■ 学区の小学校の運動会 |
2002年09月29日(日) |
今日は学区の小学校の運動会。 6年生の長女にとっては、小学校時代の最後の運動会となる。そして、海渡は一応、来年度の新入学児童ということで、プログラムの中に「かけっこ」が用意されている。
小学校の運動場に着くと、同じ保育園のお友だちの女の子が「海ちゃん」と声をかけて、手を差し出した。海渡はちょっと恥ずかしがっていたけれど、すぐにその手をとって仲良く歩き出した。
そんな様子を見ていたら、私のすぐそばに小学校の教頭先生がやってきて挨拶をされた。ちょっとびっくりして挨拶を返すと
「同じ保育園の子と手をつないで、楽しそうですねぇ。あんなふうにお友だちと一緒に同じ小学校へ通えるのが一番いいですよねぇ。」
とにこにこを笑顔で話されて、何だか面食らってしまった。そして
「実は、何とかいい方法がないものかどうか、いろいろと先生方が動いてはいるんですよ。いえ、あまり期待してもらっても困るんですが・・・」
と、海渡の就学についてのいろいろな話をしてくださった。 海渡のために、先生方が動いて下さっていると知って驚くと同時に、とても嬉しくてずっと不安や迷いが渦巻いていた心の中がほんの少し、明るくなったような気がした。
海渡は、今日は新入学児童として「かけっこ」に参加する。 「新入学児童のかけっこ」のプリントを長女がもらってきたときは、他の小学校へ入学したほうがいいのでは?と校長先生に言われていたこともあって、参加させるかどうかほんの少し、迷いがあった。でも、やっぱり海渡が本来なら通うはずの学校だもの、参加するのが当然と思うことにした。
かけっこは、途中で輪くぐりをするということで、長女の友だちでよく家にも来てくれる、海渡とは顔なじみの女の子が一緒に走ってくれることになった。海渡もよく知っているお姉ちゃんだったので、安心したらしい。並ばなくてはいけないときから、実は海渡は緊張していた。あとで聞いた話では、お姉ちゃんのお友だちに「海ちゃん、よーいどん、しようね」と言われて「ううん」と首を振ったそうだ(笑)
でも、本番ではちゃんと手をひかれて走り、輪も持ってもらって上手にくぐることができ、走り終えたあとはニコニコと満足そうな表情だった。ご褒美に折り紙をいただいて、嬉しそう。
さあ、あとは5日の保育園の運動会だけ。
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ここのところ、ずっと就学のことばかり書いてきたので、久しぶりに海渡の成長ぶりを書いてみようかな。
好奇心いっぱいでイタズラパワーもまだまだ健在。 この間は、お風呂のポンプ類、つまり、シャンプー、リンス、ボディシャンプー、おまけに私の洗顔用のチューブも、ぜ〜んぶふたを開けて、湯船のお湯の中にぶちまけてくれた(泣)
なぜ、こんなことをしたのか、見当つかないけれど、私とお父さんと両方に叱られて、可哀相なくらいシュンとしていた(笑)2度とやらないそうである。ほんとかな(笑)
あと、パンが飛び出るトースター(リサイクルショップで1000円で購入)の中にいろいろ入れてくれて、知らずにスイッチを入れて・・・・トースターあっけなく昇天。100円ライターまで入っていて、ゾッとしたけれど大事には至らず・・・良かった。
大きなのはこれくらいかな・・・・(笑)
良い成長としては、待っていられるようになったこと。 スーパーに行って、「お母さん、お買い物してくるからここで待っててね」 といえば、ベンチなどでアイスクリームかジュースを飲みながら、ずっと待っていられるようになったこと。「ここで待ってて」と言えば、まずその場から動かないで待っていられる。これは、とても大きな成長だ。
着替え。お風呂上りに自分で、パンツ、シャツ、パジャマの上下を自分専用の引き出しから出して、ひとりで着るようになった。ボタンかけは保育園の制服は大き目のボタンに付け直したので何とかかけられるが、パジャマの小さなボタンはとても難しく、やり方はわかっているのに、まだなかなかうまくいかない。でも、私が毎日口で説明するそのままを自分で
「ボタン、もって〜、あなにお父さん指あてて〜、ボタン入れて〜」
とぶつぶつ言いながら(もちろん、発音が悪いのでこんな風に聞こえるのは私だけ)がんばっている。でも、方法はわかっているんだから、あとは練習あるのみ。がんばれ〜。
おしっこはたまに間に合わずもらすこともあるけれど、まずトイレに自分で行ってできる。ウンチのあと、ペーパーで上手に拭くことが目下の課題かな〜、これはかなり難しいみたいで、ゆるめだったりすると悲惨な結果になる。
お風呂で体を洗ったり、シャンプーなどは、毎日自分でOK。シャンプーのあと、流すのだけは私がやるけれど。
靴下も靴も自分ではけるようになった。 コップを持ってきて、大きなペットボトルのコーラや牛乳パックから牛乳をこぼさずに上手に入れるようになって、これにはびっくり。いつも入れすぎてあふれさせたり、勢いよく傾けてとんでもないところに中身が出ていたのに、このごろの海渡は慎重すぎるほど慎重に、ペットボトルを傾ける。中身が出てきてもあせらず、そのままゆっくりと少しずつ注ぎいれる。そして、自分で
「ストップ!」
と掛け声をかけて、止める。これは、この間、学区外の小学校へ見学に行ったときにやっていた授業の風景を覚えていて、それをそのまま実践しているのだ。よほど、あの時いただいたカルピスが美味しかったのか、授業が印象的だったのか、しっかりと身に着いたらしい。たった一回の授業でこれだけ記憶に残るとは、ちょっとびっくりしている(笑)
何かするときに「いい?」と聞いてきたり、いろんな意味で周りの状況にあわせて行動できるようになってきている。
ただ、朝の保育園への登園だけは相変わらず、ぐずぐず・・。 でも、日増しに海渡はしっかりして、自己主張も口でできるようになってきている。それでも、普通学級の中では、みんなについていくので精一杯なんだろうなぁ。
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■ 就学問題その8 学区外小学校見学3回目 |
2002年09月20日(金) |
学区外の小学校の特殊学級見学、3つめの小学校へ行ってきた。 家から車で5分、こじんまりした小さな小学校。
特殊学級は2階の普通学級にはさまれた真ん中に位置していて、窓の外の廊下を先生や他のクラスの子どもたちが始終行き来している。特殊学級の先生が今までにありがちな小学校の隅っこや一番奥まったところではなく、真ん中に設置して欲しいと要求し続け、6年間この場所だという。
在籍児童は6年生の男の子がふたり。ここもやはり算数の時間で、先生に渡されたプリントに取り組んでいた。 その間、私と夫は先生と話をしていたのだが、この先生バイタリティーがあるというか、存在感のあるパワフルな先生(男性、50代)で、障害児教育にも熱心で教育に対するポリシーをはっきり持っているタイプ。
養護学校よりも普通学級と交流できる小学校の特殊学級が、個人的には一番理想的だと言う。今いる6年生を1年生のころからみてきただけあって、このふたりに対する愛情がひしひしと伝わってきた。
また、以前ダウン症の女の子を3年間(4年生から6年生まで)みていた経験があり、ダウン症に関しての知識もある。豪快でパワフルで型破りな感じの先生だった。先生らしくない(笑)
私たちが話をしていたら、隣のクラスの子どもたちが廊下に出てきて、海渡を取り囲みだした。海渡はお友だちがいっぱいいて、嬉しくてニコニコ愛嬌を振りまいている。帰るときには「バイバイ」とお友だちに手を振っていた。
これで3校すべて、見学したことになる。
学区外で一番近い、A小学校 先生 女性、優しそう 特殊学級を担任して1年目 在籍児童 男児1名(来年度6年生)女児1名(来年度2年生) 学童 近所の児童館(民営)30人近く利用 障害児にはかなりヘビー?な所らしい
学区外で一番遠い、B小学校 先生 男性、ざっくばらんな感じ 特殊学級を担任して1年目 在籍児童 男児2名(共に来年度6年生) 保育園のお友だちである同じダウン症のゆうちゃんが就学予定 学童 校内に公立の学童あり 現在10人近く利用
学区外で2番目に近い、C小学校 先生 男性、豪快、パワフル、特殊学級を6年受け持つ 在籍児童 男児2名(共に来年度卒業) 来年度、今いる二人が卒業するため一度閉鎖される予定らしい 学童 校内に公立の学童あり 現在4人ほど利用
うーん、学童のことを考えたらB、C小学校かなぁ、でも担任が女性というA小学校なら海渡がすんなり慣れそう(海渡は男の先生が苦手で固まってしまう)、でも、B小学校ならゆうちゃんと一緒だ。でも、普通学級に知っている子は一人もいない・・・・。
まだまだ、悩みそう。
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海渡の下の前歯が一本抜けた。 子どもの歯が生え変わるのは当たり前のことなのに、ものすごく久しぶりのことなので懐かしく感じる。なんせ、すぐ上の長女のときから6年近く経っている。
「歯、とれた」
海渡はそれだけ言って、あとは知らんぷり。もう抜けた歯にも抜けたところにも興味が無いらしい(笑)血も一滴も出なかったし、きっと痛みも無かったんだろう。これで、お肉がまた食べられるね。
久しぶりに、私の仕事が土曜休みになり(何と6月に入社以来、初めてといっていい土曜休みなのだ)、3連休となった。14日は家でゴロゴロして、15日突然「東山動物園」に行くことになった。海渡は
「どーつぶえん、どーつぶえん」
と大喜び。暑さも収まって涼しくなったし、明日も休みだし、長男が留守番すると言いだしたので、お父さんと私と海渡と長女の4人で出かけた。
海渡は久しぶりの動物園ですっかりゴキゲン。 こちらも張り切ってあちこち歩いたら、すっかり疲れてしまって、私は今までの疲れもたまっていたのか、昨夜夜更かししてPCの前に座っていたからなのか、ものすごいだるさと眠気を感じて、家へ着くなりダウンして寝込んでしまった。翌日の16日もいったんは起きたものの、耐えられずそのまままた寝込んでしまい、結局一日中寝ていた。
家のことはおとうさんが全部やってくれて、なんのための3連休だったのか・・・・(笑)海渡は私が寝込んでいるので、察したのかわがままも言わず、おりこうにしていた。食事になると
「おかあさん、ごあん(ご飯)だよ」
とそっと起こしに来てくれた。
一日寝ていたおかげで、今日は疲れも取れて仕事に出かけられた。 あー、何だか私の日記みたいになってしまった。
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■ 歯が抜けそう & 鼓笛隊 |
2002年09月14日(土) |
海渡は今6歳。 保育園、幼稚園の年長さんと言えば、歯が生え変わる時期でもあり、笑うと歯抜けさんも多いお年頃だ。海渡もそろそろかなぁと思っていたら、2,3日前からしきりに下の前歯を触っては
「歯、いたい」
と言うようになった。触ってみるとグラグラで今にも抜け落ちそう。
「海ちゃん、この歯ね、もうすぐ取れて大人の歯が生えるよ」
と言うと、海渡はぽかんとしていたが、意味が分かったのかどうかちょっとにっこり微笑んだ。ほんのちょっぴり、大人になるね。
ところで、もうすぐ運動会。 海渡の保育園でも10月5日の土曜日に運動会が開催される。9月に入ってからは本格的に運動会の練習に入ったようだ。どおりで毎日早く寝ると思った(笑)
昨日、特殊学級の見学のために1時半ころお迎えに行くと、年長さんは園庭でフォーメーションを組、鼓笛隊の練習をしていた。そっと見てみると・・・
海渡は小太鼓らしい。小さな太鼓を前にかけ、両手にはスティックを持って音楽にあわせて一生懸命叩いている。それだけでも、「おおおっ」と感動していると、音楽の終わりにあわせてピタッと止めて、すばやく両手を上に持ちあげ、スティックでバッテンを作った。周りのみんなも同じ動作をしている。
「海ちゃん、すごい! 上手!」感動して大喜びの私。 本番が楽しみである(笑)
年長は、鼓笛隊のほかにかけっこやお遊戯、マスゲームもあり、覚えることがいっぱいある。保育園時代、最後の運動会。どんな雄姿を見せてくれるだろう。
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■ 就学問題その7 学区外小学校見学2回目 |
2002年09月13日(金) |
学区外で一番遠い小学校の特殊学級を見学してきた。 ここは、保育園のダウン症のお友だちゆうちゃんが通う小学校。うちからは車でだいたい10分以内で着く。
玄関先で先生(あとで教頭先生と判明)らしい人が「ようこそ」と言って招きいれてくれ、特殊学級へ直行かと思ったら、何と校長室へ案内されてしまった。そこで、校長先生とさきほどの教頭先生との面談があり、いろいろと話をすることができた。
海渡はゆうちゃんがいることもあって、めちゃくちゃにリラックス・・・しすぎてソファの上であぐらをかいて背もたれにもたれこんでいる。何度「海ちゃん」とたしなめて足を伸ばしてもすぐにあぐらをかく(冷や汗)
その後、教頭先生に案内されて特殊学級の「ひまわり学級」へ。 5年生の男の子二人をあいてに、30代半ばの男の先生が算数を教えている。時間割のことや、普通学級の交流のことなど、教頭先生が事細かに丁寧に説明してくれる。途中、男の子の一人が課題を終えて、黒板の前のパソコンに向かうと、海渡とゆうちゃんは興味津々でモニターを眺めている。そのあいだも、ふたりはふざけあったり、抱き合ったり、じゃれあったり・・・・
45分間、授業を見て、その後また校長室へ案内された。そして、またまた話し合い。そこで、就学児検診を終えると、町の就学指導委員会で医師や保育園の先生、養護学校の先生などが障害のある子どもの適正な就学先を話しあうということを聞いた。あくまでも、話し合いで親に強制するものではないと言っていたが、この子には養護学校が適当というようなことが親に伝えられることもあるわけだ。
海渡にとっては、この小学校は中学の学区も違うので、就学先候補としては一番縁遠いかもしれない。ただ、中学も町にある二つの中学のどちらも特殊学級があるにはあるが、それぞれ3年生が一人いるだけなので、もしかしたらどちらも海渡やゆうちゃんが進学する頃には特殊学級はなくなっているかもしれない。中学のことを考えて小学校を選んでも、その頃にまた今と同じ問題で右往左往している可能性が高いのだ。ため息が出る。
でも、今日の小学校の感触はとてもよかった。 教頭先生も校長先生も「今後も何でも相談にのります」と言ってくれたし、海渡の学区の小学校のいきさつを話したときには、教頭先生は「可哀相にねぇ」と親身になって聞いてくれたのも、たとえ社交辞令であったとしても、その場限りの答えであったとしても、ホッとしたというか嬉しかった。(同情してもらおうと思っていたわけではないけれど)
20日は、中学が同じになる学区外の小学校へ見学に行く。 ここには新しく小学校内に学童もできたし、働くことを考えると一番候補になるかもしれない。
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■ 就学問題その6 学区外小学校見学1回目 |
2002年09月11日(水) |
今日、学区外で一番近い小学校の特殊学級を見学した。 1時半に海渡を保育園へ迎えに行き、そのまま小学校へ。
5年生の男の子と1年生の女の子の二人の児童が在籍している特殊学級だった。明るい教室、窓の外は色とりどりの花壇。時折、廊下を走り去る子どもたちや先生がた。なかなか開放的で居心地がよい。
5時間目は「さんすう」の時間で、お水とコップを使って、数の勉強に参加させてもらった。コップに半分近く入れたお水を4杯、カルピスを混ぜて、海渡もご馳走になった。自分の分もあるんだと知って、海渡の瞳が急に生き生きと輝きだした(笑)
お水をコップに書いてある線まで上手にいれる。 入れすぎたり、少なすぎたりを実感して、多い、少ないを理解する。 コップ、4杯いれる。(数を数える) カルピスは、お水と同じ量で1杯。 お水とカルピス、あわせて5杯。 上手に混ぜる。 コップに3人分注ぎ分ける。
二人の学習目標に合わせて、とても考えられた授業だった。 先生は女性で、明るい感じの良い人だった。海渡はやっぱり恥ずかしがって「ありがとう」の「・・・とう」や、「いただきます」の「・・・ましゅ」しかいえなかったけれど、とても楽しそうに授業を聞いて、参加していた。 男の子も女の子も活発で、海渡と違って言葉がはっきりしていた。あとで、先生が今日お友だちが来るということで、ふたりともとても楽しみにしていたんですよ、と教えてくださった。そのせいで、ふたりとも今日はとてもテンションが高いのだそうだ(笑)
海渡にあとで「小学校、面白かった?」と聞くと、ニコニコしながら
「おもしろかった」
と答えた。
あさっては、一番遠い小学校へ見学に行く。ここは保育園で同じクラスのダウン症のゆうちゃんが入学する小学校。偶然、ゆうちゃんのお母さんも見学をする日なので、向こうでいっしょにお話を聞けそう。 同じダウン症で大の仲良しのゆうちゃんが入学するので、もし海渡も入学すれば、きっと楽しい学校生活が送れると思う。ただ、一番距離が離れているので、普通学級の方には知っている子どもは一人もいない。それだけがきがかり。
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■ 就学問題その5 学童 |
2002年09月09日(月) |
地元の親の会の知人が、電話をくれた。 私が海渡を通わせようとしている学童は、荒っぽい子どもたちが多く、嫌なことは嫌としっかり自己主張できないと、弱い子はいじめられたり、ストレスの標的にされたりするよ・・・と。以前、障害のある子がいてトラブルがあり、その子はやめてしまったということもあったらしい。児童館の中にあり、ドアを開けて出ていくとすぐに車の通る車道になっている。狭い中に大人数いるので指導員(先生?)の目も届きにくいらしいのだ。
ため息である。 わざわざ、危険が待ち受けているかもしれないところに海渡を預けるのもためらわれる。また、彼女や親の会の人たちは、学区内の小学校に行けなくて、学区外へ通わせるなら遠方にある養護学校へ通わせるのと同じじゃないかとも言う。やはり、学区内の小学校へ近所の子どもたちと毎日いっしょに通うことに意味があるのだということだろう。
明日は、学区外で一番近い小学校へ見学に行く。 夫は、特殊学級に良い先生がいたとしても、いつ移動で変わるか分からない。6年間、障害児に理解のある良い先生にあたるなんてことはまず無いだろうと言う。それなら、いっそ養護学校へ行ったほうが安心じゃないかと言う。
私は、どこへ行くのが海渡にとって一番いいのか、まだまだ考えたい。
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昨日、38.5度の発熱があった海渡。 今日はパートをどうしようかと思っていたら、夫がたまたま仕事が休みになり、ラッキー(笑)
朝、まだ眠っている海渡はもう平熱に戻っていたけれど、保育園にお休みの電話を入れて、私は出勤。お昼に戻ると、海渡は意外と元気で、熱はなく、朝はあれからずっと眠り続けて、起きたのが10時半だったとか。
夕方、5時に帰宅。 海渡はテレビを見ていた。転んで大きなタンコブを作った人形を見て、
「かわいそう〜」
とテレビに向かって言っていた。「かわいそう」という言葉を言うのは初めて聞いた。よほど、人形が痛そうに見えたのだろうか。
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■ 就学問題その4 学区外の小学校へアポ |
2002年09月03日(火) |
朝起きたときはいつもと変わらなかったのに、その後どうもゴロゴロしている海渡。おでこを触るとちょっと熱い? 熱を測ると36.8度と微妙なところ。
平熱が36.0度から36.3度くらいと低めの海渡にしては高いので、迷ったけれど保育園に行くことにした。先生に何かあったら職場に電話してくださいとお願いしたら、本当に職場に電話がかかってきた・・・・・11時40分「熱が37.6度あります」と(^^;)
そのまま早退して、お迎えに行った。 自宅にもどって、お昼を食べさせ一息ついたところで、海渡は布団に寝かせてビデオを見せておいて、私は今がチャンスとばかり、学区外の小学校3校に特殊学級の見学の申し入れの電話をかけた。
「就学相談にも出て、教育委員会ともお話してあります」というと、話がスムーズに進み、その日のうちに見学の日を連絡してくれた。
その後、海渡が赤ちゃんのころから何かとお世話になっている保健婦さんに電話をして、相談に乗ってもらった。ことの顛末を話し、今後のアドバイスなどを受けると同時にたまっていた愚痴も吐き出し、気分もすっきり(笑)
夕方、海渡を病院に連れて行き、軽い風邪と診断されて薬を貰った。 夜にまた38.5度を超えてちょっとしんどそうだったけれど、食欲はある。明日は仕事は無理かな。
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■ 地域の親の会とぶどう狩 |
2002年09月01日(日) |
社協が主宰する「ぶどう狩」に行ってきた。 社協が地域の障害児者の親の会をご招待という「研修旅行」で、毎年今ごろの時期にある。今までは海渡が小さかったこともあって、参加したことがなかったんだけど、今年ダメモトで聞いてみたら障害児本人と介護者だけじゃなく、家族もOKということで家族全員で参加してきた。家族全員というのは、どうもうちだけみたい(笑) たいてい、母親と障害のある子どもとその兄弟というパターンだった。うーん、お父さんは留守番なのか・・・・
実は、ぶどう狩り自体、我が家にとっては初体験で、それこそ家族全員が楽しみにしていた。たわわに実った巨砲は甘ずっぱくて、ちょっと生あったかいけれど、とても美味しかった。海渡も夢中で食べていた。
帰りは伊賀の里「モクモクファーム」という自然農園で、ミニブタと遊んだり、ソフトクリームを食べたり。ここはついこの間、私の弟夫婦と来てたっぷり遊んだばかりだったので、あまり動かずにソフトクリームをゆっくり食べようということだけで・・・(笑)時間もなかったし(実際、1時間じゃ遊べない)
海渡にとっては、初めてのバス旅行だったけれど、泣いたりぐずったりもなく、おとなしくお父さんと隣同士座って楽しんでいた。「お利口さんだねぇ」と周りの人たちにほめられて、ちょっと得意げだった。
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