++ 記憶の中へ
Written by free
Photo by
Designed by caprice*



■ 恐るべしギター侍 2004年12月31日(金)
 先に謝っておきますが、私はギター侍が苦手です。正直言うと嫌い。
 初めて見たときは、いい年した大人が小学生の悪ガキのようになにやらわめいているようにしか感じませんでした。あれから何度も見た(見飽きた?)今も、やっぱり苦手です(苦笑) 見てるとなぜか恥ずかしくなります。

 ・・・が、恐ろしいもんですね、海渡がさっそく真似するようになってしまいました。初めは「ざんねん!」と言っていただけだったのが、いつの間にやらギターを弾く真似をしてごちゃごちゃ言ったと思ったら

「・・・って言うじゃな〜い?」

と。ひきつりました(笑)

 今では、「・・・斬り!」まで言うようになり、テレビの恐ろしさを思い知りましたわ。

 そんなこんなで、もう1年が終わります。
 こんな日記に投票してくださった皆様、ありがとうございました。

 来年は、Blogへの移行を本格的に考えつつ、またぼちぼちやっていこうと思っています。

 皆様、良いお年を。

■ 本の紹介 あなたたちは「希望」である 丹羽淑子 2004年12月30日(木)
 先日、注文した書籍が届きました。

あなたたちは「希望」である...

 2段組、440ページに及ぶ読み応えのある書籍です。
 20年間ダウン症発達相談を続けてきた著者と13人のお母さんがたと対話形式を織り交ぜながら、ダウン症の子供達の育ち方あるいは成長の軌跡が綴られています。

 仕事でいっぱいいっぱいでまだ読んでいないのですが、ダウン症の赤ちゃんが産まれたばかりのお母さんから思春期のお子さんをお持ちのお母さんまでおすすめしたい一冊だと思います。



■ Blogへ移行しようかと・・・・ 2004年12月29日(水)
 タイトルの通りなんですが、Blogへ移行しようと思っています。
 まだ、確定ではないのですが、一応同時進行で。
 Blogのアドレスは以下の通りです。コメントなんかがつけやすくなっています。「海を渡る風のように」のサイトの方は、この先どういう方向へ行くか思案中です。

海を渡る風のように・・・海渡の風景

 ついでに、近況報告。
 海渡も私も元気です。仕事が年内めいっぱい詰っているので、掃除もなにもかもほったらかしです。年賀状さえ書いてない・・・・

 こんなで年越せるんだろうか・・・・

■ 叱られて・・・・ 2004年12月13日(月)
 今日は海渡を叱って泣かしてしまった。

 お風呂からあがって歯磨きも済んで、最近お気に入りの「トムとジェリー」のビデオを見ようねと言うと、大喜びで頷いた海渡。そこまでは良かったのだが、ビデオをセットして、さて寝ながらみようかと振り向くと、なんと私の枕の上に水たまりが・・・・。

「なにこれッ!」

 海渡を見ると知らん顔している。明らかに知っているのに知らん顔。
どう聞いても知らん振りしたり、笑ったりしている。多分、居間で一緒に歯磨きをしたあと、洗面所へゆすぎに行って口に水を溜めたまま戻ってきたのだろう。布団の上までそのまま来て、そこでどういうわけか知らないけれど、わざとなのか思わず口から出てしまったのか、私の枕の上に水たまりができてしまった・・・ということらしい(その水たまりからは歯磨き粉の匂いがした)。

 さすがに腹が立って、いつになく海渡をきつく叱った。

「お母さん、どうやって寝るの?」

 知らん顔の海渡。どう聞いても何を聞いても何も言わない。

「海ちゃんがやったのなら、ちゃんときれいに拭いてきて!」

と言って、海渡の脚の上に枕を放った。海渡は泣きべそモード。でも「ごめんなさいは?」と言っても絶対言わない。

「お母さん、もうその枕いらない。トムとジェリーも今日はもう見ません!」

と言って、布団をかぶって寝た振りをした。海渡がどうするかなと様子をうかがっていると、枕を持って隣の居間に行き、ティッシュでゴシゴシ拭いている音がする。静かになったので居間をのぞくと、枕はなく、背中をこちらに向けて椅子に座って身動きしない海渡がいた。もうしばらくして様子を見ると、ホットカーペットの上にうつぶせになって眠っていた。閉じた眼に涙が浮かんでいた。

 枕を探すと、ベランダに置いてあった。枕カバーが外されていた。多分、ティッシュで拭いて、カバーを外して、ベランダに干したつもりなんだろう。夜なのに・・・・。枕カバーは洗面所の、洗濯物の上に置いてあった。

 汚れた枕を拭いて、カバーを外して洗面所へ持って行き、中身の枕は外へ干すということを自分で考えて実行したことに驚いた。せいぜい拭くぐらいのことはするかなと思ったけれど、そこまでやるとは考えもしなかった・・・。

 枕を干したあと「ごめんなさい」が言えずに泣きながら寝てしまったのだろう。

 涙を溜めたまま眠っている海渡の顔を見ながら、ちょっと可哀相だったかな?と後悔半分、いや叱られて当たり前、という気持ちが半分。帰宅したお父さんは、「可哀相だ」しか言わなかったけれど。

 明日の朝は、いつもの海渡になっているかな・・・・・



backINDEXnext


My追加