保育園のお迎えの時のこと、階段を上っていると3階の踊り場から「カイちゃん、おいで〜」という先生の声が聞こえてきました。何度も同じ声かけがするので「はは〜ん」とのぞいてみるとれんげ組のお部屋の前で座ったまま動こうとせず今にもべそをかきそうな海渡がいました。4時半になると3階から2階のお部屋に移動するのですが、他の園児たちはみなめいめいが手すりにつかまったり、後ろ向きはいはいで、自分で降りてきます。海渡は階段が大嫌い・・・と言うよりも怖いのだと思います。「お隣のお部屋に移動するときは、はいはいで自分から移動するのですが、下のお部屋に移動するのは階段があるのを分かっていて嫌がるんです」 と先生はおっしゃっていました。もう一度先生が呼ぶと、先生の側にいた2,3人のお友だちが海渡のところまで走っていき、「さあ、カイちゃん、行こうよ」とでも言うように海渡の手を引っ張っています。海渡は嫌がって抵抗していましたが、私を見つけると今にも泣き出しそうな顔で両手を差し出して「抱っこ」のポーズ。やれやれ。みんな頑張って、階段降りているのになぁ。
帰りの車の中で、海渡は後ろの座席で立ち上がって後続車に愛嬌を振りまくのが好きです。今日も私につかまりながら立ち上がり、後ろのガラスから見える相手に笑いかけています。車だと思いひょいと振り返ったら、ヘルメットをかぶったバイクのお兄さん?でした。バイクのお兄さん?は私達の車を追い抜いてずっと前へ走り去って行きました。と、同時に海渡は「っちゃった」と言って座りました。「今、行っちゃった、って言ったね、海渡」と運転している母が言いました。海渡は時々、こんな風に私たちをびっくりさせてくれます。
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ここのところ、海渡の体調がとても良く、熱はもちろんのこと、目やにも鼻水も出ていません。 今まで体調が悪かったり、お天気が悪かったりで、なかなか保育園のプールに参加できなかったのですが、今日何とか2回目のプールに入れました。 初日、先生から歩けない海渡の場合、みんなといっしょにでは危ないかもしれないので、海渡だけみんなとは違う小さなプールに一人で入ることになりますが・・・というお話があったときは、仕方がないと思いながらも淋しいものがあったのですが、2回目の今日は、お水を少な目にして、みんなと同じプールに入れて頂けたそうです。海渡もみんなと一緒で嬉しそうにしていたそうです。ただ、お座りしたまま動こうとしないので、時々保母さんがお水から出して体が冷えないようにしてくれたそうです(感謝感謝)。
近頃の海渡は、用があったりするとよく「ママ〜、ママ〜」と私を呼びます。 キッチンで洗い物をしていたら「ママ〜」と声がするので行ってみると、コンセントから抜け落ちたシェーバーを指さしてなにやら喋っていました。どうも「落っこちちゃった」と言っているようです。触っていたら充電していたコンセントから抜け落ちたんでしょう。
また、はいはいで側に来て私の顔をのぞき込み「ママ」と言うこともよくあります。そんなときは必ずはっきりと「はあい、ママですよ」と返事してあげるとにっこりと笑っています。 そんな他愛もない何気ない一瞬が大好きです。
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今日、上の子たちは一宮市の「七夕まつり」に行きました。一宮市には私の弟夫婦が住んでおり、萌ちゃん(小3)、あさぎちゃん(年中)といういとこがいます。海渡はお昼寝と重なってしったこともあり、私と留守番です。 お昼寝に付き合いながら、昨日仕事の帰りに買った本を読みました。宇都宮直子著「神様のくれた赤ん坊」と同じく宇都宮直子著「神様のくれた赤ん坊 茉莉子は小学1年生」です。何日か前には買わずに帰って来たと書いたけれど、気になって本屋さんに寄って、2冊とも買ってしまいました。「神様のくれた赤ん坊」は文庫本で「神様のくれた赤ん坊 茉莉子は小学1年生」はその続編(ハードカバー)です。首や心臓に合併症はあったものの、小学校へ上がる前にはひらがなが読め、おしゃべりも上手に出来る茉莉子ちゃんの成長がよく分かります。思わず涙が溢れそうになる場面もあって、通勤の地下鉄の中で読んでいた私は涙をこらえるのに、苦労することもありました。
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■ 昨日から^プール遊び |
1998年07月24日(金) |
昨日の保育園で(書き忘れていました)初めてのプール遊びがありました。 顔に水がかかっても嫌がらず、大喜びだったそうです。「わぁ〜」という歓声もあがり上機嫌だったとか、体調が良くなって何度も出来るといいね。
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■ 2歳のお誕生日前夜 |
1998年07月20日(月) |
海渡は、昨日午後の3時半から7時半まで眠り続け、夜は元気いっぱいでした。さすがに夜遅くなっても寝てくれず、結局11時すぎに眠りましたが、今朝は6時前から起きていたようで、「おいし、おいし」と食べ物を要求しながら私をつついていました。つんつんつつかれながら「おいしおいし」の声に目が覚めて後ろを見たら、海渡がすわっていて、にこっと笑いました。「やっと起きてくれた」とでも思ったのでしょう。朝食後のウンチはやっぱりゆるかったのですが、日中は下痢もなく、元気そのものでした。鼻水も咳も無く、風邪からくる下痢なのか、食あたりなのか、よくわかりません。
今日は「海の日」です。本当なら、2年前のこの日に海渡は生まれるはずでしたが、微弱陣痛のため20日のうちに生まれず、翌日(7月21日)早朝の出産となってしまいました(惜しかったなぁ)。長男の時も微弱陣痛で、破水していたので陣痛促進剤の点滴を使用しました。長女の時は8ヶ月から逆子になってしまいましたが、二人目でもあるし、単臀位(お尻が下でうずくまっている)だったので逆子のまま出産、でもやっぱり微弱陣痛で朝から夕方まで手術台(帝王切開になってもいいように普通の分娩台ではなかった)の上で陣痛とつきあっていました。やっと生まれると思ったら、へその緒が結ばれていて(どうやら胎児(マリカだ(^^;)がうんと小さかった頃に自分でわっかになったへその緒をくぐって結んでしまったらしい)胎児が産道を通るとそれがきつく結ばれてしまう結果になって、心音が止まって、大騒動になってしまったのでした。生まれたマリカは産声をあげず、私の頭の中真っ白になってしまいましたが、幸い待機していた小児科の先生方の処置が早かったので、何事も無く無事に育っています。
3人目の海渡もやっぱり微弱陣痛でしたが、3人目にして初めて、陣痛促進剤を使わず、自然に産むことが出来ました。3人目だし、小さかったので(2396グラム)切開も無く、いきみ無し(^^;)で生まれてしまい、すっごく楽なお産でした。分娩後も一晩眠っていなかったにもかかわらず疲れもなく、歩いて病室まで帰ったっけ。その翌日、ダウン症の可能性が高いとの告知があって、天国から地獄へ真っ 逆さまとなりましたが、今となっては遠い日の出来事のようです。
2年後にこんなに可愛くなった海渡と一緒に手遊びしたり、おしゃべりしたり出来るなんて、夢にも思っていませんでした。こんなにかけがいのない、無くてはならない存在になるなんて、想像出来なかったです。今は海渡との毎日が楽しくて仕方がないし、いとおしくて仕方がありません。これから先、どんなハードルや困難が待っているか分からないけれど、楽しいことや嬉しいこともたくさんあるであろうと考えると、ワクワクしたりしてしまいます。ちょっと楽観的過ぎるかも知れませんが、これくらい明るい未来を想像してもバチは当たらないよね。
あ、12時を回った。海渡くん、2歳のお誕生日おめでとう!!
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土曜日の夕方から機嫌が悪くなり、食事もそこそこにお風呂に入り、やっと寝付いたと思ったら、深夜から下痢ピー状態になりました。水のような下痢便で1時間ごとに出ます。機嫌も悪く、なかなか 寝付きません。ちょっと眠ったかなと思ったら、ゴロゴロという音がして・・・・・・・オムツの背中までもれてしまい、そのたびにパジャマを着替えました。水分を欲しがるのですが、たくさん飲むと咳き込 んで結局飲んだ量以上に吐いてしまいます。そんなことをくり返していたら、いつの間にか夜が明けてしまいました。あぁ、私も眠れなかった。 今日は日曜日なので病院はお休み。これ以上悪くなったらどうしよう・・・・・脱水症状?入院?そんんな言葉が頭の中をよぎりました。単なる、下痢ですぐよくなるといいのですが・・・・・・・ 午前中はぐったりとして、それでも下痢の間隔が夜よりは長くなっていました。興味にあるオモチャには起きあがって寄ってきます。でも、しんどそうです。 眠ったの見計らって、薬局で薬と赤ちゃん用のイオン飲料を買ってきました。幸い、ここのところ薬嫌いだった海渡も下痢止めの薬は飲んでくれてホッとしました。薬が効いたのか、日中は下痢も収まり、機嫌良く遊んでいました。午前中かなり長いこと眠っていたのに、また3時すぎから眠り続けています。
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今朝も「おしっこ、ちーする?」と声をかけたら、オマルを洗面所からハイハイで押して運んで来ました。でも、声をかけるのが一歩遅かったらしく、オムツの中にたっぷりしてあって、それでもオマルに腰掛けてじっとしていましたが、そのうち自分から降りてきました。上手に一人で降りて来たのは初めてです。
保育園からの帰りの車の中で珍しく眠ってしまいました。どうも様子がおかしいような・・・・帰宅してから咳き込んだと思ったら、吐いてしまいました。でも、その後は元気。
今日は、マリカの歯医者さんの日だったので、実家の母に留守番してもらって、マリカと出かけました。2,3日前から「あと○日で歯医者だ、行きたくなあい」と指折り数えていたマリカですが、ちゃんと歯磨きして待っていました。そしてしぶしぶ、いやいや、仕方なく・・・という感じで私のあとを歩いてきました。歯医者が終わって、ついでに途中のスーパーで買い物をして帰ったら、もう6時を回っていました。部屋の中を見回すと、今朝取り込んだ洗濯物があっちこっちに散らばって、おやつに食べたお菓子も散らかって、勿論、オモチャや絵本、幼児雑誌も散らかって、もうプッツンしそうなくらいの散らかりよう。しかし、それよりもご飯の支度です。あとで片づけよう・・・・ふう・・・・・
仕事をしだして、とにかく洗濯が追いつかないのです。 家族5人分の洗濯物、7キロの洗濯機で、3〜4回はあるのですが、1回に40分かかるので、どうしても出勤前の時間内では全部洗って干せない。仕方なく、回すだけ回して帰宅してから干して、そのあいだ、また回す・・・・。なんか、家にいる間中洗濯している私です。取り込んで畳んでしまって・・・ もついつい滞りがち。いつも部屋のすみに取り込んだ洗濯物の山があります(笑)共働きの家庭で はどこもこんなものでしょうか・・・・・うちだけかもしれない(^^;)
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今朝、海渡は元気いっぱい。私が目を離したすきに洗面所に置いてあったオマルを押しながらハイハイして来ました。「おしっこなの?チーする?」と聞くとオマルの中を指さして「ジッジッジ」。座らせるとおしっことウンチをしました。そして「でた、でた」と言いながら満面の笑顔。体調も戻ったようです。 保育園にも元気に登園、一日元気だったそうです。連絡帳によるとお友だちの押してきたワゴンが当たって泣きだしたけれど、他のお友だちが頭を撫でてくれて立ち直ったそうです。 お帰りの時は、先生、お友だち、そしてお部屋を出てから出会う、他の先生方にも必ず海渡から手を振っています。どの先生方も海渡のことを知っていて、「カイちゃん、バイバイ」と言ってくれて、海渡は沢山の方に可愛がられているんだなぁということがよく分かります。 車に乗るとき、ちょっと抵抗しました。保育園のほうを指さして、「あっちあっち」と言います。もしかしたら、まだ帰るのがいやだったのかな???
海渡は今のところ、虫歯が一本もありません。生えている歯は全部で14本です。ありがたいことに歯磨きを嫌がらず、毎晩歯ブラシを持たせると自分で磨いたあと、仕上げ磨きを素直にさせてくれています。ところが、今夜はどういう訳か仕上げ磨きをしようとしたらベロをちょっとだけ出して口をつぐんでしまい、「やだ」と言いました。「やだ」という言葉を初めて言ったのは嬉しかったのですが、歯磨きさせてくれないのは、困ります。歌を歌ったり、こじ開けたりで何とか磨きましたが、早くも反抗期かな?
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朝、出勤してすぐに保育園から電話があった。やっぱり熱が出たそうで、38.3度とのこと。まだ、始業時間にもならないうちに早退?となってしまった(涙) お部屋に行くと、海渡は畳スペースでお座りしてうつむいていた。「海渡くん」声をかけると顔を上げ、嬉しそうに笑って両手を差し出した。その手はとても熱く、眼もうるんでいて、しんどそうだった。・・・・・が、家に着いたら具合が良くなったらしく、遊ぶこと遊ぶこと・・・。 熱も下がって、いつもの海渡にあっと言う間に戻ってしまった。あの熱はいったい何だったんだろう。
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あわただしい朝の家事に追われていたらベランダの方から「ママ、ママ」と声がします。サッシを開けてみたら・・・・・・プランターの土を半分以上出してしまい、穴の空いたプランターの中から片足出して、苦しそうに身動き取れない海渡がいました・・・・・・・・・。 「何やってんの、もう!」よだれや、鼻水に土は付いているし、手足も土だらけ。後少しで保育園に行かなくちゃいけないのに、まったく!!! それにしても、どうして子供って「箱」の中に入りたがるんでしょう。段ボールは勿論、かごでも何でも何でも入りたがりますよね。これは海渡だけじゃなくって上の子たちもみんなそうでした。この間から、発泡スチロールの箱がお気に入りだった海渡はこの中に自分から入っていって、いつまでも機嫌良くしていました。それにしても、ベランダのプランターの土をどうにかしないと。
保育園の海渡のお部屋のれんげ組は3階にあります。他の子供は1階で靴を脱ぎ、一人で3階まで階段を登ります。ハイハイの子ははいはいで登って行きます。夕方は時間になると、3階の子供たちは2階に移動しますが、その時もみんなそれぞれ自分で降りて行きます。保母さんたちは根気良く子供たちを励ましたり、誉めたりしながらめったなことでは手を出さずに、降りてくるのを見守っています。海渡は最初、階段を非常に怖がって嫌がったり怒ったりしていましたが、今日久しぶりに降ろしてみたら、まったく嫌がらず、私の手につかまりながら、自分から登ろうとしました。自分の脚力で上がるというよりも、まだ私に引き上げてもらう形でしたが、3階まで何とか登れました。とても満足そうな表情をしていました。きっと、毎日お友だちが登ったり降りたりしているのを見ているから、自分もやってみようという気持ちになれたのでしょう。
連絡帳には園庭での朝の体操を、人工芝に座り両手を動かして参加して楽しそうだったと書いてありました。朝の体操が見てみたい!と思わず呟いた私でした。
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昨日の11日(土)は、海渡の保育園の「夏まつり」でした。主催は保護者会です。私、なんと保護者会の役員です。「保育園の保護者会役員」って何するのか分からないまま引き受けてしまって、役員会やらなにやらで早退することもありますが、楽しいことも多く、普段は見えない保育園の舞台裏なんかも見られます。 夏祭りは4時から8時までですが、役員はその準備があるので2時から保育園に集まりました。 第2土曜ということもあって、リュウヘイとマリカも一緒に行き、準備の間保育室で他の役員さんの子供さんたちと一緒に遊んでいてもらいました。約2時間、たっぷり遊んだ海渡は、夏祭りが始まったとたんに眠くなってしまって、ホンの少しゲームをしてお祭りを一回りしたあと、終わるまでぐっすりと眠ってしまいました。私は「ジュース売り」という仕事があったので、リュウヘイとマリカはそれ ぞれあっちこっちでゲームをしたり、わたあめ、とうもろこし、アイスクリームにジュースを飲んで、楽しい夜だったようです。
かなり前から海渡は、私の両手の人差し指を握って自力で立ち上がります。そのままよちよちと歩くことも上手になりました。今日もそうやって立ち上がりましたので、いつものように「離すよ、離すよ」と言ったところ、驚いたことに自分から私の指をぱっとj離しました。そして、ほんの一瞬だけど一人で立っていました。「やったやった!」と拍手して大げさに驚いてやると、嬉しそうに私を見ていました。「立ちたい」という気持ちはやはりあるんですね。 四つん這いになったとき、膝をピンと伸ばしていることもよくあり、そのまま床から手を離せば立ち上がれそうなのにということもよくあるのですが、今日、座っていた私の足に手をかけたかと思うとお尻を持ち上げて膝を伸ばしました。そし手を私の足から離したのです。数秒だけでしたが自分の足で、前屈みですけど、立って?いました。一人で立ち上がることに、自分から挑戦している、そんな感じがします。もうすぐなんだっていう予感がします。
言葉の面では、偶然かも知れませんが、寝転がっていた兄を指さして「ニイチャン、イタ」と二語文らしい言葉が出ました。私には確かにそう聞こえましたが、このニイチャンが言葉が遅く、二語文が出だしたのが3歳を過ぎてでしたから、何だか信じられません。
今日は、おばあちゃんのうちに行きました。興奮したのか、お昼寝の時間になってもいっこうに寝ようとしない海渡はとうとう、お昼寝しないまま帰宅して夕食となってしまいました。食事中もぐずるので、これは早くお風呂に入れないと寝てしまうと思い、そのまま入浴となりました。 そして「頭ゴシゴシするよ〜」という私の言葉にいつものように顔を上に向けて目を閉じた海渡はそのまま眠ってしまいました。大急ぎでお風呂から出てパジャマを着せました。もうすっかり熟睡です。歯磨きできなかったけど、ま、いいか。お休み海渡、明日からまた保育園がんばってね。
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9日の夜中、マリカが発熱と嘔吐。今朝もぐったりとしているので、学校はお休みにした。そうしたらリュウヘイまで「頭が痛い」と言って元気がない。結局、3人ともお休みとなった。実家の母に来てもらい、私は午後から仕事に出かけた。月・火と海渡の発熱で欠勤、水曜日は普通に出勤したけれど、木曜日は保育園からの電話で早退、おまけに今日金曜日は午後から出勤で、しかも明日の土曜日は欠勤というとんでもないパート社員の私。クビになる日も近いかしら(^^;)
リュウヘイの具合は良かったそうで、マリカもひたすら眠って何とか回復していた。海渡も夕方少し熱があったけれど、元気とのことで、バトンタッチで母は帰っていった。やれやれ。
いつもなら退社すると、保育園へ直行だけれど、今日はほんのちょっぴり道草をして、名古屋駅の近鉄鉄パッセのブックコーナーへ寄ってみた(お母さん、ゴメン)。ノンフィクションのコーナーでふと目に止まったのが「神様がくれた赤ん坊 茉莉子は小学一年生」宇都宮直子著(不正確かも)。本のオビに「ダウン症」という文字があった。ぱらぱらと立ち読みをして、買おうかどうしようか散々迷ったけれど、結局今日は買わなかった。以前はこういう本はむさぼるように読んだけれど、どうして買わなかったのか自分でもよく分からない。 今は家にある関連の本もめったに開かない。 それだけ今現在の海渡に大きな問題が無いからかなぁ・・・・・。それなりに平和にすぎているから、「障害」の部分から目をそらしているのかな、一種の現実逃避かもしれない。
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■ 他者とのかかわり |
1998年07月08日(水) |
朝、海渡を抱っこして保育園のお部屋に入り、畳スペースに海渡を降ろしたとたん一人の女の子が寄って来て「カイちゃ〜ん」と言って海渡を抱きしめました。これには私もびっくりしました。抱きしめられて海渡はちょっぴり嫌がっているようですが(^^;) 海渡は女の子にもてるタイプなのかな?
帰りに迎えに行くと、先生が「お帰りの歌の踊りをやってくれるようになりましたよ。」と教えてくれました。家でも歌うと、お手手をひらひらさせておじぎをしました。とにかく、手ぶりを交えた踊りが大好きな海渡は、テレビの「おかあさんといっしょ」の「あ・い・う」も大好きです。走り回るところは、座ったまま足をバタバタさせながらお尻を支点にぐるぐる回ります。きっと海渡にしてみれば、これが精一杯走っているパフォーマンスなんでしょう。ジャンプするところも一生 懸命、上半身だけ上下に動かしています。こういうのを見ていると、早く走ったり、ジャンプしたり出来るといいのにねと、ちょっぴり不憫に思ってしまいます。
今日はお兄ちゃんが学校のキャンプでいないので、子守が一人(お姉ちゃん)しかおらず、家事がはかどりませんでした(まあ、いつものことですけど)。ベランダに出ればついてきてプランターの土を放り投げて自分も砂まみれになるし、洗い物をしていれば水が触りたくて足下でうるさいし、お風呂の掃除をしようと思って洗面所に行けば、これまた水に触りたくてうるさい。教育テレビをおとなしく見ていてくれないので、本当にこの時間は大変です。必然的に手抜きだらけの夕食となります(まあ、ずっと前からそうなんですけど(^^;)
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今日は七夕。海渡の熱もおさまり、鼻水だけとなりました。でも、念のため、保育園はお休み(ついでに私の仕事も)。
最近の海渡は何か要求があると、指さしと同時に言葉も一緒に出ています。 一番出るのが「あっち、あっち」です。「あっち」というのは「お姉ちゃんの部屋」のことで、両腕を出して抱っこを要求(この時は言葉無し)して抱っこされるとお姉ちゃんの部屋の方向を指さして「あっち、あっち」と言います。お姉ちゃんの部屋にある電子ピアノが引きたい、いえ触りたいんです。毎日、欠かさず1回はピアノの前に座り、海渡なりにピアノを楽しんでいます。あらかじめ録音されているデモミュージックのスイッチを自分で押して、その音楽に合わせて両手を動かしてまるでピアニストになった気分でしょうか。ちなみに曲目はショパンの「英雄ポロネーズ」です(^^;)
次に出る言葉は「おいし」(おいしい)です。これは「食べ物」のことです。お腹がすいたときにテーブルを指差し「おいし!おいし!」と言います。食べている最中にたま〜に「おいし!」と言うときもありますが、大抵無言で食べています。このごろのお気に入りは、お魚類で鮭の塩焼き、鯖の煮付け、ますの塩焼き、なんでもOKです。今日はシラスが気に入ったようで、何度もテーブルの大根おろし の器を指差して「おいし!おいし!」を連発していました。ちょっと塩分取りすぎかな???
次はオマルでおしっこやうんちをした後に、「でたでた!」。 文字通り「出た出た」のことです。「出た?出た?」と何度もしつこく聞くので覚えたんだと思います。 「あった」と言うこともあります。あと、「あい!」というお返事?と「お〜し!」というかけ声?もよく出ます。人に何かをあげるとき(例 えば保育園の給食で嫌いなものを隣の子に上げるとき)に「あい!あい!」と言ったりするそうです(^^;)
「お〜し!」は待ちかねたものが出てきたときに思わず出てくるようです。オモチャとか触りたくて仕方が無かったものとかが目の前に出てくると「お〜し!お〜し!」となります。何が「お〜し!」なんだかよく分かりませんが(笑)明日はお兄ちゃん(小5)のキャンプです。寝る前にてるてる坊主を作っていました。晴れるといいね。
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昨夜、鼻が詰まってぐずりっぱなしで夜中に何度も起きた海渡。 案の定、朝になると熱がありました。ああ、また保育園お休みかぁ・・・ 8時すぎに保育園に電話をいれ、9時半に私の会社に電話をいれました。 その間に2度吐いて、海渡も私もゲボまみれ・・・・・抱っこしていたら、突然咳き込みながら吐き出して、治まるまで背中をさすってやるしかありませんでした。 その後小児科へ。その頃にはすっかり機嫌が良くなっていて、診察室でも素直にお腹を出し、背中を出し、もう一度前に向かされたとき、海渡はなんと「あ〜ん」と大きな口を開けました。次に何をするか覚えていたんですね(^^;) でも、あの銀色のヘラを見たとたん、貝のように口をつぐんでしまいました。 単なる風邪ということで、薬をもらいました。やれやれ・・・・・
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■ 初めての保育参観 |
1998年07月04日(土) |
今日は初めての「保育参観日」でした。お隣のたんぽぽ組と合同ということで、いつもより子供たちの数も多いせいか、はたまたお父さんお母さんが来ていて落ち着かないせいか、とても賑やか(泣いている子もちらほら)なお部屋でした。 出席を取るんですね〜(^^;) ひとりひとり名前を呼んで手を挙げている子もいたし、聞いてない子は保母さんが手を取って上げていました。海渡は家では名前を呼ばれるとちゃんと手を挙げるのですが、この日はこちらばかり見て全然先生の言うことを聞いてなかったので、側の先生が手を取ってあげていました。出席のあとはおやつです。バナナが出て来て、みんな上手に皮を剥いて食べていたのでびっくり。海渡のバナナはすでに皮が剥いてありましたが、海渡クン食欲がないのか、こちらが気になるのか食べる気がゼロで、一口も食べませんでした。あとで先生が「いつもなら食べない時はポイッと放ってしまうのですが、今日は放らなくて良かったです」と仰っていました。 先生の歌や、エプロンシアター、手遊び、絵本、どれも海渡は興味深げにじ〜〜っと(ぼ〜っと?)見入っていました。歌は拍手をしたり、体を揺すったり、一番楽しそうでした。 自由遊びでは、他の子供たちのように「ままごと」が出来ず、ひたすらおもちゃを放り投げていました。見かねて、私がお茶碗にスプーンを入れて「これをパパにどうぞしてきてね」と差し出すと、両手でお茶碗を持ちお尻を使って移動してパパのところまで持って行きました。他の子供たちに比べればうんと幼い海渡ですが、彼なりに保育園生活を楽しんでいることがよく分かりました。帰りの車の中ではすぐに眠ってしまいました。
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仕事を初めてから、なかなかパソコンの前に座る時間がとれなくなってしまいました。「保育園日記」も「このごろ」も滞りっぱなしの日々が続いており、いろいろと考えて「保育園日記」と「このごろ」をくっつけてしまうことにしました。保育園のこと、日常(と言っても朝と夜のわずかなあわただしい時間しかないのですが)のこと、きょうだいのこと、ついでに私自身の気持ちなど、すべてここに書いておこうと思っています。ずっとマイペースですが、おつき合い下さい。
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