ちょっと成長振りを・・・・・
最近、また言葉の数が増えたようで季節柄「ツリー」と「サンタさん」を覚えた海渡。発音は相変わらずはっきりしないが、ツリーを「ンリー」サンタさんを「ンタ、アン」という風に言っている。状況に応じた言葉も良く出るようになった。外出から家に帰ると大きな声で「まー(ただいまー)」、パパが帰ってくると「パパ、りー(パパ、おかえりー)」、ゴミ収集車の音がすると「ブーブー、来た」、お出かけしたいときはハンドルを握るまねをしながら「ブーブー、行く?」と言う。「無い」「いっぱーい」「かわいー」「貸して」「もうっかい(もう1回)」などもよく言うようになった。「い、や、だ」とはっきり言って驚くこともある。意味不明の長〜い文章?も多い。勝ち負けは分からないけれど、じゃんけんぽんと言うとぐーちょきぱーのどれかを考えて出している。カラー積み木を見せて「これは何色?」と言うと「んか(あか)」「あお」など答えてくれる。色の概念は何とか分かるのかなというところ。
トイレは自分で行くようになってきた。トイレに入って自分で便座を上げ、ズボンとパンツを下ろし、立ったままおしっこをして、水を流し、手を拭いて、「出た〜」と言いながらズボンとパンツを下げたまま嬉しそうに歩いてくる。ウンチの時はさすがに「ンチー」と言いに来る。 お茶碗を左手に持ち、右手でスプーンを上手に使ってご飯が食べられるようになった。知らない間にフォークも上手になっている。お姉ちゃんのまねをしてお箸にも挑戦している。
服を着るのは上手になってきたが、脱ぐほうが今一つ。ズボン、パンツはOKだけれどどうも上の服が一人で脱げない。ついつい私がバンザイさせて脱がせてしまうからだと思う。靴下、靴もまだ一人では無理のようだ。当然、保育園ではバレーシューズも先生に履かせてもらっていると思う。来年度、今の保育園を退園して、地域の保育園に年少で入るので、服の脱ぎ着と靴を履くことを何とか一人で出来るようにさせたい。
・・・と思いつつずぼらな母はどこまでやれるか自信が無いなぁ。
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■ 「POCO A POCO(ポコ ア ポコ)」クリスマス会 |
1999年12月26日(日) |
津島市にあるダウン症児親の会「POCO A POCO(ポコ ア ポコ)」のクリスマス会に参加させてもらった。海渡と同じ平成8年生まれの子が多く、久しぶりに海渡と同じ年のダウン症の子どもたちに会えて嬉しかった。何といってもとにかく可愛い。
海渡はどちらかというとダウン症の中の3歳児としては大きい方らしく、皆びっくりしていた。保育園で健常児の3歳児の中では小さい方なので、ちょっと意外だった。そうか大きい方なんだ・・・。また、おむつが取れていることにも、他のママたちには驚きのようで「どうやって取ったの?」と質問されたりもした。 海渡はここでも女の子が気になるらしく、声をかけたりお菓子をあげたり・・・・。
男の子には殆ど無視だったなぁ。それどころか、おもちゃを取られて怒って追いかけていた。女の子のほうがおとなしくて優しいから好きなのかな? 以前からいろいろと親切にしてもらっている小島さんたち3人が、おもちゃ図書館を作ったということで、来年には是非そちらにも遊びに行きたい。
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病院の薬のお陰か、暖かい部屋にいるせいか、鼻水はかなり良くなって来た。風邪を引くたびに鼻水が長引くのはダウン症だから仕方がないと思っていたが、昨日、母と電話で話しているときに肌着の話になり、保育園では海渡は半袖の薄い肌着とトレーニングウエアだけだと言ったら 「そんな薄着じゃ風邪を引くに決まっている」 と叱られてしまった。
母が言うには、普通の子供は走り回って暖かいけれど、海渡はまだそんなに動き回れないし、身体も丈夫じゃないんだから暖かいものをきせなさい・・・という訳だ。うーん、確かに言われてみれば海渡は走れないので汗をかくほど動き回れない。風邪を引きやすいのに半袖の薄手の肌着一枚じゃ、やっぱり寒いのかな?保育園で仕事をし出して、子どもたちの着替えも手伝うけれど、けっこうみんな長袖のシャツやタイツ(男の子でも)を着ている。もちろん、薄着の子供もいる。私は子供は薄着で充分と思っていたけれど、海渡に関してはやっぱりもう少し気にかけないといけないだろうか。
・・・そんなわけで、今日、早速長袖のキルティングの肌着を買ってきた。明日からこれを着せて保育園に行かせようと思う。ついでに長男の分も長袖のシャツを買ってきたが、長男は見るなり「 こんなの誰も着てねぇよ」 と言った。そんなぺらぺらのTシャツにトレーナーだけじゃ、やっぱり寒いんじゃない?いいから着て行きなさい・・・と言っておいたが果たして着てくれるかな?今まではそんなことに無頓着だったのに、急に他の子供の肌着が気になって仕方がない・・・・みんなどんなの着ているのかな。
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海渡も私も風邪がなかなかすっきりと治らない。海渡はとにかく鼻水がひどくてズルズルだ。元気なのでまあいいかと思いつつ、やっぱり気になるので、病院で薬をもらってきた。
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7日の火曜日から私も風邪で寝込んでしまった。昨日あたりからやっとパソコンの前にも座れるようになったが、本当にしんどかった・・・・。海渡は7日からは熱も下がってきていたが、咳がひどかったので保育園はそのまま休んでいた。親子で1週間休んでしまった。明日からはまた保育園がんばろうね。
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夜中も熱が高く、39度5分を越えたので座薬を入れた。薬が切れるとまた38度を超えて苦しそうに起きてしまう。アクエリアスを飲ませると少し落ち着いてまた眠る。
朝も熱は引かず、保育園は親子でお休みした。病院へ連れて行き、座薬とのみ薬をもらう。
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朝起きたときから元気がない。いつまでも布団の中から起きてこようとしない。おでこを触ってみると少し熱っぽい。ここのところ鼻水が出ていたけれど、とうとう熱が出てしまったらしい。日曜で病院はお休みなので、一日おとなしく家で過ごした。
夕方には熱が39度を超えた。さすがに39度となると辛そうに肩で息をしている。しかしすぐに38度台にさがり、そうなるととたんに起きて遊び出す。その繰り返し。明日は保育園はお休みだね。
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稲沢のアピタへ買い物に行った。クリスマス一色で海渡は大きなツリーを見ると、走り寄って行く。海渡はダンシングサンタが大好きで、見かけると一生懸命手を叩き、一緒になって踊っている。そのせいか近頃は普通のツリーや陶器のサンタを見ても手を叩く。端から見ると柏手を打って拝んでいるみたいで面白い。 私が買い物をしている間、プレイコーナーで遊んでいた海渡は、パパの報告によると、女の子を見かけると側へ行って話しかけていたそうだ。女の子が怪訝そうにして行ってしまうとまた違う女の子に海渡語で話しかけていたらしい・・・・・何故か女の子ばかりだったそうで、3才にしてナンパ????
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今日、海渡は一人でトイレに行っておしっこをした。
私の知らない間にトイレに入り、おしっこをしてズボンを上げながら戻ってきたのだ。そしてひとこと「ちー、でた」と言った。パンツを見ると前がおしっこで少し濡れていた。それでも「すごい!ひとりでおしっこできたの?」とほめまくった。海渡は照れながら満足そうにニコニコ顔。前にも書いたように背伸びをして、やっと便器にオチンチンが届くようになったが、もう少し楽におしこが出来るように少しだけ足元が高くなるように木の箱を置くことにした。
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この頃の海渡はおしゃべりだ。以前は言葉と言えば 「ママ」 「ジューシュ」 「チー(おしっこ)」 くらししか日常では使わなかったのに、最近長い文章でしゃべっている。と言ってもそれが意味不明、読解不能で何を言っているのかさっぱり分からない。最後に必ず「ね?」と同意を求めるのでこっちも「ね!」と返事をしてやるのだが、いったい何が「ね?」なんだろう・・・・・。
身振り手振りも交えて一生懸命しゃべっている姿はとても可愛いんだけれど何を言っているのか知りたい。でも、この間たったひとつ分かったのが、パパにアイスクリームをもらって「パパ〜、と〜、まちゅ〜」。これは訳すると「パパ、ありがとう、いただきます」となる(笑)
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今日から保育園では2歳児もシューズ(上履き、バレーシューズですね)を履くことになった。15センチの小さな小さな真っ白なバレーシューズ。左右間違えないように靴を合わせた親指のあたりに大好きな「しまじろう」の顔を描いてやった。左右ぴったり合わせるとしまじろうの顔になる。今日の連絡帳には海渡が嬉しそうにシューズを履いて歩き回っていましたと書いてあった。歩いたときの足音が気に入ったらしい。家でも初めて履かせたときはとても嬉しそうに笑って歩いていた。「お兄ちゃんになったみたいだね。」と言うと恥ずかしそうな顔をした。
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