し改善の兆しが見えてきたが、
油断すれば遅れることは間違いないのだ。
時間を守れることは、これから社会人として生活するとき、
絶対必須の技術になるのだから…。
そう。これも1つのスキルだ。あまりに基礎的で、省みられることなどあまりないが、
今の僕には意識するに足ることだ。

2002/8/14 15:02

2002/8/14 23:34
今日、一緒に野球を見に行った友人が、
この日記を見つけたと言っていた。
ハーゲンダッツがどうのこうのと言っていたから、たぶん間違いないのだろう。
これで、ほとんどの知人に知れ渡ってしまったわけだ。
…彼女を除いて。
例え全世界、すべての人に知られてしまっても、彼女にだけは知られたくない。
そう思う。

ハーゲンダッツと言えば、
ハピタンで知り合った人に勧められて、バナナを食べてみた。
…なかなかすごい味だ。バナナよりもバナナの味がする。
確かにおいしいのだが、僕にはパンチの強すぎる味だ…。
バニラでもきついと思っていたのに…。
牛乳でも飲みながら食べるといいかもしれない。
あと、一度にあまり多くほおばると、味の強さに辟易してしまうのかも。
一応高級品なのだから、少しずつおとなしく食べるのがいいかもしれない。
がっつくことしか知らないからなあ…。

ほとんどの知人に知れ渡ったと書いたが、アクセス数はそれほどでもない。
と言うことは、知っていても見に来ない奴が多いということだ。
まあ、別にいいのだが。
だいたい、前から書いているが、見せるつもりで書いているわけではないので、
下手をしたら日常生活に支障を来す。

ちなみに野球の試合なのだが、
あまりに人が多くてろくに見られなかった。
結局、途中で抜け出して帰ってきてしまった。
もう、二度と行かない。あんなところ。

東京ドームなのだが、いったい、何を考えて運営しているのか…。
喫煙場所が多すぎる。ドームの中の、多くの場所が煙で白く染まっていた。
一緒にいた友人など、帰りに行ったそば屋で
「のどが痛くてお茶の味が分からない」とまで言っていた。
確かに、のどを痛めてもおかしくない。それほどひどいタバコの煙だった。
東京ドームで働いている友人がいるが、その友人がかわいそうになってしまった。
そもそもあそこは密閉された空間なのだから、
全面的に禁煙にしてもいいくらいだ。
なぜあれほど喫煙者を放置するのか…。
時代の流れに逆行しているとしか思えない。
タバコを吸う人間の権利はどうなると言うかもしれないが、
そんなのは吸うのが悪い。
自分の快楽のために辺り一帯に毒をまき散らすような人間の人権など、
擁護する必要はまったくない。
なぜなら、例えここでタバコを吸う人間を保護しなくても、何ら問題は起きないからだ。
タバコを吸う人間は怒るかも知れないが、それは根拠のないエゴに過ぎない。
タバコを吸わなければ手足が震えると主張すれば、確かにそれは根拠になり得るだろう。
だが、それは中毒症状であり、そもそも多くの人間が集まる東京ドームになど来るべきでない。
とっとと病院へ行くべきだ。
ニコチンの大量注射でショック症状でも起こしてやれば、考え直すのではなかろうか?

話は大きく飛ぶが、Black Catというマンガが好きで、時々読んでいる。
これの4巻か5巻あたりに、イヴというキャラが難しそうな本を読んでいるシーンがある。
難しそうであることを強調したかったのだろうが、
その本の題名が「因果率による事象予測」…。
こんな漠然としたテーマの本など、そもそもなかなか存在しないと思うのだが、
問題はそこではない。
これは、「因果律」でないとおかしい。
因果というのは、そもそも確率的な事象でもある比率をもって起こる事象でもありえない。
これは言葉としておかしいのではないだろうか。
わざとやっているのか、疲労が蓄積していて気づかなかったのか…。

今日から、また弟がデジカメを持って出かけてしまった。
…やれやれ。今度も無事に帰ってきてくれるだろうか。
相変わらず不安だ…。

今日、今初めて、
ブラウザ上から自分のメールを見られると知った。
このサービスがあるのはずっと@Niftyだけだと思っていた。
もっと早く知っていれば…。
まあ、悔やんでも仕方ないのだが。
便利だから、URLを覚えておくことにする。
まあ、そんな簡単には記憶できないかもしれないが。

最近、また少し、自分の考えを人に読まれているのではないかという不安を感じる。
これだけ日記に書きまくっていれば、多少考えを読まれても構わない気がするが、
どんなに恥を知らない人間でも、知られたくないことというのはあるものだ。
未だにあの「サトラレ」の影響を受けているとは…。
確かに良くできた映画だったが、それにしても、影響されるだなんて考えなかった。
多少は不安に思ったが、まさか本当にこんなことになるとは。
まあ、そうは言っても、考えが伝わるなんてことがないことは分かっている。
いつもいつもそんな風に思っているわけではないから、心配することはないと思うが。

今日は、ずいぶん久しぶりに電車に乗った。
珍しいことに、行きも帰りもずっと電車に座ることができた。
特に驚いたのは新宿駅。
総武線に乗ったのだが、驚くほどガラガラに空いていた。
さすがにお盆の時期は本当に人がいない。
まあ、ドームには嫌というほど人がいたが…。

このプロ野球も、よく言われていることではあるが、
構造上の問題があると強く感じる。
興味のない人にはどうでもいいことだろうが、
プロ野球というのは、読売ジャイアンツの独裁とも言える状況になっている。
球団としての強さは知らないが、
少なくとも、権威その他は他の球団を圧倒している。
明らかに、スポンサーの読売新聞の影響がある。
直接テレビ局と提携しているおかげだろう。
これで、昔から人気を得てきたおかげで、今では他の追随を許さないほどになってしまった。
その効果がどれほど絶大なのかは、父の言葉が教えてくれている。
父は語ってくれた。「昔は巨人以外のチームは知らなかった」と。

昔からそのような状況が続いてきたために、
今でも不公平きわまりない状況がずっと続いているのだ。
ただ、考えてみれば、これはこれで良かったのかもしれない。
このように1つだけ明らかに優れているチームがあると、
状況の把握が極めて簡単になる。
すべてを、このチームたった1つとの相対評価でとらえられるようになるのだ。
ただでさえチーム数が増えすぎてしまってよく分からないJリーグと、好対照をなしている。
プロ野球を見るときは、とりあえず巨人の勝敗を見ておけばいいのだ。
一番重要なのはそれだと分かっている。

相変わらず物足りない気分だが、
今日は先輩とメッセンジャーで遊んでいて、少し手が疲れている。
やはり、デスクトップのキーボードは、入力あたりの指の移動が大きく、どうしても疲れやすい。
千や二千ならともかく、万単位の入力をしたら疲れるのも当然だろう。
例えば、このエンピツは最大で八千字の入力ができるが、
ローマ字入力をしているのだから、平均して、
一文字あたり2回ずつ叩いている計算になる。
1回で出る文字も多いが、それは変換に要する操作でほぼ相殺されるだろう。
あと、僕の場合はミスタッチがかなり多い。
それが余計に疲労を煽る。
とにかく、このエンピツに限界まで書き込んだら、
それだけで一万六千回もキーを叩いたことになるのだ。
実際はそれどころではないだろう。

だいたい、一日の日記を最初から最後まで、
ずっと同じページを開いて向かい続けることなんてほとんどない。
特に僕の場合、タグブラウザを使っているので、
他のページを表示するのが極めて容易だ。
だから、日記を書きながらも他のページを見て回ることが多い。
だからこそ、毎日毎日日記に何時間もかかるのだ。
実際に日記を書いている時間など、たぶん、一日せいぜい1時間と言ったところのはずだ。
僕のキー入力は、それほど遅くはないのだから…。

…あ、久しぶりだ。
モニタに吸い込まれていくような感触…。
視界の中でモニタが巨大化し、視界の中でどんどんPCが巨大化する…。
まるで、生活がPCによって成り立っている現状を示すかのようだ。
まあ、久しぶりの感触なのでちょっともったいない気もするが、
元に戻すことにしようか…。
視線を外せばすぐに元に戻ることは分かっているのだが。

話がだいぶ戻るが、僕のプロバイダのWebメールサービス。
確かにいいサービスだ。
使った瞬間使おうと思った。
しかし、大きな問題が存在する。

それは、「メールぴょんhyper」というネーミング。
この日記を読んでいれば、僕がこのようなネーミングを好まないことは想像できるだろう。
いったい、誰がなぜ、どのようにしてこんなネーミングにしたのだろう?
強く、疑問に思う。
ちなみに、「メールぴょん」というサービスも存在する。
性能自体はそれほど差がないようだが、
若干インタフェースの面で"hyper"の方が優れているように見える。

さて、そろそろ寝ることにしよう。
いくら不満を感じていても、毎日この時間はまずい…。

2002/8/14 3:50



2002年08月13日(火) 腕を切り裂く悪夢

2002/8/13 0:14
今日は、悪夢を2つ見た。
昨日、確か3時か4時頃に寝たはずなのだが、
6時頃にそれで一度起きてしまった。
そして、13時頃、起きる寸前に2つ目の悪夢を…。
どちらも嫌だったが、2つ目の方が精神的ダメージは大きかったかもしれない。

と言っても、夢なんてそれほど詳しくは覚えていない。
まあ、ザッと書いてみることにする。
気味が悪いので、ホラーな話が苦手な方は見ない方がいいかもしれない。
まあ、僕の表現力なんてたかがしれているので、さほど怖くはないと思うが。

麻薬中毒者が見る幻覚のような夢なのだが、
気づいたら、腕に虫が巣くっていた。
しかし、それだけではさほどの恐怖は感じなかった。
もともと、僕は細かいことは気にしないたちなのだ。

しかし、そこから虫が頭を出すとなると、さすがに少し血の気が引いた。
それも、右手の甲から徐々に肘の方へ、皮膚をブチブチと食い破って虫が一匹ずつ現れる。
虫が通ったあとはビクビクとミミズ腫れのようなものができて、内出血した血がドクドクと脈打っていた。
現れる虫は徐々に大きくなり、さらに上へ上がっていこうとした。
僕は恐怖に耐えられなくなり、何を考えたのか、下敷きを押し当てて虫の行く手を阻もうとした。
すると、虫は下敷きに沿って曲がった。曲がったのはいいのだが、
そのときに、虫の出てきたあとに沿ってできていたミミズ腫れまでが曲がり、
曲がったところで急激に圧力が高まったらしく、
その部分が急に赤く膨れあがった。ついで、甲から肘にかけてのミミズ腫れ全体が
1センチ程度の太さにまで膨れ、ビクンビクンとのたうち始めた。
ミミズ腫れはどんどん膨れ、今にも弾け飛びそうになった…。

…そこで、目が覚めた。
どうやら、右腕を下にして寝ていたため、
右腕が麻痺してそのような悪夢の元凶となったようだ。
もちろん、実際に僕の腕を虫が食っていたなどということはなかった。

2つ目の悪夢は、もっと現実的だ。
上に書いた夢は、時間的には今のままで、そのときその場に寝ている自分だった。
時間的、空間的な変化はなかった。
しかし、今度の夢は未来だった。
いつもの大学の教室、席は左端で、ちょうど前でも後ろでもない中間だった。
過去でもいいはずなのだが、なぜか僕には分かっていた。それは未来の風景だと。

教室のちょうど中間の一番左端の席に、彼女が座っていた。
少し目が悪く、まじめな彼女がそんな後ろの方に座るなんてあり得ないことなのだが、
そのときはなぜか、何も不思議には思わなかった。
僕は、その彼女の隣。前から見たら中間ほど、左から2番目の席に座っていた。
前から、問題用紙と解答用紙がまとまったプリントが配られた。
僕は、プリントを受け取って机に伏せた。
後ろの方に回した記憶はない。夢だから、その辺はいい加減なのだろう。
プリントは一瞥して、すぐに解ける、と思った。
これで彼女を見返せる、と思った。

ところが、試験開始直前、なぜか隣の彼女とプリントを交換した。
僕のプリントが1,2,3番で、彼女から受け取ったプリントは4,5,6番だった。
今度は、見ても何がなんだかまったく分からなかった。
試験が始まった瞬間に頭の中が真っ白になった。
唯一覚えている問題は、4コママンガで、4コマ目だけが空白になっている。
この状況で、オチを考えろ、という問題だった。
そんなの、分かるわけない、と僕は思った。
なんで大学でそんな問題が出るんだろう、とか、そんなことは思わなかった。

何も分からず、頭が真っ白になったまま、試験は終わった。
フッと左を向くと、彼女が僕に、冷たい視線を投げていた。
まったくの無表情。あえて何かを読みとるとすれば、それは蔑みしかない。そんな表情。
僕は、その表情に恐怖した。その目で見られるのが、たまらなく嫌だった。
相手を何一つ認めない、そんな目。
もっとも認めてほしい人に、何も認めてもらえなかった。
…そこで、目が覚めた。

そこには、彼女以外は誰もいなかった。
ただ冷たい目で僕を見つめる彼女だけがいた。

2002/8/14 0:49

2002/8/14 1:48
熱海に出かけていた弟が帰ってきた。
やけに遅いと思っていたら、友人の家に泊まっていたらしい。
撮ってきた写真を見たが、結構おもしろかったようだ。
うん、良かった良かった。
ついでに、デジカメが無事に帰ってきて良かった。
ツーリングにも持っていくと言っているが、大丈夫だろうか?
まだ買ったばかりのデジカメが、ちゃんと返ってくるかどうか…。
むう、不安だ…。

自分でも経験があるが、
どうしても他人のものとなると、自分のものほど大事にできない。
借りたものだということで遠慮はするが、大事にするのとは少し違う。
船舶実習の時も、潮風を浴びまくって写真を撮っていたが、
自分のデジカメだったらそんなことはしなかったかもしれない。

もうひとつ思ったことが、友好的なときほど、
その関係を崩すようなことをするのが難しいということ。
それを実感したのが、家庭教師の給料をもらうとき。
給料の中身を確認することなど、そんなたいしたことではないと思っていた。
しかし、相手がこちらを先生と呼び、下手に出て来るだなんて想像もしていなかった。
僕は、そんな風に呼ばれて堂々とできるほど人間ができていない。

このように実感することが、時々ある。
ある程度敵対していれば、多少問題のあることでもできる。
しかし、友好的だと、本当にできることは限られてくる。

連想したのが、彼女とのことだ。
僕は、他の友人とはケンカしたり、言い争いしたりと、
ちょくちょく問題を起こしたおかげで、多少のことは気にしないで言えるようになった。
彼女に対しては、気軽な冗談すら、まともに言えない。
こんな人間関係はたぶん初めてだ。
上に挙げた、生徒の両親相手でも、多少の冗談は言える。
でも、彼女が相手となると、本当に何も言えなくなってしまう。
彼女のことが何も分からないから、何を言っていいのかも分からない。
他の人だったら、だいたいこれを言えばこうなる、と読めるが、
こと彼女のことに関しては、まったく読めない。
いったい何を考えているのかもサッパリだ。

今日は、一歩も外に出ず、一日中家にいた。
なんだか知らないが、その方がかえって疲れてしまった。
しかし、体力は有り余っている感じがする。
全然眠る気がしない。
やはり、家の中にこもっているのは良くない。
改めて、そう感じた。

相変わらず物足りない感じがする。
何か書くことはないか…。
うーん、そう考えたって、これだけ書いたあとに書くことなんて…。

とりあえず、最近少し涼しくなってきたと思ったが、
まだ全然暑い。
北海道ではもう15度くらいまで下がっているらしい。
信じられない。うらやましい。
まあ、冬になったら立場は逆になるのだろうが。

しかし、東京の寒さは、北海道の寒さとはひと味違う。
場所によって、寒さの感じ方が違うのだ。
都心に行けば行くほど、寒さが極端になって感じる。
ヒートアイランド減少とは逆に、
エアコンによって排出された冷気で冷たく感じるのか、
あるいは、大気汚染の影響でそう感じるのか、
そのどちらでもなく、殺風景な風景の影響でそう感じるのか…。
なんだかよく分からないのだが、妙な刺すような冷たさを感じるのだ。
八戸にも行ったが、確かに八戸は寒い。
しかし、肌を突き刺すような冷たさはなかった。ただ、寒いだけだ。

ただ寒いだけだから、10分程度だったら歩くことに苦痛なんて感じない。
しかし、こちらは違う。
例えわずかでも、外の空気には触れたくないと思うのだ。
なぜなのかはよく分からない。
単なる思いこみ、という可能性がもっとも高い。

2002/8/14 3:42



2002年08月12日(月) 小説の執筆手法

2002/8/12 20:17
今日は、少し変わったテーマから。

小説を書こうと思ったとき、
いや、小説でなくてもいい。
何か物語を語ろうと思ったとき、重要なのは何か、と考えた。
別に、だからどうしようと思ったわけでもないのだが。

そのとき、重要になるのは
主眼をはっきりさせることではないかと思ったのだ。
まあ、それは当然だろう。
どんな物語だって、優れたものであれば視点がはっきりしている。

そこでしてはならないことは何か、というのを考えた。
第一に思ったのが、リアリティを追求しないこと。
少しおかしいと感じるかもしれないが、僕はこれが大事だと思った。
リアリティは確かに重要かもしれないが、第一の目標ではない。
物語を通して知識を得るのであれば、確かにリアリティは重要かもしれない。
しかし、主眼は物語であり、その物語を楽しむことだ。
物事のリアリティは、楽しむことと比べたら二の次にしたって構わない。

では、なぜ追求してはならないのか。
それは、リアリティを追求すると話が逸れやすいからだ。
簡潔にリアリティを追求できればいいが、それは極めて難しい。
特に、科学的な記述の場合はなおさらだ。
科学というのは複眼的な視点で物事を客観的に眺めることが必要だ。
すると、1つのことを説明するときに、物語とは直接関係のない
多くの物事を引き合いに出さなければならない。
SFを語るとき、相対性理論を持ち出すまではいいかもしれないが、
その相対性理論を具体的に説明してしまっては、
物語としては完全にずれてしまっている。それでは困るのだ。

次に思ったことが、細部を変更してはならないということだ。
主人公が物語の中で成長したり変わったりするのはいいだろう。
しかし、脇役までがどんどん変わっていってしまうのは良くない。
それ以外にも、細部には様々なものがある。
例えば、物語の語られる舞台設定や、小道具などのたぐいだ。

これらが変わると、読者は混乱する。
読者は物語の概要を頭に置いて話を追っているのに、
記憶にない部分までどんどん話が変わって行ってしまっては困る。
これは、細部から話を展開してはならないということにもつながる。
伏線を張るときは、あまりにさりげなさ過ぎてはいけないということだ。
伏線を張っていても、読者がそれを忘れていてはなんの意味もない。
物語に関連することは、常に読者に意識させておくことが必要だ。

…と言っても、これはあくまでも僕の私感だ。
本当にこうすべきなのかどうかは知らない。
ただ、リアリティがないと感じるときは、大抵の場合、
突拍子のない事象が現れたときだと思う。
突拍子のない事象は、伏線のない話の展開から現れる、
だから、読者に違和感を与えないよう準備さえしていれば、
多少非現実的でも物語としては成立する。
だいたい、そうでなければ、ファンタジーという物語のジャンルがそもそも成立しない。
あれは、ジャンルそのものが非現実的な物語なのだから。
事象を魔法や神の力などによって説明するのだから、他の分野ではあり得ない構成になる。
もちろん、神学書などは別だが。

しかし、考えてみれば神学書とファンタジーは、
その非現実性が極めてよく似ている。
内容も、かなり似ている部分がある。
神学書でもファンタジーでも、神や悪魔が好んで用いられる。
もちろん、全然違う部分もたくさんあるし、
何より僕は神学を知らないからこれ以上のことは言えないが。

2002/8/12 20:54

2002/8/12 23:59
もうすぐ日付が変わる。
今日こそ早く寝てやる…。

もう一つ思ったこと、これ実は、
ずいぶん前の飲み会の時に思ったこと、というか、事実なのだが、
僕が、牛乳についての話になってので、こう言ってやったのだ。
「低脂肪乳ってのは、品質基準を満たしてない牛乳から作られるらしいですよ。」と。
ご存じの方も多いとは思うが、成分無調整の牛乳は、
乳脂肪分3.5%以上とか、ほとんどにそういう制約がかけられている。
そういう基準を満たさなかった牛乳が、低脂肪乳になったり、その他の乳製品になったりするのだ。

ところが、上記の僕の一言で、
大げさに言えば、その場は大混乱に陥った。
その場にいたのは50歳くらいのおばさんが4人に、僕の弟と僕だった。
もちろん、弟はそんなことで騒ぐわけはないので、騒いでいたのはおばさん達だ。

すべての人たちがそうだというわけではないが、
一部には、今の僕の発言のように、根拠もなく言っているだけにもかかわらず、
それを信じて本気にしてしまう人が存在する。
つまり、消費者の購買行動など、その程度の基準で動いているのだ。
だから、有機栽培よりも低農薬栽培の方が優れていると勘違いする人が現れるのだ。
ご存じのように、有機栽培は有機肥料のみを用いた上で、
農薬の使用を一切禁じている、あるいは厳しく制限している農法で、
低農薬栽培は、単に農薬の量を減らしただけのものだ。
どちらが優れていると簡単に言いきることはできないが、
農薬を使う量や健康への配慮の点では、明らかに有機栽培の方が優れている。

僕たちの年代だったらまだ、学校教育のおかげで
その辺にある程度の知識がある。しかし、もっと上の世代になってしまうと、
家庭科の教育にそのような知識が取り入れられていなかったのだろう。
あるいは、あったとしても忘れてしまったのだろう。
そんなことで、分かっていないとしか思えない人が多く存在する。

今日も、先輩とFreshVoiceというソフトの実験を試みた。
先輩は、CODECの存在しない圧縮形式を選んでしまって、
そのまま止まるという問題を引き起こしてしまったが、
自力でそのビデオCODECを探し出し、無事に復活した。
さすがと思ったそのとき、今度は解像度の設定を誤り、振り出しに戻った。
最近知ったのだが、この人、意外と間抜けだ。
…まあ、その先輩もこの日記を読んでいたりするのだが、
知人は誰も呼んでいないということを前提として書いているので
この際そういう細かいことは気にしないことにする。
まあ、まだ問題はあるが、なかなかおもしろいソフトなので、
相手がいる人は試してみるといいのではないだろうか。
と言っても、そもそもNetMeetingさえ使えれば、
こんな苦労をする必要はないのだが。

それにしても、昔の状況を考えると、PCもずいぶん進歩したものだ。
昔はPCでテレビ電話なんて考えもしなかった。
常時接続がこれだけ安く実現するなんてことも考えられなかった。
まさか、自分がルータやLANを駆使してインターネットにつなぐなんてことも考えなかった。

あと、驚いているのはクロックスピード。
Pentiumの120MHzというPCを使っていた頃は、
MMX Pentium 266MHzを搭載したミニノートPCなんてのを自分が持つことになるなんて考えもしなかった。
しかも、それだけの性能のPCを持っていて、それが不足だなんて感じるとは思わなかった。
そう言えばこのLibretto、液晶の表示がおかしくなって一瞬焦ったが、
使っているうちに直ってしまった。なんだったんだろう?

さっきから、ルータがやたら激しくアクセスしている。
いったい何をしているのだろう?
どこからか攻撃されているのだろうか?
とりあえず、使った感じでは普通に通信できているようなので
それほど通信量が多いわけではなさそうだが。

最近のPCを見ていて驚くのは、その機能の多様さ。
どうせ使わないだろう、という発想はないらしい。
特に、オールインワンノートと称されるノートPCの機能はすさまじい。
なんと、ワイヤレスLANまで内蔵している。
内蔵しているのはいいが、ワイヤレスLANのステーションにもお金がかかるのに、
こんなものを使う人はいるのだろうか?
ちなみに、搭載している機種とされていない機種を比べると、かなりの価格差がある。
それだけ、利幅も大きいということだろう。
利幅って珍しい。重箱読みだ。
珍しいこともないか…?

さて、そろそろ寝なければ、まだ日が昇ってしまう。

2002/8/13 2:32



2002年08月11日(日) 身近な知らないこと

2002/8/11 17:38
いつも題名とは違うことから書き始めているが、
今日もまた、違うことから。
題名に書いてしまえば忘れないが、そうでないことは書いているうちに忘れてしまうかもしれないからだ。

アクセス解析、「大学生活 汐路丸」という言葉で検索している人がいた。
なんかここまでされると、狙っているとしか思えない気がしてくる。
余談だが、Googleで大学という言葉を絡めて検索をかけると、
右側にインターン情報というのが出てくる。
この会社、僕が派遣社員として登録している会社だ。
知らない間にこんなところに登録していたとは。

ああ、暑い。
クーラーを使っているが、37度から35度に下がっても
それほど差を感じはしない。
少しは涼しくなったと感じていたが、まだまだ暑いものは暑いようだ。

今日は、普段からよく通る河川敷の道を通って、
そのままいつも使う駅を通り過ぎて、さらに先まで向かった。
先があることは知らなかったが、先週、家庭教師をやったときに
生徒から教えてもらったのだ。
実際行ってみると、確かによく整備された道があった。
道や周りの風景は確かに良かったのだが、
少々風が強くて自転車をこぐのは疲れてしまった。
ただでさえ休みの真っ最中で疲れているというのに…。

それから、少しその生徒の家を探してみた。
しかし、分かりづらいところに住んでいるおかげでなかなか見あたらない。
結局、そこまで行くのと生徒の家を探し当てるのと、
ほとんど同じくらい疲れてしまった。
実際Mapfanで調べてみると、それほど難しいところにあるわけではないのだが。
まあ、僕の方向感覚は昔からかなり悪かった。
やむを得ないところだろう。

とりあえず、往復600円の交通費を浮かせることができるか検討しようと思ったのだが、
これだけ迷ってしまうと何とも言えないところだ。
しかも、暑さでボーっとしてしまっていたのか、所要時間を計算することまで忘れていた。
まあ、腕時計が故障してしまっているので仕方がないのだが。
そう言えば、この時計も修理すると言ってずっと放ったままだ…。

ところで、そうやって自転車で出かけたとき、少しおもしろいことに気づいた。
河川敷の道とはいえ、仮にも東京なので、
きっちりアスファルト舗装がなされている。…まあ、最近じゃ地方の方が道路は整っているのかもしれないが。
まあ、そんなことはどうでもいいとして、
アスファルトの上に長時間いるというのは非常に暑い。
アスファルトは非常によく熱を吸収するからだ。
世界中がアスファルトで覆われてしまっているから地球が温暖化してしまうのではないかと思うほどだ。
ちなみに、温度は真夏だと60度ほどになるらしい。
僕もやったことがあるのだが、素足ではまともに立てないほどになっている。
砂浜の砂は結構熱かったりするが、
アスファルトは黒い分、熱の吸収はそれ以上と考えて間違いないと思う。

で、気づいたこととアスファルトは、実はほとんど関連がない。
それで、そのように熱いアスファルトの上に長時間いたため、
僕は飲み物が飲みたくなった。
それで、初めはMIUとかいうのを買った。思ったより悪くなかったが、
500ミリリットルの後半になると、さすがに飽きてきた。
それで、そのあとにまだ水分が欲しくなって、
ダイドードリンコのミックスネクターというのを買った。
昨日の日記に書いたネクターと勘違いしたのだが、昨日の日記に書いた分は、
あれは不二家のものだ。

それで、少しおもしろいことに気づいた。
メーカが違うにも関わらず、飲んだときの独特の感覚が似ているのだ。
メレンゲのような、少し粘性の高い感触だ。
ネクターというのは、何か独自の製法があるのかもしれない。
まあ、オリジナルのネクターというのは伝説上の飲み物のはずだから、
そんなものに製法も何もないだろうが…。

ただ、どちらのネクターにも言えることだが、
添加した香料がかなりきつい。
これさえもっと調整してあればより良くなると思うのだが…。

少し眠い。仮眠を取ることにしよう。

2002/8/11 18:23

2002/8/11 20:19
…思ったより長く寝てしまった。
しかし、さすがにこれだけ寝ると、眠気もすっかりすっ飛んでしまった。
別に、毎日何をしているわけでもないというのに、
どうしてあんなに眠かったのか…。
昨日は5時に寝て11時に起きた。…まあ、全然「昨日」ではないが。
でも、とにかく6時間寝ているのだから、不足はしていないはずだ。

寝ている間ずっとPCを放置していたが、落ちなかった。
どうもこのPC、何かをしないと落ちないようだ。
その「何か」は未だにつかめないのだが…。
まあ、細かく保存しながら使っていくしかないだろう。

ちなみに、眠い頭でボーっとしながら書いたので
話が大幅にそれてしまっているが、
題名に書いた「知らないこと」というのは、上に書いた道のことだ。
家のすぐ近くのことなのに、生まれてこの方、ずっと知らなかった。
その河川敷の道はよく使っていたにもかかわらず、だ。
もともとサイクリングは嫌いではない。
知っていたら、もっと前から出かけていたのに…。

また、彼女に電話をかけてみた。
どうしてこう、いつまでたっても頭から離れないのか…。
が、出なかった。
まあでも、それで良かったかもしれない。
かける直前まで何ともなかったのに、
電話を持った瞬間体中に冷や汗をかいて、呼び出し音が鳴る間「出るんじゃない」と思っていたから…。
人間複雑だ。どうしてそんなことを思うのか…。

2002/8/11 22:18
これだけは毎週欠かさず見ている「太陽の季節」、今日はなかなか展開が早かった。
まあ、先々週あたりから思っていたことだが。
とりあえず、ここまで見てしまったら、最後まで見てから原作を読もうかな、と思う。
さすがにラストが分かってしまったらおもしろくないし…。

最近、アクセス数が少し増えてきた。
Googleに登録されたことと、投票してくれる人がいるのが原因のようだ。
読んで良かった、と思ってもらえばいいが、
100%自己満足のために書いてるから、
なかなかそうは思ってもらえないだろうな…。
しかし、前からGoogleで検索すればヒットしていたのに、
どうして最近になって急にGoogleから来る人が増えたのだろう?

検索してみたところ、Googleのキャッシュに登録されている中で
一番新しいものは7月3日の分だった。
ということは、これより先の分は、検索してもヒットしないのかもしれない。
どうやら、これが原因のようだ。
7月3日に、それまでの日記がGoogleに登録されたから、
少なくとも日記の題名で検索したときにはヒットするようになったのだ。

2002/8/11 22:31

2002/8/11 23:28
この時間に夕食を食べた。
本来食べるべき時間に寝てたから…。

ふと思ったのだが、僕は価値観が少し特殊なような気がする。
最近は多いのかもしれないが、高いものに対する憧れがほとんどない。
時計を買うならなんとかというブランドでないと嫌だ、という人もいるが、
僕は時計を買うならSEIKOかCITIZENが一番いいと思っている。
僕の知る限りでは、そのあたりの時計が一番信頼性が高いからだ。
ただ、別にこだわりはない。
着けていてよっぽどみっともない時計でなければ、別になんでもいいと思っている。
最近の時計は良くできている。
僕がデザインや性能に文句を言えるほどのものなんてほとんどない。
少なくとも、30年前の時計と比べれば、
今の時計は格段に進歩したはずだ。
30年前も、それで不満なく使っていたはずだ。今だって使えない道理はない。

あと、食べ物に関してもそうだ。
高校生以降、周りからの情報が増えた影響で少しは気にするようになったが、
基本的に高い食べ物に対する憧れなんてのはほとんどない。
フランス料理などは値段以外の意味で興味があるが、別に食べてみたいという気はしない。
すしもウナギも、それなりにおいしいとは思うが、
別に自腹を切って食べたいだなんて思わない。

知人には様々な価値観の人がいる。
徹底的に調べて、少なくとも簡単に調べられる程度のことは
一通り知っておかなければ購入しない人や、
金は出すが、手足は動かさない人。
何よりも自分の感覚を優先する人。いろいろだ。
ただ、高いものの方が優れているというのは
多くの人が共有する感覚のようだ。
その辺が、少しずれている。
僕は、そういう考えはあるが、感覚はない。
まあ、そう思っている人は意外と多いのかもしれないが。

2002/8/12 2:43
先輩とFreshVoiceというソフトの実験をしていたらこんな時間に。
ついでに、酔っぱらった弟から電話がかかってきた。
デジカメの電池が切れちゃったけど何とかならないかって。
なるわけないだろ。
気合いと根性で充電しろ。電極はお前の手だ。
直流5V程度、根性でどうにでもなる値だ。

このソフト、どういう仕組みなのか知らないが、
ルータ越しでもNetMeetingと同様の機能が使える優れものだ。
まあ、僕の方は肝心のカメラを弟が持って行ってしまっていて使えないのだが…。

ちなみに弟は、今日と明日は熱海に行っている。
バイクでツーリングらしい。
デジカメを貸したのだが、無事に帰ってくるだろうか…。不安だ。

今年の夏は八戸に行くべきかどうか。
まだ悩んでいる。
なんせ交通費がバカにならない。
それなりに有意義であることは間違いないが…。
その程度のことでいちいち八戸まで出かけられるほど、
僕も我が家の家計も、どちらも楽ではない。

ああ、もう3時だ。
また日が昇るまで起きていることになってしまうのか。

問題はいっこうに解決しない。
もう4時半だ。このままでは、やはり日が昇りそうだ。
毎日毎日こんな調子でいいのだろうか?
やはり、八戸に行って生活のリズムを整えるか…。

こんな時間になってしまった。
なんか書き足りないような気分だが、
それはいつものことだし、そろそろ寝ることにする。

…と思ったが、1つだけ。
やっぱり、目一杯キーボードを叩いておかないと気が済まない。
いつも僕はMIDIを聴いているのだが、
やはり僕は、ヘッドホンが好きらしい。
スピーカでも聴いてみたのだが、ヘッドホンの方がしっくりくる。
もしかしたら、MIDIというものの特性かもしれない。
まあ、スピーカは配置が悪いのだと思うが。
ヘッドホンは耳にセットしていればちゃんと定位感が得られるが、
スピーカはセットする位置や高さ、周囲の状況、その他が非常にうるさい。
部屋の壁の材質などまで問題になる。
その点、ヘッドホンは実に簡単だ。
もちろん、多くの金を投資し、理想的な環境を整えるなら、
たぶんスピーカの方がいいだろう。
聴いていて疲れないし、ヘッドホンはやはりどこか不自然だからだ。
反射音などもない。
まあ、シミュレートすればいいのかもしれないが、それはそれでどこか不自然だ。
サラウンドヘッドホンも似たような不自然さを感じる。
発想としては悪くないが、だったら普通のサラウンドシステムでいいような気がする。

やはり、一気呵成にこれだけの文章を叩くと気持ちいい。
少し手は疲れるが、そんなことは気にならないほど快感だ。
いったいいつからこんなにキーを叩くのが好きになったのだろう?
デスクトップのキーボードは好きではなかったが、
バイト先でもらってきて以来、考え方が変わった。
やはり、いいキーボードは叩いたときの気分が違う。
まあ、相変わらずへこみが大きくて手が疲れるのは事実だが。
こればかりは仕方がない。
しかし、なんでこんなに大きくへこむ必要はないのに、
デスクトップ用のキーボードはここまでへこむのだろう。
ノート用のキーボードでそれほど不便を感じないのだが、
そうは思わない人が多いのだろうか?

今日は、初めに書いたのが5時頃。
それから、いったい何度ここに入ってきたのだろう?
いつも二度以上書き込みをしているが、
これほど多くの回数訪れたのはずいぶん久しぶりだ。
まあ、登録は最初の1回分しか表示されないが。
日記の最初の部分に更新履歴でもつけるか?
…日付と時間だけでなくそんなものまでつけたら、だんだん大仰になってくる気がするが。

メモリを挿し直して以来、
少しストップエラーの発生が減った。
嬉しい限りだ。やはり、何らかの相関があったようだ。
先輩の言うように、接触面を洗浄してみるのもいいかもしれない。

こうやってどんどんキーボードを叩いていると、
だんだん目が冴えて書くことが次々と浮かんでくる。
半分酔ったような気分だ。
まあ、ヘッドホンをつけてMIDIを聴いている影響もあるのかもしれない。
最近はやっていなかったが、昔は文章を書くとき、
必ずヘッドホンをつけて耳をふさいでいた。
当時は自分の部屋にPCを置いていなかったため、
周囲の雑音をシャットアウトするために、ヘッドホンで大音量の音楽を聴いていたのだ。
今は、それほどの大音量ではない。
音楽を聴いているが、外で鳴いている蝉の声も聞こえている。

セミと言えば、今年は実によく蝉を見る。
彼女の家の近くが多かったが、地元でも一回目にした。
蝉など直接見たのは生まれて初めてだったのに、
短い間に何度も目撃してしまった。
異常気象なのか、それとも、蝉が多く発生する年なのだろうか?

気分が高ぶっている。
長時間いすに座っていてあちこち痛いし、
結構気温が高くて体中に汗をかいているが、ほとんど気にならない。
ただ、右斜め後ろから僕を煽っている扇風機の風を心地よく感じる。
やはり、どこかおかしい。
なんでこんな時間に、もっとも調子が良くなるのだろう?

さて、これだけ書けばそろそろいいだろう。
このくらいで寝ることにする。
そうこう言っている間に、20分も経ってしまった。
これは、無駄な時間なのだろうか?
もう、すっかり日も昇っている…。

2002/8/12 5:12



2002年08月10日(土) 無気力

2002/8/10 1:30
最近、何もやる気がしない。
ゲームも、この日記を書くのも嫌になってしまった。
今まで、あけぼのシティの頃から1年近く続いていたという実績がなければ、
こんな日記、もうとっくにやめていただろう。
もともと、達成感などほとんどないのだ。
量的にはそれなりにやった感じはあるが、リアクションなんてほとんどない。
まあ、あまりに派手なリアクションがあると、それはそれで困るのだが。

今日も書くべきことはほとんどない。
TSUTAYAに行ってみたら、千と千尋の神隠し、DVD版はレンタルしていないことを知ったくらいだ。
本当にそれ以外、何もしていない。
暇つぶしにマンガを読んでいたのだが、あまりに無気力が過ぎるためなのか、
マンガを読んでも内容がいまいち理解できなかった。
そこまで脳機能が低下しているのだろうか。
そう言えば、ここ数日ずっとキーを叩く手の動きが鈍い。
これも、ダレてきてしまっている証拠だろうか。
脳機能の低下は四肢の運動能力にまで影響するのか?

…いや、たぶん原因は、偏った食生活と暑さだ。
なんせ今日は、朝から焼きそば、ミニッツメイド、ハーゲンダッツのキャラメル味、そしてご飯とみそ汁にチキンラーメンしか食べていない。
どう考えたって偏っている。
ミニッツメイドの缶には一日分の緑黄色野菜などと記されていたが、
そんなものは出任せに決まっている。
もしそうだとしても、一日に必要な栄養が摂取できているとはとうてい思えない。

MIDIを聞いていて、
その添付テキストに書いてあった謎の言葉。「理解者理解」…。
なんだ?これは。
当然と言えば当然だが、辞書にはなかった。
たぶん、結構新しい言葉なのだろう。
とりあえず、Googleで検索して、どのように使われているかいくつか見てみた。
それを見る限り、「分かる人には分かる」というような意味らしい。
まあ、よく考えてみればそのまんまの意味だ。
いや、だからどうしたというわけではない。最近は妙な言葉があるな、と思っただけだ。

まだそれほど遅くないのだが、無気力のせいか、妙に眠い。
やれやれ…。仕方がないな…。
いったいどうしたものか。これでは、せっかくの休みも無為に過ごすしかないではないか。
まあ、こんな理由がなくてもそのうちまたやるつもりだったが、
彼女にでも頼るか。きっと、声を聞けば変わるだろう。
…また出てくれなかったらより深く落ち込むだろうが。

10分ほど仮眠を取った。全然回復していないが仕方がない。
続きを書くことにする。
まあ、手だけは軽くなっているので良しとしよう。

今日のテーマは葬式と新しいものに対する反応。

前にも書いたが、僕は葬式が嫌いだ。
他人の葬式ならともかく、自分の葬式なんて絶対にして欲しくない。
もし僕が死んだら、葬式なんて絶対にしないで欲しい。
万が一葬式をすることになったら、それが故人の意志でないと明示して欲しい。
墓も嫌だ。

理由は簡単だ。
僕はそもそも無宗教で、死んだらすべての人間は有機物の固まりになると思っている。
まあ、生きていても単なる有機物の固まりだが。
また、たとえ魂があったりあの世があったりしても、
そこに宗教は必要ないと思う。
それぞれ個人個人が思うように故人を思えばいいのだ。
なぜその思いまで、宗教に規定されなければならないのか、僕は非常に強く疑問に思う。

それ以上に不快なのが、葬式と墓にかかる費用だ。
僕1人が死んだことで、いったいいくらかかるのだろうと思うと非常に嫌な気分になる。
死ぬってことは、それだけで相当迷惑をかけている。
その上に葬式までして、たいして縁のない人たちまで集めて、
嫌々変な挨拶や念仏を聞かせるなんて絶対に嫌だ。
死んでまで迷惑をかけたくはない。
死んでしまったら適当に切って燃えるゴミか何かで出してほしいところだが、
さすがに法律上、そうは行かないだろう。
とにかく、あんな葬式の業者や宗教者がもうけないよう、
できるだけ安く僕の体を処分してほしいのだ。
もちろん、移植に使うのもいい。死んでしまえばもう、僕の体ではない。
好きにしてもらって構わない。
ちなみに、一応ドナーカードは持ち歩いている。
確か、父の署名が入っていたはずだ。
バラバラにして使えるところはすべて取った上で、燃えるゴミ。
これが一番効率的な処分法ではないだろうか。

墓はもっと嫌いだ。
経済的に、これほど価値のない施設も珍しいだろう。
周囲の地価に悪影響を与えるし…。
だいたい、あの墓石の高さは異常だ。あんなもの必要ないから、適当なところに捨ててくれ、と思う。
僕は次男の息子だ。別に先祖代々の墓に入る必要もないはずだ。
まあ、先祖代々の墓だったら、僕のために新しい投資は必要ないだろうから
そんなに気になるわけでもないのだが。
安ければ、別に構わない。

あとは、新しいものが批判されやすい傾向について。
まあ、これだけいえばすべて言ってしまったも同然なのだが、
なんだか知らないが、世の中、新しい物事は批判されやすい気がする。
どこかに、古いものはいいものだ、新しいものは悪いものだ、
という根拠のない考え方を持っている人がいるのではないかと思ってしまうほどだ。
前から何度か書いているのだが、特にテレビで、
インターネットのコミュニケーションに対する批判は色濃くあるらしい。
朝から晩までチャットにはまりっぱなしという、
極めて極端な例を取り上げて、結果的に批判的な報道を行う。
自分たちの影響力の強さを考慮していない、安直な番組編成としか思えない。
このような人たちによって、人類の進歩はどれだけ遅らされ、ゆがめられてきたのだろう。

新しいものがなんでもいいとは思わない。
しかし、どんなものでも、誰かが世の中をよりよくしようと思って作ったものばかりなのだ。
それを、批判しかしなかったり、極端に批判的に扱ったり、
極端な例を取り上げて結果的に批判的な印象を与えたり、
そんなことばかりやっていては、新しいことはどんどんつぶされてしまう。
インターネットのように細かい批判につぶされないだけの魅力を持ったものならいいが、
そうでもない、普通の商品などだったら小さな批判で簡単につぶれてしまう。
それでいいのだろうか?そうは、とても思えないのだが…。

少し物足りなかったのでちょこちょこネットサーフィンしてみたのだが、
どうやら、Windows 2000 SP3の配布が始まったらしい。
今回は必須のアップデートではないようだ。
それに、問題もあるらしい。今、問題なく動いている人は導入しない方が良さそうだ。

ということで、動作に問題のある僕は導入することにした。
しかし、早速止まったので、
少なくとも僕に関してはまったく効果がなかったようだ。
とりあえず変化はほとんど見られないが、アプリケーションが1つ増えている。
プログラムのアクセスと規定の設定、というものだ。
規定のWebブラウザ、電子メールプログラム、メディアプレイヤー、インスタントメッセージプログラム、Java仮想マシンについて、
Micro$oftのソフトウェアか、他のソフトウェアか選択することができる。
もしかしたら、これが裁判で問題になったことに対する対策かもしれない。
それにしてはずいぶんと不十分な印象を受けるが。
なんせ、他のプログラムを選択することができると言っても、
どうやら自分で探さなければならないようだからだ。

そんなこんなやっているうちに、
日が昇らないうちに寝るという僕のささやかな目標はあっさりとうち砕かれた。
見事に日が昇り、朝日が輝いている。

日が昇るときと沈むときは、本当に時間の流れというのを如実に感じる。
秋の日でなくても、すさまじい速さだ。
目に見えるほどの速度に感じてしまうことすらある。

ああ、外はすっかり明るくなってしまった。
なんてことだ。この時間では、もうNHKも放映を始めている。
夜更かしの癖がついてしまってはいけないなぁ…。

2002/8/11 4:57



2002年08月09日(金) 検索の言葉

2002/8/10 3:29
前もこんなようなことをネタにした気がするが、
今日もこの日記のアクセス解析からだ。

まず、アクセス解析から、
ランキングからこの日記に来てくれている人がいることが分かる。
つまり、この日記に投票してくれている人がいるのだ。
投票ボタンはまったくいじっていないのに、ありがたい限りだ。

それから、最近検索してこの日記に当たる人が多い。
どうやら、Googleで割と上位に出るようになったようだ。
どういう基準で順番を決めているのかはよく分からない。
もしかしたら更新頻度が基準なのかもしれない。
更新頻度だけだったら、この日記はかなりのものだ。
…たぶんね。
だいたい、平均して24時間に一回以上更新しているのだから、
このペースを上回るには一日に1回よりも多く更新しなければならないことになる。
これは、書いてボタンを押すだけでアップできる
このような特殊な日記だからこそできる芸当であって、
普通のWebページだったら僕には絶対に無理だ。

それはそれとして、
最近の検索ワードは3つ。
「大学生活」、「汐路丸」、「大学生活 憂鬱」…。
一つ目と二つ目はよく分かる。だが、3つ目はいったい何を考えて検索したのだろう?
ああ、忘れていた。あと、「IEEE1394接続方法」というのもあった。
前に一度、PS2のi.Linkについて書いたことがあるのだ。
たぶん、IEEE1394の接続方法について知りたかったのだろう。
そう考えると、この日記は外れと言わざるを得ない。
それにしても、挿すだけでドライバを自動認識するIEEE1394なのに、
いったい何に困ってこんな検索をしたのだろう?
少し興味がある…。

あと、問題なのはなんと言っても2番目。
前にも書いたが、汐路丸とは僕が所属している大学が所有する練習船だ。
もしかしたら違うかもしれないが、停泊場所も大学のすぐ近くで、
船長の部屋も大学の建物内にある。
つまり、極めて関係が強いということだ。
ということは、この言葉を使って検索したのは、
僕の大学の関係者である可能性が極めて高い。
まさか、知人じゃないだろうな…。
可能性は十分にある。
なんせ、この船をもっとも最近使ったのは、僕が所属する課程のはずだからだ。
まあ、だからどうと言うこともないが…。

まず、もう眠いので疲れそうなことから書いていく。
最近思うのだが、まわりの人間の考えが、すごく深くなっているような気がするのだ。
それは、大学生の友人に限らず、弟や中学生、高校生の生徒にしてもそうだ。
たまたまそういう知人と知り合っただけなのかもしれないが、
なんだか世の中全体の人が少しずつ洞察力を増してきているような感覚すら覚えている。
もしかしたら、情報の受け手である僕自身が変化しているのかもしれない。

どんどん眠くなってきたので、
話を先に進めることにする。
最近、やたらとはまっているものが三つある。
ハーゲンダッツと、ミニッツメイドと、ネクターだ。
ハーゲンダッツは結構有名なアイスクリーム、
ミニッツメイドはジュースだ。そして、ネクターはどこだか忘れたが、これもジュースの名前だ。
ただ、ネクターだけ他の2つと少し毛色が違う。
ハーゲンダッツは正真正銘、値段からして違う高級品。
…まあ、コンビニで手に入るのだから中級品と言った方が適切かもしれないが。
そして、ミニッツメイドも果汁100%で、120円で280ミリリットルの缶に入っている、微妙に高級なものだ。
だが、ネクターはただのジュースで、果汁も30%。別にたいしたことはない。
本当にただのジュースだ。

ただ、この3つは本当においしい。
特にハーゲンダッツは、普段からケチな僕が買うことはあり得ないほどの高さだ。
普通のアイスクリームと比べると、倍以上の値段になっている。
アイスクリームなんていうのはだいたい100円で買えるが、このハーゲンダッツは250円する。
にもかかわらず、また食べたくなる。それだけの魅力がある。
…もっとも、溶けやすいので、この暑い夏の盛りには相当早く食べないと
最後は液状になったアイスクリームをすすることになるが。

眠くて集中力が低下し、ミスタッチが多くなっている。
ついでに、なんだか知らないが妙にお腹が空いてきた。
我ながら訳の分からない身体構造だ。
食べ物の話を書いたからだろうか?
しかし、アイスクリームなんて、イメージしたからって空腹を感じるような食べ物とは思えない。

ハーゲンダッツは、食べた場所と順番をすべて覚えている…はずだ。
最初が横浜の花火大会。食べたのはリッチミルクだ。
次が大学の近くのコンビニ。友達とカラオケをしに行ったときだ。食べたのはグリーンティーだ。
その次は彼女の家を探しに行ったとき。このときはチョコマカダミアを食べた。
4回目が家庭教師をやって帰るとき。食べたのはマカダミアだ。
そして、最後が今日。町田の図書館に太陽の季節を探しに行き、見つからずに帰る途中だ。食べたのはバニラだ。
ミニッツメイドとネクターは、買う場所が決まっている。
と言うよりも、僕の行動範囲では、その場所以外では売っていないのだ。
ミニッツメイドは川沿いの踏切を渡ったアパートの下。
ネクターは最寄り駅の裏にあるBookOffの隣にある。
ミニッツメイドとネクターは2種類ずつあるが、どちらもおいしい。
とりあえず、そのネクターのあるBookOffの近くにコンビニがあり、
そこにハーゲンダッツのキャラメル味が置いてあった。
近いうちに食べてみようと思っている。
…こんなことをしていると、どんどんお金が減ってしまう。

ここまで書いたからさらに細かいことを言うと、
ハーゲンダッツのチョコレートは、はっきり言って他との差をそれほど感じない。
チョコレートを食べるなら、他もそれほど違わないので
安い方を食べた方がいいのではないかと思う。
特に、チョコマカダミアと普通のマカダミアは、僕はチョコレートが好きであるにもかかわらず、
普通のマカダミアの方がいいと思った。
ただ、チョコマカダミアを食べたときは炎天下の下さんざん歩き回ったあとだったので
普通の味覚ではなかったかもしれない。

一番印象が強かったのは、バニラだ。
オーソドックスな基本だと思っていたのだが、
驚くほどにバニラの香りを強く感じた。
…と言っても、僕はバニラの香りなど知らないので、正確に言えばそれっぽい香りだ。
本物かどうかは知らない。
ちなみに、またいつものどうでもいい言葉の話だが、
オーソドックスの反対語はヘテロドックスというらしい。
オーソドックスが正統派、という意味なので、ヘテロドックスは異端という意味だ。

今日は、弟のバイクの後ろに乗って、
弟が違法駐輪をしてそのまま持って行かれてしまった自転車の回収をした。
書くべきことはそのくらいだ。
あとは何もしていないと言っていい。
図書館に行っても太陽の季節は置いてなかったし。
まあ、ドラマ化されたほどの本が置いてあるはずもないが。

驚いたのは、その図書館が盛況だったことだ。
最近は本になどみんなあまり興味を持たないものだと思っていたが、
かなり多くの人が図書館に訪れていて、うっとうしいほどだった。
そう言えば、彼女が行く図書館はいつも席が空いていると言っていた。
わざわざ彼女の家の方まで行ったのに、図書館は見あたらなかった。
いったいどこの図書館に行っているのだろう?
まさか、わざわざ電車に乗って遠征しているのだろうか?
それとも、近所の高校に入り込んでいるのだろうか?
彼女の性格からしてそんなことはしないと思うのだが。

今日は短くなると思っていたが、
アイスクリームで熱弁を振るったのが功を奏したのか、
それなりの長さになったようだ。
これ、書く方は結構時間がかかっているが、
読む方はそうでもないと聞いた。
みんな、そうなのだろうか?

さて、今年は八戸に行くべきかどうか…。
ここでダラダラしているよりは、八戸に行った方が
シャキッとしていいとは思うのだが、
いかんせん交通費はバカにならない…。
八戸新幹線が開通していたら試しただろうが、夏はどうだろうか…?
ただ、やらなければならないことが多いのは確かだ。
やはり、行くべきだろうか…?
行けば気持ちが入れ替わるのは確かだ。今までもずっとそうだった。
そもそも、気温が全然違う。
やる気をくじくムッとする空気が存在しない。
特に夏は、いいところなのだが…。
まあ、もう少し考えておくことにしよう。

2002/8/10 4:21

終わりにしようかと思ったが、一言忘れていた。
PCがあまりに不調なのでメモリを挿し直したら直るかと思って試してみた。
結果、改善した気はする。
昼間は5分ほどで落ちたりしたが、今はそんなことはない。
しかし、やはり落ちるものは落ちるようだ。
根本的な解決にはなっていない。
やはり、どうしようもないのだろうか?
未だに原因すらつかめていない。

さすがに眠い。寝なければ…。

2002/8/10 4:24



2002年08月08日(木) 見た目による評価

2002/8/8 9:46
人間がほかの人間を評価するとき、
いったいどれだけ外見を評価するのだろう?
ふと、思った。

僕は、年上の人から評価されやすい傾向にある。
上の人だったら誰でも年下をかわいがるものだと言われればそれまでだが、
たぶん、そういう理由じゃないと思う。

思うに、それは外見が与える影響なのではなかろうか。
僕は着飾ったり、髪の色を変えたりなどということをしたことがほとんどないし、
そもそもそういうことを知らない。知識として持っていない。
当然、あか抜けない工夫のない格好をすることになる。

これが、上の人には良いと思われるのではないだろうか。
僕も自分の感覚は古い方だと思っているが、
その感覚で見ると、自分もまだ二十歳だからそれほど歳を取っているわけではないが、
今の若い人たちの格好がいいとはどうしても思えないときがある。
そういうとき、僕みたいなのが現れると、相対的に見て印象が良くなるのではないだろうか。
実際、僕よりも全然モテる弟と2人でいるとき、
僕の格好の方がいいと言われたこともある。

ちなみに、弟がモテるというのはひがみでもなんでもなく、
ただの努力の差だと思っている。
僕がPCに向かってインターネットやらゲームやらをやっていた間、
弟はそれなりにモテるための努力を重ねてきた。
僕の目から見ても1年前、2年前と比べて明らかな進歩が見られる。
まあ、だったら自分も同じ努力をすれば同じ結果が得られるかと言われると、それは難しいだろう。
僕は八方美人の傾向はあるが、これではある程度の評価は得られても、
それ以上は絶対にない。
悪く言えば相手の心の中に土足で踏み込むような、そんな思い切りも必要だ。
それが僕には、決定的に足りない。
嫌われることを恐れているのだ。
たぶん、コンプレックスがあるのだと思う。
昔と比べてコンプレックスを隠せるようにはなかったが、消えたわけではない。

とにかく、原因が外見なのかどうかははっきりしないが、
結果として、僕が相対的に年長者から高く評価される傾向があるということだ。
今まではっきり意識したことはなかったが、
まわりの目が、それをはっきり語っていた。
もちろん、コンプレックスがそう感じさせているのかもしれないが、
年下の人間や同年代の人間からは、同レベル、あるいは格下を見るような目で見られることが多いのだが、
年長者には相対的に上であると見られることが多い気がするのだ。

もちろん、外見以外の要素もいろいろあるだろう。
同年代の友人と比較して僕は、
間延びした言葉を嫌い、堅い言葉を好んで用いる傾向がある。
この日記ほどではないが、それでもそうした傾向があることは確かだと思う。
そうすると、年長者に対する印象が良くなることは想像に難くない。
どうでもいいことだが、「難い」は「かたい」と読む。別に送りがなのミスではない。念のため。

もう一つ思ったことが、生徒の意見について。
メールで少し会話をしたのだが、その生徒の意見を見ていて思ったことがある。
まず、驚くほど達観している。
全体を効率よく見渡す視点は明らかに僕以上だ。相手は中学生なのだから、
大学生として立場がないと思ってしまうほどだ。
そして、今時の生徒にはあり得ないと思ってしまうほど自分の意志を明確に示している。
これは前にも言ったが、今の生徒や学生は自分の意見を持っていないなんてウソだ。
単に言わないだけだ。
みんな、多かれ少なかれ雄弁は銀、沈黙は金という考えを持っている。
僕のように思ったことをその場でペラペラと話す人間が少なくなっただけだろう。
少し不自然にはなるが、日常の会話をしているときあえて政治や経済の話題を振ってみると、
みんなそれぞれ独自の意見を持っている。
全体として諦観は感じられるが、それでも感心してしまうような意見を持つ人も多い。
新聞の「有識者」の意見よりずっとおもしろい。
ちなみに、分かるとは思うが、「諦観」は明察の意味ではなく、あきらめる方の意味だ。

そのように物事をよく見ているのはいいが、
大学の友人とその中学の生徒との間で、決定的な違いがある。
それが独自性だ。
仕方ないと言ってしまえばそれまでだが、生徒の意見には独自性がいまいち感じられない。
「なるほど、すごいな。確かにその通りだ。で、どこで聞いたの?」
と言いたくなるようなことが多いのだ。
もちろん、そんなこと実際に言ったりはしないが。
…まあ、この日記のURLを教えてしまったから、もしかしたら読んでいるかもしれない。
一般論ほどその傾向が強く、問題が具体的になって来るにつれ、だんだん独自性を感じるようになってくる。
…ちなみに、独自性が感じられないのは彼女の意見も一緒なのだが、
彼女の場合、奇抜なことを言えるほど人間関係が進展していないという可能性が高い…。

当たり前だが、この時間では日記に書くようなことは何もしていない。
普段だったら寝ている時間だ。
ただ、学割を取ってこようかとは思っている。
夏休みはなんの予定もないし、一度父のところに行こうと思っているのだ。
あと、できれば髪を切って、いい加減太陽の季節も探して…。
それから、Webページの編集も始めないといけないし、
基本情報技術者の勉強も滞っている。
はぁ、やれやれ…。

2002/8/8 10:20



2002年08月07日(水) インターネットで学んだコミュニケーションの基本

2002/8/7 18:07
たぶん、これからもいろいろと気づくことがあるだろう。
今日は、その第一弾だ。
と言っても、たぶん多くの人にとっては常識で、わざわざ述べるほどのことはないのかもしれない。

前から言っているハピタンの場合、普通の掲示板とは違った特徴がある。
まず、第一に参加者が多いということ。
通常、これだけの人数が集まってしまったら、CGIのプログラムは動作しない。
登録者総数は、現時点で48438人もいるのだ。
しかも、これで全部ではない。関連のサイト、モーハには9728人、ミルタンには2404人の登録者がいる。
重複も相当数あると考えられるが、
少なくとも、2638人もの人数が同時に接続して動作するCGIプログラムを、僕はほかに知らない。
もちろん、サーバに与える付加はすさまじいものがあるらしく、
サーバがダウンすることなど、そう珍しいことではなかった。
最近はサーバの交換や運営になれてきたこともあって
そのような事態はだいぶ減っているようだが。
余談だが、上記のミルタンは、運営開始から一週間しかたっていない。
それでこれだけの会員を集めるというのはなかなかすさまじい集客力だ。
インターネットに求められるコミュニティの要素。
しかし、それをうまく満たす場はあまりに少ない。
個人の掲示板は多くの人が集まらないし、
多くの人が集まる掲示板というと、2chが真っ先に出てきてしまう。
見たことのない方は行ってみるといいが、
PCやインターネットにあまり縁のない人が近づける世界ではない。
僕はインターネットを使い始めて確か4年目になるはずだが、
それでも、あそこでの話題は理解すらできないことも多い。

これを解決すべく、開発された1つのコミュニティとして、
MSNのコミュニティがある。
しかし、これも大きな問題を抱える。
そもそも、コミュニティとして成立させるのが極めて難しいのだ。
なぜなら、自分で1つのコミュニティを成立させるのだが、
それだけでは誰も来ないからだ。
試しに僕もここでコミュニティを作ってみたが、
当然の事ながら、書き込みなど1つもない。
当たり前だ。誰にも教えていないのだから、誰かが来るはずもない。

Infoseekにも似たようなサービスがある。
こちらはMSNと比較すると成功していると言えるが、
それでも、コミュニティとしての要素が薄いことは確かだ。
ただ、上記の2つには、ハピタンなどが抱える欠点がないことも事実だ。

それでこのハピタンなどだが、
まず、考えるべきはこのネーミングだ。
荒らしをするような人間は、大抵の場合、自分のレベルが高いと勘違いしているだろう。
言い方を変えれば、自分のした行為で右往左往する人間を
1つ高い視点から嗤っていたいのだ。
しかし、このようなコミュニティの場合、その辺の対策がしっかりしている上、
この気を抜くようなネーミングではそのような人間を寄せ付けにくいだろう。
対策がしっかりしているので自分のした行為の結果が見定めにくい上、
行為の結果が見えたとしても、「ハピタン」ではどこかむなしい。

さらに、書き込みを多くさせるような工夫に富んでいる。
そもそも、ネーミング以外の雰囲気も、比較的子どもじみていて、
女性や子どもが近づきやすい雰囲気がある。
逆に言えば男には近づきにくい雰囲気とも言える。
僕は細かいことを気にしない性格だったし、SHARPのインパクサイト「あけぼのシティ」という前段があった。
そうでもなければ、普通の男は来にくいはずだ。

極めて当たり前で述べる必要もないことだが、
その場を構成する人間が、その場に与える影響は極めて大きい。
その人間が、女性や子どもばかりになるということは、
それだけその場の雰囲気を和ませる。
ひきこもりの男ばかりが集まっているような2chとは一線を画すことができるのだ。
ちなみに、僕が見る限り一番多いのは女子中学生で、次に多いのは主婦だ。
あとはよく分からない。男の大学生が少ないのは確かだ。
ちなみに、男女比は公表されている。「自称」なのではっきりとはしないが、
おおよそ7対3から8対2と言っていいだろう。
もちろん、多い方が女性だ。

さらに、レベルという要素をもうけることで書き込みを促した。
書き込みをたくさんすればレベルが上がるのだ。
これ以外に、お金というのもある。書き込みをするとお金がもらえることがあるのだ。
さらに、新規登録者はすべて公表することで、
新規登録者がいきなりつまずくのを防いでいる。
試しに登録してみると分かるが、10件以上の書き込みが、すぐに来るはずだ。

これから食事をして塾へ向かう。
続きはそのあとに書くことにする。

2002/8/7 18:37

2002/8/7 19:52
結局、塾へは行かなかった。
金のない弟が代わりに行くと言って行ってしまったからだ。
ここの塾は、給料がその場で手に入る。
だから、すぐに金の欲しい弟にはたまらないのだろう。
そう言えば、その塾の先生が前の飲み会の時、
ホームページを作りたいから来てくれと言っていた。
ホームページを作りたいと言われても、僕にはそんな技術はない。
デザインセンスは弟に頼るとしても、どうしたらいいのだろう?
もちろん、FTPを使って上げるくらいのことはできるが、
この程度のことだったらたぶん、弟でもできる。

それで、ずっとハピタンの特徴について述べてきたわけだが、
上記のような工夫によって、ハピタンはコミュニティとして成功を収め、
多くの登録者を集めている。
当たり前だが、これらは営利目的だ。
このハピタンを運営しているコミュースタイルという会社のページは、
昔はひどいものがあった。
客を囲い込むための手段とか、そのようなことを平気で書いてあったのだ。
露悪的と言っていいほどだ。今はそれほどでもないが。

結局なにが言いたいのかということだが、
これだけ盛んにコミュニケーションがなされていると、
まったく知らない人に対する機会が極めて多くなる。
すると、そのような場合にどう対処すればいいのか練習する機会が増えるのだ。
前にも述べたが、これで僕は少しコミュニケーションというものを学んだ、
当たり前だが、自分も人間なら、相手も同じ人間だ。
自分がとまどっている場合、大抵は相手もとまどっている。
自分のところには書き込んで欲しいけど、他の人のところに書き込んだら迷惑かな、
と思っているとき、大抵相手も同じ事を考えている。
そのような心理が少し見えてきたのだ。

そこで重要になってくる点が1つ見えてきた。
今までの話はほとんど関連してこないのだが、
話をするとき、自分の話をするか、相手の話をするか、だ。
人間は基本的に自己中心的だから、
2人で話しているとき、相手の話になるよりも、自分の話になる方が楽しいと考えられる。
もちろん、これには個人差が大きいだろう。
僕の場合は相手の話を聞く方が好きだ。
これは、僕が自己中心的でないと言っているわけではなくて、そういう考え方をする人間もいるということだ。
僕だって自己中心的な人間であることは疑いようのない事実だ。
そして、それが悪いことだとは思わない。

基本的には相手の話をすることが無難だと言える。
ただ、世の中には自分のことに関して干渉されることを強く嫌う人間もいる。
プライバシーと言うと分かりやすいかもしれない。
自分の情報を守ることを、強く意識している人間もいるということだ。
ましてや、インターネットならなおさらだ。
僕のように、自分の思考を露呈することが楽しいと考える人間など少数に違いない。

このような場合、自分のことについて話をする方がいいとも言える。
もちろん、自分とも相手とも関係ない話をすることもできる。
しかし、それでは自分のことを知らせることも、相手のことを知ることもできない。
話題から間接的に、そのような問題に興味があるということを示すことはできるが、
直接自分、もしくは相手のことを話題にする場合とは比べるべくもないほど、
互いの理解は浅いものになろう。

だから、話をするときに、まずどちらの話をするのかを明確にすること。
これが重要なのではないかと思ったのだ。
なんの問題もなく話が進んでいる間はどうだっていいのだが、
話に詰まったときなど、ここをはっきりさせておけば考えを絞りやすい。

それで今日は、相変わらず述べるべき事は何もしていない。
太陽の季節のこともすっかり忘れていたし、
家にいなかったのでWebページも作っていない。
やろうと思っていたことも全然できていない気がする。
こんな事ではいけないと思うのだが…。

最近、またストップエラーが増えてきた。
NT系のOSだけで起きるのかと思っていたが、
症状こそ違うが、Windows 98SEでも同じようなことが起こるようになった。
不正な処理をしたので終了します、というやつだ。
とりあえず、メモリでもさし直してみるか…。
まあ、メモリの接触不良なんて原因ではないと思うのだが…。

なんだか分からないが、妙な疲れを感じる。
やはり、自律神経のせいと言うよりも、夏バテと言った方がしっくりきそうだ。
まあ、よく分からないと言ってしまえばそれまでだが。
医者に行くほどではないのは確かだ。

デジカメを使っていて、
おもしろい機能があることに気づいた。
それは、シャッタースピードの自動調節機能だ。
ほかのデジカメに搭載されているのかどうかは知らないが、
フラッシュをたかないように設定すると、
自動的にシャッタースピードを調整し、必要な明るさが得られるまで
シャッターを開いておくようだ。
しかし、僕は写真を撮るのがかなり下手だ。
そのため、シャッタースピードが遅いと写真がかなりブレる。
説明書に取り方のコツが載っていたが、
僕はなぜか、何もしていなくても、手がいつも少し震える。
そのため、写真がぶれるのだ。
タバコの副流煙を毎日吸って過ごした弊害かもしれない。

ほかにも、本当に多種多様な機能がある。
買ったときにも機能がやたら多いと感じていたが、
買ってみるとますますその感を強くした。
白黒写真のモードなど、ほかのデジカメでは見たことがない。
まあ、あえて言うなら、
640*480の解像度でも、最高画質で写真を撮れるようにして欲しかった。
僕は基本的に、この解像度以外で写真を撮る気がないからだ。
あまり大きな写真は扱いに困る。
小さい方がPCの画面で見るときに扱いやすいのだ。

9時になった。
そろそろ塾が終わる頃だ。
生徒からプレゼントがあるというメールが来たが、
いったい何なのだろう?
なぜ僕にプレゼントをくれるのだろう?
いったい何を考えているのだろう?
まさか、僕に気があるのか?
…さすがにそんなことはないと思うが、それにしても気になる。
考えられるもっとも大きな要因としては、バレンタインの法則が上げられる。

侍魂という大規模なページに載せられたので知っている方もいるだろうが、
バレンタインのチョコレートは、1ヶ月後に回収するために存在するという、
ひがみとしか思えないような考え方がある。
最近ではかなり有名になったが、3月14日はホワイトデーと言って、
一般に飴を返すことになっている。
この、「飴」というのがミソだ。
チョコレートならまだ分かるが、男が本気で飴を返すことなど、
まずあり得ないと言っていい。
その場合何を返すかということになるのだが、
典型となる品物が存在しない以上、それ相応の品物を返すことになる。
僕の知っている限りで一般的なのは、時計やアクセサリなどだ。
これを女性の側から見るとどうなるか?
わずかな投資と手間でチョコレートをプレゼントしただけで、
一ヶ月後には高い確率で何倍もの価格の品物が手に入る、ということになる。

この生徒も、こいつを狙っていることが考えられる。
僕は大学生で、相手は中学生だ。
もちろん、返さなければならないわけではないから
そのままもらいっぱなしで「ありがとう」とだけ言っておくこともできるが、
さすがにそれはちょっと問題だろう。

別に、どんな意図があっても構わないのだが。
プレゼントをもらえることは素直に嬉しいと思うし、
もらった以上はそれなりのことをするのもまた当然のことだ。
こんな風に勘ぐることの方がおかしい。
それにしても、何をくれるのかな?
前にアクセサリと言っていたが、そういうものなのだろうか?
アクセサリなら、安くてもいいものはたくさんある。
返すならそんなものがいいかな?
…と言っても、相手の趣味がまったく読めないのだが。

彼女とのことと、この生徒とのこと。
それ以外にも、いろいろな人との関係がある。
僕の場合、インターネットがあるおかげでその幅が広がった。
ただ、別にインターネットなんてなくても、
人間関係は様々な形が存在しうる。
街の中で出会ったというのもあるし、親戚関係なんていうのもある。
思うのだが、どのような形で出会ったかで、
その人間関係はある程度決まってくるんじゃないかと思う。
それは、いわば無意識の先入観による人間関係だ。
知らないうちに抱いていた先入観が、第一印象と同じか、
それ以上の強さで作用するんじゃないかと、僕は思う。

大学での人間関係は、
ある程度自分の意志が入る余地があるとは言え、
基本的にはそれぞれバラバラに、同一の場所を目指してきた者が集うに過ぎない。
それ故、望んで一緒になったわけではないという印象がどうしてもつきまとう。
もちろん、人間関係を築いて長くたてば、そのような印象は消えていくだろうが。
あとは、その大学そのものの印象が強く影響する。
僕は、かなり偏差値の低い大学にいる。だから、まわりの人間も、
少なくとも学業成績は大したことないのではないか、と思ってしまうのだ。

それに対してインターネットの人間関係は、
自分から相手を探しに行って、自分から能動的に出会った印象を強く受ける。
実際にどうあったかどうかは別だ。
相手から接触してきたとしても、少なくともその環境へ飛び込んだのは自分自身であり、
自分が望んだ人間関係であるという印象を受けやすいと考えられる。
また、インターネットでは相手がどんな人間なのかまったく分からない。
だから、雑音の影響を受けにくいということがある。
ということは、実際に相手が発信してくる情報だけで相手を判断することになる。
この場合、相手が発信してくる情報に、自分にマイナスになるようなことが入っているとは考えにくい。
そのため、必然的に、第一印象が良くなる。
その後の印象も、プラスイメージばかりが募ることが否定できないのだ。
普通の人間は、自分のマイナス面を巧妙に、無意識に隠すからだ。
僕だってなるべく正直にこの日記を書いているつもりではいるが、
それでも、確実に自分のマイナス面を隠しているはずだ。
そして、僕なりに自分のプラスイメージを主張しているはずだ。
それは、例え僕にそのつもりがなくても、だ。

このように、どのように出会ったかということは、
第一印象と同じか、それ以上に重要なことなのではないかと考えられる。
このこと自体が第一印象とも言えるが…。
第一印象と違うのは、その後もずっと影響するということだ。
大学での人間関係は、大学を卒業しない限りずっと変わらない。
インターネットも同様だ。インターネットという媒体を使っている限り、ずっと変わりはしない。

僕は、第一印象なんてのはそれほど重要じゃないと思う。
あれだけさんざん思い返している彼女の第一印象だって、
僕はもう、ほとんど覚えちゃいない。
たぶん、僕だけじゃないと思う。
人間なんてみんな、忘れる生き物だ。
細かいことまでなんでも覚えている人の方がむしろ珍しいだろう。

人間関係を築く上で、
僕は基本的に、年下とつきあうのが一番得意だ。
もちろん、これは僕から見た印象で、相手がどう思っているのかは知らない。
理由は極めて簡単だ。
どういうわけか知らないが、歳が下の人間に対しては、
ただその年齢だけを理由にして、高圧的な態度をとる人間が多く存在する。
だから、なんのことはない。
僕は口調だけちょっと年上ぶって、あとは同い年の人と接するようにしていればいいのだ。
それだけで、ほかの「年上の人」と差別化できる。

そうするのは、もちろん理由がある。
僕は、ほかの「年上の人」のように、年下の人間に対して
偉そうな態度をとれるほどの、知識も経験もない。
堂々と語れるだけの言葉を持たないのだ。
だから僕は、相手が年下であっても、せいぜい自分の考えを示すだけだ。
指導することなどできはしない。

たぶん彼女は、どのような相手であれ、
少なからず「指導」されることを望んでいる。
相手が年上とか年下とか、そういうことに関わらず、だ。
たぶん彼女は、選択肢を他人に示してもらうのに慣れているのだろう。
僕だって、似たようなものだ。
彼女の場合は特に、大学受験を経験していない。
高専と大学は、同系列の内容を扱っており、
その高専から来るにはこの大学に来るしかない、という状況になっている。
示された選択肢から選ぶだけ、という人生を送ってきたことは、十分に考えられる。

もちろん、悪いとは言わない。
それは、その人の考え方次第だ。
一般に、人生の岐路に立ったとき、すぐに示されるのは安定して確実な選択だ。
ハイリスクハイリターンの選択ほど、自分で見つけださなければならないという傾向が強い。
僕もそうだが、大きなリスクを冒してまで達成したい目標がないのであれば、
多くの人が選び、安易に見える選択をすることは決して間違いではないと思う。

…今までのこともすべてそうだが、
彼女のことは、すべて想像するしかない。
実際の彼女がどんな人間なのか、僕はまだ、何も知らない。
強い意志と明確な目標を持ち、自分に足りないものを補うために大学に来ているのかもしれないし、
その目標は大学とはまったく関係ないことなのかもしれない。
逆に、なんの意志も持たず周囲に流されて選び取り続け、
何ら目標を定めていないのかもしれない。
このような大きな違いすら、僕には見極めることはできない。
本当に、何も知らない…。

デジカメなのだが、
写真部の友人にブレないように撮る方法を聞いて、
基本的な機能が欠如していることに気づいた。
セルフタイマーと、三脚だ。
セルフタイマーの機能がそもそもないし、三脚を取り付ける場所もない。
意外な欠点…!

物足りない気はするが、
量だけ見れば、もう充分書いている。
時間もかなり浪費している。
こんなところでいいとしよう。

2002/8/7 22:57



2002年08月06日(火) 刹那的な生き方

2002/8/7 0:57
今日は、正午くらいに起きて、
それからあちこちに行って写真を撮りまくった。
憂慮していたバッテリーは、それほど使えないわけではなさそう。
…決して持続時間が長いとは言えないが。

とりあえず、今まで撮った分はすべてストレージした。
使い勝手が悪いと思っていたが、実際はそうでもなさそうだ。
結構いい買い物をしたのかもしれない。
まあ、そういうことは本来、買う前に知っておくべき事なのかもしれないが、
このようなことを詳細に調査するのは結構難しい。
こんなものでいいだろう。
ダメだったらそのときはそのときで、自分が悪いのだから素直にあきらめるしかない。

さっきから、台にセットしているのに充電が始まらない。
いったい何が原因なのだろう?
まあ、たぶん温度が高すぎるのが原因だと思うのだが…。
ストレージをしていたら、ずいぶん熱を持ってしまった。

どうもよく分からないが、一度充電器から外して、
再度充電をはじめたら充電が始まった。
どういうふうに動作しているのかよく分からないが、
機嫌を取ってうまくやってやる必要があるようだ。
最近の精密機器はその辺が足りない。
今使っているPCもそうだが、突然ストップエラーを起こして
ブルースクリーンになるからおもしろいのだ。
いつもいつも安定して動作するのは、
企業用としてはいいかもしれないが、家庭用としては少しつまらない。
もちろん、こんな事を望むユーザばかりではないだろうから、
企業としては安定度の高い動作をする製品を作って欲しいのだが。
僕がローエンドの製品を好んで使うのは、
価格が安いということ以外に、このような要因もある。
このような不具合があれば、他人には使えない、僕だけが使える機械になるのだ。

PHSもそのような要素がある。
大した問題ではないのだが、すべての情報を半導体メモリに記録している割には
動作が異常に遅い。
たぶん、記憶装置以外の部分がボトルネックになっているのだろう。
PHSは性能の割に価格が安い。
たぶん、処理装置の部分でコストダウンを図ったのだろう。
そうとしか思えないくらい、処理が遅いのだ。
これも、僕は慣れたから普通に使えるが、
他の人にこのPHSを持たせると非常にイライラさせることができる。

写真を撮るついでに、64MBのSDカードを購入した。
なぜ128MBや256MBのSDカードを使わないのかという疑問もあるかもしれない。
確かにもっともな指摘だ。
これは、経済的な問題ではなく、PHSとデジカメ、双方の機能的な問題だ。
どちらも、64MB以上のSDカードを使用することはできないのだ。
PHSはともかく、デジカメが64MBしか使えないのは少々少ない気もするが、
僕個人だけで考えれば、これはまったく問題ない。
どちらにしろ、PHSに合わせるつもりだったからだ。
ちなみに、これで5000円だ。昨日と合わせると40000円近い額になる。
僕の預金総額が300000円程度だったから、あまり少なくない額だ。
全体の6分の1を使用したことになる。
…少し、アルバイトを探すか。

そのあと、家庭教師に出向いた。
夏休みも家庭教師とはなかなか熱心…と思わされるが、
実際は自分一人では夏休みの宿題をやる気が起きないということらしい。
まあ、僕としてはこれで貴重な収入が得られるのだから、もちろん文句を言う筋合いはない。

結局彼の集中力は、最後まで持続しなかった。
そもそも、2時間というのは単位時間としては長すぎるのではないだろうか。
実際に2時間集中できる人間は相当持続力のある方だと思う。
根拠は忘れたが、一般に人間の集中力は1時間半程度しか持続しないと言われているからだ。
まあ、そうは言ってもこれは契約だ。
契約している以上、努力はしなければならない。

彼と話していて、僕は刹那的な生き方に強烈な憧憬を覚えた。
前にも一度書いたが、「憧憬」は「しょうけい」と読む。
「どうけい」は慣用読みだ。
そんなことはいいとして、そのような考え方も、悪くないのではないかと思ったのだ。
理由は極めて簡単だ。
彼らのような考え方をする人はみんな述べることだが、
将来のことばかり考えていては、今が楽しくないから。それだけだ。
あとの事なんて考えていないから、
持っているお金をすべて使い切ることができる。
あとの事なんて考えていないから、
高校で授業も受けずに遊ぶことができる。
一般に悪いとされることだが、社会人になってしまえば
このようなことは絶対にできない。家族がいればなおさらだ。
であれば、生徒や学生という身分のうちに
好きなことを好きなだけするのも悪くないではないか。
僕だってかなり好き放題やって来たが、それでも相当に我慢を重ねてきた。
すべき努力はしていないが、かと言って遊びほうけていたわけでもない。
ほとんど無意識のうちに、自制が効いているのだ。
そんなとき弟を見ると、ほとんど家にも帰らず
彼女と一緒に好きに遊んでいる。
お金がなくなれば僕に無心し、また一生懸命に遊ぶ。
大学は、単位が取れればそれでいいと割り切っている。
これもまた、1つの人生観だし、少なくとも本人は幸せな時間を過ごせるだろう。
そして、幸運にも今の日本は、このような生き方が許される環境にある。
許されるのなら、それを精一杯楽しもうとすることは、ある意味当然かもしれない。

自分の将来を見据え、人生のプランを練り続けることは、
ある意味ではまわりが見えていないとも言える。
本当に優れた能力を持つ者、あるいはそれだけの努力を重ねている者ならともかく、
努力もせずに自制だけしてもあまり意味はないだろう。
であれば、環境に合わせ、今を楽しむことはある意味で最高の選択だ。
どうせこの先のことなど分かりはしない。
未知の世界に道を切り開くだけの能力はない。
他人に与えられたレールを進むのならば、中途半端な能力などあってもなくても大差はない。

とは言え、今更そんな生き方は、僕にはできない。
彼らはずっとそんな生き方を追求し、彼らなりの感覚を身につけてきた。
そして、多くの場合その感覚を頼りに物事を判断している。
僕と彼らでは、その判断基準が決定的に異なっている。
だから、僕が彼らのようになることはできない。
それは、彼らが僕にならないのと同じくらい決定的なことだ。
ただ、僕が「なれない」のに対して、彼らは「ならない」。
人の憧憬の対象にならない生き方など、価値はないのかもしれない。

なんだか、ここのところずっと、
日記を書くときはボーっとしている。
あとから読み返してみると、内容が前後でつながっていないことが多い。
なぜなのだろう?やはり暑いからだろうか?

2002/8/7 2:06



2002年08月05日(月) 驚くべきアクセス数

2002/8/6 0:52
今日は広島に原爆が落とされた日。
もともと広島に住んでいた彼女は、この日の黙祷がうっとうしいと言っていた。
感情的に考えれば必要だと言えるが、
確かに冷静に考えてみれば、この悲劇を知る前に黙祷だけしても意味はないだろう。
ただその儀式がうっとうしいと思うだけだ。
そう言えば彼女にとって、今年は初めて黙祷せずに8月6日を迎える年になるのか…。
いったい何を思っているのだろう?気づいてもいないのだろうか?

アクセス数だが、
僕は、前からハピタンで遊んでいる。
そのハピタンから、なんと14回ものアクセスがあったのだ。
今までは日に1回あるかないか程度の頻度だったので、
これは今までと比較すると明らかに異常だ。
それだけの回数見てもらっていることは非常に嬉しいのだが、
いったいなぜ、突然増えたのだろう?

1人の人が、1日に何回もアクセスしたと考える方が妥当だ。
これだけ多くの人が突然訪れる要素はない。
誰かがおもしろいと言って紹介したと考えても、
わざわざ僕のページを介して訪れる理由がない。
そもそもそんな紹介をすること自体が極めて考えにくい。
実際おもしろいかどうかは別として、
内容的に、とても他人に紹介するようなものとは思えない。

となると、1人の人間がこれだけ多くの回数訪れた原因はなんだろうか?
考えられるもっとも有力な原因は、システム上のエラーだ。
接続に失敗し、極端に多くの回数更新を行ったとか、
たまたまここのアクセス解析が故障していたとか、そのようなことだ。
現実的に考えると、このような原因か、あるいはこれらに類する原因しか考えにくい。

今日は、12時半頃に起床し、そのまま食事もせずに出かけた。
暑くてとても食事をする気分ではなかった。
そのまま夜まで食事をしなかったのに少しも空腹を感じなかったのだから、
もしかしたら夏バテにでもなっているのかも知れない。
ただ、夏バテというのがどのような症状を持つのか知らないのだが…。

一日中、あちこちをのんびりウロウロして、最後に近所の繁華街に行き着いた。
そこには大きな図書館がある。
昨日書いた、「太陽の季節」を借りようと思ったのだ。
まあ、借りられるとは思えないが、大した労働ではない。
無駄足を踏んだとしても、それほど大きな問題ではない。

しかし、常識なのかどうかはっきり覚えていないが、
どうやら図書館というのは、月曜日は休みのようだ。
もしかしたら違うのかも知れない。たまたま8月5日が休みだっただけなのかも知れない。
どちらにしろ、図書館は休刊日で、僕は無駄足を踏むことになったのだ。

ちなみに、その図書館に行く前に、
閉店セールをやっている店を見かけた。
閉店セールでは、以前DTM音源を比較的安価で購入できたことがあるので、
今回もそのような掘り出し物がないかと、少し物色した。

結論から述べれば、
ここで僕は、デジカメとルータとLANのストレートケーブル、合わせて33000円あまりを使った。
もちろん、そのうちのほとんどはデジカメで、
これだけで28000円程度になった。
ルータは税金も合わせて6000円弱と言ったところだ。
今、このエンピツへは、ルータを通して接続している。
やはり、起動してすぐにインターネットが使えるのは気分の良いものだ。
今まではLANボードの認識が遅いのか、
インターネットへの接続は、起動から1分近く待たなければならなかった。

NetMeetingは使えないかと思っていたが、
どうやらこのルータはNetMeetingの使用にも対応しているらしい。
設定しようとして一度は失敗したが、たぶん、もう大丈夫だろう。
まあ、実際のところは使ってみないと何とも言えないが。

スループット、890kbpsだと思って買ったのだが、
メーカのWebページを見てみたところ、890KB/sという記述があった。
考えてみればそのはずだ。
いくらなんでも890kbpsは遅すぎる。
890KB/sというのは、7.1Mbpsに相当する。
少なくとも、僕が使うには十分な速度だ。
NP-BBRという機種だ。I・O DATAのもっともローエンドに属する機種なので、
ブロードバンドルータの一番下の部分を見ればすぐに見つかるだろう。

デジカメは、Caplio RR10という機種を購入した。
バッテリーに不安があるが、
考えてみれば30000円程度でそれほど長時間使える機種が購入できるはずもない。
であれば、必要な機能が一通りそろっている機種を購入するのが無難だと言うことで、
この機種を選んだ。
今は生産中止になっていて、それこそ閉店寸前の店でしか新品は入手できないが、
なかなか手頃でいい製品だと思う。

機能は、通常の撮影はもちろん、動画の撮影、白黒撮影、連写、音楽再生、録音など多種多様だ。
音楽の再生は、MP3形式のデータを再生することが可能だ。
ただ、購入してから知ったのだが、
ビットレートは96kbpsに限定されるらしい。
まあ、デジカメで聴く音楽に音質なんて追求するつもりはないので別に構わないのだが。
ただ、どうせ固定するなら、128kbpsくらいにしておけば良かったのではないかと思うのだが。
まあ、何らかの理由があるのだろう。

ちなみに、上に挙げた機能以外にも、
細かい機能は無数にあって覚えきれない。
写した写真をテレビに出したり、PCにストレージしたり、という機能もあれば、
PCカメラとして使用する機能もある。
このPCカメラとして使用する機能はなかなか重要だと思うのだが、
Webなどには一切そのような情報はなく、解説書にもわずかな記載しかなかった。
また、具体的な使用法はなく、自分で試行錯誤する羽目になった。
…と言っても、それほど苦労したわけではないが。

メディアはSDカードだ。
PHSが対応していることからこれを選んだ。
撮った写真を表示できるかどうか不安だったが、
ちゃんと表示してくれるようだ。
どうやって標準化したのか知らないが、さすがだ。
ただ、僕のPHS、KX-HV200は全体として処理が遅い。
それが画像処理ともなると大変な時間がかかる。

さらに、PHSを通すと、圧縮が解除されてしまうようだ。
PHSからPCに画像を添付したメールを送ったところ、
縮小されたBMPファイルが送られてきた。
デジカメで撮った写真をPHSで見えるレベルまで縮小した写真なのだから、
極めて小さく、全体としてぼけてしまっている。
どうやら、直接ファイルそのものを送ることはできないようだ。
ということは、PHSからは携帯電話に送るしか使い道はないということになる。
これは、遊びとしては使えるが、
写真の縦横比とPHSや携帯電話の画面の縦横比が合わないことを考えると、
実際に使う上で、ほとんど価値がないと言える。

そんなことをして遊んでいたら、
いつの間にか3時だ。
最近、毎日夜更かししてしまっている。
これは問題だ。
このような生活のリズムでは、できることもできないし、
何より大学に行くようになったら困る。
なんせ、9月に入ったらすぐに試験が始まるのだ。
なんだか眠いなどとは言っていられない。
今までは成績などどうでも良かったが、
これからはそうはいかない。大学院があるのだ。
基準は相対評価だ。少なくとも上位20%程度に入っている必要がある。

果たしてこれから先、
このデジカメの購入を英断と言えるか、それとも後悔することになるのか…。
欲しかったことは確かだが、30000円はいかにも高い。
まあ、いい。
過ぎてしまったことはどうにもならない。
とにかく、たくさんのお金を使ったのだから、
それだけ使ってやらなくては…。

ただ、そうなると少し不安がある。
専用電池を使用しているため、
常時単3電池を常備しておいて、バッテリーが尽きたときは新しい電池を使うという、
乗船実習の時の手法が通用しないのだ。
あのときはかなり無茶をしたものだ…。
なんせ、デジカメを貸してくれた友人がもともとデジカメに装填していた
ニッケル水素電池以外に、アルカリ単3電池を12本も持っていったのだから…。
ちなみに、最後の4本には触れることすらなかった。
400枚以上撮影してもそうなのだから、
最近のデジカメはずいぶん長持ちするようになったものだ。
ちなみに彼が貸してくれたデジカメはFinePix1200という機種で、
ちっとも最近のデジカメではないのだが。

とりあえず、今のSDカードでは、
画質をかなり落としても、60枚程度しか撮影できない。
これでは、バカのようにバシャバシャ撮りまくるという乱暴なことはできない。
デジカメの利点の1つが消えてしまう。

今は、ルータとデジカメの段ボール箱が散乱している。
とりあえず、これを片づけなくては…。
ものを買ってくるのはいいが、我が家にはもう、
収納スペースがあまりないのだった…。
さて、どう処分すべきか…。
必要なさそうな説明書類は捨ててしまうのも手かも知れない。
Macのソフトウェア解説など、必要あるとは思えない。
もし僕がWindows以外のOSを使うとしても、それはMacではないだろう。
世の中の流れから言って、UNIXやBSDなど、Mac以外のOSの可能性が高い。

また頭がボーっとする。
エネルギー不足か、睡眠不足か、体調不良か…。
どうしてこう、書く気が起きなくなってしまうのだろう。
やる気だけはあるのに、頭が着いてこない感じがする。
まあ、これだけ書けば、とりあえず十分だろうか。

2002/8/6 3:33



2002年08月04日(日) 感想

2002/8/4 21:54
あなたがもし、鳥かごにとらわれた小さな小鳥だったとしたら、
僕にあなたを救うことはできるのでしょうか?
あなたの鳥かごを壊し、広い世界へあなたを導くだけの力があるのでしょうか?

たまには趣向を変えて、ずっとこのですます調で書いてみたいと思います。
もともと、僕はこの方が得意なのです。
語尾が単調になりますから。
そう言えば、前からずっと女性風に日記を書いてみたいと思っていたのですが、
結局、何をどうすれば女性風なのかよく分からないので、やめることにします。

今日はまた、彼女の家の、最寄り駅まで行ってしまいました。
物理的な距離をいくら縮めても、彼女との距離が縮まることなんてないと分かっているのですが…。
まあ、定期も切れることですし、もうやめることにしましょう。
ただ、勉強にまじめに取り組む彼女のことを強く意識すると、
かえって勉強がはかどるというプラスの効果があるのは確かです。
家にいるよりも電車に乗っていた方が、かえって勉強がはかどるのです。

それから、彼女に電話をかけてみました。
しかし、彼女は出ませんでした。
いろいろ不安はありますが、もう半分失ったようなものなのですから、
細かい危惧は気にしないことにしましょう。
気にしないことにすると言って本当に気にしない、などという芸当ができるようになったのは、かなり最近のことです。

もう書くことがなくなってしまったので、
またドラマの話でも。
毎週書いている気がしますが、やはり「太陽の季節」はおもしろいです。
明日にでも原作を探しに行こうと思います。
人気で、とても手に入らないかも知れませんが。

最近、少し鬱です。
鬱になると、自分の存在価値について考えます。
存在価値と、未来のことです。
これから先に、希望などありません。
前にも書いた気がしますが、現状で十分満足すべき環境にいるからです。
衣食住が、すべて満足すべき水準に達していて、
大きなストレス源もありません。
要は、この環境を保つことさえできれば、
まったく問題はないわけです。
先に進むためには克己の心が絶対に必要だと思うのですが、
今の僕に、そのような心は必要ありません。
先に進まず、現状のままでいるのがもっとも良いのですから。

人間、躁鬱病でなくても、
たぶんみんな、少しずつ精神に波があるのではないでしょうか。
まあ、他の人のことは分かりません。
彼女のことがあって分かりかけた気がしましたが、
やはり他人のことは分からないのです。
それはそれとして、少なくとも僕には、
そのような精神的な波があります。
当然、肉体的にも波があります。
バイオリズムというやつでしょう。
波動は、宇宙の根元の事象と言っても過言ではないでしょう。
身の回りのあらゆる事柄に、波動は関連しています。

少し気分のいいときには、自分の成長について考えます。
気分の良くないときは、昔の自分の方が良かったと思ってしまいます。
昔は、今よりも常識的な考え方ができていました。
先入観や常識に捕らわれてはいけないという考えが強くて、
簡単に考えるべき事まで、余計なことを考えてしまうのです。
世の中一般の仕組みに従えばいいのに、
余計なことまで考えて、肝心の社会のことを見失ってしまうのです。

ああ、今日はもう、日記を書く気分ではありません。
このくらいで終わりにしたいと思います。
…日記を書く気分ではないのですが、キーボードは叩きたい気分…。
何ともよく分からない気分です。
指先の感覚が好きなのでしょうか?
最近では、自分が何を好きなのかもよく分かりません。
感情的な判断を避けてきた代償でしょうか?

毎日がだらだらと流れていきます。
日記以外、何も残りません。
たったこれだけでも、残っているだけマシですが。

ブラウザがダウンしてしまいました。
相変わらず原因は不明です。
しかし、不安なのでこのくらいで終わりにすることにします。

しかし、そう思うと急に書きたくなるのが人の常です。
別に書くことなどないのですが、それでも書きたくなるのです。

そう言えば、住基ネット、横浜市がおもしろい提案をしていました。
住基ネット使用の選択制です。
システム的に、そんなことが可能なのかかなり疑問に思いましたが、
そのような技術的な問題はとりあえず考える必要はないでしょう。
試みとして、極めて興味深いものであると感じます。

これから一波乱ありそうな住基ネット。これからどうなるのでしょうか。
ただ、僕も含めて十分認識すべき事は、
一般の人々にとって、コンピュータは未だアレルギーの対象だということです。
自然回帰の願望を持つ人は、未だに少なくないと考えられます。
この社会でそのようなことを望んでも、あまり意味がないことに気づかないのでしょうか?
人間は、自然に勝つことで今の文明を築いてきました。
その文明を放棄することは、今まで人間が築き上げてきたものを放棄することと同義です。
同義というと言いすぎであれば、それに近いと言えるでしょう。
考えるべき事は、この文明の中で、いかに理想に近づくか、ではないでしょうか。

ああ、眠い。
そろそろ寝ることにします。
なんだかボーっとするなぁ…。

2002/8/5 2:08



2002年08月03日(土) 飲み会

2002/8/3 23:58
今日は、飲み会に行ってしまった。
僕は、酒が嫌いで嫌いで仕方ないのに、飲み会に行ってしまった。
僕は塾の講師をやっているのだが、
未だに、そこの責任者とすら、まともに話をしたことがない。
どのようにその塾が運営されているのか、全然知らないのだ。
また、自分のほかにどのような先生がいるのかなんて、全然知らなかった。
それではまずいと思って行ったのだが…。

とりあえず、飲んだのはビール1杯とウーロン茶で割った焼酎が1杯。
これを5時間かけて飲んだので、ほとんど影響は出なかった。
少し感覚が麻痺したような気になったが、
それでも、それほど問題は起きなかった。
弟は数え切れないほどのウーロンハイを飲んでフラフラになっていたが…。
それで夜にアルバイトをしているのだから
自分の弟ながら、尊敬するほかはない。
しかし、そうまでして稼いだ金を麻雀につぎ込んで
どんどん失っていることは軽蔑するほかはないが。
まあ、職場の事情で麻雀から逃げられないのだろう。
そのような風土が存在することそのものが罪だ。

問題は、これが昼だったということ。
昼からなぜ、飲み会をやるのだろう?
あまり一般的でないことのような気がするが…。

昨日、Norton Internet Securityをインストールした。
その機能の中に、広告ブロックというのがある。
それのおかげで、少なくともこのエンピツの広告は、
すべて表示されなくなっている。非常にありがたいことだ。

今日はなんだか疲れた。
やはり、アルコールを摂取すると疲れるのだろうか。
それとも、何かほかに要因があるのだろうか。
友人の家に出かけたりしていたことで疲れがたまっているとも考えられる。

しかし、それはそれとして、
明日はまた彼女の住んでいるところに出かけようと思う。
それで、そこから電話をしてみようと思っている。
そのあとどうなるかは、その場のノリに任せよう。
このまま何もしないなんて真っ平だ。
…それにしても、夏休みは実に時間の過ぎる速度が速い。
どうしてこんなに速く時間が流れていくのだろう。
とても中学生の頃や高校生の頃と同じ時間を過ごしているとは思えない。
基本情報技術者の勉強もそれほどはかどっていないし、
Webページの方もまだまだだ。
話にならないと言ってもいい。

そう言えば、デジカメを買うかどうか、本気で決めないと…。
少なくとも、定期が切れる8月8日までに決めないと、
わざわざ買うために多額の交通費を払うことになってしまう。
それと、工業科指導法の単位をどうするか…。
期限は特に切らないとは言っていたが、それでも、早めに出さないのは問題となるだろう。

まだ、少しアルコールが抜けていない感じがする。
頭が少し重くてボーっとする。
まあ、単に暑いからかも知れないが。

そう言えば、上記の飲み会で、僕は初めて詩吟というのを知った。
強い興味を抱いたわけではないが、
それなりにおもしろいとは思った。

もうちょっと書こうと思ったが、
先輩とメッセンジャーをやっていて遅くなったのでこのくらいで終わらすことにする。

2002/8/4 3:46



2002年08月02日(金) 言葉の語源

2002/8/2 22:09
My Enpituに登録している人が、
「ぎっちょ」というのはどういう由来なのだろう?
と書いていたので、少し調べてみた。
その人に報告するかどうかは悩んでいる。
まあ、僕がMy Enpituに登録していることは向こうに分かるわけだし、
これを見に来てくれていれば分かるだろう。

これは、なんでも平安時代、
棒で球を打つゴルフのようなスポーツがあり、
そのスポーツが「ぎっちょう」と言ったらしい。
で、左利きの人がたまたまそのスポーツがうまかったとかで、
紆余曲折を経て左利きをぎっちょと言うようになった、とか。
ちなみに、普通にGoogleで検索すればこんなものはいくらでも引っかかるから、
興味のある方は自分で調べることをおすすめする。

ハナを持たせる、という言葉がある。
これは、理由は省くが、花を持たせる、という表記ではなく、
端を持たせる、とするのが正しいらしい。
はなむけという言葉も、餞と書けばそれまでだが、
この「はな」は、「花」ではなく、「鼻」らしい。
言葉の陰には、なかなかいろいろな歴史が隠れているものだ。
昔の文学者は、このようなことも知っていたのだろうか。

それで、今日は友人の家に泊まって、
適当にパソコンで遊んで、そこから友人のFDDを店に持っていって、帰った。
簡単に書けば2行で終わってしまう、つまらない一日だ。

しかし、それを2行で書いてしまったら、
毎日毎日この日記がこんな量になるはずはない。
これを意味もなく詳細に述べるのが、最近の楽しみなのだ。
文字数制限のあるレポートを要求されて困っている人は覚えておくといい。
レポートは、本当に重要なことだけを書くのではないのだ。
要求されている文字数によっては、些細で本来省くべき事項も書くべきなのだ。
もちろん、問題に対して十分に考察を加え、
重要なことだけを記すことができればもっとも良いのだが、
すべての人がそんなことをできるのなら、
大学生は誰でも研究者になれてしまう。
それができる人間だけが、研究者として研究で飯を食うことを許されるのだと僕は思う。

ということで、詳細に記す。
ちなみに、ここでは考察を加えて重要な点を述べるのではなく、
意味のないことまで記すことで量を稼ぐという手段を選ぶ。
簡単にレポートを書きたい方は参考にするといい。
厳しい教官に提出したら、何度提出しても認められない最低のレポートができあがることだろう。

まず、朝何時に目を覚ましたのかは記憶に残っていない。
目を覚ましたときに、時計を確認しなかったためだ。
友人の家ということでとても熟睡できず、相当早く目が覚めてしまったはずだ。
それから、友人が目を覚ますまで、僕はずっと布団に転がっていた。
朝、布団の中で粘るというのは、どのような状況であれ、極めて気分の良いものだ。
最低まで堕落した態度ではあるが、この際、そのようなことは気にしないこととする。

友人が目を覚ましたあと、しばらくPCで遊んでいた。
昨日の日記にも書いた気がするが、
僕のPCの3倍もの金額を投資して作られた友人の自作PCは、極めて安定した動作を示した。
やはり、投資した金額と成果はある程度比例すると考えて良いのかも知れない。
とは言え、あくまでもある程度、だ。
安く快適な環境を組み上げることは、決して不可能ではないはずだ。

そのような負け惜しみは置いておくことにして、
彼の環境の概略を述べる。
CPU: Intel Pentium 4 2.0AGHz
ここの"A"とは、キャッシュメモリのサイズが倍になっていることを示す。

Main Memory: DDR SDRAM PC-2100 512MB
ここで友人はあまり意味のないこだわりを持って、リテールのメモリを購入した。
そのため、30000円という異常に高い価格となった。
ちなみに、この友人は極端にバルク品を嫌っている。
そのため、リテール品を入手できなかったFDD以外、すべてリテール品を使用している。
だからこそ、僕のPCの3倍というとんでもない価格になったのだ。
いくらなんでも、普通に組んだらこのCPUとメモリの組み合わせで20万円にはならない。

HDD: メルコ、型番不明。7200RPM 80GB
ちなみに、メルコのHDDを使っているのは僕も同様だ。
僕の場合、それまで使っていたHDDが故障し、あわてて何も考えずに買った結果なのだが、
彼は安全性の高いリテールということでメルコのHDDを購入したらしい。
安全性は高いかも知れないが、騒音等の性能で
他のHDDに劣ることは、正直言って認めざるを得ない。

CD-R/RWドライブ: 型番不明。40/40/12
どこで手に入れたのか知らないが、40倍速書き込みという恐ろしい速度の書き込みができるドライブ。
ちなみに、実際測定したわけではないので、本当かどうかは知らない。
ただ、普通のオーディオCDなら3分弱で焼けるそうだ。
試しに1枚焼いてもらったが、そんな恐ろしい速度かどうかは別として、確かに速かった。
当たり前だが、バッファオーバーランの機能もある。

Mother Board: GIGABYTE GA-81GX
この名を告げた途端、先輩が絶句してしまった曰く付きのマザーボード。
なぜ絶句してしまったのかは、未だに知らない。
とりあえず、ネットを調べた限りでは特に悪評を聞かなかったし、
安定して動作しているように見える。
僕の知らない、何らかの問題があると考えられるが、その詳細については不明。
とりあえず、ASUSには彼の要求を満たすマザーボードが存在しなかったという
かなり単純な理由で選んだものらしい。
533MHzのFSBという将来性や、USB2.0対応というところに惹かれたようだ。
あと、極めて重要なのがPCIスロットの数で、
Creative Sound Bluster Plutinum EXという異常なサウンドカードを使っているため、
多くのPCIスロットが必要なのだ。
このカード自体は2つしかスロットを占有しないが、
実際はカードが邪魔でもっとたくさん場所を食う。
そのためにPCIスロットがたくさん必要になってしまうのだ。
ちなみに、チップセットはIntelの845Gというものを使っているらしい。
どちらかと言えば上位に属するチップセットだったはずだ。
これ以上の機種は、確かメモリがRIMMになってしまうはず…。

RIMMだが、いくら金に余裕のある友人でも、
さすがにこいつは買えない、というほど高い。
なぜなら、彼はリテールしか買わないからだ。
そもそも、リテールのRIMMなど、探すだけで難しい。
2枚セットで販売されているようだが、
256MB×2で39000円、512MB×2に至っては、145000円だ。
ん?39000円なら、彼なら買えない金額じゃないな…。
もしかして、選択を誤ったのではなかろうか?
速度はDDR SDRAMよりだいぶ速いと聞いたが、正確な差は知らない。

Sound Card: Creative Sound Bluster Plutinum EX
ご存じの方も多いかと思うが、
サウンドカードでおそらくもっとも著名と思われるCreative社の製品の中で、
一般に知られている中の最上位の製品だ。
たぶん、一般でなくても最上位だと思う。
まず、PCIスロットを2つ占有し、それとは別に外部にインタフェースの箱がある。
ケーブルも見たことがないほど複雑なもので、
IEEE1394の端子と専用の接続端子のペア、もう片方は、それにゲームポートの端子も加わっている。
これは、ゲームポートの出力のようだ。
つまり、ゲームパッドかMIDIを1つ余分に接続できるようなケーブルになっているということだ。
つまり、ケーブルだけ見ても5つという接続部分が存在する。
さらに外部の箱には、ステレオの左右を2つと数えると10個以上の端子がある。
もちろん、サウンドカード本体にもたくさんの接続端子がある。
そちらの方は見ていないが、すべて合わせると30はくだらないはずだ。
たぶん、買ってもすべて使う人はいないだろう、と思うくらいだ。

とりあえずMIDIを聞いてみたが、
さすがの最上位機種も、DTM音源の音よりは劣るようだ。
というよりも、GS規格、XG規格、どちらのバランスにも合わせていないらしく、
どちらの曲を聴いてもあまりバランスが良くない。
音だけ聴けば、それなりには聞ける気がする、程度の音は鳴っているが、
とにかくバランスが悪い。

そこで、彼は新たな決断をした。
なんと、DTM音源を購入してしまったのだ。それが37800円。
恐ろしい金の使い方だ。
日本が彼のような人間であふれたら、アッという間に好景気になるに違いない。

DTM音源: Roland SC-8820
この分野では70%程度のシェアを誇る、GSのRoland社の製品。
最高級機、SC-8850の廉価版だ…、と思う。
SC-8850と比較すると、1640音色対1608音色ということで、音色の数が2%程度少ないほか、
チャンネル数がSC-8850の半分となっている。
ほかにも、ドラムパートに若干の違いがあったり、
細かい差違はいろいろあるようだ。
あと、本体のインタフェースが決定的に違う。
SC-8850には様々なボタンがあり、本体でいろいろな操作ができるが、
SC-8820は、ほぼ何もできないと言っていい。すべてPCから操作する必要がある。
どちらも、GM2に対応している。
価格だが、ほぼ倍の差がある。
SC-8820が概略にして35000円程度で、SC-8850は70000円程度だ。

ちなみに、音色の差がどの程度かということだが、
実際聴くことを考えてみると、これは実に微々たる差だ。
まず、SC-8850でないと聞けないようなMIDIデータを作る人は極めて少ない。
需要がないからだ。
逆に言えば、作ったところで誰にも聴けないのではあまり意味がないから、
ネット上で入手できるMIDIデータでSC-8850専用というのはそれほど多くない。
また、SC-8850専用だったとしても、SC-8820にない32の音色を使っている可能性はかなり低い。
元々、新しく追加される音色はあまり使われることがない。
キャピタル音色と呼ばれる128音色が中心になりやすいからだ。
そんなことを考えると、GS規格のMIDIデータでSC-8820で聴けないものは、ほとんど存在しないと言っていい。

また、これは噂だが、
サウンドキャンバスシリーズの音源は、SC-88Proから
隠しモードとしてXGに対応しているらしい。
そのため、本来ライバル会社が使っている規格のXGの曲を
ある程度は聴くことができるらしいのだ。
ただし、本当なのかどうかは知らない。
僕の持っているXG音源と比べてみれば、たぶん分かるだろう。
ちなみに、XG音源がGSに対応していることは、もっとずっと確実な話だ。
実際確認してみたところ、音色だけ見れば、
MU100BはSC-88までの音を出すことができる。
エフェクト等がどうなっているのかは、僕の耳では分からなかった。

ちなみに、MUシリーズはMU500から、
SCシリーズはSC-8820から、それぞれUSB接続に対応している。
ほかの音源は知らないが、SC-8820はUSBからの電源だけで動作するという優れものだ。
ただ、動作は不安定らしいが…。

Video Card: Creative 3D Bluster 4 RX
名前はうろ覚えだ。
彼は、ほかのパーツに金をかけるわりに、グラフィックにはそれほど気を遣っていない点が極めて特徴的だ。
自作PCを作る人で、このような人はかなり珍しいと思う。
…まあ、リテールにこだわるという時点で相当珍しいが。
確か、SDR SDRAMを64MB搭載していたはずだ。
価格は約20000円で、驚くべき事にサウンドカードより安い。
さらに言えば、メモリよりグラフィックカードの方が安いのだ。
マザーボードと比較しても、大差ない程度しか投資していない。
昨今のグラフィック偏重とも言うべき風潮を考えると、これは驚くべき事だろう。
…まあ、グラフィックがボトルネックになるから偏重するのは当たり前かも知れないが。
ただ、彼は3Dのソフトウェアというのを基本的に使わない。
その意味では、この選択は正しいのではないかと僕は思う。
ちなみに、当たり前のことだが、半導体を用いているグラフィックカードより、
磁性体を用いているHDDの方が、ボトルネックとしてはより影響が大きい。
…まあ、どうしようもないからみんなあきらめているのだと思うが。
最近のHDDには、バッファを搭載しているものもある。
PCの高速化を考えるなら、そのような点も考慮するといいのではないかと思う。
…ふと思ったのだが、世界中を探せば、
SRAMを20GBくらい集めてきて、ハードディスクの代わりにしている人がいるのではないだろうか?
…さすがにいないか。
ちなみに、SRAMというのは主にキャッシュメモリに使われるメモリで、
記憶保持動作を必要としないメモリだ。そのためなのかどうかは知らないが
極めて高速に動作するのだが、記憶密度が低く、値段がべらぼうに高い。
キャッシュメモリが256KBか512KBかで大騒ぎしている人が多いのは周知の通りだ。
今時、キロバイト単位で話をすることなど、このキャッシュメモリ以外ではあまりないだろう。
…そうでもないか?

余談だが、CPUの速度はこのキャッシュメモリに大きく依存するという意見がある。
そもそもキャッシュメモリはCPUとメインメモリのいかんともしがたい圧倒的な速度差を
有効利用するために考えられたもので、
このサイズは単純に大きければ大きいほど効果を発揮する、と考えられるためだ。
Pentium 4だろうがCeleronだろうが、
要はこのキャッシュメモリのサイズに速度が左右されるのだから、
同じキャッシュで同じクロックスピードなら、
絶対にPentium 4よりも、Pentium 4のコアを使ったCeleronの方が得だというのだ。
まあ、この意見の是非は、僕にはよく分からない。

たぶん、これでだいたいのパーツについては述べたと思うのだが…。
ああ、そうだ。肝心なことを忘れていた。
彼が購入した唯一のバルク品であるFDDは、なんと初期不良だった。
これで、彼のバルク品に対する信頼は、より一層低下したことだろう。
ついでに言うと、FDDが故障していたために彼は、
CDブート可能なCD-ROMということで、Windows XP Home Editionを購入した。
ものすごい金の使い方だ。

概略を述べるはずなのにずいぶん長くなってしまったが、
以上が彼のPCに使われているパーツだ。
これ以外に彼は、MOドライブを所有している。
その他に、彼の父が所有する機器を見ると、
デジカメが3台(!)、デジタルビデオカメラが3台(!!!)、
アナログのビデオカメラ、DVDプレーヤ等々、
いったい何に使うのか分からないような代物がごろごろ転がっている。
たぶん、彼の家にないものを述べていった方が早いだろう。
LS-120,ZIP,5.25inchFDD,8inchFDD,DVD-R/RAM/RW/RW+
…ないのはこの程度ではなかろうか。
あとのものはだいたいあるはずだ。

ちなみに、このような家だから、通信は当然光ファイバ。
恐ろしいほどうらやましい環境だ。

それで、そのあとは新宿に行って、FDDの交換をした。
そのときにSC-8820も購入した。
僕は、Caplio RR10を発見し、しばし悩んだ。
先輩に駆動時間が短いという致命的な弱点を指摘されたこのデジカメ、
20800円は今まで見た中では破格だ。
買うべきか、買わざるべきか…。
ただし、アウトレットだ。

あとは、家に帰った。
友人はそのあとバイトに向かったようだ。

ちなみに、このとき雨が降っていたのだが、
昨夜から今日の15時くらいまで、極めて強い雨が降っていた。
僕は昨夜、杉並区役所の目の前にいたのだが、
閃く稲妻が、まるで杉並区長の決意を物語っているように感じた。
住基ネット、どうやら本当に離脱するようだ。
これからどうなるのだろう…。
ちなみにその友人、この件があって初めて、
杉並区に51万人も人が住んでいることを知ったようだ。

この住基ネットの件で、
杉並区に住民票を移したいという人が何人か現れたらしい。
僕も住民票を移したい気分だ。
なんせ、大企業ですらシステム導入の際は情報管理に気を遣わないことを
僕は現場で体験して知っている。
僕程度の人間が作業をしているから何も起きていないが、
僕はもう20歳だ。
このくらいの歳になれば、本格的なクラックをする技術を持つ人間などいくらでもいる。
そんなのが技術者として会社の中に紛れ込めば、たちまちセキュリティは崩壊する。
管理者はそうでもないが、端末のユーザ程度になると、
そのパスワードの設定は極めて単純になされている。
僕の友人など、パスワードが分からなくなってしまったとき、
そのパスワードを勘で言い当ててしまったくらいだ。

システムがどんなに完全でも、
それを扱う人間にモラルが欠如していてはなんにもならないのだ。
すべての設定をオンラインで、一カ所から行えるくらいの技術が確立されるまで
このようなネットワークは存在させるべきではないと思う。

今自分がいる部屋の換気が、非常に悪い。
前から気づいてはいたが、冷房をかけてみて、本格的にひどいことが分かった。
感情的な問題があるから、自分にマイナスになることは極端にとらえる傾向が、人間にはあるはずだ。
それなのに、冷房をかけたあと窓を開けても、
いつまでたっても部屋が涼しい。冷房をかけた冷気が抜けていかないのだ。
換気が悪いとは思っていたが、
まさか冷たい空気まで抜けにくいとは思わなかった。
外と中とは明らかに温度差があるはずなのに、なぜなのだろう?

最近、寂しいとかそんなことをこの日記に書いていた気がするが、
ずっと1人でいて、少し自分の姿というのが見えてきた気がする。
僕はどうも、まわりの人間に合わせてしまう傾向が強い。
イエスマンとか、そんな感じがあるのだ。
だから、長期間同じ人といると、少し感覚が狂ってきてしまう。
自分の考え方や感覚まで、周りの人に影響されてしまうのだ。
いい影響ならいいが、自分のアイデンティティーを失うような影響まで受けてしまう。
さすがに、それは避けたい。
そういう意味では、こんな風に長い休みを1人で過ごすのはいいのかも知れない。

ここまで彼女のことは書かなかったが、
やはり最後には彼女の話を…。
まわりに影響されると書いたが、僕は彼女にはほとんど影響されていない。
僕は彼女を強く意識しているが、
彼女から影響されるということがほとんどなかったのだ。
つまり、それだけ彼女は、僕に干渉してきていないということだ。
何らかの干渉があれば、意識が強い分だけ強く影響を受けるはずだが、
その影響はほとんどない。
せいぜい、恋愛に対する考え方が変わったことと、
基本情報技術者試験のイメージがつかめたことくらいだ。

今まで積み上げてきた自分自身の姿というのは確かにある。
しかし、彼女に影響されたなら、いくら変わってもいいと思っている。
今までの理想など、目の前にはっきり示された理想には勝てないものだ。

今日は結構たくさん書いた気がする。
これでどのくらいの量なのだろうか?
ワードに貼り付けてみたところ、スペースも含めて7910文字。
確か、このエンピツは8000文字が限度なので、そろそろ限界のようだ。
今日はよく書いた…。さすがに疲れた。

2002/8/3 1:26



2002年08月01日(木) 友人宅にて

2002/8/2 0:57
友人が、PCの設定に困っているようだったので
助っ人に行くことにした。
そして、今はその友人の家。
結局、僕が何もしなくても、問題はあっさり解決した。
原因はFDDの故障。


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