先週の土曜日、いつものショッピングセンターに行ったら、海渡が以前から欲しくて欲しくてたまらないポケモンのおもちゃが、何と定価の半額以下で売っていた。
昨年のクリスマス頃テレビのCMを見て欲しがっていたおもちゃで、定価は1万円近い。
「来年のお誕生日にね」
とずっと言い聞かせていた。半年たてば少しは値段が下がるだろうし、もしかしたらその頃には忘れているかもしれないとも思っていた。思った通り値段のほうはだんだん下がっていって、つい先日には別のお店で5000円代になっていた。このときはもう少しで買いそうになった(笑)
実は、海渡のお誕生日は来月(7月21日)、忘れているかもしれないという望み?はあてが外れて、半年以上もの間、おもちゃ屋さんに行くたびに
「オーキドはかせ すぽこん あるかなぁ」(オーキド博士のパソコン あるかなぁ)
と言う。見つけると30分以上、そこから動かない・・・・これは、買ってやるしかないかなぁと半ばあきらめモードに入っていた矢先の半額以下どころか、
3980円!!
誕生日には、1ヶ月あったけれど、値段に負けて買いました。
海渡はそりゃもう大喜びで、車の中でも肌身離さず大きな包みを抱きしめている。 嬉しそうにニコニコしっぱなしで、そして嬉しさのあまり出た言葉が
「あぁ、さっぱり!」
な・・・・なぜに「さっぱり」?????
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土曜日の夜、日曜日の夕方と、36.9度という微妙な体温だった海渡、鼻水もある。うーんと悩んでいる間に平熱になるので、暑さのせいかなぁと思ったのだが、それよりももっと気になるのが、指の先の皮がぼろぼろと剥けてきていること。
それは、1週間ほど前に初めて気づいた。 海渡は爪かみのクセがあるので、噛んでいるうちに指がふやけてむけてきたのかなと思っていたのだが、5本指全部どころか、両手の指10本ともむけてきて、それは指の付け根までひろがってきた。足の指も1本剥けている。
ネットで調べると、溶連菌感染症のあと2週間ほどでやはり指の皮が剥けてくると書いてある。じゃあ、やっぱり溶連菌だったのかな。だとしたら、抗生物質5日間分しか飲んでいない。ネットではどこも、抗生物質を10日から2週間はしっかり飲むよう買いてある。
鼻水も出てきたし、微熱ももしかして溶連菌だったのが治りきっていなかったのかもしれないと思い、学校へ行くまえに病院へ連れて行った。
が・・・やっぱり、溶連菌という言葉はなかった。 指の皮が剥けるのは、汗のせいだそうで、確かにネットにもそのような皮膚症状が書いてあったっけ。病気でもなく人にうつったりしない、もちろん水虫とも違う。
とりあえず、塗り薬と鼻水の薬、アレルギーの薬、抗生物質などもらって、プールにも入っていいということで、学校へむかった。
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病院へ寄ってから登校した海渡。 帰ってきたときは、ヘロヘロになっていた。まず、インタフォンをピンポーンと鳴らしたあといつもの
「海ちゃんです!」
の声がこんな感じ・・・・
「海ちゃんです・・・」
疲れきって言うのがやっと・・・。
ドアを開けると見るからにしんどそうなので、すぐに布団を敷いてやると素直に横になった。これは本当にしんどいんだなぁとちょっと可哀相になってしまった(泣)
連絡帳を見ると、プールは大張り切りでたっぷり1時間遊んだけれど、次の時間はさすがに疲れが出てグーグー・・・・って、寝てたの??? その後も、むし暑さでへばり気味だったらしい。
横になりながらビデオを見ていた海渡だったが、30分もしたらのそのそ起きてきて遊びだし、その後はパワー回復、元気いっぱいになった。
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今日は、海渡が待ちに待ったプール開き。 朝、起きるのが苦手な海渡も、プールバッグを見たとたんに飛び起きた(笑)そして、時間になるとさっさとテレビを消して玄関へGO!(プールのある日は、これで楽になれそう)
ところが、天気予報では日中の気温は31度だったのに、思っていたほど暑くなかった。でも、帰ってきた海渡は
「プールはいった!」
とにっこり。
連絡帳にもプールに入るまで、とってもおりこうさんでしたと書いてあった。2時間目の放課に水着に着替えて、ずっと職員室の中を見ながら先生が来るのを今か今かと待っていたらしい(笑)
水はまだ冷たかったけれど、楽しいプール開きだったとか。
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■ 授業参観と親子で工作 |
2005年06月19日(日) |
今日は日曜日だけれど、海渡の小学校で授業参観と親子でもの作りをするという行事があった。
授業参観は、個別学級で国語。 海渡と先生のマンツーマンの授業。 カードを使って濁音と伸ばす音の読み方、使い方の学習。ちなみにひらがな。今までも何回も個別学級の授業も参観したけれど、たいてい10分とか20分までしか集中力が続かなかった。
でも、今日は気がついたらちゃんと45分の授業を受けることができていた。最初は小さかった声も大きくなり、後ろで見ていても分かるほど意欲的に取り組んでいた。
先生も、海渡の興味を引きやすいように、並べる言葉はほとんどが食べ物(苦笑) だって、食べ物だと海渡の反応が違うのだ。濁音なら「ぶどう」「いちご」伸ばす音なら「こーら」「らーめん」「びーる(先生と父さんが好きということで)」。それと、途中で自分の名前を並べることに興味を持ち出したが、濁音や伸ばす音がないからと止めさせるようなことはせず、海渡の気が済むまでつきあってくださり、海渡も満足満足(笑)
きちんと集中して最後まで授業を受ける海渡の姿に感動した授業参観だった。学年の初めの頃は、先生がせっかく作ってくださった教材さえろくに使えないほど、集中力が続かず、意欲も散漫で、どうなることかと思っていたので、本当に嬉しい。
親子もの作り大会は、体育館で「びっくりカメラ」を主に父さんが製作。 せっかく父さんが一生懸命作っているそばで海渡は見本の完成品で遊びまくり、違う学年のおもちゃが欲しいとだだをこねていた。そうこうするうちに、父さんの作ってくれていたびっくりカメラも完成して、動きにくいとか固いとか言いながらも嬉しそう。工作が終わって戻った教室では、先生が一生懸命お話しているそばでおもちゃで遊ぶ海渡に見かねて、父さんが教室に入り机に座らせていた(苦笑)
明日は代休でお休み。 あさってからいよいよプールが始まる。
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■ 発熱4日目(平熱) |
2005年06月16日(木) |
昨日一日、ほとんど平熱に近かったものの、昼過ぎに眠ってしまったり鼻水が多かったりと、ちょっとまだ本調子でない海渡。
今日はどうしようかさんざん迷ったけれど、明日のプールに備えて万全の体調を取り戻すべく、朝から雨が降って肌寒いこともあり、もう一日学校をお休みすることにした。
発疹も消えたし、平熱にもなった、食欲も出てきた・・・・なのに、気になるのが大量の青っぱな。鼻水製造機かと思うほど出るので、耳鼻科に行くことにした。
タクシーを呼んでかかりつけの耳鼻科に到着すると・・・・なんと「臨時休診」
「どうします?」とタクシーの運転手さん。どうしますって言ったって、休診なんだものとんぼ帰りだわ(泣) でも、せっかくタクシー代払ってきたんだからこのままじゃもったいない。
と言うことで、耳鼻科のそばにある大型スーパーへ向かってもらった。 そこで夕食の買物を済ませて、久しぶりに海渡とマクドナルドでデート。
海渡は定番のハッピーセットおもちゃつき。私は100円のコーヒーに100円のプチケーキ。海渡と向かい合って外でお茶するのも普段と違うおしゃべりができていいものだ。
「海ちゃん、あした学校だよ、行く?」
「いきます!」
すると頭上のテレビ画面から聞きなれた音楽が・・・・
「あ、トムとジェリー!」
大好きな「トムとジェリー」が始まって大騒ぎ・・・・。 眼の前のハイテンション海渡を見つめながら、タクシー使ってスーパーで買物して、お茶しているなんて・・・・あああぁぁ、何てもったいない と落ち込みながらコーヒーをすする貧乏性の私でした。
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時々、微熱があるものの平熱に近くなり、元気になってきた。 が、昨日午後、海渡が膝小僧をボリボリ掻いているのでよく見てみると、掻いて赤くなったあたりの周りに細かい赤い発疹がある。
そこで全身を観察すると、太ももの内側に赤い発疹を発見。二の腕の内側やわきの下にもパラパラとあり、お腹にもうっすらと見える。
やっぱり、溶連菌?
受診してみると、ウィルス(細菌だったかな?)のせいですねということで、抗生物質を5日分出してくれた。 溶連菌の特徴であるイチゴのような舌でもないし、やっぱりただの風邪なのね。
元気になりかけてくるとちっともじっとしてなくて、今日はパジャマで脱走した(怒)
気づいたら家の中からいなくなっていた。雨も降っているし、パジャマのままなのであわててレインコートと長靴(多分、裸足)をかかえ、携帯電話を持って行きそうなところを探し回る。公園にも通学路にもおらず、雨も上がったので自転車で探そうといったん家に戻り、念のためにエレベータで上がらず階段で登った行った。けっこう、階段の踊り場にいたりすることがあるのだ。
4階まで上がったところで、マンションの反対側の階段の手すりの向こうに子どもの頭が少し出ているのを発見!海渡だ!間違いない!!
案の定、パジャマで裸足の海渡が鼻水まみれの顔でおまけにおもらしまでしてきょとんと立っていた・・・・・。 まったくもう、油断もすきもあったもんじゃない。 どうして、何度言ってもフラッと出て行ってしまうんだろう。
悪いことをしたということはよく理解しているので、大人しくパジャマを脱ぎ、お風呂に直進。素直にシャンプーして素直に出てきて、素直に服を着た。それからも妙におりこうさんでした。
その後、ゲームをしていたと思ったらいつの間にか眠ってしまっていた。 熱は下がってはきているけれど、やっぱりまだまだ本調子ではないみたいだ。
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朝、まだ熱があるものの、昨日ほどしんどそうではなく、遊ぶ余裕が出てきた。 そうなると、「ママ、来て」「ママ、あそぼ!」「ママ、ママ」と人使いが荒い・・・・
でも、時折、急に静かになったかと思うとぐったりと寝ころんでいたりする。そんなときはたいてい、熱が上がったときで、やっぱり、まだまだ油断できない。
一応、月曜日の朝の段階で、月、火と二日休むことを連絡帳に書いておいたけど、これはもっと長引きそうな気配・・・あさっての16日はプール開きだというのに、その日の登校も怪しい気がする。
保育園のころは、発熱した場合は熱が下がっても、丸一日平熱の日をおいてから登園させていた。平熱で丸一日様子を見てみないとすぐにぶり返したりするのだ。
でも、天気予報を見るとあさってから雨模様なので、病み上がりでプールに入れそうにない海渡にはちょうど良かったかもしれない。
プール大好きの海渡は、泣くかもしれないけど・・・・・
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日曜の夜から、発熱して寝込んでいる海渡。 土・日と日中はものすごく元気で体調が悪い様子はほとんど無かったのに・・・・
7時頃にお風呂も入らず床の上で寝てしまいそうになって、
「そんなとこに寝ちゃダメ! お風呂は?!(怒)」
冷たく言った私にやっと顔を上げたものの、そのまま眠り込んでしまいました。もう!運ぶの重いんだから、とぶつぶつ言いながら布団を敷いて35キロの海渡を引きずるように運んで寝かせました。そして、2時間くらいしてから「けほっ」という乾いた咳にピンと来ました。
あわてて寝ている海渡のおでこを触ると熱い!体温計で測るとあっという間に38度を超えて、39度に届きそうな勢い。
さっき床の上に寝転んでいたのは、具合が悪かったからだったのね。そう言えば、夕食後、痰が絡んだようなおかしな咳払いをしていたっけ。
結局、夜中に2,3度吐き、熱は下がらないまま朝を迎えました。 月曜日の今日、熱は下らがず、時々水分を摂る以外、ほとんど寝ていました。あまりによく眠るので、午前中の受診は止めて、それでもまだ眠り続け3時過ぎにやっと起きました。
遅れてやってきたインフルエンザか溶連菌感染症かと不安でしたが、結局胃腸風邪ということで薬をもらいました。夜になって少しは熱も下がりいつもよりウンと控えめな夕食を食べました。少し熱も下がってきて、遊びだす元気も出てきました。
布団の上でゴロゴロしていた海渡が私の膝の上に頭を乗せてきたので、そっと撫でながら
「海ちゃん、きのうのどが痛かったんだね、ごめんね」
気づいてやれなかったことを謝ると、それまでごそごそ動いていたのがぴたっと止まり、私の膝の上に顔を押し付けたまま
「おかあさん、だいすき」
と・・・・・そして
「かあさんは?」
とちょっとだけ上を向いて言いました。
「おかあさんも、大好きだよ」
そう言うと、嬉しそうに顔をあげてにっこり笑いました。
こんな母でも子どもは無防備に無邪気に慕って、甘えてくれる。 ほんとうに、ごめんね。
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■ ヘルパーさんと遊ぼう 土曜子ども広場へ参加編 その2 |
2005年06月11日(土) |
今回は、海渡が迷子になっているところを見つけてくれたヘルパーさんと一緒に参加。
ところが、海渡がやるにはちょうど良いレベルだった前回とは違い、今回は定規で長さを計ったり、細かくはさみで切ったりと、ちょっと高レベルだったとか。
終わりかけに父さんが迎えに行くと、海渡は遊大君と後ろで遊んでいて、ヘルパーさんが一生懸命制作していたとか・・・・・
まあ、作ったものを見せてもらうと、確かに補助してもらっても海渡には難しいなぁと思える内容だったのですが、だったらだったで作ってくれているヘルパーさんを見ているとかできなかったのかと・・・・。
うーん、難しいなぁ・・・・
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■ 社会見学 愛・地球博 |
2005年06月03日(金) |
行って来ました。愛・地球博の社会見学。 保護者も付き添いで参加できることになり、10人近くのお父さんやお母さんが一緒でした。 低学年は瀬戸会場なので、ひたすら歩き回るということは無いだろうと思っていたのですが、やっぱりそれなりに歩くのでけっこう疲れました。
まず、瀬戸愛知館で「海上の森(かいしょのもり)」の四季を「特殊映像と世界初の7+1サラウンドシステムで体感するシアター」(公式サイトより引用)で見ました。海上の森のコナラの木を会場に移植する様子や、その木が大地から水を吸い上げる音、カマキリがカマを磨いたり歩く音など、リアルすぎる音を体感してきました。海渡にはこれらの音がちょっと怖かったみたいですが・・・・。この後、県内の小中学生の自然に関する作品が展示してあるギャラリーを見学。
お弁当をはさんで、次に、瀬戸日本観。テーマは、「自然と生きる日本人の知恵・技・こころ〜自然とつながる感性を取り戻そう」。 プロローグとして通された部屋が真っ暗闇で、足元に小さな点々とした光があるだけ。これで海渡は「こわい、こわい」と動かなくなってしまいました。確かに、星座のような足元の小さな光るライトだけで真っ暗闇なのですから、怖いよねぇ。しかも、椅子もなく、ただ狭いなか、立っているしかなく、周りはぐるりと障子のような和紙で取り囲んだ壁(スクリーン)。そのうち花火が上がる音がして壁一面に日本的な色とりどりの映像が映し出されました。海渡は太鼓の音が苦手だったらしく、うずくまったままでした。大人が見るととても綺麗で幻想的な数分間でしたが、海渡には分かりにくかったかもしれません。最後まで座り込んでうずくまっていました(苦笑)
プロローグのあと、別の部屋に通されたのですが、これがまたちょっと変わった部屋で、真ん中に柱に囲まれた舞台があり、それを取り囲むようにすり鉢状に客席があります。壁はやはり和風のスクリーン。ここでも海渡は怖がってしまいました。
上映されたのは、叙事詩劇「一粒の種〜響きあう知恵の記憶、わたしがはじまる。」という台詞を集団で語る「群読」という通路や壁まで会場全体が舞台と言っても良いパフォーマンスでした。初めて見たのですが、最初から最後までただ圧倒されてしまいました。
小学校1年生から3年生が観るにはちょっとテーマが難しくて抽象的すぎるかなぁという気もしました。でも、怖がっていた海渡も耳をふさぎながらも舞台をしっかり観ていました。あとで聞いたら「忍者いた」と言っていました(笑) 確かに役者さんたちはみな、忍者のような格好をしていました(本当は違うけど)。
市民パビリオンでは、地球の模型に触って雲や台風ができる様子を見たり、義手や義足のお話を聞いたりしました。このへんで、海渡はもうぐったり。
海渡には地球博の意味もわかっていないし、内容も難しくて、やっと着いたら真っ暗で怖くて「!」と「?」だらけだったかも。ときどき、座り込んで歩かないこともあったのですが、何とか帰路につけました。安堵〜。
帰宅後は、海渡はすぐに元気復活となったのですが、私のほうが疲労でダウン〜。
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