++ 記憶の中へ
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■ 児童デイ2回目 2006年07月15日(土)
 先週土曜日に続いて2度目の児童デイ。
 送迎の車は普通の軽自動車で海渡が1人目らしく誰も乗っていないので、今日も緊張気味。それでも、ニコニコして手を振ってくれた。


 まりんの連絡帳に、まりんでの課題や活動への取り組みの意欲、他の子ども達へのかかわりなどの様子を教えてほしいと書いた。

 返事は、どの課題や活動も意欲的に自分から進んで取り組んでいますと書いてあった。ホッとした。ただ、自由遊びの後の片付けがいまひとつだったらしいけど・・・(^^;)

 前回は、上がってはいけない2回に他の子の後についてあがってしまい、降りるのが惜しくなって階段で座り込んだけど、今回は注意されるようなことはしなかったらしい。

 「まりんちゃんねぇ・・・」

と、なぜか「ちゃん」付けでまりんの中での様子をいろいろと教えてくれた。でも、海渡は急いでしゃべると何を言っているのか本当にわからなくて「???」だったけれど、楽しかったことは確かなようだ。

 特にみんなとの共同制作の「ひまわり」はとても素晴らしいできばえだったらしく「海渡君、ここ切って」「海渡君、ここのりつけて」と「海渡君」と呼ぶとがぜん張り切って取り組んだらしい。

「海ちゃんたちの作ったひまわり、見てみたいなぁ」

と言うと、得意満面な笑顔だった。

 学校でも、こんな笑顔で過ごせたらいいなぁ。

■ ありがと 2006年07月09日(日)
 夜、海渡と寝転がってDVDを見ていたときのこと。

 寝転がっている私のTシャツがちょっとめくれてて、おなかが見えていた。

 すると海渡がめくれているTシャツをそっと引っ張って

「かぜ ひくよ」

と独り言のようにつぶやいた・・・・

 聞こえないくらいそっとつぶやいたので、ハッとすると同時に胸がつまった。

 ありがとね・・・私もそっとつぶやいた。


■ 児童デイ初日 2006年07月08日(土)
 今日、初めて児童デイサービスを利用した。
 移動介護はもう1年前から使っているけれど、児童デイはまず近隣に皆無で、遠くの事業所はどこも送迎してくれなくてずっとあきらめていた。


 ネットで見つけた「まりん」は学校へ迎えにいくのも自宅送迎もOK、土曜日や夏季休暇はお昼も出してくれるし、かならず男性指導員もいるという理想的な児童デイ。

 アセスメント作成ではこちらの要望希望もしっかりと受け入れてくれ、あとは本人たちが気に入ってくれれば・・・(これが一番肝心)。

 迎えの車が9時半に迎えに来るというのに、海渡は8時半にやっと起きて、ごろごろごろごろ全然しゃきっとしない。
 
「今日は、まりんに行くよ。何して遊べるかな、こないだのブロックあるかな?」

 と必死の行く気アップ作戦。最初は反応が鈍かった海渡もだんだん思い出してきたのか、好きなゲームをしたいとも言わず、すなおに外へ出た。迎えに来てくれた男性指導員さんにも挨拶できて、車にも自分から乗り込んだ。

 帰ってきたのは5時過ぎ。
 送ってくれた指導員さんの話しによると、やはり場面の切り替えがすぐにできず、何か好きなことをしているとなかなかそれを止めて次のことができなかったけれど、徐々に慣れていくと思いますということだった。

 連絡帳には、行ってはいけない2階に友達のあとについて上がってしまい、注意されて階段に座り込んでしまったけれど、10分間隔を空けてからもう一度声かけをしたら素直に降りてきたそうだ。さすがプロ!

 リトミックも公園遊びも元気に参加、お昼のハヤシライスもおやつのフルーチェも完食だったとか。

 帰ってきたときは、初めての長時間ということもあって、ちょっと疲れ気味の様子だった。まあ、人見知りの強い子だし、初めてのほかの子とも一緒だったので、何かと緊張したんだろう。

 ところで、海渡は私が「まりん」と言うと、なぜか

「まりんちゃーーーん」

と言う。初めなんでか分からなかったけど、どうもCMに出てくるパチンコの「まりんちゃん」のことらしい・・・・



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